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こと【同】🔗⭐🔉
こと【同】
〔副〕(「ごと(如)」と同源)同じ…するなら。どうせ…するのなら。ある個別的な実現のしかたをする動作を、それとは異なった実現のしかたを仮想して対比し、いずれも動作としては同じであるとみなしつつ、そうした異なる実現のしかたもあろうに、と考える時の、同じとみなす気持を表わす。仮定表現を伴うことが多い。
●同さけば
(「さけ」は動詞「さく(放)」の未然形。「ば」は接続助詞)同じ遠ざけるのなら。どうせ離すのなら。*万葉‐一四〇二「殊放者(ことさけば)沖ゆ放(さ)けなむ」
●同ならば
(「ごとならば」とも)同じことなら。なろうことなら。*古今‐八二「ことならば咲かずやはあらぬ桜花」
●同は
(「ごとは」とも)「こと」を強めた言い方。同じことなら。どうせのことなら。*古今‐四〇二「かきくらしことは降らなん春雨にぬれぎぬ着せて君をとどめん」
●同降(ふ)らば
同じ降るのなら。*万葉‐二三一七「殊(こと)降らば袖さへぬれてとほるべく降らなむ雪の空に消につつ」
●同愛(め)でば
同じ愛するのなら。*書紀‐允恭八年二月・歌謡「花妙(はなぐは)し桜の愛で許等(コト)愛でば早くは愛でず我が愛づる子ら」
どう【同・仝】🔗⭐🔉
どう【同・仝】
1 おなじであること。ひとしいこと。
2 前に出てきた字句を繰り返して書く代わりに用いる語。「三月一日出発、同七日到着」
3 前に出てきた事柄を受けて、連体詞的に「その…」の意で用いる。「同問題」
日国に「同」で完全一致するの検索結果 1-2。