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たま【弾】🔗🔉

たま【弾】 (1)鉄砲の弾丸。「―をこめる」 (2)ホチキスの針。

だんあつ【弾圧】🔗🔉

だんあつ【弾圧】 権力者が反対勢力を,武力を使っておさえつけること。

だんう【弾雨】🔗🔉

だんう【弾雨】 雨のように盛んに飛んで来る弾丸。弾丸の雨。「砲煙―」

だんがい【弾劾】🔗🔉

だんがい【弾劾】 (1)不正や罪過をあばき,責任を追及すること。 (2)身分保障された官職にある者を,義務違反や非行などの事由で,国会の訴追によって罷免し,処罰する手続き。現行法では裁判官と人事官の弾劾制度がある。

だんがいさいばんしょ【弾劾裁判所】🔗🔉

だんがいさいばんしょ【弾劾裁判所】 裁判官訴追委員会により罷免の訴追を受けた裁判官を裁判するために,国会内に設けられた裁判所。衆参両議院の各 7 名の裁判員により構成される。裁判官弾劾裁判所。

だんがん【弾丸】🔗🔉

だんがん【弾丸】 (1)鉄砲・大砲などで打ち出すたま。 (2)非常に速いもののたとえ。「―ライナー」

だんこん【弾痕】🔗🔉

だんこん【弾痕】 弾丸の当たったあと。

だんし【弾糸】🔗🔉

だんし【弾糸】 胞子を胞子嚢(のう)からはじき出す糸状構造。乾燥すると伸びて胞子をはじき飛ばし散布を助ける。

だんし【弾指】🔗🔉

だんし【弾指】 (1)〔仏〕親指と人差し指をはじいて,音を出すこと。許諾・歓喜・警告・告知などの場合に行う。 (2)〔仏〕きわめて短い時間。弾指頃(だんしきよう)。

だんじょうだい【弾正台】🔗🔉

だんじょうだい【弾正台】 (1)令制で,風俗粛正・犯罪取り締まりを行なった警察機関。ただすつかさ。 (2)1869 年(明治 2)設置の警察機関。翌々年廃止。

だん・じる【弾じる】🔗🔉

だん・じる【弾じる】 (動上一) 弦楽器を演奏する。「琵琶(びわ)を―・じる」

だん・ずる【弾ずる】🔗🔉

だん・ずる【弾ずる】 (動サ変) 弾じる。

だんせい【弾性】🔗🔉

だんせい【弾性】 物体に外から力を加えれば変形し,その力を取り除けば元の形に戻ろうとする性質。体積に関する体積弾性と,形に関する形状弾性とに区別される。→塑性

だんせいエネルギー【弾性エネルギー】🔗🔉

だんせいエネルギー【弾性エネルギー】 変形した弾性体の中に蓄えられているエネルギー。

だんせいがいこう【弾性外交】🔗🔉

だんせいがいこう【弾性外交】 1980 年代後半から台湾が推進している柔軟な外交戦略。台湾の承認,中国との国交断絶などを条件にすることなく,実質的な外交関係を強化しようとするもの。

だんせいげんかい【弾性限界】🔗🔉

だんせいげんかい【弾性限界】 固体に力が加えられて変形する時,力を除いてももとに戻らなくなるその限界の力の大きさ。弾性限度。弾性極限。

だんせいげんど【弾性限度】🔗🔉

だんせいげんど【弾性限度】 ⇒弾性限界

だんせいゴム【弾性ゴム】🔗🔉

だんせいゴム【弾性ゴム】 天然の生ゴムに加硫して,強度・弾性を補ったゴム。

だんせいしょうとつ【弾性衝突】🔗🔉

だんせいしょうとつ【弾性衝突】 衝突の前後で物体の力学的エネルギーの和が変化しない衝突。

だんせいしんどう【弾性振動】🔗🔉

だんせいしんどう【弾性振動】 弦・膜・棒・板などの弾性体に生ずる,応力を復元力とした振動。

だんせいせんい【弾性繊維】🔗🔉

だんせいせんい【弾性繊維】 動物の結合組織の基質に含まれるタンパク質性繊維の一。弾力に富み,酸・アルカリに抵抗が強い。肺に多くあってその伸縮に関与し,また動脈の血管壁や軟骨に多い。

だんせいそしき【弾性組織】🔗🔉

だんせいそしき【弾性組織】 弾性繊維を多く含み弾力性に富む組織。動脈・弾性軟骨中に存在する。

だんせいたい【弾性体】🔗🔉

だんせいたい【弾性体】 弾性を示す物体。弾性限界内の力が及んでいる物体。特にゴムのように弾性限界の大きな物質から成る物体をいう場合もある。

だんせいのほうそく【弾性の法則】🔗🔉

だんせいのほうそく【弾性の法則】 ⇒フックの法則

だんせいは【弾性波】🔗🔉

だんせいは【弾性波】 弾性体中を伝わる弾性振動。音波・地震波など。一般に,体積弾性による縦波とずれ弾性による横波が相伴って現れ,縦波の方が速く伝わる。音波は縦波のみから成る。

だんせいへんけい【弾性変形】🔗🔉

だんせいへんけい【弾性変形】 弾性限界内で起こる物質の変形。

だんせいりつ【弾性率】🔗🔉

だんせいりつ【弾性率】 弾性限界内で,応力をひずみで割った値。ヤング率・剛性率などがある。

だんせいりょく【弾性力】🔗🔉

だんせいりょく【弾性力】 〔物〕 弾性体が外力によって変形するとき,弾性に基づいて生ずる力。弾力。

だんそう【弾奏】🔗🔉

だんそう【弾奏】 弦楽器を演奏すること。「琴を―する」

だんそう【弾倉】🔗🔉

だんそう【弾倉】 (機関銃・連発銃などで)弾丸をこめておく部分。

だんそう【弾創】🔗🔉

だんそう【弾創】 銃弾またはその破片による傷。

だんたい【弾帯】🔗🔉

だんたい【弾帯】 銃弾を一列に並べて装着してあるベルト。

だんちゃく【弾着】🔗🔉

だんちゃく【弾着】 発射した弾丸が落下到達すること。着弾。

だんとう【弾頭】🔗🔉

だんとう【弾頭】 砲弾・ミサイルの先端の部分。「核―」

だんどう【弾道】🔗🔉

だんどう【弾道】 発射された弾丸が空中に描く曲線。「―学」

だんどうだん【弾道弾】🔗🔉

だんどうだん【弾道弾】 ロケットで高高度に打ち上げ,目標に落下させるミサイル。飛翔(ひしよう)経路が,大砲の弾道曲線に近いのでいう。ICBM・IRBM・MRBM など。弾道型ミサイル。

だんどうトランジスタ【弾道トランジスタ】🔗🔉

だんどうトランジスタ【弾道トランジスタ】 トランジスタの一種。コレクター部分を特殊な多層構造とすることにより高速化をはかったもので,常温でも超伝導応用のジョセフソン素子なみの高速化が実現できるほか,100GHz を超す高周波の増幅が可能。バリスティック-トランジスタ。弾道電子トランジスタ。

だんまく【弾幕】🔗🔉

だんまく【弾幕】 すき間なく飛んでくる弾丸を幕にたとえた語。

だんやく【弾薬】🔗🔉

だんやく【弾薬】 弾丸と火薬。また,弾丸と発射薬。「―庫」

だんりょく【弾力】🔗🔉

だんりょく【弾力】 (1)物体が外力に抗して元の形に戻ろうとする力。はねかえす力。はずむ力。「―性に富む」 (2)融通のきくこと。「―的に運用する」

はじき【弾き】🔗🔉

はじき【弾き】 (1)ばねじかけなどで,はじく装置・仕掛け。 (2)おはじき。 (3)俗に,ピストル。

はじきおん【弾き音】🔗🔉

はじきおん【弾き音】 〔flap〕 ふるえ音の一種で,舌が,弾くようにあるいはたたくように 1 回だけふるえるような調音。日本語のラ行子音のうち,「アラ」「イロ」など母音間のものが典型的。

はじきざき【弾崎】🔗🔉

はじきざき【弾崎】 新潟県両津市,佐渡島北端の岬。海食崖が発達し,岩場にイワユリが咲く。弾埼灯台がある。

はじきだ・す【弾き出す】🔗🔉

はじきだ・す【弾き出す】 (動五) (1)はじいて外へ出す。 (2)仲間から追い出す。「グループから―・される」 (3)算出する。また,やり繰りしてひねり出す。「宿泊費を―・す」

はじ・く【弾く】🔗🔉

はじ・く【弾く】 (動五) (1)(ばねなど,たわんだものがはね返る力で)物をとばす。または打つ。「おはじきを―・く」 (2)寄せつけない。はねのける。「水を―・く」 (3)(算盤(そろばん)を使って)計算する。算出する。「そろばんを―・く」

はじ・ける【弾ける】🔗🔉

はじ・ける【弾ける】 (動下一) (1)中身が膨張して割れる。また,植物の実が熟して殻などが割れる。はぜる。「さやが―・ける」 (2)勢いよく飛び散る。また,音などが急に起こる。「―・ける笑い声」

はずみ【弾み・勢み】🔗🔉

はずみ【弾み・勢み】 (1)はずむこと。はねかえること。 (2)事が進行してゆくうちについた勢い・調子。「話に―がつく」 (3)ある事がきっかけとなって次の事が起こること。「よろけた―に破れた」

はずみぐるま【弾み車】🔗🔉

はずみぐるま【弾み車】 はずみを利用し,回転を持続させ,回転の速さを滑らかにするため回転軸に取り付ける大きく重い車。勢車。フライホイール。

はず・む【弾む】🔗🔉

はず・む【弾む】 (動五) (自動詞)  (1)ぶつかってはねかえる。  (2)喜びや運動のため,呼吸や鼓動が激しくなる。「胸が―・む」  (3)調子よく進む。勢いづく。「話が―・む」 (他動詞) 気前よく金を他人のために出す。「チップを―・む」

ばね【発条・弾機】🔗🔉

ばね【発条・弾機】 〔はね(跳)の転〕 鋼など素材の弾性を利用して,衝撃や振動を緩和したり,エネルギーをたくわえて動力に利用したりするのに用いるものの総称。形状によって,コイルばね・渦巻ばね・板ばねなどに分ける。スプリング。

ひきがたり【弾き語り】🔗🔉

ひきがたり【弾き語り】 (1)浄瑠璃などの語り物音楽で,同一人が伴奏楽器を弾きつつ語ること。 (2)楽器を弾きながら歌ったり,語ったりすること。

ひきて【弾き手】🔗🔉

ひきて【弾き手】 琴・三味線・ピアノ・バイオリンなどを演奏する人。

ひ・く【弾く】🔗🔉

ひ・く【弾く】 (動五) 弦楽器を鳴らす。また,演奏する。「ピアノを―・く」

【弾】🔗🔉

【弾】 〔画 数〕12画 − 常用漢字 〔区 点〕3538〔JIS〕4346〔シフトJIS〕9265 〔異体字〕彈 〔音 訓〕ダン・たま・ひく・はずむ・はじく・はじける 〔名乗り〕ただ 〔熟語一覧〕 →一弾指(いちだんし) →曳光弾(えいこうだん) →海老名弾正(えびなだんじょう) →御弾き(おはじき) →価格弾力性(かかくだんりょくせい) →核弾頭(かくだんとう) →火山弾(かざんだん) →完全弾性(かんぜんだんせい) →糾弾・糺弾(きゅうだん) →凶弾・兇弾(きょうだん) →原子爆弾(げんしばくだん) →光弾性(こうだんせい) →高弾性(こうだんせい) →コバルト爆弾(コバルトばくだん) →ゴム弾性(ゴムだんせい) →才弾ける(さいはじける) →裁判官弾劾裁判所(さいばんかんだんがいさいばんしょ) →裁判官弾劾法(さいばんかんだんがいほう) →催涙弾(さいるいだん) →散弾・霰弾(さんだん) →散弾銃(さんだんじゅう) →時限爆弾(じげんばくだん) →指弾(しだん) →実弾(じつだん) →銃弾(じゅうだん) →手榴弾(しゅりゅうだん) →焼夷弾(しょういだん) →硝煙弾雨(しょうえんだんう) →照明弾(しょうめいだん) →所得弾性値(しょとくだんせいち) →所得弾力性(しょとくだんりょくせい) →水素爆弾(すいそばくだん) →スマート爆弾(スマートばくだん) →ずれ弾性率(ずれだんせいりつ) →装弾(そうだん) →体積弾性率(たいせきだんせいりつ) →大陸間弾道弾(たいりくかんだんどうだん) →弾(たま) →ダムダム弾(ダムダムだん) →弾圧(だんあつ) →弾雨(だんう) →弾劾(だんがい) →弾劾裁判所(だんがいさいばんしょ) →弾丸(だんがん) →弾痕(だんこん) →弾糸(だんし) →弾指(だんし) →弾正台(だんじょうだい) →弾じる(だんじる) →弾ずる(だんずる) →弾性(だんせい) →弾性エネルギー(だんせいエネルギー) →弾性外交(だんせいがいこう) →弾性限界(だんせいげんかい) →弾性限度(だんせいげんど) →弾性ゴム(だんせいゴム) →弾性衝突(だんせいしょうとつ) →弾性振動(だんせいしんどう) →弾性繊維(だんせいせんい) →弾性組織(だんせいそしき) →弾性体(だんせいたい) →弾性の法則(だんせいのほうそく) →弾性波(だんせいは) →弾性変形(だんせいへんけい) →弾性率(だんせいりつ) →弾性力(だんせいりょく) →弾奏(だんそう) →弾倉(だんそう) →弾創(だんそう) →弾帯(だんたい) →弾着(だんちゃく) →弾頭(だんとう) →弾道(だんどう) →弾道弾(だんどうだん) →弾道トランジスタ(だんどうトランジスタ) →弾幕(だんまく) →弾薬(だんやく) →弾力(だんりょく) →着弾(ちゃくだん) →中性子爆弾(ちゅうせいしばくだん) →爪弾き(つまはじき) →爪弾き(つまびき) →爪弾く(つまびく) →擲弾(てきだん) →擲弾筒(てきだんとう) →徹甲弾(てっこうだん) →手投げ弾(てなげだん) →手榴弾(てりゅうだん) →流れ弾・流れ玉(ながれだま) →ナパーム弾(ナパームだん) →肉弾(にくだん) →仁木弾正(にっきだんじょう) →粘弾性(ねんだんせい) →爆弾(ばくだん) →弾き(はじき) →弾き音(はじきおん) →弾崎(はじきざき) →弾き出す(はじきだす) →弾く(はじく) →弾ける(はじける) →弾み・勢み(はずみ) →弾み車(はずみぐるま) →弾む(はずむ) →発条・弾機(ばね) →弾き語り(ひきがたり) →弾き手(ひきて) →弾く(ひく) →被弾(ひだん) →表面弾性波素子(ひょうめんだんせいはそし) →プラスチック爆弾(プラスチックばくだん) →プルトニウム爆弾(プルトニウムばくだん) →砲弾(ほうだん) →防弾ガラス(ぼうだんガラス) →防弾チョッキ(ぼうだんチョッキ) →魔弾の射手(まだんのしゃしゅ) →目弾(めはじき) →矢玉・矢弾(やだま) →誘導弾(ゆうどうだん) →榴散弾(りゅうさんだん) →流弾(りゅうだん) →榴弾(りゅうだん) →劣化ウラン弾(れっかウランだん) →連弾・聯弾(れんだん) →ロケット弾(ロケットだん)

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