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くれ【呉】🔗🔉

くれ【呉】 広島県南部の市。広島湾に面し,江田島に対する。戦前は海軍工廠(こうしよう)がおかれた軍港。現在は呉港を中心に重工業が発達。

くれぐれも【呉呉も】🔗🔉

くれぐれも【呉呉も】 (副) 念を入れるさま。「―お気をつけ下さい」

くれしげいち【呉茂一】🔗🔉

くれしげいち【呉茂一】 (1897-1977) 西洋古典学者。秀三の長男。東京生まれ。東大教授・イタリア公使。「イーリアス」「オデュッセイア」をはじめとするギリシャ・ラテン文学の作品を翻訳。

くれしゅうぞう【呉秀三】🔗🔉

くれしゅうぞう【呉秀三】 (1865-1932) 医学者。江戸生まれ。東大教授。日本における精神病学の発展,精神病院の近代化に尽力。シーボルト・華岡青洲などの伝記も著す。

くれだいがく【呉大学】🔗🔉

くれだいがく【呉大学】 私立大学の一。1994 年(平成 6)設立。本部は広島市安佐南区。

く・れる【呉れる】🔗🔉

く・れる【呉れる】 (動下一) (1)他者がこちら側へ物をよこす。「君が―・れた万年筆」 (2)他者に物を与える。さげすんだ言い方。「つり銭を―・れてやる」 (3)(補助動詞) 他者が話し手に,好意的に…をする,の意を表す。反語的にも用いる。「食事に呼んで―・れた」「とんでもないことをして―・れたな」

ご【呉】🔗🔉

ご【呉】 (1)中国,春秋時代の列国の一(?-前 473)。長江下流域を領有。楚(そ)・越と抗争し中原進出をはかったが,闔閭(こうりよ)の子夫差(ふさ)の時,越王勾践(こうせん)に滅ぼされた。 (2)三国時代の王朝の一(222-280)。都は建業(今の南京)。孫権が江南に樹立。西晋に滅ぼされた。 (3)今の江蘇省のうち長江以南一帯の地名。

ごいぎょう【呉偉業】🔗🔉

ごいぎょう【呉偉業】 ⇒呉梅村(ごばいそん)

ごえつ【呉越】🔗🔉

ごえつ【呉越】 中国,春秋時代の呉と越の国。

ごえつどうしゅう【呉越同舟】🔗🔉

ごえつどうしゅう【呉越同舟】 〔孫子〕 仲の悪い者どうしが同じ場所にいること。また,行動をともにすること。

ごおん【呉音】🔗🔉

ごおん【呉音】 日本における漢字音の一。漢音の渡来以前に朝鮮半島経由で伝来した,中国南方系の字音に基づくといわれる音。「男女」を「なんにょ」と読む類。仏教関係や官職名などに広く用いられた。→漢音唐音宋音

ごかのあもう【呉下の阿蒙】🔗🔉

ごかのあもう【呉下の阿蒙】 学識や人物などが,昔のままで進歩のない者。呉下の旧阿蒙。

ごき【呉起】🔗🔉

ごき【呉起】 (?-前 381) 中国,戦国時代の政治家・兵法家。衛の人。→呉子

ごけいし【呉敬梓】🔗🔉

ごけいし【呉敬梓】 (1701-1754) 中国,清の文人。長編口語小説「儒林外史」

ごこう【呉広】🔗🔉

ごこう【呉広】 (?-前 208) 中国,秦末の人。字(あざな)は叔。秦朝打倒に陳勝(ちんしよう)とともに諸将に先がけて挙兵。

ごさんけい【呉三桂】🔗🔉

ごさんけい【呉三桂】 (1612-1678) 中国,明末・清初の武将。明が滅ぶと清に降り,清軍を北京に導き平西王に封ぜられた。のち三藩(さんぱん)の乱を起こして帝位に就いたが,病死。

ごし【呉子】🔗🔉

ごし【呉子】 (1)呉起の尊称。 (2)中国の兵法書。現存 6 編。呉起の著と伝えるが,後世の偽作とする説もある。「孫子」と並んで中国の代表的兵法書とされる。

ごしゅゆ【呉茱萸】🔗🔉

ごしゅゆ【呉茱萸】 ミカン科の落葉小高木。夏,淡緑白色の小花をつける。果実は香気と辛みがあって健胃・鎮痛・駆虫などの薬用にされる。

ごしょうおん【呉承恩】🔗🔉

ごしょうおん【呉承恩】 (1500 頃-1582) 中国,明の小説家。字(あざな)は汝忠。著「西遊記」「射陽先生存稿」

ごしょうせき【呉昌碩】🔗🔉

ごしょうせき【呉昌碩】 (1844-1927) 中国清末・近代の文人画家。名は俊卿,号は缶廬(ふうろ)。昌碩は字(あざな)。篆書(てんしよ)・篆刻の大家で石鼓文を研究。絵は花卉(かき)・山水を得意とした。ウー=チャンシュオ。

ごじょりん【呉汝綸】🔗🔉

ごじょりん【呉汝綸】 (1840-1903) 中国,清末の学者・文人。曾国藩(そうこくはん)・李鴻章(りこうしよう)の幕僚を務めた。

ごじる【呉汁】🔗🔉

ごじる【呉汁】 (1)大豆をすりつぶしていれた味噌汁。 (2)⇒ご(豆汁)

ごす【呉須】🔗🔉

ごす【呉須】 磁器の染め付けに用いる藍色の顔料。主成分は酸化コバルト。天然には,青緑色を帯びた黒色の粘土(呉須土)として産出する。

ごすで【呉須手】🔗🔉

ごすで【呉須手】 中国の明代末期から清代初期に,中国南部の福建・広東地方で焼かれた,青の発色が黒みを帯びた磁器。奔放な趣の絵模様があり,素地(きじ)は厚く粗雑。

ごそしちこくのらん【呉楚七国の乱】🔗🔉

ごそしちこくのらん【呉楚七国の乱】 前漢景帝がとった呉・楚・趙など諸王の勢力を抑圧する政策に対し,紀元前 154 年呉王ら 7 王が起こした反乱。3 か月で鎮圧され,中央集権は強化された。

ごちん【呉鎮】🔗🔉

ごちん【呉鎮】 (1280-1354) 中国元末の画家。字(あざな)は仲圭。書画・詩をよくし,特に墨竹は著名。黄公望・倪(げいさん)・王蒙らとともに元末の四大家の一人。

ごどうげん【呉道玄】🔗🔉

ごどうげん【呉道玄】 中国唐代の画家。字(あざな)は道子。玄宗に仕え,唐朝第一と称せられる。生没年未詳。

ごばいそん【呉梅村】🔗🔉

ごばいそん【呉梅村】 (1609-1671) 中国,明末・清初の詩人。白居易の詩風を学び叙事詩に優れた。詩文集「梅村家蔵藁」

ごふく【呉服】🔗🔉

ごふく【呉服】 和服用の織物の総称。特に,絹織物をさすこともある。

ごふくじゃく【呉服尺】🔗🔉

ごふくじゃく【呉服尺】 江戸時代,布地を測るのに用いた単位。曲尺(かねじやく)の 1 尺 2 寸を 1 尺とする。呉服物差し。1875 年(明治 8)廃止。

ごれき【呉歴】🔗🔉

ごれき【呉歴】 (1632-1718) 中国清代の画家。字(あざな)は漁山,号は墨井道人。山水画をよくした。

呉大学🔗🔉

呉大学 〒737-0803 呉市郷原町2411-26 Tel.0823-70-3300 >>> http://www.kure-u.ac.jp/

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