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広辞苑の検索結果 (31)

きん‐ゆう【金融】🔗🔉

きん‐ゆう金融】 ①金銭の融通。かねまわり。 ②経済社会における資金の貸借。 ⇒きんゆう‐かい【金融界】 ⇒きんゆう‐がいしゃ【金融会社】 ⇒きんゆう‐かとうせい【金融寡頭制】 ⇒きんゆう‐かんまん【金融緩慢】 ⇒きんゆう‐かんわ【金融緩和】 ⇒きんゆう‐きかん【金融機関】 ⇒きんゆう‐きょうこう【金融恐慌】 ⇒きんゆう‐けんさかん【金融検査官】 ⇒きんゆう‐こうがく【金融工学】 ⇒きんゆう‐こうこ【金融公庫】 ⇒きんゆう‐さい【金融債】 ⇒きんゆう‐さきものとりひき【金融先物取引】 ⇒きんゆう‐しさん【金融資産】 ⇒きんゆう‐しじょう【金融市場】 ⇒きんゆう‐しほん【金融資本】 ⇒きんゆう‐じゆうか【金融自由化】 ⇒きんゆうしょうひん‐ちゅうかい【金融商品仲介】 ⇒きんゆうしょうひん‐とりひき【金融商品取引】 ⇒きんゆうしょうひん‐とりひきじょ【金融商品取引所】 ⇒きんゆうしょうひん‐とりひき‐ほう【金融商品取引法】 ⇒きんゆうしょうひん‐はんばい‐ほう【金融商品販売法】 ⇒きんゆう‐しんぎかい【金融審議会】 ⇒きんゆう‐せいさく【金融政策】 ⇒きんゆう‐そうば【金融相場】 ⇒きんゆう‐ちょう【金融庁】 ⇒きんゆう‐の‐しょうけんか【金融の証券化】 ⇒きんゆう‐はせい‐しょうひん【金融派生商品】 ⇒きんゆう‐ひきしめ【金融引締め】 ⇒きんゆう‐ひっぱく【金融逼迫】 ⇒きんゆう‐もちかぶがいしゃ【金融持株会社】

きんゆう‐かい【金融界】🔗🔉

きんゆう‐かい金融界】 ①銀行・信託・保険会社など金融業者の社会。 ②金融市場。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐がいしゃ【金融会社】‥グワイ‥🔗🔉

きんゆう‐がいしゃ金融会社‥グワイ‥ 消費者金融・住宅金融・証券金融など、金融を主な業務とする会社。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐かとうせい【金融寡頭制】‥クワ‥🔗🔉

きんゆう‐かとうせい金融寡頭制‥クワ‥ (financial oligarchy)少数の巨大な金融資本が事実上一国の全経済生活を支配している体制。金融寡頭支配。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐かんまん【金融緩慢】‥クワン‥🔗🔉

きんゆう‐かんまん金融緩慢‥クワン‥ 金融市場において、資金の需要が供給に比して少なく、一般企業の資金調達が容易となる状態。金融閑散。↔金融逼迫ひっぱく⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐かんわ【金融緩和】‥クワン‥🔗🔉

きんゆう‐かんわ金融緩和‥クワン‥ ①市中銀行と企業との関係において、貸付資金の供給がそれに対する需要に比べて多い状態。 ②景気を刺激するため、中央銀行が公定歩合・支払準備率の引下げや買いオペレーションによって市中の資金調達を容易にすること。↔金融引締め。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐きかん【金融機関】‥クワン🔗🔉

きんゆう‐きかん金融機関‥クワン 資金の造出・融通・供給およびその仲介を行う機関。銀行・証券会社・信託会社・保険会社・信用金庫・農業協同組合・質屋の類。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐きょうこう【金融恐慌】‥クワウ🔗🔉

きんゆう‐きょうこう金融恐慌‥クワウ ①広義には、金融界を中心に起こる貨幣恐慌・信用恐慌の総称。 ②狭義には、銀行恐慌の意。 ③日本では、特に1927年(昭和2)の恐慌をさす。震災手形処理問題をめぐって発生、銀行・企業の破産・休業が続発した。 →資料:金融恐慌の発端 →恐慌⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐けんさかん【金融検査官】‥クワン🔗🔉

きんゆう‐けんさかん金融検査官‥クワン 金融庁、または財務省の地方部局である財務局に属し、金融機関の業務・財産の検査などに当たる職員。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐こうがく【金融工学】🔗🔉

きんゆう‐こうがく金融工学】 数理的手法を用いて、金融資産などの価格評価やリスク管理、新規の金融商品の開発等について研究する学問分野。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐こうこ【金融公庫】🔗🔉

きんゆう‐こうこ金融公庫】 中小企業・農漁民・勤労者などへ資金を貸すために政府が出資して作った金融機関。中小企業金融公庫・農林漁業金融公庫・国民生活金融公庫・住宅金融公庫などがある。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐さい【金融債】🔗🔉

きんゆう‐さい金融債】 特殊金融機関が特別法に基づいて発行する債券。利付債と割引債とがある。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐さきものとりひき【金融先物取引】🔗🔉

きんゆう‐さきものとりひき金融先物取引】 通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐しさん【金融資産】🔗🔉

きんゆう‐しさん金融資産】 土地・建物・機械・原材料・製品などの事業資産(実物資産)に対して、貨幣および金融商品などの資産。預貯金・受取手形・売掛金・貸付金・債券・株式・投資信託・貸付信託・保険など。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐しじょう【金融市場】‥ヂヤウ🔗🔉

きんゆう‐しじょう金融市場‥ヂヤウ 資金の貸借や金融商品の売買が行われる市場。国内金融市場・国外金融市場、長期金融市場・短期金融市場の別がある。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐しほん【金融資本】🔗🔉

きんゆう‐しほん金融資本】 ①銀行資本と産業資本とが融合して生じた独占的な資本。 ②通俗的には単に貸付資本・銀行資本をいうこともある。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐じゆうか【金融自由化】‥イウクワ🔗🔉

きんゆう‐じゆうか金融自由化‥イウクワ 金利・業務分野・国際取引など金融制度上の政府規制が緩和・撤廃されること。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆうしょうひん‐ちゅうかい【金融商品仲介】‥シヤウ‥🔗🔉

きんゆうしょうひん‐ちゅうかい金融商品仲介‥シヤウ‥ 証券会社などの委託を受け、金融商品の勧誘などを業として行うこと。仲介業者は金融商品取引の契約当事者とはならない。2006年、証券仲介業を改称。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆうしょうひん‐とりひき【金融商品取引】‥シヤウ‥🔗🔉

きんゆうしょうひん‐とりひき金融商品取引‥シヤウ‥ 証券取引・金融先物取引・証券投資顧問・投資信託などを業として行うこと。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆうしょうひん‐とりひきじょ【金融商品取引所】‥シヤウ‥🔗🔉

きんゆうしょうひん‐とりひきじょ金融商品取引所‥シヤウ‥ 金融商品取引法により、金融商品の売買市場を開設する目的で作られる金融商品会員制法人または株式会社。2006年同法の成立に伴い、証券取引所を改称。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆうしょうひん‐とりひき‐ほう【金融商品取引法】‥シヤウ‥ハフ🔗🔉

きんゆうしょうひん‐とりひき‐ほう金融商品取引法‥シヤウ‥ハフ 有価証券のほか、預金契約に基づく債権、通貨、一定のデリバティブなどの金融商品の取引について規定する法律。金融商品の公正な価格形成・取引、円滑な流通、投資者の保護などを目的とする。証券取引法を改め、2006年成立。金商法。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆうしょうひん‐はんばい‐ほう【金融商品販売法】‥シヤウ‥ハフ🔗🔉

きんゆうしょうひん‐はんばい‐ほう金融商品販売法‥シヤウ‥ハフ 金融商品の販売に際し販売業者が顧客に説明すべき事項を定め、顧客の保護を図る法律。説明義務違反により顧客に損害が生じた場合の販売業者の責任、適正な金融商品の販売を確保するための措置等も規定する。2000年制定。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐しんぎかい【金融審議会】‥クワイ🔗🔉

きんゆう‐しんぎかい金融審議会‥クワイ 金融庁の審議会。内閣総理大臣・金融庁長官・財務大臣の諮問に応じて金融に関する重要事項を調査・審議する。1998年大蔵省金融企画局の組織として発足、2000年金融庁に移管。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐せいさく【金融政策】🔗🔉

きんゆう‐せいさく金融政策】 中央銀行あるいは通貨当局が、国民経済の安定と発展をはかる目的で金融市場・資本市場を通じて資金量およびその流れを調整するために行う政策。公定歩合や預金準備率の変更、公開市場操作・窓口規制などを通じて行う。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐そうば【金融相場】‥サウ‥🔗🔉

きんゆう‐そうば金融相場‥サウ‥ 金融緩和や金利低下を材料として上昇する相場。金利低下で株式利回りが相対的に上昇し、金融機関その他の余裕資金が株式投資に向けられ、不況下で株高となる。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐ちょう【金融庁】‥チヤウ🔗🔉

きんゆう‐ちょう金融庁‥チヤウ 中央行政機関の一つ。金融政策の企画・立案、金融機関の検査・監督を行う。1998年設置の金融監督庁を改組し、2000年設置。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐の‐しょうけんか【金融の証券化】‥クワ🔗🔉

きんゆう‐の‐しょうけんか金融の証券化‥クワ (→)セキュリタイゼーションに同じ。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐はせい‐しょうひん【金融派生商品】‥シヤウ‥🔗🔉

きんゆう‐はせい‐しょうひん金融派生商品‥シヤウ‥ (→)デリバティブに同じ。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐ひきしめ【金融引締め】🔗🔉

きんゆう‐ひきしめ金融引締め】 景気の過熱などをおさえるため、中央銀行が公定歩合・支払準備率の引上げや売りオペレーションによって市中の資金需要の抑制をはかること。↔金融緩和。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐ひっぱく【金融逼迫】🔗🔉

きんゆう‐ひっぱく金融逼迫】 金融市場において、資金の需要が供給に比して過大で、一般企業の資金調達が困難となる状態。かねづまり。↔金融緩慢。 ⇒きん‐ゆう【金融】

きんゆう‐もちかぶがいしゃ【金融持株会社】‥グワイ‥🔗🔉

きんゆう‐もちかぶがいしゃ金融持株会社‥グワイ‥ 銀行の持株会社。アメリカでは多くの銀行が持株会社を設立しており、日本でも1998年に認められた。 ⇒きん‐ゆう【金融】

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きん-ゆう【金融】🔗🔉

きん-ゆう [0] 【金融】 金銭の融通。資金の需要と供給との関係。金の流れ。

きんゆう-かとうせい【金融寡頭制】🔗🔉

きんゆう-かとうせい ―クワトウ― [0] 【金融寡頭制】 少数の巨大な金融資本が,一国の経済・政治を支配すること。レーニンによって,帝国主義段階の資本主義の一つの指標とされた。金融寡頭支配。

きんゆう-かんわ【金融緩和】🔗🔉

きんゆう-かんわ ―クワン― [5] 【金融緩和】 (1)金融市場において資金供給が資金需要に比べて過大となり,資金調達が容易になる状態。季節的要因によるものと景気変動によるものとがある。 ⇔金融逼迫 (2)景気を刺激するために,通貨当局が公定歩合・支払準備率の引き下げ,買いオペレーションなどの金融政策によって通貨量を増大させ,資金需要を刺激すること。 ⇔金融引き締め

きんゆう-きかん【金融機関】🔗🔉

きんゆう-きかん ―クワン [6][5] 【金融機関】 金融取引を仲介する機関。日本では,日本銀行・普通銀行・長期信用銀行・信託銀行・信用金庫・信用組合・農業協同組合・漁業協同組合・保険会社・証券会社・ノンバンク・郵便局など。

きんゆう-ぎょう【金融業】🔗🔉

きんゆう-ぎょう ―ゲフ [3] 【金融業】 金融を営利目的とする事業。

きんゆう-きょうこう【金融恐慌】🔗🔉

きんゆう-きょうこう ―クワウ [5] 【金融恐慌】 (1)信用関係の崩壊による金融市場の混乱。信用恐慌・貨幣恐慌・銀行恐慌などの総称。 (2)1927年(昭和2)台湾銀行の不良貸付の暴露を契機に,金融機関を中心に広がった恐慌。若槻内閣は総辞職し田中内閣のモラトリアム(支払猶予令)実施で終息した。

きんゆう-きんきゅうそちれい【金融緊急措置令】🔗🔉

きんゆう-きんきゅうそちれい ―キンキフ― 【金融緊急措置令】 1946年(昭和21)2月,第二次大戦後の急激なインフレーションを終息させるために行われた通貨・金融措置。預金封鎖,新円への切り替えなどが行われた。

きんゆう-こうこ【金融公庫】🔗🔉

きんゆう-こうこ [5] 【金融公庫】 中小企業・農漁民・勤労者などへ資金を貸すために政府が出資して作った金融機関。「住宅―」

きんゆう-さい【金融債】🔗🔉

きんゆう-さい [3] 【金融債】 特定の金融機関が長期資金の調達のために発行する債券。利付金融債と割引金融債の二種がある。 →社債 →事業債

きんゆう-さきもの-とりひき【金融先物取引】🔗🔉

きんゆう-さきもの-とりひき [9][10] 【金融先物取引】 通貨・金利・債券・株式などの金融商品について,将来の特定の時期にその取引対象を売買することを現時点で約する取引。

きんゆう-しさん【金融資産】🔗🔉

きんゆう-しさん [5] 【金融資産】 貨幣および預貯金・有価証券・貸付債権などの請求権の形で保有する資産。土地・機械などの実物資産と対比される。

きんゆう-しじょう【金融市場】🔗🔉

きんゆう-しじょう ―ヂヤウ [5] 【金融市場】 資金の需要と供給とが出合い,金利体系が決定され,資金取引の行われる抽象的な市場の総称。取引区分から国内金融市場と国際金融市場に,期限区分から長期金融市場と短期金融市場に区別される。

きんゆう-しほん【金融資本】🔗🔉

きんゆう-しほん [5] 【金融資本】 (1)銀行資本が産業資本と結合して,経済を独占的に支配する資本形態。 (2)俗に銀行資本または貸付資本のこと。

きんゆう-じゆうか【金融自由化】🔗🔉

きんゆう-じゆうか ―ジイウクワ [0] 【金融自由化】 金融取引における規制や制限を撤廃すること。わが国では金利の自由化と金融機関の業務分野の自由化の二つが柱。

きんゆう-しゅうし【金融収支】🔗🔉

きんゆう-しゅうし ―シウ― [5] 【金融収支】 営業取引上の収支を含まない金融取引上の収支。受取利息・配当金などから支払利息・手形割引料などを引いたもの。

きんゆう-せいさく【金融政策】🔗🔉

きんゆう-せいさく [5] 【金融政策】 通貨当局(政府または中央銀行)が,金融市場に働きかけて通貨の供給を調節することによって,民間の消費や投資に影響を及ぼし,完全雇用や物価安定といった経済安定化を図る経済政策の一つ。金利政策・公開市場操作・支払準備率変更政策などの手段が代表的。広義には,貨幣制度・銀行制度・証券制度などの金融制度に関する政策を含む。

きんゆう-そうば【金融相場】🔗🔉

きんゆう-そうば ―サウ― [5] 【金融相場】 金融事情が原因となっている相場。普通,不況期の金融緩和により上昇する相場をいう。

きんゆう-とりひき【金融取引】🔗🔉

きんゆう-とりひき [5][6] 【金融取引】 資金の貸借取引のこと。これにより資金余剰主体と資金不足主体との間で資金移転が行われる。

きんゆう-はせいしょうひん【金融派生商品】🔗🔉

きんゆう-はせいしょうひん ―シヤウヒン [8] 【金融派生商品】 ⇒デリバティブ

きんゆう-ひきしめ【金融引(き)締め】🔗🔉

きんゆう-ひきしめ [5] 【金融引(き)締め】 インフレや景気の過熱を抑えるために,通貨当局が公定歩合や支払準備率の引き上げ,売りオペレーションなどの金融政策によって通貨量を縮小させ,資金需要を抑制すること。 ⇔金融緩和

きんゆう-ひっぱく【金融逼迫】🔗🔉

きんゆう-ひっぱく [5] 【金融逼迫】 金融市場において資金需要が資金供給に比べて過大となり,資金調達が困難になる状態。季節的要因によるものと景気変動によるものとがある。 ⇔金融緩和

こうこ【金融公庫】(和英)🔗🔉

こうこ【金融公庫】 a finance corporation.

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