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くじら【鯨】🔗🔉

くじら【鯨】 (1)クジラ目に属する水生哺乳類の総称。体長は 2〜35m で,シロナガスクジラは体重 150 トンに及び,地球史上最大の重量をもつ動物。4m 以下の小形種はイルカというが,その区別は明確でない。海洋に広く分布し,淡水にすむ種も少数ある。肺で呼吸し,俗に「潮吹き」と呼ばれるのは鼻孔から吐き出された温かい呼気。歯をもつ歯クジラ亜目と鯨鬚をもつヒゲクジラ亜目に大別される。肉は食用とするほか全身無駄なく利用できる。乱獲により激減した種もある。いさな。 (2)「鯨尺」の略。

くじらざ【鯨座】🔗🔉

くじらざ【鯨座】 〔(ラ) Cetus〕 12 月の宵に南中する星座。最初に発見された変光星ミラを含む。

くじらじゃく【鯨尺】🔗🔉

くじらじゃく【鯨尺】 主に布地の長さを測るのに使われていた尺。1891 年(明治 24)に,66 分の 25m(約 37.879cm)をもって 1 尺と定めた。普通の曲尺(かねじやく)の 1.25 倍。1958 年(昭和 33)の尺貫法廃止にともない法定単位でなくなった。鯨差し。→呉服尺

くじらまく【鯨幕】🔗🔉

くじらまく【鯨幕】 白布と黒布とを交互に縫い合わせた幕。凶事用。

げいいん【鯨飲】🔗🔉

げいいん【鯨飲】 水や酒を一度にたくさん飲むこと。牛飲。

げいいんばしょく【鯨飲馬食】🔗🔉

げいいんばしょく【鯨飲馬食】 たくさん飲みかつ食べること。牛飲馬食。

げいにく【鯨肉】🔗🔉

げいにく【鯨肉】 くじらの肉。

げいは【鯨波】🔗🔉

げいは【鯨波】 (1)大波。 (2)ときの声。

げいゆ【鯨油】🔗🔉

げいゆ【鯨油】 ヒゲクジラ類から得る油。パルミチン酸・オレイン酸などのグリセリドが主成分。石鹸(せつけん)・マーガリンなどの原料にした。

げいろう【鯨蝋】🔗🔉

げいろう【鯨蝋】 マッコウクジラなどから得た鯨油を冷却圧搾し,油分を除いて製する固体蝋。化粧品などの原料とした。

とき【鬨・鯨波】🔗🔉

とき【鬨・鯨波】 昔,合戦の始め,また勝利したとき多人数の者が同時に発する叫び声。

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