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たま【玉・弾・球・珠】🔗🔉

たま【玉・弾・球・珠】 丸い形状のもの。また、それに近い形のもの。 球形をしたもの。 「━の汗を流す」 「目[火・パチンコ]の━」 球技などに使うボール。また、その投球・打球。 「━を打つ」 玉・弾鉄砲の弾丸だんがん。 「銃に━を込める」 弾丸」とも。 丸くまとめられたもの。 「毛糸[うどん]の━」 電球。 「━が切れる」 レンズ。 玉・珠そろばんで、指で弾はじく丸い粒。そろばんだま。 睾丸こうがん。 ◇「金玉」の略。 玉・珠丸い形をした美しい宝石。また、宝石のように貴重なもの。 「掌中の━」 璧」とも。 〔俗〕芸者・遊女など、客商売の女性。 「上━」 人をあざけっていう語。 「あいつは心から謝るような━じゃない」 接頭《名詞に付いて》美しいものとして褒めたたえる意を表す。 「━垣がき・━襷だすき

だん【弾】🔗🔉

だん【弾】 (造) 弦をはじいて音を出す。ひく。 「━奏」 「連━」 はねかえる。はじく。 「━性・━力」 罪をただす。責めたてる。 「━圧・━劾」 「糾━」 鉄砲のたま。 「━丸・━薬」 「散━・実━・不発━」 打ち出されたたまや、ものを数える語。 「一━が船尾に命中した」 「ベストセラーの第二━」

だん‐あつ【弾圧】🔗🔉

だん‐あつ【弾圧】 名・他サ変支配階級が権力を行使して反対勢力をおさえつけること。 「言論を━する」

だん‐う【弾雨】🔗🔉

だん‐う【弾雨】 〔文〕雨のように激しく飛んでくる弾丸。

だん‐がい【弾劾】🔗🔉

だん‐がい【弾劾】 名・他サ変 犯罪や不正を明らかにして、責任を追及すること。 義務違反や非行のあった裁判官もしくは人事官を国会の訴追によって罷免し、処罰すること。また、その手続き。

だんがい‐さいばんしょ【弾劾裁判所】🔗🔉

だんがい‐さいばんしょ【弾劾裁判所】 裁判官訴追委員会によって罷免の訴追を受けた裁判官を裁判するために国会内に設けられた裁判所。

だん‐がん【弾丸】━グヮン🔗🔉

だん‐がん【弾丸】━グヮン 鉄砲・大砲などにこめて発射するたま。銃弾・砲弾など。 ◇非常に速いもののたとえにも使う。「━列車」

だん‐こん【弾痕】🔗🔉

だん‐こん【弾痕】 弾丸の当たったあと。

だん・ずる【弾ずる】🔗🔉

だん・ずる【弾ずる】 他サ変弦をかき鳴らす。弦楽器をかなでる。 「琴を━」 だん・ず(サ変) =弾じる

だん‐せい【弾性】🔗🔉

だん‐せい【弾性】 外力を加えられて変形した物体が、外力を取り除くともとに戻ろうとする性質。 「━エネルギー」

だん‐そう【弾奏】🔗🔉

だん‐そう【弾奏】 名・他サ変〔文〕弦楽器を演奏すること。

だん‐そう【弾倉】━サウ🔗🔉

だん‐そう【弾倉】━サウ 連発銃などで、補充用の弾丸をこめておく部分。

だん‐ちゃく【弾着】🔗🔉

だん‐ちゃく【弾着】 発射した弾丸がある地点に到達すること。また、その到達地点。 「━点」

だん‐とう【弾頭】🔗🔉

だん‐とう【弾頭】 砲弾・魚雷・ミサイルなどで、爆薬を詰めた先端の部分。 「核━」

だん‐どう【弾道】━ダウ🔗🔉

だん‐どう【弾道】━ダウ 発射された弾丸が着弾するまでに描く軌跡。 「━ミサイル(=ロケットの推力で高い高度に上昇させた後、地球重力によって弾道を描きながら飛行させるミサイル)」 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖過程‖かてい

だん‐まく【弾幕】🔗🔉

だん‐まく【弾幕】 大量の弾丸を一斉に発射し続けることを幕にたとえた語。 「━を張る」 「━射撃」

だん‐やく【弾薬】🔗🔉

だん‐やく【弾薬】 弾丸とそれを発射するための火薬。 「━庫」

だん‐りょく【弾力】🔗🔉

だん‐りょく【弾力】 外力が加わって変形した物体が、その外力に抗してもとの形に戻ろうとする力。はねかえす力。 「━性」 ◇状況に応じて自由に変化・適応する力のたとえとしても使う。「規則を━的に運用する」

はじき【弾き】🔗🔉

はじき【弾き】 はじくこと。また、はじくための装置。 おはじき。 〔俗〕ピストル。

はじき‐だ・す【弾き出す】🔗🔉

はじき‐だ・す【弾き出す】 他五 はじいて外へ出す。 「爪つめでビー玉を━」 のけ者にして追い出す。 「仲間から━」 そろばんをはじいて計算する。算出する。また、費用などをひねり出す。 「総工費を━」 「苦心して旅費を━」 関連語 大分類‖数‖かず 中分類‖計算‖けいさん

はじ・く【弾く】🔗🔉

はじ・く【弾く】 他五 ためた力を瞬間的に解放して、物を打ったり飛ばしたりする。 「指先でおはじきを━」 「モデルガンはばねで弾丸を━仕組みになっている」 「指を━・いて音を出す」 「爪先つまさきでギターの弦を━」 はね返して寄せつけない。 「油は水を━」 「よく水を━レーンコート」 指でそろばん珠を動かして計算する。また、単に計算する。 「そろばんを━・いて集計する」 「損得を━」 はじける 弾き

はじ・ける【弾ける】🔗🔉

はじ・ける【弾ける】 自下一 植物の実が熟して殻などが割れる。はぜる。 「豆のさやが━」 「ザクロの実が━」 「ホウセンカの実が━」 熱などの作用を受けて物が勢いよく砕ける。また、砕けて飛び散る。はぜる。 「火に投じたクリの実が━」 「ぱちぱちと生木が━」 「爆竹が━」 「岩に当たってしぶきが━」 ふくらんだ物が勢いよく破れる。 「泡[バブル]が━」 勢いよくわき起こる。 「笑い声[歓声]が━」 〔俗〕ふっきれて羽目を外す。また、常軌を逸する。 「体育祭で━」 「デザインが━・ている」 はじ・く(下二)

はずみ【弾み】ハヅミ🔗🔉

はずみ【弾み】ハヅミ 物がはずむこと。 次第に活発になっていく勢い。 「話に━がつく」 その場の思いがけない勢い。偶然のなりゆき。 「ものの━で本音をもらす」 ある動作の余勢で次のことが起こること。 「車をよけた━に転倒する」

はず・む【弾む】ハヅム🔗🔉

はず・む【弾む】ハヅム 自五 弾力のある物が他の物に当たって、勢いよくはねかえる。 「このまりはよく━」 「球が高く━・んだところを強打する」 調子に乗って勢いづく。また、気持ちがうきうきと活気づく。 「話[会話]が━」 「受話器の向こうで声が━」 「喜びで胸が━」 呼吸が激しくなる。 「息を━・ませて駆けてくる」 他五気前よく多額の金を与える。 「チップ[祝儀]を━」 ◆歴史的かなづかいは「はずむ」とも。 弾み

ばね【発条撥条弾機🔗🔉

ばね【発条撥条弾機 はがねなどを螺旋らせん状に巻いたり曲げたりして、弾性をもたせたもの。エネルギーを蓄積して動力としたり、衝撃・振動を緩和したりするのに用いる。スプリング。 足・腰などの弾力性。 「足の━を利かせる」

ひき‐がたり【弾き語り】🔗🔉

ひき‐がたり【弾き語り】 自分で三味線を弾きながら浄瑠璃じょうるりなどを語ること。 自分でギター・ピアノなどの楽器を弾きながら歌をうたうこと。

ひき‐ぞめ【弾き初め】🔗🔉

ひき‐ぞめ【弾き初め】 新年になって初めて、その楽器を弾くこと。初はつ弾き。 ◇多くは正月二日に行う。 新しい楽器を初めて弾くこと。

ひき‐て【弾き手】🔗🔉

ひき‐て【弾き手】 弦楽器や鍵盤けんばん楽器を演奏する人。

ひ・く【弾く】🔗🔉

ひ・く【弾く】 他五弦楽器・鍵盤けんばん楽器を演奏する。また、そのようにして音楽を作り出す。奏でる。奏する。弾ずる。鳴らす。 「バイオリン[ピアノ]を━」 「練習曲を━」 「ギターで『月の光』を━」 「モーツァルトの曲を━」 ◇「引く」と同語源。琴などの爪つめを手前に引くことからいう。 〜ヲに道具(=楽器名)と、結果(=曲名)をとる言い方がある。前者は楽器を操作する、後者は演奏によって音楽を作り出す意に重点がある。 弾ける

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