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きんゆう【金融】🔗🔉

きんゆう【金融】 金銭の融通。資金の需要と供給との関係。金の流れ。

きんゆうあんていかきょしゅつききん【金融安定化拠出基金】🔗🔉

きんゆうあんていかきょしゅつききん【金融安定化拠出基金】 住専処理法に基づいて,預金保険機構内に民間金融機関の共同出資により設けられた基金。住宅金融債権管理機構の資本金および住専の不良債権回収に伴う二次損失の穴埋めに利用される。

きんゆうかくしん【金融革新】🔗🔉

きんゆうかくしん【金融革新】 新しい金融技術・手段の開発による資金運用・調達方法やシステムが革命的に変化していること。金融革命ともいう。

きんゆうかとうせい【金融寡頭制】🔗🔉

きんゆうかとうせい【金融寡頭制】 少数の巨大な金融資本が,一国の経済・政治を支配すること。レーニンによって,資本主義の帝国主義段階における一つの指標とされた。金融寡頭支配。

きんゆうかんとくちょう【金融監督庁】🔗🔉

きんゆうかんとくちょう【金融監督庁】 総理府の外局の一。民間金融機関の検査・監督および一定規模内の破綻処理を担当する。大蔵省から分離し,1998 年(平成 10)発足。証券取引等監視委員会が属する。

きんゆうかんれんほう【金融関連法】🔗🔉

きんゆうかんれんほう【金融関連法】 経営破綻した金融機関の処理方法などについて整備した法。「改正預金保険法」「経営健全性確保法」「金融機関更正手続き特例法」「改正貯金保険法」の四つ。1996 年制定。

きんゆうかんわ【金融緩和】🔗🔉

きんゆうかんわ【金融緩和】 (1)金融市場において資金供給が資金需要に比べて過大となり,資金調達が容易になる状態。季節的要因によるものと景気変動によるものとがある。⇔金融逼迫 (2)景気を刺激するために,通貨当局が公定歩合・支払準備率の引き下げ,買いオペレーションなどの金融政策によって通貨量を増大させ,資金需要を刺激すること。⇔金融引き締め

きんゆうきかん【金融機関】🔗🔉

きんゆうきかん【金融機関】 金融取引を仲介する機関。日本では,日本銀行・普通銀行・長期信用銀行・信託銀行・信用金庫・信用組合・農業協同組合・漁業協同組合・保険会社・証券会社・ノンバンク・郵便局など。

きんゆうきょうこう【金融恐慌】🔗🔉

きんゆうきょうこう【金融恐慌】 (1)信用関係の崩壊による金融市場の混乱。信用恐慌・貨幣恐慌・銀行恐慌などの総称。 (2)1927 年(昭和 2)台湾銀行の不良貸付の暴露を契機に,金融機関を中心に広がった恐慌。若槻内閣は総辞職し田中内閣のモラトリアム(支払猶予令)実施で終息した。

きんゆうきんきゅうそちれい【金融緊急措置令】🔗🔉

きんゆうきんきゅうそちれい【金融緊急措置令】 1946 年(昭和 21)2 月,第二次大戦後の急激なインフレを終息させるために行われた預金封鎖,新円への切り替えなどの通貨・金融措置。

きんゆうこうこ【金融公庫】🔗🔉

きんゆうこうこ【金融公庫】 中小企業・農漁民・勤労者などへ資金を貸すために政府が出資して作った金融機関。

きんゆうサービスほう【金融サービス法】🔗🔉

きんゆうサービスほう【金融サービス法】 金融市場において個人投資家を不当な取引から保護し,投資家自身の責任を促すための法律。情報開示の徹底,誇大広告の禁止などを規定。日本では 2001 年(平成 13)制定予定。

きんゆうさい【金融債】🔗🔉

きんゆうさい【金融債】 特定の金融機関が長期資金の調達のために発行する債券。利付金融債と割引金融債がある。→社債事業債

きんゆうさきものとりひき【金融先物取引】🔗🔉

きんゆうさきものとりひき【金融先物取引】 通貨・金利・債券・株式などの金融商品について,将来の特定の時期にその取引対象を売買することを現時点で約する取引。

きんゆうしさん【金融資産】🔗🔉

きんゆうしさん【金融資産】 貨幣や預貯金・有価証券・貸付債権など貨幣の支払い請求権の形で保有する資産。土地・機械などの実物資産と対比される。

きんゆうしじょう【金融市場】🔗🔉

きんゆうしじょう【金融市場】 資金の需要と供給とが出合い,金利体系が決定され,資金取引の行われる抽象的な市場の総称。取引区分から国内金融市場と国際金融市場,期限区分から長期金融市場と短期金融市場を区別する。

きんゆうしほん【金融資本】🔗🔉

きんゆうしほん【金融資本】 (1)銀行資本が産業資本と結合して,経済を独占的に支配する資本形態。 (2)俗に,銀行資本または貸付資本のこと。

きんゆうじゆうか【金融自由化】🔗🔉

きんゆうじゆうか【金融自由化】 金融取引における規制や制限を撤廃すること。わが国では金利の自由化と金融機関の業務分野の自由化の二つが柱。

きんゆうしゅうし【金融収支】🔗🔉

きんゆうしゅうし【金融収支】 営業取引上の収支を含まない金融取引上の収支。受取利息・配当金などから支払利息・手形割引料などを引いたもの。

きんゆうせいさく【金融政策】🔗🔉

きんゆうせいさく【金融政策】 通貨当局(政府または中央銀行)が,金融市場に働きかけて通貨の供給を調節することによって,民間の消費や投資に影響を及ぼし,完全雇用や物価安定といった経済安定化を図る経済政策の一つ。金利政策・公開市場操作・支払準備率変更政策などの手段が代表的。広義には,貨幣制度・銀行制度・証券制度などの金融制度に関する政策を含む。

きんゆうせいどかいかくほう【金融制度改革法】🔗🔉

きんゆうせいどかいかくほう【金融制度改革法】 正称,「金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律」。銀行,証券会社などの金融機関がそれぞれの子会社を通して別の業務に参入可能になるなど,金融業務の自由化,活性化をはかる。1993 年(平成 5)制定。

きんゆうせいどちょうさかい【金融制度調査会】🔗🔉

きんゆうせいどちょうさかい【金融制度調査会】 金融制度のあり方を調査・審議する大蔵大臣の諮問機関。1956 年(昭和 31)設置。

きんゆうそうば【金融相場】🔗🔉

きんゆうそうば【金融相場】 金融事情が原因となっている相場。普通,不況期の金融緩和によって上昇する相場をいう。

きんゆうとりひき【金融取引】🔗🔉

きんゆうとりひき【金融取引】 資金の貸借取引のこと。これにより資金余剰主体と資金不足主体との間で資金移転が行われる。

きんゆうひきしめ【金融引き締め】🔗🔉

きんゆうひきしめ【金融引き締め】 インフレや景気の過熱を抑えるために,通貨当局が公定歩合や支払準備率の引き上げ,売りオペレーションなどの金融政策によって通貨量を縮小させ,資金需要を抑制すること。⇔金融緩和

きんゆうビッグバン【金融ビッグバン】🔗🔉

きんゆうビッグバン【金融ビッグバン】 ⇒ビッグバン

きんゆうひっぱく【金融逼迫】🔗🔉

きんゆうひっぱく【金融逼迫】 金融市場において資金需要が資金供給に比べて過大となり,資金調達が困難になる状態。季節的要因によるものと景気変動によるものとがある。⇔金融緩和

きんゆうもちかぶがいしゃ【金融持ち株会社】🔗🔉

きんゆうもちかぶがいしゃ【金融持ち株会社】 金融機関の株式を所有する持ち株会社。日本では独占禁止法により禁止されていたが,「日本版ビッグバン」の一環として 1998 年(平成10)以降認められた。

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