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た-ぎ【弾碁】🔗⭐🔉
た-ぎ [1] 【弾碁】
「たんぎ(弾碁)」の撥音「ん」の無表記。
ただす-つかさ【弾正台】🔗⭐🔉
ただす-つかさ 【弾正台】
〔糺(タダ)す司(ツカサ)の意〕
⇒だんじょうだい(弾正台)
たま【玉・珠・球・弾】🔗⭐🔉
たま [2] 【玉・珠・球・弾】
(1)球形のもの。(ア)丸い形状のもの。また,丸い形状にしたもの。《玉》「目の―」「こんにゃく―」「毛糸の―」「うどん―」(イ)特に,水滴・涙など球状のもの。《玉》「―の汗」「涙の―」「―の露」(ウ)野球・ゴルフ・ビリヤードなどのボール。《球》「沈む―」「速い―を投げる」(エ)(「弾丸」とも書く)鉄砲の弾丸。《弾》「―をこめる」(オ)電球。《球》「―がきれる」(カ)眼鏡などのレンズ。《玉》「―がくもる」(キ)算盤(ソロバン)玉のこと。《玉・珠》「―を置く」(ク)睾丸(コウガン)。きんたま。《玉》「―を抜く」
(2)(「璧」とも書く)丸い形をした美しい宝石。《玉・珠》(ア)みがいた鉱石や真珠など。「―をちりばめる」「竜の頸に五色にひかる―あり/竹取」(イ)転じて,価値あるもの,すぐれたもの,いつくしむべきもの,などのたとえにいう語。「掌中の―」「―のような男の子」「艱難(カンナン)汝(ナンジ)を―にす」
(3)女性のこと。また,女性の美しさ。《玉》「美しき―を盗み親分に預け/洒落本・客者評判記」
(4)芸者や遊女など客商売の女性。《玉》「上―」
(5)人物。その人品や器量をうんぬんする時にいう語。あざけっていう場合にも用いる。《玉》「その役がつとまる―ではない」「あいつもいい―だぜ」
(6)計略・策略などの手段に用いる,人や金銭。「このにせ金を―に使うて/歌舞伎・韓人漢文」
(7)玉落ちに使う丸めた紙。
→玉落ち
(8)名詞の上に付けて接頭語的に用いる。《玉》(ア)美しいもの,すぐれているものをほめていう。「―垣」「―くしげ」(イ)球形のものである意を添える。「―砂利」「―ねぎ」
たま-きず【弾傷】🔗⭐🔉
たま-きず [2] 【弾傷】
銃砲の弾丸によってうけた傷。
たま-ごめ【弾込め・弾籠め】🔗⭐🔉
たま-ごめ [4][3] 【弾込め・弾籠め】 (名)スル
銃砲に弾丸をこめること。「猟銃に―する」
たま-よけ【弾除け】🔗⭐🔉
たま-よけ [0][4] 【弾除け】
弾丸を防ぐもの。防弾具。
だん-あつ【弾圧】🔗⭐🔉
だん-あつ [0] 【弾圧】 (名)スル
権力者が反対勢力を,警察,軍隊などを使って強制的に鎮圧または妨害すること。「反政府運動を―する」
だん-う【弾雨】🔗⭐🔉
だん-う [1] 【弾雨】
雨のように盛んに飛んで来る弾丸。弾丸の雨。「砲煙―」
だん-がい【弾劾】🔗⭐🔉
だん-がい [0] 【弾劾】 (名)スル
(1)不正や罪過をあばき,責任を追及すること。「腐敗した政治を―する」
(2)身分保障された官職にある者を,義務違反や非行などの事由で,国会の訴追によって罷免し,処罰する手続き。現行法では裁判官と人事官の弾劾制度がある。
→弾劾裁判所
だんがい-さいばんしょ【弾劾裁判所】🔗⭐🔉
だんがい-さいばんしょ [0][9] 【弾劾裁判所】
裁判官訴追委員会により罷免の訴追を受けた裁判官を裁判するために,国会内に設けられた裁判所。衆参両議院の各七名の裁判員により構成される。裁判官弾劾裁判所。
だんがい-しゅぎ【弾劾主義】🔗⭐🔉
だんがい-しゅぎ [5] 【弾劾主義】
刑事訴訟手続き上の方式の一。職権によってではなく,原告など,裁判所以外の者の訴えをまって訴訟を開始する主義。
⇔糾問主義
だん-かん【弾冠】🔗⭐🔉
だん-かん ―クワン [0] 【弾冠】
〔今までつかわずにいた冠のちりをはじき落とす意〕
官途につく用意をすること。
だん-がん【弾丸】🔗⭐🔉
だん-がん ―グワン [0] 【弾丸】
(1)鉄砲・大砲などで打ち出すたま。
(2)古代中国で,小鳥などを捕らえるのに用いたはじき弓のたま。
(3)狭い土地のたとえ。
→弾丸黒子(コクシ)の地
(4)非常に速いもののたとえ。「褐色の―(=黒人ノ短距離走者ノコト)」
だんがん-こくし-の-ち【弾丸黒子の地】🔗⭐🔉
だんがん-こくし-の-ち ―グワン― 【弾丸黒子の地】
弾丸やほくろのようなきわめて狭い土地。弾丸黒子。弾丸。
だんがん-どうろ【弾丸道路】🔗⭐🔉
だんがん-どうろ ―グワンダウ― [5] 【弾丸道路】
高速自動車道の称。昭和20年代に用いられた語。
だんがん-れっしゃ【弾丸列車】🔗⭐🔉
だんがん-れっしゃ ―グワン― [5] 【弾丸列車】
弾丸のように非常に速い列車。1938年(昭和13)東京・下関間を九時間で走る鉄道計画が唱えられた時に用いられた。
たん-ぎ【弾碁】🔗⭐🔉
たん-ぎ [1] 【弾碁】
〔「だんぎ」とも〕
昔の遊戯の一種。中高の盤に二人が向き合って座り,各六個または八個の黒白の石を指ではじき,相手の石に当てればそれを取り,失敗すれば取られると定め,石のなくなった方が負けとするもの。いしはじき。たぎ。
弾碁
[図]
[図]
だん-き【弾機】🔗⭐🔉
だん-き [1] 【弾機】
ばね。また,ぜんまい。
だん-きゅう【弾弓】🔗⭐🔉
だん-きゅう [0] 【弾弓】
(1)「綿(ワタ)打ち弓」に同じ。
(2)「だんぐう(弾弓)」に同じ。
だん-きゅう【弾糾】🔗⭐🔉
だん-きゅう ―キウ [0] 【弾糾】 (名)スル
〔「たんきゅう」とも〕
くわしく調べ内容をただすこと。糾弾。「糞肥の元質を―し/新聞雑誌 45」
だん-きん【弾琴】🔗⭐🔉
だん-きん [0] 【弾琴】
琴をかなでること。琴をひくこと。
だん-ぐう【弾弓】🔗⭐🔉
だん-ぐう [0] 【弾弓】
古代,矢のかわりに小石や粘土をはじいた弓。小鳥を撃つなど,猟具として使われた。だんぐ。だんきゅう。はじき弓。
だん-こん【弾痕】🔗⭐🔉
だん-こん [0] 【弾痕】
銃砲の弾丸の当たったあと。
だんざえもん【弾左衛門】🔗⭐🔉
だんざえもん ダンザ
モン 【弾左衛門】
江戸時代,江戸に居住して関八州および伊豆・甲斐・駿河・陸奥の一部に勢力を及ぼした,えた・非人の総取締。歴代この名を襲名した。
モン 【弾左衛門】
江戸時代,江戸に居住して関八州および伊豆・甲斐・駿河・陸奥の一部に勢力を及ぼした,えた・非人の総取締。歴代この名を襲名した。
だん-し【弾子】🔗⭐🔉
だん-し [1] 【弾子】
榴散弾(リユウサンダン)などに充填(ジユウテン)する多数の小さい弾丸。炸裂と同時に飛散し,人員を殺傷する。
だん-し【弾糸】🔗⭐🔉
だん-し [1] 【弾糸】
(1)琴・箏・三味線などの弦を弾じること。「よりて詩酒の宴を設け,―飲楽す/万葉(三九六一左注)」
(2)〔生〕 胞子を胞子嚢(ノウ)からはじき出す糸状構造。トクサ類では胞子に付着し,また苔類では胞子嚢(ノウ)内で胞子と遊離して混在。乾燥すると伸びて胞子をはじき飛ばし散布を助ける。
だんし-すいちく【弾糸吹竹】🔗⭐🔉
だんし-すいちく [1]-[0] 【弾糸吹竹】
琴などをひいたり,笛などをふいたりすること。音曲を楽しむこと。
だん-し【弾指】🔗⭐🔉
だん-し [1] 【弾指】 (名)スル
〔「たんじ」とも〕
(1)〔仏〕 親指と人差し指をはじいて,音を出すこと。インドの習俗に始まる。(ア)許諾・歓喜・警告・告知などの場合に行う。「な泣きそ,とこしらへて―してのたまひける/著聞 13」(イ)禅宗で,便所を出たあとなどに不浄を払うために指をはじくこと。不浄弾指。
(2)〔仏〕 きわめて短い時間。二十瞬に相当する。弾指頃(ダンシキヨウ)。
(3)非難・排斥すること。つまはじき。指弾。「彼が其浮薄遊惰を悪(ニク)んで以て之れを―せざる者なし/世路日記(香水)」
だんし-きょう【弾指頃】🔗⭐🔉
だんし-きょう ―キヤウ [0] 【弾指頃】
指をはじく間。きわめて短い間。弾指の間。「三過門間の老病死,一―去来今とも,かやうの事をや申すべき/太平記 30」
だんし-の-かん【弾指の間】🔗⭐🔉
だんし-の-かん 【弾指の間】
〔「弾指のあいだ」とも〕
「弾指頃(ダンシキヨウ)」に同じ。「一―坐禅して/沙石 10」
だん-し【弾詞】🔗⭐🔉
だん-し [0] 【弾詞】
中国で,明・清代以降江蘇・浙江(セツコウ)地方を中心に行われる語り物。三弦・琵琶の伴奏により,一〜三人で弾唱される。
だん-じょう【弾正】🔗⭐🔉
だん-じょう ―ジヤウ [1] 【弾正】
(1)「弾正台」の略。
(2)弾正台の役人の総称。
だんじょう-だい【弾正台】🔗⭐🔉
だんじょう-だい ―ジヤウ― [0] 【弾正台】
(1)律令制で,京内の風俗粛正・犯罪取り締まりを行なった警察機関。九世紀初め検非違使(ケビイシ)の設置により形骸化した。ただすつかさ。
(2)1869年(明治2)に設置された警察機関。翌々年廃止。
だん・じる【弾じる】🔗⭐🔉
だん・じる [3][0] 【弾じる】 (動ザ上一)
〔サ変動詞「弾ずる」の上一段化〕
「弾ずる」に同じ。「琴を―・じる」
だん・ずる【弾ずる】🔗⭐🔉
だん・ずる [3][0] 【弾ずる】 (動サ変)[文]サ変 だん・ず
(1)弦をはじいて音を出す。弦楽器を演奏する。弾じる。「琵琶(ビワ)を―・ずる」
(2)人の不正や罪を責めただす。「不品行あれば,着々其罪を―・じて/当世書生気質(逍遥)」
だんせい-エネルギー【弾性―】🔗⭐🔉
だんせい-エネルギー [6] 【弾性―】
変形した弾性体の中に蓄えられているエネルギー。
だんせい-がいこう【弾性外交】🔗⭐🔉
だんせい-がいこう ―グワイカウ [5] 【弾性外交】
1980年代後半から台湾が推進している柔軟な外交戦略。台湾の承認,中国との国交断絶などを条件にすることなく,実質的な外交関係を強化しようとするもの。
だんせい-げんかい【弾性限界】🔗⭐🔉
だんせい-げんかい [5] 【弾性限界】
物体,特に,固体に力が加えられて変形する時,ある大きさより小さい力が加えられた場合には,力を除くともとに戻るが,それよりも大きい力の場合には,力を除いてももとに戻らなくなるその限界の力の大きさ。弾性限度。弾性極限。
だんせい-げんど【弾性限度】🔗⭐🔉
だんせい-げんど [5] 【弾性限度】
⇒弾性限界(ダンセイゲンカイ)
だんせい-ゴム【弾性―】🔗⭐🔉
だんせい-ゴム [5] 【弾性―】
天然の生ゴムに加硫して,強度・弾性を補ったゴム。
だんせい-しょうとつ【弾性衝突】🔗⭐🔉
だんせい-しょうとつ [5] 【弾性衝突】
衝突の前後で物体の力学的エネルギーの和が変化しない衝突。
だんせい-しんどう【弾性振動】🔗⭐🔉
だんせい-しんどう [5] 【弾性振動】
弦・膜・棒・板などの弾性体に生ずる,応力を復元力とした振動。
だんせい-せんい【弾性繊維】🔗⭐🔉
だんせい-せんい ―
[5] 【弾性繊維】
動物の結合組織の基質に含まれるタンパク質性繊維の一。弾力に富み,酸・アルカリに抵抗が強い。肺に多くあってその伸縮に関与し,また動脈の血管壁や軟骨に多い。
[5] 【弾性繊維】
動物の結合組織の基質に含まれるタンパク質性繊維の一。弾力に富み,酸・アルカリに抵抗が強い。肺に多くあってその伸縮に関与し,また動脈の血管壁や軟骨に多い。
だんせい-そしき【弾性組織】🔗⭐🔉
だんせい-そしき [5] 【弾性組織】
弾性繊維を多く含み弾力性に富む組織。動脈・弾性軟骨中に存在する。
だんせい-たい【弾性体】🔗⭐🔉
だんせい-たい [0] 【弾性体】
弾性を示す物体。弾性限界内の力が及んでいる物体。特にゴムのように弾性限界の大きな物質から成る物体をいう場合もある。
だんせい-の-ほうそく【弾性の法則】🔗⭐🔉
だんせい-の-ほうそく ―ハフソク 【弾性の法則】
⇒フックの法則(ホウソク)
だんせい-は【弾性波】🔗⭐🔉
だんせい-は [3] 【弾性波】
弾性体中を伝わる弾性振動。音波・地震波など。体積変動の伝播する縦波とずれ変動の伝播する横波とが相伴って現れ,縦波のほうが約 3 の平方根倍速く伝わる。空気中や水中を伝わる音波は弾性波の縦波である。
だんせい-へんけい【弾性変形】🔗⭐🔉
だんせい-へんけい [5] 【弾性変形】
弾性限界内で起こる物質の変形。
だんせい-りつ【弾性率】🔗⭐🔉
だんせい-りつ [3] 【弾性率】
弾性限界内で,応力をひずみで割った値。ヤング率・剛性率などがある。
だんせい-りょく【弾性力】🔗⭐🔉
だんせい-りょく [3] 【弾性力】
〔物〕 弾性体が外力によって変形するとき,弾性に基づいて生ずる力。弾力。
だん-そう【弾奏】🔗⭐🔉
だん-そう [0] 【弾奏】 (名)スル
(1)弦楽器を演奏すること。「琴を―する」
(2)弾劾して上奏すること。奏弾。
だん-そう【弾倉】🔗⭐🔉
だん-そう ―サウ [0] 【弾倉】
機関銃・連発銃などで,補充用の弾丸をこめておく部分。
だん-そう【弾創】🔗⭐🔉
だん-そう ―サウ [0] 【弾創】
銃弾またはその破片による傷。
はじき【弾き】🔗⭐🔉
はじき [1] 【弾き】
(1)ばねじかけなどで,はじく装置・仕掛け。
(2)おはじき。
(3)俗にピストルをいう。
(4)嫌われること。つまはじきにされること。「娘に振りつけられ―にされた悔しんぼに/歌舞伎・梅雨小袖」
はじき-おん【弾き音】🔗⭐🔉
はじき-おん [3] 【弾き音】
〔flap〕
ふるえ音の一種で,舌が,弾くようにあるいはたたくように一回だけふるえるような調音。日本語のラ行子音のうち,「アラ」「イロ」など母音間のものが典型的。
はじき-しょうぎ【弾き将棋】🔗⭐🔉
はじき-しょうぎ ―シヤウ― [4] 【弾き将棋】
将棋の駒を用いた遊戯の一。一方は歩を一方は大駒を九枚ずつ盤の端に並べ,交互に指で駒をはじき,先に相手の駒全部を盤から落とした方を勝ちとする。
はじき-まめ【弾き豆】🔗⭐🔉
はじき-まめ [3] 【弾き豆】
「弾け豆」に同じ。
はじき-ゆみ【弾き弓】🔗⭐🔉
はじき-ゆみ [3] 【弾き弓】
⇒だんぐう(弾弓)
はじき-ざき【弾崎】🔗⭐🔉
はじき-ざき 【弾崎】
新潟県両津市,佐渡島北端の岬。海食崖が発達し,岩場にイワユリが咲く。弾埼灯台がある。
はじき-だ・す【弾き出す】🔗⭐🔉
はじき-だ・す [4][0] 【弾き出す】 (動サ五[四])
(1)はじいて外へ出す。「爪で―・す」
(2)仲間から追い出す。仲間はずれにする。「グループから―・される」
(3)〔もと,算盤(ソロバン)を用いて計算したところから〕
算出する。「利益はざっと一億円と―・された」
(4)やり繰りしてひねり出す。「宿泊費まではとても―・せない」
[可能] はじきだせる
はじ・く【弾く】🔗⭐🔉
はじ・く [2] 【弾く】
■一■ (動カ五[四])
(1)(ばねなど,たわんだものがはね返る力で)はねかえす。「おはじきを―・く」「茶碗を―・くと澄んだ音がした」
(2)指先で弦を打って糸を振動させる。つまびく。「ギターの弦を―・く」
(3)表面ではね返して寄せつけない。はねのける。「ピストルのたまを―・く」「水を―・く」「インクを―・く」
(4)算盤(ソロバン)を使って計算する。また,何らかの方法で計算してある数値を見込む。「そろばんを―・く」「利益をコンピューターで―・く」
[可能] はじける
■二■ (動カ下二)
⇒はじける
はじけ-と・ぶ【弾け飛ぶ】🔗⭐🔉
はじけ-と・ぶ [0][4] 【弾け飛ぶ】 (動バ五[四])
はじけて飛ぶ。はじけたように飛ぶ。また,はじけてなくなる。「雹(ヒヨウ)が路面に―・ぶ」「年来の夢が―・んだ」
はじけ-まめ【弾け豆】🔗⭐🔉
はじけ-まめ [3] 【弾け豆】
煎(イ)って弾けさせた豆。転じて,ソラマメの別称。はじきまめ。
はじ・ける【弾ける】🔗⭐🔉
はじ・ける [3] 【弾ける】 (動カ下一)[文]カ下二 はじ・く
(1)中身が膨張して割れる。また,植物の実が熟して殻などが割れる。はぜる。「さやが―・ける」
(2)勢いよく飛び散る。また,音などが急に起こる。「―・けるような笑い声」
(3)成熟して練れる。世なれる。「―・けた商人風の/歌行灯(鏡花)」
はずま・す【弾ます】🔗⭐🔉
はずま・す ハヅマス [0] 【弾ます】
■一■ (動サ五[四])
(1)はずむようにする。「ボールを―・す」
(2)(息などを)荒くさせる。「息を―・す」「胸を―・す」
■二■ (動サ下二)
⇒はずませる
はずま・せる【弾ませる】🔗⭐🔉
はずま・せる ハヅマセル [0] 【弾ませる】 (動サ下一)[文]サ下二 はづま・す
「弾ます」に同じ。「息を―・せる」
はずみ【弾み・勢み】🔗⭐🔉
はずみ ハヅミ [0] 【弾み・勢み】
(1)はずむこと。はねかえること。「―のいいボール」
(2)事が進行してゆくうちについた勢い・調子。「話に―がつく」
(3)ある事がきっかけとなって次の事が起こること。「事の―でつい引き受けてしまった」「よろけた―に破れた」
(4)金品をはずむこと。奮発すること。「衣類寝道具かずかずの―/浮世草子・一代女 5」
はずみ=を打・つ🔗⭐🔉
――を打・つ
反動ではねる。「―・って尻もちをつく」
はずみ=を食(ク)・う🔗⭐🔉
――を食(ク)・う
他の物の勢いに巻き込まれる。はずみを食らう。「―・ってひっくりかえる」
はずみ-ぐるま【弾み車】🔗⭐🔉
はずみ-ぐるま ハヅミ― [4] 【弾み車】
はずみを利用し,回転を持続させ,回転の速さを滑らかにするため回転軸に取り付ける大きく重い車。勢車。フライホイール。
はず・む【弾む】🔗⭐🔉
はず・む ハヅム [0] 【弾む】 (動マ五[四])
□一□(自動詞)
(1)弾力のある物体が物にぶつかってはねかえる。「このボールはよく―・む」
(2)喜びや運動のため,呼吸や鼓動が激しくなる。また,うれしくて気持ちがうきうきする。「息が―・む」「電話の声が―・んでいた」「胸が―・む」「心が―・む」
(3)調子よく進む。勢いづく。「久しぶりの再会に話が―・んだ」
□二□(他動詞)
気前よく多額の金を他人のために出す。「チップを―・む」「祝儀を―・む」
ばね【発条・弾機】🔗⭐🔉
ばね [1] 【発条・弾機】
〔「はね(跳)」の転〕
(1)鋼など素材の弾性を利用して,衝撃や振動を緩和したり,エネルギーをたくわえて動力に利用したりするのに用いるものの総称。形状によって,コイルばね・渦巻ばね・板ばねなどに分ける。スプリング。
(2)足や腰の弾力性。「足の―が強い」
(3)ある行動や結果を導くきっかけとなるもの。「住民運動が―となって基地が撤去された」
ひき-うたい【弾(き)歌い】🔗⭐🔉
ひき-うたい ―ウタヒ [0] 【弾(き)歌い】
歌唱と伴奏の分担をしないで,同一人が伴奏楽器を弾きつつ歌を歌うこと。
ひき-がたり【弾(き)語り】🔗⭐🔉
ひき-がたり [0] 【弾(き)語り】
(1)浄瑠璃などの語り物音楽で,同一人が伴奏楽器を弾きつつ語ること。
(2)ギターやピアノを弾きながら歌ったり,語ったりすること。
ひき-こな・す【弾き熟す】🔗⭐🔉
ひき-こな・す [4] 【弾き熟す】 (動サ五[四])
楽器を思う通りに弾く。自由に弾く。「難曲を―・す」
[可能] ひきこなせる
ひき-すま・す【弾き澄ます】🔗⭐🔉
ひき-すま・す 【弾き澄ます】 (動サ四)
琴などをみごとに弾く。「琴をぞ―・されたる/平家 6」
ひき-ぞめ【弾(き)初め】🔗⭐🔉
ひき-ぞめ [0] 【弾(き)初め】
(1)新年になって初めて琴・三味線・ピアノなどを弾くこと。初(ハツ)弾き。[季]新年。《―の姉のかげなる妹かな/虚子》
(2)楽器を買って初めて弾くこと。
ひき-て【弾(き)手】🔗⭐🔉
ひき-て [0] 【弾(き)手】
琴・三味線・ピアノ・バイオリンなどを演奏する人。
ひきながし【弾(き)流し】🔗⭐🔉
ひきながし [0] 【弾(き)流し】
歌舞伎の下座(ゲザ)の用語。幕開きや人物の出に唄入りや合方を用いた時,台詞(セリフ)が始まっても演奏を中断せず三味線だけは奏し続けること。
ひき-なが・す【弾(き)流す】🔗⭐🔉
ひき-なが・す [4] 【弾(き)流す】 (動サ五[四])
(1)三味線などを弾き,門付(カドヅケ)をして歩く。
(2)楽器を気軽に弾く。「ピアノを軽く―・す」
ひき-なら・す【弾(き)鳴らす】🔗⭐🔉
ひき-なら・す [4] 【弾(き)鳴らす】 (動サ五[四])
楽器を弾いて鳴らす。演奏する。「ギターを―・す」
ひき-もの【弾(き)物】🔗⭐🔉
ひき-もの [0] 【弾(き)物】
絃をはじいて音を出す楽器。箏(ソウ)・琴・琵琶(ビワ)など。吹き物・打ち物などに対していう。
ひ・く【弾く】🔗⭐🔉
ひ・く [0] 【弾く】 (動カ五[四])
〔「引く」と同源〕
弦楽器や鍵盤楽器を鳴らす。かなでる。「琴を―・く」「バイオリンを―・く」「ピアノを―・く」
[可能] ひける
[慣用] 三味線を―
だんあつ【弾圧】(和英)🔗⭐🔉
だんがん【弾丸】(和英)🔗⭐🔉
だんこん【弾痕】(和英)🔗⭐🔉
だんこん【弾痕】
a bullet mark.
だんせい【弾性ゴム】(和英)🔗⭐🔉
だんせい【弾性ゴム】
elastic gum.⇒弾力.
だんそう【弾奏する】(和英)🔗⭐🔉
だんそう【弾奏する】
play.→英和
はずみ【弾み】(和英)🔗⭐🔉
はずむ【弾む】(和英)🔗⭐🔉
ひきて【弾手】(和英)🔗⭐🔉
ひきて【弾手】
a player.→英和
ひく【弾く】(和英)🔗⭐🔉
ひく【弾く】
play.→英和
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