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なか‐ば【半】🔗🔉

なか‐ば【半】 (「中(なか)端(は)」の意という) 1 半分に分けたものの一方。半分。 2 まんなか、中間点を示す。 一定の長さ、または範囲の中間、中央の地点をいう。「道の半ばに至る」一定の時間の中間。暦、季節、生涯など、ある時間の中間の時点をいう。「人生も半ばを過ぎる」「四月半ばの頃」ある状態が始まってから、終わると予想されるまでの中間の状態をいう。あることが盛んに行われている頃。まっ最中。中途。「事業の半ばに倒れる」 〔副〕 1 半分ほど、そういう状態であるさまを表す。「なかば…なかば…」と二つの状態を対比して用いることが多い。*ロドリゲス日本大文典「nacaba(ナカバ)ヲソレnacaba(ナカバ)アキレテイタ」 2 (「半分ほど」の意が強調されて)ある状態が進んで、大方そうなるさまを表す。ほとんど。だいぶ。よほど。*古今‐四五二「さ夜ふけてなかばたけゆく」 ●半ば過(す)ぐ 半ばを過ぎる。半分をこえる。 ●半ばの月(つき) 1 半円形の月。半月。 2 月なかばの月。満月。特に、中秋の月。 3 琵琶の異称。その表面に三日月の形のあながあるところからいう。

なか‐ら【半】🔗🔉

なか‐ら【半】 (「ら」は、おおよそに示す意の接尾語) 1 ほぼ半分の量や大きさ。*枕‐七六「色々の衣どもこぼし出でたる人の、簾(す)をおし入れて、なからいりたるやうなるも」 2 続いている物事の真ん中。中間点。 事柄の程度、あるいは進歩の具合について、その半分ほど。なかば。*落窪‐一「おそろしかりけんけしきに、なからは死にけむ」一つながりのものの中ほど。真ん中。和歌、音曲などの中途。*蜻蛉‐下「これがかへし〈略〉なからまでは遊ばしたなるを」山などの中腹。長い道のりなどの途中。*更級「山のなからばかりの」

はん【半】🔗🔉

はん【半】 1 なかば。二つに分けた一つ。 2 刻または時間の二分の一をいう。「二つ半」「午前六時半」など。 3 二で割りきれない数。奇数。丁(ちょう)の対。 4 田の面積をいう。一段の半分。太閤検地以前は、一八〇歩、それ以後は一五〇歩をいう。 ●半の日(ひ) 奇数の日。はんび。

はん‐ぼ【半🔗🔉

はん‐ぼ【半 (「」は「」で、神に供える黍(きび)や粟を盛る器。その深さを半分にしたところからの称)底の浅い飯櫃(めしびつ)。

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