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かい【貝】🔗🔉

かい【貝】 (1)かたい貝殻(かいがら)をもった軟体動物の総称。二枚貝・巻貝(まきがい)・角貝(つのがい)などを含む。 (2)貝殻。「―細工」

かいあわせ【貝合わせ】🔗🔉

かいあわせ【貝合わせ】 (1)平安時代,二組みに分かれて貝を出して合わせ,形・色などの優劣を争った遊戯。 (2)平安末期から起こった遊戯。360 個の蛤(はまぐり)の貝殻を両片に分かち,対になる貝を多く合わせ取った者を勝ちとした遊戯。後世,貝の裏に絵や歌を書いた。かいおおい。

かいかけおんせん【貝掛温泉】🔗🔉

かいかけおんせん【貝掛温泉】 新潟県南部,苗場山の北東中腹の渓谷にある食塩泉。古くからの湯治場。

かいがら【貝殻】🔗🔉

かいがら【貝殻】 貝の外側を覆っている殻。外套膜から分泌される石灰質から成る。貝。介殻。「―細工(ざいく)」

かいがらじま【貝殻島】🔗🔉

かいがらじま【貝殻島】 北海道東部,歯舞諸島の島。根室半島とは珸瑶瑁(ごようまい)水道を隔てる。第二次大戦後はソ連(現,ロシア連邦)の占領下にある。

かいがらぶし【貝殻節】🔗🔉

かいがらぶし【貝殻節】 鳥取県の民謡。帆立て貝漁の櫓漕(ろこ)ぎ唄。

かいがらぼね【貝殻骨】🔗🔉

かいがらぼね【貝殻骨】 肩胛骨(けんこうこつ)の俗称。

かいがらむし【貝殻虫】🔗🔉

かいがらむし【貝殻虫】 半翅目カイガラムシ上科の昆虫の総称。体長数 mm。二齢以後の幼虫は植物に固着し,多量の分泌物に覆われ,貝殻のように見えるものもある。成虫の雄ははねがあり飛ぶが,雌ははねがなく,寄生植物に固着し分泌物で覆われる。

かいざいく【貝細工】🔗🔉

かいざいく【貝細工】 (1)貝殻で作った器具・細工物。 (2)キク科の多年草。オーストラリア原産。高さ約 1m。夏から秋に茎頂に径 2cm 内外の頭花をつける。ドライフラワー・切り花などにする。

かいたにやおこ【貝谷八百子】🔗🔉

かいたにやおこ【貝谷八百子】 (1921-1991) 舞踊家。本名,スミ子。福岡県生まれ。数多くの古典バレエを日本に紹介。「マクベス」「獅子-石橋(しやつきよう)」などの創作バレエを発表。

かいづか【貝塚】🔗🔉

かいづか【貝塚】 原始・古代に人が食べた貝の殻などが堆積(たいせき)したもの。ヨーロッパでは中石器時代以後,日本では縄文時代から弥生時代中期までのものが見られる。

かいづか【貝塚】🔗🔉

かいづか【貝塚】 大阪府南西部,大阪湾に面する市。願泉寺(貝塚御坊)の寺内町として発達。泉州紡績工業都市の一。

かいづかいぶき【貝塚伊吹】🔗🔉

かいづかいぶき【貝塚伊吹】 イブキの園芸品種。幹は直立し,円錐形の樹形をなす。生け垣・庭木などとする。

かいづかしげき【貝塚茂樹】🔗🔉

かいづかしげき【貝塚茂樹】 (1904-1987) 中国史学者。東京生まれ。湯川秀樹の兄。京大人文科学研究所で中国古代の甲骨文字や金石文の研究を行う。

かいづめ【貝爪】🔗🔉

かいづめ【貝爪】 短くて横にひらたい感じのつめ。

かいばい【貝灰】🔗🔉

かいばい【貝灰】 牡蠣(かき)などの貝殻を焼いて得る消石灰。漆喰(しつくい)の材料。

かいばしら【貝柱】🔗🔉

かいばしら【貝柱】 (1)二枚貝の両方の貝殻をつなぎ,閉じさせる筋肉。閉殻筋。肉柱。 (2)ホタテガイ・イタヤガイなどの肉柱を加工した食品。はしら。

かいばらえきけん【貝原益軒】🔗🔉

かいばらえきけん【貝原益軒】 (1630-1714) 江戸前期の儒学者・本草家・教育思想家。筑前生まれ。福岡藩儒。朱陸兼学から朱子学に帰し,博物学的実証主義に立って窮理の道を重視。著「大疑録」「大和本草」,医書の「養生訓」,子女の教育を説いた「和俗童子訓」など多数。

かいへん【貝偏】🔗🔉

かいへん【貝偏】 漢字の偏の一。「財」「賊」「賦」などの「貝」の部分。小貝。

かいむらさき【貝紫】🔗🔉

かいむらさき【貝紫】 地中海産のアッキガイ科の貝の分泌液からとった紫色の染料。非常に高価なため,ローマ時代には皇帝と元老院議員のみの衣服に使用した。帝王紫。ティリアン=パープル。

かいやき【貝焼き】🔗🔉

かいやき【貝焼き】 鮑(あわび)・帆立貝などの殻を鍋にして魚や野菜を煮た料理。

かいよせ【貝寄せ】🔗🔉

かいよせ【貝寄せ】 陰暦 2 月 20 日前後に吹く西風。

かいわ【貝輪】🔗🔉

かいわ【貝輪】 貝殻製の腕輪。大形の二枚貝の殻に穴を開けて環状にしたり,巻き貝を輪切りにしたもの。縄文時代から古墳時代まで用いた。貝釧(かいくしろ)。

かいわり【貝割り・卵割り・穎割り】🔗🔉

かいわり【貝割り・卵割り・穎割り】 (1)二枚貝が開いたような形。また,卵が二つに割れたような形。 (2)かいわりな。 (3)スズキ目の海魚。全長 30cm ほど。アジ類の一種。体色は青みを帯びた銀白色。食用。本州中部以南に分布。ヒラアジ。

かいわりな【貝割り菜】🔗🔉

かいわりな【貝割り菜】 芽が出たばかりの,貝割り形をした二葉を食べる野菜。摘まみ菜など。かいわり。かいわれ。

かいわれ【貝割れ・穎割れ】🔗🔉

かいわれ【貝割れ・穎割れ】 貝割り菜。かいわり。

かいわれだいこん【貝割れ大根】🔗🔉

かいわれだいこん【貝割れ大根】 ダイコンの種子を容器などに密に播き徒長させたもの。子葉が開いた頃に収穫。辛みがあり,サラダや汁の実などにする。

しゃこがい【貝】🔗🔉

しゃこがい【貝】 シャコガイ科の二枚貝の総称。貝類中最も大形の種で,重量 200kg を超えるものもある。貝殻は扇を広げたような形で,太い 5 本の放射肋がある。肉は食用。扇貝。シャコ。

ばい【貝】🔗🔉

ばい【貝】 海産の巻貝。貝殻は長卵形で殻高 7cm 内外。肉は食用。昔は貝殻を使ってばいごま(べいごま)を作った。

ばいか【貝貨】🔗🔉

ばいか【貝貨】 タカラガイなどの貝殻製の貴重品。古代中国やアジア・アフリカ・北アメリカ・オセアニアなどの諸民族の間で,結婚やイニシエーションにおける贈与交換の際に用いられた。

ばいごま【貝独楽】🔗🔉

ばいごま【貝独楽】 巻貝バイの殻の中に溶かした鉛を注ぎ込んで作ったこま。また,鉄などでそれを模して作ったこま。べいごま。

べいごま【貝独楽】🔗🔉

べいごま【貝独楽】 「ばいごま」の転。

【貝】🔗🔉

【貝】 〔画 数〕7画 − 常用漢字 〔区 点〕1913〔JIS〕332D〔シフトJIS〕8A4C 〔音 訓〕ハイ・バイ・かい 〔名乗り〕かい 〔熟語一覧〕 →青貝(あおがい) →赤貝(あかがい) →悪鬼貝(あくきがい) →阿古屋貝(あこやがい) →悪鬼貝(あっきがい) →熱田貝塚(あつたかいづか) →アンモン貝(アンモンがい) →貽貝(いがい) →池蝶貝(いけちょうがい) →板屋貝(いたやがい) →市来貝塚(いちきかいづか) →一枚貝(いちまいがい) →水蝋樹貝殻虫(いぼたかいがらむし) →水蝋樹蝋硬貝殻虫(いぼたろうかたかいがらむし) →鶯貝(うぐいすがい) →姥貝・雨波貝(うばがい) →姥山貝塚(うばやまかいづか) →鸚鵡貝(おうむがい) →大串貝塚(おおぐしかいづか) →大野貝(おおのがい) →大蛇貝(おおへびがい) →大森貝塚(おおもりかいづか) →陸平貝塚(おかだいらかいづか) →荻堂貝塚(おぎどうかいづか) →貝(かい) →貝合わせ(かいあわせ) →貝掛温泉(かいかけおんせん) →貝殻(かいがら) →貝殻島(かいがらじま) →貝殻節(かいがらぶし) →貝殻骨(かいがらぼね) →貝殻虫(かいがらむし) →貝細工(かいざいく) →貝谷八百子(かいたにやおこ) →貝塚(かいづか) →貝塚(かいづか) →貝塚伊吹(かいづかいぶき) →貝塚茂樹(かいづかしげき) →貝爪(かいづめ) →貝灰(かいばい) →貝柱(かいばしら) →貝原益軒(かいばらえきけん) →貝偏(かいへん) →貝紫(かいむらさき) →貝焼き(かいやき) →貝寄せ(かいよせ) →貝輪(かいわ) →貝割り・卵割り・穎割り(かいわり) →貝割り菜(かいわりな) →貝割れ・穎割れ(かいわれ) →貝割れ大根(かいわれだいこん) →笠貝(かさがい) →加曾利貝塚(かそりかいづか) →片山貝(かたやまがい) →烏貝(からすがい) →川蜷・河貝子(かわにな) →干貝・乾貝(カンペイ) →キセル貝(キセルがい) →黒蝶貝(くろちょうがい) →小貝川(こかいがわ) →小貝母(こばいも) →子安貝(こやすがい) →桜貝(さくらがい) →三角貝(さんかくがい) 貝(しゃこがい) →三味線貝(しゃみせんがい) →真珠貝(しんじゅがい) →水字貝(すいじがい) →酢貝(すがい) →須田貝ダム(すだかいダム) →銭貝(ぜぜがい) →平貝(たいらがい) →高蔵貝塚(たかくらかいづか) →宝貝(たからがい) →稚貝(ちがい) →月日貝(つきひがい) →津雲貝塚(つくもかいづか) →角貝(つのがい) →土負貝・溝貝(どぶがい) →鳥貝(とりがい) →鳥浜貝塚(とりはまかいづか) →夏島貝塚(なつしまかいづか) →二枚貝(にまいがい) →貝(ばい) →貝貨(ばいか) →灰貝(はいがい) →貝独楽(ばいごま) →馬鹿貝・馬珂貝(ばかがい) →火皿貝・膝皿貝(ひざらがい) →姫貝(ひめがい) →貝独楽(べいごま) →酸漿貝(ほおずきがい) →帆立貝(ほたてがい) →北寄貝(ほっきがい) →骨貝(ほねがい) →法螺貝(ほらがい) →巻き貝(まきがい) →馬刀貝(まてがい) →水貝(みずがい) →宮入貝(みやいりがい) →海松貝・水松貝(みるがい) →ムール貝(ムールがい) →紫貽貝(むらさきいがい) →物洗貝(ものあらがい) →モヨロ貝塚(もよろかいづか) →夜光貝(やこうがい) →八代貝(やつしろがい) →吉胡貝塚(よしごかいづか) →ラック貝殻虫(ラックかいがらむし) →忘れ貝(わすれがい) →綿吹貝殻虫(わたふきかいがらむし)

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