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いしき【意識】🔗⭐🔉
いしき【意識】
(1)(ア)物事に気づくこと。また,その心。感知。知覚。「―を集中する」「人の目を―する」(イ)(混濁・無意識などに対して)はっきりした自律的な心の働きがあること。自覚。覚醒。見当識。「―を失う」「―が残っている」
(2)状況・問題のありようなどを自らはっきり知っていること。「―が高い」「罪の―」
(3)〔哲・心〕〔(ド) Bewu
tsein; (英) consciousness〕
(ア)思考・感覚・感情・意志などを含む広く精神的・心的なものの総体。特に対象を認識する心の働き。主観。物質・存在・世界・自然など,客観的なものに対する。現象学では世界を構成する超越論的自我の働き,また唯物論では存在に拘束される観念一般を意識と呼ぶ。(イ)単なる直接的な情意作用や知覚ではなく,自他の在り方自身を察知する明瞭で反省的な心の状態。また,その作用・内容など。自己自身を対象化する対自的・反省的働き,人格あるいは自我による統一・自律,一定水準の明晰(めいせき)さなどによって規定される。自己意識。
(4)〔仏〕〔(梵) mano-vij
na〕
六識の一。感覚器官による眼・耳・鼻・舌・身の五識に対し,心の働き,精神の働きのこと。第六識。



いしきしょうがい【意識障害】🔗⭐🔉
いしきしょうがい【意識障害】
意識の明るさ(覚醒(かくせい)度)が低下したり,思考・判断・記憶などの能力が損なわれた状態。昏睡・傾眠・譫妄(せんもう)・錯乱・朦朧(もうろう)状態などさまざまな段階に区分される。
いしきてき【意識的】🔗⭐🔉
いしきてき【意識的】
(形動)
自分でもそうと知りながらしているさま。故意。
いしきのながれ【意識の流れ】🔗⭐🔉
いしきのながれ【意識の流れ】
〔stream of consciousness〕
ウィリアム=ジェームズの心理学の用語。常に生成・変化する意識を統一的な流れとして総合的に把握すべきだとする説。文学上では,J=ジョイス,V=ウルフ,W=フォークナーなどにみられる内面描写の手法。
いしきふめい【意識不明】🔗⭐🔉
いしきふめい【意識不明】
意識がなくなった状態。失神。
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