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ねば・い【粘い】🔗🔉

ねば・い【粘い】 (形) ねばりけが多い。ねばっこい。

ねばつ・く【粘つく】🔗🔉

ねばつ・く【粘つく】 (動五) ねばねばする。「御飯が―・く」

ねばっこ・い【粘っこい】🔗🔉

ねばっこ・い【粘っこい】 (形) (1)ねばりけがある。ねばねばする。 (2)しつこい。

ねばつち【粘土】🔗🔉

ねばつち【粘土】 ねばりけのある土。ねんど。ねば。

ねばり【粘り】🔗🔉

ねばり【粘り】 (1)ねばねばすること。 (2)根気があること。

ねばりけ【粘り気】🔗🔉

ねばりけ【粘り気】 ねばりつく性質。

ねばりごし【粘り腰】🔗🔉

ねばりごし【粘り腰】 相撲で,二枚腰。転じて,ねばり強い態度。

ねばりつ・く【粘り着く】🔗🔉

ねばりつ・く【粘り着く】 (動五) ねばりけが強く,物にくっついて離れない。

ねばりづよ・い【粘り強い】🔗🔉

ねばりづよ・い【粘り強い】 (形) よくねばる性質である。根気強い。「―・く説得する」

ねば・る【粘る】🔗🔉

ねば・る【粘る】 (動五) (1)やわらかでよく伸び,物にくっつきやすい状態である。 (2)あきらめずに根気よく続ける。「最後まで―・って勝つ」

ねんえき【粘液】🔗🔉

ねんえき【粘液】 (1)ねばりけのある液。ねばねばした液体。 (2)粘液腺から分泌される粘性の物質。主成分は糖タンパク質。→漿液(しようえき)

ねんえきしつ【粘液質】🔗🔉

ねんえきしつ【粘液質】 〔心〕ヒポクラテスの体液説に基づく気質の四類型の一。感情の変化や活気に乏しいが,粘り強く勤勉な気質。粘着質。

ねんえきすいしゅ【粘液水腫】🔗🔉

ねんえきすいしゅ【粘液水腫】 甲状腺機能低下の際にみられる皮膚の症状。押してもへこまないむくみが顔・手・首・下腿などにみられ,特有の顔つきとなる。甲状腺機能低下症。

ねんきん【粘菌】🔗🔉

ねんきん【粘菌】 変形菌の別名。

ねんけつたん【粘結炭】🔗🔉

ねんけつたん【粘結炭】 乾留すると融合してコークスになる石炭。

ねんせい【粘性】🔗🔉

ねんせい【粘性】 (1)ねばる性質。ねばりけ。 (2)〔viscosity〕 流体の流れでは,流体中の面に対して接線応力が働き,流れに対する抵抗が生ずる。この性質または生ずる抵抗のこと。

ねんせいりつ【粘性率】🔗🔉

ねんせいりつ【粘性率】 流体の粘性の度合を表す語。運動する流体中のある面に対して,その接線方向に現れるずれ応力の大きさは,面に垂直な方向の速度勾配に比例する。その比例定数を粘性率という。物質の種類・温度によって変化する。粘度。粘性係数。

ねんせいりゅうたい【粘性流体】🔗🔉

ねんせいりゅうたい【粘性流体】 粘性をもつ流体。流体力学で,流体の粘性を考慮しなければならないとき,その対象となる流体を特に粘性流体と呼ぶ。

ねんたい【粘体】🔗🔉

ねんたい【粘体】 粘性の大きな物体。飴(あめ)の類。粘性体。

ねんだんせい【粘弾性】🔗🔉

ねんだんせい【粘弾性】 速い変形に対しては,ずれの弾性を示し,遅い変形に対しては粘性流動を示す力学的性質。高分子物質やその溶液にみられることが多い。

ねんちゃく【粘着】🔗🔉

ねんちゃく【粘着】 ねばりけのあるものが他の物にぴったりくっつくこと。ねばりつくこと。「―力」「―性」

ねんちゃくご【粘着語】🔗🔉

ねんちゃくご【粘着語】 ⇒膠着語(こうちやくご)

ねんちゃくざい【粘着剤】🔗🔉

ねんちゃくざい【粘着剤】 接着剤の一。あとで,剥(は)がすことのできる一時的な接着に用いる。

ねんちゃくしつ【粘着質】🔗🔉

ねんちゃくしつ【粘着質】 (1)⇒粘液質 (2)ねばりつく性質。

ねんちゃくテープ【粘着テープ】🔗🔉

ねんちゃくテープ【粘着テープ】 セロファン・ビニール・紙などのテープに接着剤を塗ったもの。

ねんちゅう【粘稠・黏稠】🔗🔉

ねんちゅう【粘稠・黏稠】 ねばりけがあって密度の濃いこと。「―剤」

ねんど【粘土】🔗🔉

ねんど【粘土】 岩石・鉱物が風化分解,あるいは変成作用によってできた,きわめて微細な粒子の集合体。粒径 0.0039mm 未満のもの。湿っていると吸着性・可塑(かそ)性・粘性をもち,赤熱すると固結する。陶器・耐火物・瓦・セメントなどの原料となる。

ねんど【粘度】🔗🔉

ねんど【粘度】 ⇒粘性率

ねんどけい【粘度計】🔗🔉

ねんどけい【粘度計】 流体の粘性率を測定する装置。

ねんどしつ【粘土質】🔗🔉

ねんどしつ【粘土質】 粘土を多く含んでいる物質。また,その状態。

ねんばんがん【粘板岩】🔗🔉

ねんばんがん【粘板岩】 泥岩や頁(けつ)岩が圧力による変成を受けて固く緻密になり,また薄板状に割れやすくなった岩石。スレート・硯(すずり)などに利用する。

ねんまく【粘膜】🔗🔉

ねんまく【粘膜】 消化器・呼吸器・泌尿生殖器などの中空性器官の内面にある軟らかい組織。表面は粘液によって粘滑になっている。

ねんまくないがん【粘膜内癌】🔗🔉

ねんまくないがん【粘膜内癌】 粘膜より発生した癌腫で,粘膜内に限局しているものをいう。初期の状態。粘膜癌。

へな【埴・粘土】🔗🔉

へな【埴・粘土】 粘りけのある土。粘土。

【粘】🔗🔉

【粘】 〔画 数〕11画 − 常用漢字 〔区 点〕3920〔JIS〕4734〔シフトJIS〕9453 〔音 訓〕ネン・デン・ねばる 〔熟語一覧〕 →紙粘土(かみねんど) →耐火粘土(たいかねんど) →腸粘膜(ちょうねんまく) →動粘度(どうねんど) →粘い(ねばい) →粘つく(ねばつく) →粘っこい(ねばっこい) →粘土(ねばつち) →粘り(ねばり) →粘り気(ねばりけ) →粘り腰(ねばりごし) →粘り着く(ねばりつく) →粘り強い(ねばりづよい) →粘る(ねばる) →粘液(ねんえき) →粘液質(ねんえきしつ) →粘液水腫(ねんえきすいしゅ) →粘菌(ねんきん) →粘結炭(ねんけつたん) →粘性(ねんせい) →粘性率(ねんせいりつ) →粘性流体(ねんせいりゅうたい) →粘体(ねんたい) →粘弾性(ねんだんせい) →粘着(ねんちゃく) →粘着語(ねんちゃくご) →粘着剤(ねんちゃくざい) →粘着質(ねんちゃくしつ) →粘着テープ(ねんちゃくテープ) →粘稠・黏稠(ねんちゅう) →粘土(ねんど) →粘度(ねんど) →粘度計(ねんどけい) →粘土質(ねんどしつ) →粘板岩(ねんばんがん) →粘膜(ねんまく) →粘膜内癌(ねんまくないがん) →氷縞粘土(ひょうこうねんど) →埴・粘土(へな)

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