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おない‐どし【同い年】🔗🔉

おない‐どし同い年】 (オナジトシの音便)年齢が同じであること。同年。

おなじ【同じ】🔗🔉

おなじ同じ】 (形容詞「おなじ」が体言化したもの) [一]〔名〕 質・状態・程度などが同一であること。差異がないこと。「前に買った柄がらと―だ」「君と背丈が―になった」 [二]〔連体〕 同一の。同類の。同程度の。「―名前」「―成績」「彼の家とは―方向だ」「前回と―人を指名する」 [三]〔副〕 (「なら」と呼応して)どうせ。どっちみち。「―買うならもう少しましなものを買いなさい」 ⇒おなじ‐まいまい【同蝸牛】

おな・じ【同じ】(形シク)🔗🔉

おな・じ同じ】 〔形シク〕 体言に続く場合(殊に和文脈において)は「おなじき」よりも「おなじ」の形が多く用いられる。口語では「同じい」という形であるが、現在はほとんど使われず、連用形「おなじく」が残る。 ①(二つ以上のものが質あるいは条件に)かわりがない。ちがいがない。差がない。万葉集15「君がむた行かましものを―・じこと後れて居れど良きこともなし」。源氏物語桐壺「―・じほどそれより下らうの更衣たち」。「右に―・じく厳罰に処す」 ②ひとつものである。同一である。万葉集18「あしひきの山は無くもが月見れば―・じき里を心隔てつ」。平家物語11「殿を―・じうして住み給へ」→おなじ(連体) ⇒同じ穴の貉 ⇒同じ釜の飯を食う ⇒同じ流れを掬ぶ ⇒同じ星の下に生まれる ○同じ穴の貉おなじあなのむじな 一見別にみえても実は同類であること。多く悪人についていう。「同じ穴の狐(狸)」「一つ穴の貉(狐)」とも。 ⇒おな・じ【同じ】

○同じ穴の貉おなじあなのむじな🔗🔉

○同じ穴の貉おなじあなのむじな 一見別にみえても実は同類であること。多く悪人についていう。「同じ穴の狐(狸)」「一つ穴の貉(狐)」とも。 ⇒おな・じ【同じ】 おなじ・い同じい】 〔形〕 「おなじ」参照。 おなじか同じか】 〔副〕 (同ジクハの約)いっそ。狂言、文相撲「―無用にせいといへ」

おなじ・い【同じい】🔗🔉

おなじ・い同じい】 〔形〕 「おなじ」参照。

おなじか【同じか】🔗🔉

おなじか同じか】 〔副〕 (同ジクハの約)いっそ。狂言、文相撲「―無用にせいといへ」 ○同じ釜の飯を食うおなじかまのめしをくう 起居をともにした親しい仲をいう。「一つ釜の飯を食う」とも。 ⇒おな・じ【同じ】

○同じ釜の飯を食うおなじかまのめしをくう🔗🔉

○同じ釜の飯を食うおなじかまのめしをくう 起居をともにした親しい仲をいう。「一つ釜の飯を食う」とも。 ⇒おな・じ【同じ】 おなじく同じく】 〔接続〕 (形容詞「おなじ」の連用形から)ならびに。および。「当事者A、―B」 ⇒おなじく‐は【同じくは】 おなじく‐は同じくは】 〔副〕 同じことならば。枕草子87「―庭にまことの山を作らせ侍らむ」 ⇒おなじく【同じく】

おなじく【同じく】🔗🔉

おなじく同じく】 〔接続〕 (形容詞「おなじ」の連用形から)ならびに。および。「当事者A、―B」 ⇒おなじく‐は【同じくは】

おなじく‐は【同じくは】🔗🔉

おなじく‐は同じくは】 〔副〕 同じことならば。枕草子87「―庭にまことの山を作らせ侍らむ」 ⇒おなじく【同じく】 ○同じ流れを掬ぶおなじながれをむすぶ 旅人同士などが一樹の陰に宿り一河の流れの水を汲むの意。互いに縁ある者のたとえ。 ⇒おな・じ【同じ】 ○同じ星の下に生まれるおなじほしのもとにうまれる 同じ運命を持つ者として生まれる。島崎藤村、破戒「この不幸な少年も矢張自分と同じ星の下に生れたことを思ひ浮べた」→ほし(星)8 ⇒おな・じ【同じ】

○同じ流れを掬ぶおなじながれをむすぶ🔗🔉

○同じ流れを掬ぶおなじながれをむすぶ 旅人同士などが一樹の陰に宿り一河の流れの水を汲むの意。互いに縁ある者のたとえ。 ⇒おな・じ【同じ】

○同じ星の下に生まれるおなじほしのもとにうまれる🔗🔉

○同じ星の下に生まれるおなじほしのもとにうまれる 同じ運命を持つ者として生まれる。島崎藤村、破戒「この不幸な少年も矢張自分と同じ星の下に生れたことを思ひ浮べた」→ほし(星)8 ⇒おな・じ【同じ】 おなじ‐まいまい同蝸牛‥マヒマヒ オナジマイマイ科の蝸牛かたつむり。殻高約1センチメートルの低い円錐形で、螺層は5.5階。黄色や赤褐色で、1本の褐色の帯をもつものもある。東南アジア原産で、サツマイモなどとともに日本に入り、現在では各地に分布し、人家の近くの庭や田畑などに普通。 ⇒おなじ【同じ】 おなじゅう・する同じゅうするオナジウ‥ 〔自サ変〕 (「同じくする」の転)…が同じである。福沢諭吉、文明論之概略「古今の人智其品位を同ふせざるの証なり」。「出身地を―・する」「時を―・して起こる」 おな‐じょうろうをな上臈ヲナジヤウラフ 「おな(女)」を敬った言い方。狂言、貰聟「こなたには―というて、むすめ子が御ざらうが」 おなつ‐せいじゅうろうお夏清十郎‥ジフラウ 1662年(寛文2)姫路の宿屋但馬たじま屋の娘お夏と手代清十郎とが駆落ちしようとして捕らえられ、その上、金子きんす紛失の嫌疑で清十郎は死刑、お夏は発狂したという巷説。これを脚色したものに井原西鶴の「好色五人女」の第1話、近松門左衛門の浄瑠璃「五十年忌歌念仏」、坪内逍遥の舞踊劇「お夏狂乱」などがある。 おなつ‐めし御夏飯】 (愛媛県で)(→)盆勧進ぼんかんじんに同じ。 お‐なで御撫で】 ①(女性語)箒ほうき。 ②女中を兼ねた妾めかけ。おさすり。 オナニーOnanie ドイツ】 (旧約聖書「創世記」中の人物オナン(Onan)の名による)自慰。手淫。 おなはま小名浜ヲ‥ 福島県いわき市南東部の港を中心とする地区。江戸時代は漁港として繁栄し、幕末からは石炭積出港として発展。第二次大戦後は工業化が進展。 おなべお鍋】 ①鍋を丁寧にいう語。 ②女性の名前。江戸時代の下女の代表的名前。 ③夜なべ。 お‐なま御生】 なまいき(生意気)。 お‐なま御膾】 (女房詞)なます。〈日葡辞書〉 お‐なみ男波ヲ‥ 高低のある波のうちの高い方。片男波。↔女波めなみ おなみだ‐ちょうだい御涙頂戴‥チヤウ‥ 文芸作品や映画などで、読者や観客の甘い感傷に訴えて涙をさそおうとすることにいう。 お‐なもみ葈耳・巻耳ヲ‥ キク科の一年草。路傍の雑草。高さ約1.5メートル。葉には鋸歯きょしが多い。夏から初秋、帯緑色の小さな頭状花をつける。楕円形の果実はとげをもち、衣服などに付着して遠くに運ばれる。成熟した実を漢方で蒼耳子そうじしといい、発汗剤・鎮痛剤とする。〈[季]秋〉。〈書言字考節用集〉 オナモミ 撮影:関戸 勇 お‐なら】 (「鳴らす」より)屁おなり ①煮炊きをすること。炊事。台所仕事。 ②台所。勝手元。 ⇒おなり‐ど お‐なり御成】 皇族・摂家・将軍などの外出・来着の尊敬語。 ⇒おなり‐きり【御成切】 ⇒おなり‐にわ【御成庭】 ⇒おなり‐みち【御成道】 ⇒おなり‐もん【御成門】 おなり‐がみおなり神】 奄美・沖縄地方で、兄弟を常に守護するとされる姉妹の霊威。沖縄では姉妹をオナリといい、兄弟(エケリ)に対し霊的に優越するとの信仰が広く分布し、さまざまな儀礼がこれに伴っていた。 おなり‐きり御成切】 碁石ほどの大きさに平たくつくった亥の子餅。紙に包んで将軍などから臣下に与えた。 ⇒お‐なり【御成】 おなり‐ど 田植の日に田人に食物を運ぶ役の女。 ⇒おなり おなり‐にわ御成庭‥ニハ 宮方・摂家などの出入する場所に設けた庭。垣などをせず、人が隠れることのできないようにしたもの。 ⇒お‐なり【御成】 おなり‐みち御成道】 貴人の外出の時の通路。 ⇒お‐なり【御成】 おなり‐もん御成門】 御成りを奉迎するために設けた門。桧皮葺ひわだぶき唐破風からはふ造の四脚門で、室町から江戸時代にかけて諸大名がその権勢を競って建造した。 ⇒お‐なり【御成】 お‐なわ苧縄ヲナハ 麻糸でなった縄。 お‐なわ御縄‥ナハ お上が罪人をとらえること。「―になる」 お‐なんど御納戸⇒なんど。「―方」「―役」 ⇒おなんど‐いろ【御納戸色】 おなんど‐いろ御納戸色⇒なんどいろ Munsell color system: 4B4/6 ⇒お‐なんど【御納戸】 おに】 (「隠おに」で、姿が見えない意という) ①天つ神に対して、地上などの悪神。邪神。 ②伝説上の山男、巨人や異種族の者。 ③死者の霊魂。亡霊。「護国の―となる」 ④恐ろしい形をして人にたたりをする怪物。もののけ。 ⑤想像上の怪物。仏教の影響で、餓鬼、地獄の青鬼・赤鬼があり、美男・美女に化け、音楽・双六・詩歌などにすぐれたものとして人間世界に現れる。後に陰陽道の影響で、人身に、牛の角や虎の牙を持ち、裸で虎の皮のふんどしをしめた形をとる。怪力で性質は荒い。 ⑥鬼のような人。 ㋐非常に勇猛な人。 ㋑無慈悲な人。借金取り。債鬼。 ㋒ある事に精魂を傾ける人。「仕事の―」 ㋓鬼ごっこなどで、人をつかまえる役。 ⑦貴人の飲食物の毒見役。おにやく。→おにくい→おにのみ。 ⑧紋所の名。鬼の形をかたどる。めんおに。かたおに。 ⑨名詞に冠して、勇猛・無慈悲・異形・巨大の意をあらわす語。「―武者」「―婆」「―やんま」 ⇒鬼が住むか蛇が住むか ⇒鬼が出るか蛇が出るか ⇒鬼が出るか仏が出るか ⇒鬼が笑う ⇒鬼とも組みそう ⇒鬼に金棒 ⇒鬼に衣 ⇒鬼の居ぬ間に洗濯 ⇒鬼の霍乱 ⇒鬼の首を取ったよう ⇒鬼の空念仏 ⇒鬼の目にも涙 ⇒鬼は外、福は内 ⇒鬼も十八番茶も出花 ⇒鬼を欺く ⇒鬼を酢にして食う おに‐あさ鬼麻】 イラクサの別称。 おに‐あざみ鬼薊】 モリアザミの別称。 おに‐あそび鬼遊び】 おにごっこ。おにごと。 お‐にいさん御兄さん】 「にいさん」の丁寧語。 おに‐いた鬼板】 鬼瓦の代りに用いる木製の棟飾り。銅板で包むこともある。 オニールEugene O'Neill】 アメリカの劇作家。代表作「楡の木陰の欲望」「奇妙な幕間狂言」「夜への長い旅路」など。ノーベル賞。(1888〜1953) おに‐うち鬼打】 節分の行事。鬼遣おにやらい→ついな(追儺)⇒おにうち‐ぎ【鬼打木】 ⇒おにうち‐まめ【鬼打豆】 おにうち‐ぎ鬼打木】 関東地方で、正月14日の年越しに、疫鬼を打ち払うために門に太い薪を2本寄せかけておくこと。おにぎ。〈[季]新年〉 ⇒おに‐うち【鬼打】 おにうち‐まめ鬼打豆】 鬼やらいにまく炒った大豆。 ⇒おに‐うち【鬼打】 おにおう‐どうざぶろう鬼王団三郎‥ワウダウ‥ラウ 曾我物の登場人物。曾我兄弟の二人の郎等、鬼王とその弟団三郎。「曾我物語」では鬼王丸(鬼王)と丹三郎(道三郎)。 おに‐おこし海胆起し】 (オニはウニの訛)ウニを採取する用具。海栗起がぜおこしおに‐おこぜ鬼鰧‥ヲコゼ オニオコゼ科の海産の硬骨魚。全長約20センチメートル。形は醜悪で、背びれのとげは基部の毒腺に連なり、刺されると甚だ痛い。本州中部以南の近海の岩礁に棲息する底魚。美味。〈文明本節用集〉 おにおこぜ おにおしだし鬼押出】 群馬県西端、長野県境の浅間山北斜面の溶岩流地域。1783年(天明3)の大爆発時に噴出し、多数の死者を出した。 鬼押出と浅間山 撮影:佐藤 尚 おに‐おどし鬼威し】 御事始おことはじめに、長い竿の先に目籠めかごをつけ、それに柊ひいらぎまたは樒しきみの葉などをつけて高く立てるもの。 おに‐おどり鬼踊‥ヲドリ ①鬼の踊り。 ②鬼の姿をして踊ること。鬼の面をかぶってする踊り。吉野の金峯山寺蔵王堂で4月11〜12日の花供会式はなくえしきに行うのが有名。〈[季]春〉 おに‐おに鬼鬼】 子供の遊戯の一つ。おにごっこ。 おに‐おに・し鬼鬼し】 〔形シク〕 鬼のようなさまである。無慈悲である。あらあらしい。源氏物語夕霧「いと―・しう侍るさがなものを」

おなじゅう・する【同じゅうする】オナジウ‥🔗🔉

おなじゅう・する同じゅうするオナジウ‥ 〔自サ変〕 (「同じくする」の転)…が同じである。福沢諭吉、文明論之概略「古今の人智其品位を同ふせざるの証なり」。「出身地を―・する」「時を―・して起こる」

おや・じ【同じ】🔗🔉

おや・じ同じ】 〔形シク〕 「おなじ」の古語。天智紀「橘は…玉に貫く時―・じ緒に貫く」

おんなじ【同じ】🔗🔉

おんなじ同じ】 オナジの撥音化。「おんなし」とも。

どう【同】🔗🔉

どう】 ①おなじであること。↔異。 ②前に挙げたものを再び繰り返す場合に用いる語。「―大学」

どう‐い【同異】🔗🔉

どう‐い同異】 同じことと異なること。

どう‐い【同意】🔗🔉

どう‐い同意】 ①同じ意味。 ②同じ意見。同じ意思。 ③他人の意見に賛成すること。「計画に―する」「―を得る」 ⇒どうい‐ご【同意語】 ⇒どうい‐しょめん【同意書面】

どうい‐がいねん【同位概念】‥ヰ‥🔗🔉

どうい‐がいねん同位概念‥ヰ‥ 〔論〕(coordinate concept)同一の類概念に包括されている種概念同士をいう。例えば、科学を自然科学と人文科学とに分けた場合の両者がそれである。等位概念。等級概念。→類概念⇒どう‐い【同位】

どうい‐かく【同位角】‥ヰ‥🔗🔉

どうい‐かく同位角‥ヰ‥ 1直線が2直線と交わるとき、おのおのの直線の同側において、その直線と作る角。図においてαとα′。 同位角 ⇒どう‐い【同位】

どうい‐げんそ【同位元素】‥ヰ‥🔗🔉

どうい‐げんそ同位元素‥ヰ‥ (→)同位体に同じ。 ⇒どう‐い【同位】

どうい‐ご【同意語】🔗🔉

どうい‐ご同意語(→)同義語に同じ。 ⇒どう‐い【同意】

どうい‐ごせん【同位語線】‥ヰ‥🔗🔉

どうい‐ごせん同位語線‥ヰ‥ 〔言〕(→)等語線に同じ。 ⇒どう‐い【同位】

どうい‐しょめん【同意書面】🔗🔉

どうい‐しょめん同意書面】 検察官・被告人が証拠とすることに同意した書面。作成されたときの情況を考慮し、相当と認められるかぎりにおいて証拠能力をもつ。 ⇒どう‐い【同意】

どうい‐たい【同位体】‥ヰ‥🔗🔉

どうい‐たい同位体‥ヰ‥ (isotope)原子番号が同じで、質量数が異なる元素。すなわち陽子の数が同じで、中性子の数の異なる原子核をもつ原子。水素と重水素の類。同位体は周期表上で同じ場所を占めるので、ギリシア語のisos(同じ)とtopos(場所)を合成して原語が与えられた。アイソトープ。 ⇒どう‐い【同位】

どういたい‐ぶんり【同位体分離】‥ヰ‥🔗🔉

どういたい‐ぶんり同位体分離‥ヰ‥ 同位体混合物から着目する同位体を分離すること。化学的方法と物理的方法とに大別される。 ⇒どう‐い【同位】

どういつ‐がいねん【同一概念】🔗🔉

どういつ‐がいねん同一概念】 〔論〕(identical concept)言語形式は異なるが内包および外延の全く同じ概念。例えば、父母と両親、等辺三角形と等角三角形。 ⇒どう‐いつ【同一】

どういつかちろうどう‐どういつちんぎん【同一価値労働同一賃金】‥ラウ‥🔗🔉

どういつかちろうどう‐どういつちんぎん同一価値労働同一賃金‥ラウ‥ (comparable worth; pay equity)同一の価値があるとみなされる労働には同じ賃金を支払うという原則。主として性差別の撤廃をめざす運動の中で生まれた概念。→同一労働同一賃金⇒どう‐いつ【同一】

どういつ‐げんり【同一原理】🔗🔉

どういつ‐げんり同一原理】 〔論〕(principle of identity)思考原理の一つ。「AはAである」の形式で表されるもので、概念は、その思考過程において同一の意味を保持しなければならないということ。自同律。同一律。→思考の原理⇒どう‐いつ【同一】

どういつ‐し【同一視】🔗🔉

どういつ‐し同一視】 ①区別せず、同一にみなして取り扱うこと。 ②尊敬する他者の持つ特性や力を自分も持ちたい時、その他者と同一になろうとすることで、それらをとり入れようとすること。幼児の社会化には必須。防衛機制の一つ。 ⇒どう‐いつ【同一】

どういつ‐せい【同一性】🔗🔉

どういつ‐せい同一性】 (identity) ①一般に、二つ以上の相異なる事物がその性質の共通性の故に、その点では相互に区別できないこと(質的同一性)。 ②狭義では、事物がそれ自身に同じであること(自己同一性・数的同一性)。特に人格が自己として一貫することをいう。 ⇒どう‐いつ【同一】

どういつ‐たい【同一体】🔗🔉

どういつ‐たい同一体】 ①同じからだ。同体。 ②同一の関係。 ③質と形との一致した物体。 ⇒どう‐いつ【同一】

どういつ‐てつ【同一轍】🔗🔉

どういつ‐てつ同一轍】 同じすじみち。「―を踏む」 ⇒どう‐いつ【同一】

どういつ‐てつがく【同一哲学】🔗🔉

どういつ‐てつがく同一哲学】 物質と精神、主観と客観とは本質的に異なった実体ではなく、一つの絶対的実体の現れ方の差で、実は同一であるとする哲学。スピノザ・シェリングの哲学。同一説。 ⇒どう‐いつ【同一】

どういつ‐ほう【同一法】‥ハフ🔗🔉

どういつ‐ほう同一法‥ハフ 〔数〕証明法の一つ。「AならばB」が成り立ち、Bが成立するのは唯一通りの場合しかないとき、「BならばA」が成り立つことを利用する。 ⇒どう‐いつ【同一】

どういつ‐りつ【同一律】🔗🔉

どういつ‐りつ同一律(→)同一原理に同じ。自同律。 ⇒どう‐いつ【同一】

どういつろうどう‐どういつちんぎん【同一労働同一賃金】‥ラウ‥🔗🔉

どういつろうどう‐どういつちんぎん同一労働同一賃金‥ラウ‥ (equal pay for equal work)同一内容の労働には同一賃金を支払うという原則。男女差をはじめ、年齢・人種・信条などによる差別を撤廃する要求として主張された。 ⇒どう‐いつ【同一】

どう‐いん【同音】🔗🔉

どう‐いん同音⇒どうおん

どう‐いん【同韻】‥ヰン🔗🔉

どう‐いん同韻‥ヰン 韻が同じであること。同じ韻。

どう‐おう【銅黄・同黄】‥ワウ🔗🔉

どう‐おう銅黄・同黄‥ワウ (→)藤黄とうおうに同じ。

どう‐おん【同音】🔗🔉

どう‐おん同音】 ①同じ発音の音。同一の音声。同じ高さの音。 ②同じ高さの音を一斉に奏すること。ユニゾン。 ③謡曲の地謡じうたい。三道「―一歌、一段」 ④声を揃えて言うこと。「異口いく―」 ⇒どうおん‐いぎ‐ご【同音異義語】

どうおん‐いぎ‐ご【同音異義語】🔗🔉

どうおん‐いぎ‐ご同音異義語】 (homonym)たまたま同じ音を持つ別の語。語源的・意味論的に関連がないのが普通。同綴同音異義語(英語のbear(「熊」と「運ぶ」)の類)と異綴同音異義語(「立つ」と「絶つ」、英語のseaとseeの類)の2種がある。同音語。ホモニム。 ⇒どう‐おん【同音】

どう‐か【同化】‥クワ🔗🔉

どう‐か同化‥クワ ①本来異なるものが同じくなること。同じ性質に変わること。また、他を感化して自分と同じようにすること。 ②外から取り込んで自分のものにすること。事物を十分理解して自分の知識とすること。 ③〔生〕生物が栄養として外界から摂取した物質を、自体を構成する特定の成分に変える作用。↔異化。 ④〔地〕マグマが周囲の岩石を取り込んで溶かし、混合して一つのものとすること。 ⑤〔心〕 ㋐個人の考え方や行動が社会的環境と一致すること。日本の移民がアメリカ人のうちに生活して、その中に溶け込むような場合。 ㋑環境に働きかけて自分の中にこれを取り入れる作用(ピアジェ)。↔調節。 ㋒以前から持っている考えに従って新しい事実を解釈すること(ヘルバルト)。 ㋓動物の場合、新しい情況が前の情況と似ている時、この新しい情況に対して前の場合と同じ反応をすること(ソーンダイク)。 ⑥〔言〕ある音素が連続している別の音素と類似するように変わる音韻変化。 ↔異化。 ⇒どうか‐さよう【同化作用】 ⇒どうか‐せいさく【同化政策】 ⇒どうか‐そしき【同化組織】 ⇒どうか‐でんぷん【同化澱粉】

どう‐か【同価】🔗🔉

どう‐か同価(→)等価に同じ。

どうがい‐ほうふく【同害報復】🔗🔉

どうがい‐ほうふく同害報復】 タリオ(talio ラテン)の訳語。被害に相応した報復または刑罰。旧約聖書の「目には目を、歯には歯を」という表現が有名だが、ハムラビ法典、十二表法などにも同様の規定がある。

どう‐かく【同格】🔗🔉

どう‐かく同格】 ①同じ資格。同一の格式。「彼と―に扱う」 ②〔言〕(apposition)格関係が同じであるような、二つ(またはそれ以上)の語句または節。 ⇒どうかく‐せつ【同格節】

どう‐がく【同学】🔗🔉

どう‐がく同学】 同じ学問を学ぶこと。同じ学校または同じ師について学ぶこと。また、その人々。同門。同窓。今昔物語集7「二人の―なりし僧有り」。「―の士」

どう‐がく【同額】🔗🔉

どう‐がく同額】 同じ金額。同じ価格。

どうかく‐せつ【同格節】🔗🔉

どうかく‐せつ同格節】 〔言〕(appositive clause)先行または後続する名詞と同格で、その内容を詳しく述べる節。「桜が咲いたという知らせ」の「桜が咲いた(という)」の部分。 ⇒どう‐かく【同格】

どうか‐さよう【同化作用】‥クワ‥🔗🔉

どうか‐さよう同化作用‥クワ‥ 〔生〕(→)同化3に同じ。特に、緑色植物の行う炭酸同化作用。 ⇒どう‐か【同化】

どうか‐せいさく【同化政策】‥クワ‥🔗🔉

どうか‐せいさく同化政策‥クワ‥ ある国が植民地民族に対して、本国の生活様式や思想などに同化させようとする政策。 ⇒どう‐か【同化】

どうか‐そしき【同化組織】‥クワ‥🔗🔉

どうか‐そしき同化組織‥クワ‥ 植物の柔組織の一つ。細胞内に多くの葉緑体を有し、もっぱら炭酸同化作用を営む。 ⇒どう‐か【同化】

どうか‐でんぷん【同化澱粉】‥クワ‥🔗🔉

どうか‐でんぷん同化澱粉‥クワ‥ 炭酸同化作用の直接の結果として、細胞内に作られた澱粉。↔貯蔵澱粉 ⇒どう‐か【同化】

どう‐かひ【同花被】‥クワ‥🔗🔉

どう‐かひ同花被‥クワ‥ 花を構成する花被で萼片と花弁との区別の不明瞭なこと。イラクサ・クワなどの花に見られる。↔異花被

どう‐かん【同官】‥クワン🔗🔉

どう‐かん同官‥クワン 同じ官。同役。

どう‐かん【同感】🔗🔉

どう‐かん同感】 同じように感ずること。同じ考え。「私もまったく―だ」「友人の意見に―する」

どう‐き【同気】🔗🔉

どう‐き同気】 ①同じ気質。また、気の合った仲間。同類。 ②兄弟。同胞。太平記29「親にも超えてむつましきは、―兄弟の愛なり」 ⇒同気相求む

どう‐き【同期】🔗🔉

どう‐き同期】 ①同じ時期。その期。「昨年―」 ②入学・卒業あるいは入社の年度が同じであること。「―の桜」 ③作動を時間的に一致させること。シンクロナイズ。「―をとる」 ④コンピューターで、あるプロセスが、他のプロセスによる事象が起こるまで待つこと。 ⇒どうき‐き【同期機】 ⇒どうき‐せい【同期生】

どう‐ぎ【同義】🔗🔉

どう‐ぎ同義】 意義が同じであること。同じ意味。 ⇒どうぎ‐ご【同義語】

○同気相求むどうきあいもとむ🔗🔉

○同気相求むどうきあいもとむ [易経]気の合う人は互いに親しみ集まる。似たものは自然に集まる。同類相求。 ⇒どう‐き【同気】 どう‐ぎかい道議会ダウ‥クワイ 北海道の議決機関。道民から公選された議員で組織し、道の自治に関する事項について意思を決定する。→都道府県議会 どうき‐き同期機】 供給または発生する交流の周波数と回転子の速度および磁極数との間に一定の関係のある電気機械。同期発電機・同期電動機・同期変流機の類。 ⇒どう‐き【同期】 とうき‐ぎょ投棄魚】 操業中の漁船から廃棄される魚。体長制限以下の小型魚や商品価値のない魚など。 ⇒とう‐き【投棄】 どうぎ‐ご同義語】 語形は異なるが意義はほぼ同じ言葉。「即刻」と「即時」の類。同意語。シノニム。 ⇒どう‐ぎ【同義】 とうぎ‐こうそく党議拘束タウ‥ 政党が議案に対する賛否を機関決定し、所属議員にその党議に従った投票行動を求めること。 ⇒とう‐ぎ【党議】 とうき‐こうばい投機購買】 後に高く売る目的であらかじめ安く買い入れる行為。投機買い。 ⇒とう‐き【投機】 とうき‐しきべつ‐じょうほう登記識別情報‥ジヤウ‥ 従来の登記済証に代わる、不動産・名義人ごとに発行される符号の組合せ。 ⇒とう‐き【登記】 どうき‐じだい銅器時代】 考古学上の時代区分の一つ。石器時代の次、青銅器が一般化するまでに、利器に純銅を使用した地域があり、その時代をいう。 ⇒どう‐き【銅器】 とうき‐しゃくやく‐さん当帰芍薬散タウ‥ 当帰・川芎せんきゅう・芍薬・茯苓ぶくりょう・朮じゅつ・沢瀉たくしゃから成る漢方方剤。陰証で虚証の駆瘀血くおけつ剤。冷え症・貧血・動悸・めまい・腰痛・月経不順などに効がある。 ⇒とう‐き【当帰】 とうき‐しゃしん陶器写真タウ‥ 飾り皿など陶器の表面に焼き付けた写真。 ⇒とう‐き【陶器】 とうき‐しょ登記所】 登記事務を管掌する官署。不動産登記法上、法務局・地方法務局およびその支局・出張所がこれに当たる。 ⇒とう‐き【登記】 とう‐きしょう董其昌‥シヤウ 明の文人。字は玄宰。号は思白。官は太子太保に至った。詩・書・画に通じ、文人画を絵画の最高の様式として南宗なんしゅう画の名を与え、書は行草を得意として一家をなした。(1555〜1636) とうきずみ‐しょう登記済証】 登記の完了を証明する書面。通称、権利証。2004年以後、登記識別情報等に代わる。 ⇒とう‐き【登記】 どうき‐せい同期生】 同期2の人。 ⇒どう‐き【同期】 とう‐きせき透輝石】 カルシウム・マグネシウムを主とする単斜晶系の輝石。白または淡緑色。石灰質岩石起源の変成岩などにしばしば含まれる。 透輝石 撮影:松原 聰 どうき‐せつ動機説】 行為の道徳的評価に当たって、行為の結果を問題にせず、もっぱらその内的動機を評価の対象とする倫理説。無条件的に善といわれるものは「善き意志」だけであると主張したカントの倫理学はその代表的なもの。↔結果説。→心情倫理⇒どう‐き【動機】 とうき‐せん登記船(→)登簿船に同じ。 ⇒とう‐き【登記】 どうき‐づけ動機付け】 人間や動物を行動に駆りたてること。駆りたてるものが賞罰などの時は外発的動機付け、知的好奇心などの時は内発的動機付けという。モチベーション。 ⇒どう‐き【動機】 とうき‐てき投機的】 危険を覚悟で大きな利益を得ようとするさま。「―な試み」 ⇒とう‐き【投機】 とうぎ‐てってき東儀鉄笛】 音楽家・研究者・新劇俳優。本名、季治すえはる。京都生れ。家は雅楽の楽人。坪内逍遥門下。早大校歌「都の西北」などを作曲。(1869〜1925) ⇒とうぎ【東儀】 とうき‐とりひき投機取引】 相場の変動によって生ずる差額を利得することを目的とする売買取引。 ⇒とう‐き【投機】 とうき‐ばいきゃく投機売却】 後に安く買うつもりであらかじめ高く売る行為。投機売り。 ⇒とう‐き【投機】 とう‐きび唐黍タウ‥ ①トウモロコシの別称。〈[季]秋〉。〈日葡辞書〉 ②モロコシの別称。 とうき‐ぼ登記簿】 登記事項を記載するため、登記所に備え付けられる公の帳簿。 ⇒とう‐き【登記】 とうき‐ほう登記法‥ハフ 登記に関する法規の総称。不動産登記・船舶登記・商業登記などに関しそれぞれ特別法がある。 ⇒とう‐き【登記】 とう‐ぎぼうし唐擬宝珠タウ‥ 〔植〕オオバギボウシの別称。 とうき‐めいぎ登記名義】 登記簿上、権利者として記載されている名義。 ⇒とう‐き【登記】 とうきゃく‐さんかっけい等脚三角形‥カク‥ (→)二等辺三角形に同じ。 とうきゃく‐るい等脚類】 甲殻類の一目。ワラジムシ目ともいう。体は背腹にやや平たく、体長1〜10センチメートル。頭部と第1胸節は癒合するが、第2〜8胸節は同じ形をしている。腹部末節は尾節と癒合。海生のものが多いが、淡水生・陸生また寄生性のものもある。フナムシ・ミズムシ・ダンゴムシ・キクイムシ・ウオノエなど。 とうきゃく‐るい橈脚類タウ‥ (ジョウキャクルイとも) ⇒かいあしるい とう‐きゅう冬宮】 ロシア、サンクト‐ペテルブルグにある宮殿。革命前まで歴代ロシア皇帝の居所で、18世紀ロシア‐バロック建築最大の遺構。現在はエルミタージュ美術館の一部をなす。 とう‐きゅう投球‥キウ (野球などで)球を投げること。また、その球。「全力―」 とう‐きゅう討究タウキウ ①物事の道理・真相をたずねきわめること。十分に研究すること。「資源問題を―する」 ②互いに討議し考究すること。 とう‐きゅう淘宮タウ‥ (→)淘宮術に同じ。 ⇒とうきゅう‐じゅつ【淘宮術】 とう‐きゅう等級‥キフ ①上下の位。段階。階級。「―をつける」 ②天体の光度を示す語。 ⇒とうきゅう‐がいねん【等級概念】 とう‐ぎゅう闘牛‥ギウ ①牛と牛とを戦わす力競べ。牛合うしあわせ。 ②(corrida de toros スペイン)徒歩または騎乗の闘牛士と牛との決死的闘技。ギリシア・ローマで行われたが、今はスペインの国技として知られる。 ⇒とうぎゅう‐し【闘牛士】 どう‐きゅう同級‥キフ ①同じ等級。 ②同じ学級。「―生」 どう‐きゅう撞球‥キウ ビリヤードのこと。玉突き。 とうきゅう‐がいねん等級概念‥キフ‥ (→)同位概念に同じ。 ⇒とう‐きゅう【等級】 とうぎゅう‐し闘牛士‥ギウ‥ 闘牛2で牛とたたかう人。→マタドール ⇒とう‐ぎゅう【闘牛】 とうきゅう‐じゅつ淘宮術タウ‥ 天源術から出た開運の修行。1834年(天保5)横山丸三まるみつの創始。「淘」は、よなげる、洗練する意、「宮」は本心の宿る宮みやの意。人は生れつきの癖を洗練することにより、本心が顕れ、心身・気血の運行をよくし、幸福を得るとする。淘道。 ⇒とう‐きゅう【淘宮】 とうきゅう‐せん東急線‥キフ‥ 東京都と神奈川県で営業する大手私鉄の一つ。渋谷・横浜間の東横線、渋谷・中央林間間の田園都市線などがある。 とう‐きょ刀鋸タウ‥ かたなとのこぎり。ともに昔の刑具。転じて、刑罰の意。 とう‐きょ逃去タウ‥ にげさること。 とう‐ぎょ統御】 統べおさめること。まとめ支配すること。「部下を―する」 とう‐ぎょ闘魚】 キノボリウオ科の硬骨魚の総称。いずれも全長5〜10センチメートル。色彩はさまざまであるが褐色で光沢のあるものが多い。水面に泡で巣を作って産卵。雄は体色が美しく、闘争性をもつ。多くは熱帯魚として観賞用。 とうぎょ どう‐きょ同居】 ①同じ家に共に住むこと。「両親と―する」↔別居。 ②家族でない人が或る家族と共に同じ家で生活すること。 ③比喩的に、性質の違うものが1カ所に同時に存在すること。「悟りと迷いが―する」 ⇒どうきょ‐にん【同居人】 とうきょう東京‥キヤウ (東方にある都の意) ①(明治前期にはトウケイとも)日本国の首都。1868年9月(慶応4年7月)、江戸幕府の所在地であった江戸を東京と改称、京都から遷都。78年(明治11)府制を施行、89年これを15区に分けて東京市とした。1932年隣接町村を併合して35区と改め、43年府・市を廃して都制を布き、47年23特別区および市・郡・支庁の区画を定めた。特に、23区の地域を東京と呼ぶ場合もある。日本の政治・経済・文化の中枢。面積2187平方キロメートル。人口1257万7千(うち、23区は849万)。全26市。 東京都庁 提供:東京都 →大島あんこ節 提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株) ⇒とうけい⇒とうきょう‐いかしか‐だいがく【東京医科歯科大学】 ⇒とうきょう‐えき【東京駅】 ⇒とうきょう‐おんがく‐がっこう【東京音楽学校】 ⇒とうきょう‐おんど【東京音頭】 ⇒とうきょう‐がいこくご‐だいがく【東京外国語大学】 ⇒とうきょう‐かいよう‐だいがく【東京海洋大学】 ⇒とうきょう‐かがくはくぶつかん【東京科学博物館】 ⇒とうきょう‐がくげい‐だいがく【東京学芸大学】 ⇒とうきょう‐かぶしき‐とりひきじょ【東京株式取引所】 ⇒とうきょう‐キッドブラザース【東京キッドブラザース】 ⇒とうきょう‐きょういく‐だいがく【東京教育大学】 ⇒とうきょう‐けいざい‐だいがく【東京経済大学】 ⇒とうきょう‐げいじゅつ‐げきじょう【東京芸術劇場】 ⇒とうきょう‐げいじゅつ‐だいがく【東京芸術大学】 ⇒とうきょう‐ご【東京語】 ⇒とうきょう‐こうぎょう‐だいがく【東京工業大学】 ⇒とうきょう‐こくさいくうこう【東京国際空港】 ⇒とうきょう‐こくりつ‐きんだいびじゅつかん【東京国立近代美術館】 ⇒とうきょう‐こくりつ‐はくぶつかん【東京国立博物館】 ⇒とうきょう‐さいばん【東京裁判】 ⇒とうきょう‐じけいかい‐いかだいがく【東京慈恵会医科大学】 ⇒とうきょう‐しょうけん‐とりひきじょ【東京証券取引所】 ⇒とうきょう‐しょうせん‐だいがく【東京商船大学】 ⇒とうきょう‐じょし‐いかだいがく【東京女子医科大学】 ⇒とうきょう‐じょし‐だいがく【東京女子大学】 ⇒とうきょう‐しんぶん【東京新聞】 ⇒とうきょう‐すいさん‐だいがく【東京水産大学】 ⇒とうきょう‐せんもんがっこう【東京専門学校】 ⇒とうきょう‐だいがく【東京大学】 ⇒とうきょう‐だいくうしゅう【東京大空襲】 ⇒とうきょう‐タワー【東京タワー】 ⇒とうきょう‐てんもんだい【東京天文台】 ⇒とうきょうと‐げんだいびじゅつかん【東京都現代美術館】 ⇒とうきょうと‐びじゅつかん【東京都美術館】 ⇒とうきょう‐とりつ‐だいがく【東京都立大学】 ⇒とうきょう‐にちにち‐しんぶん【東京日日新聞】 ⇒とうきょう‐のうぎょう‐だいがく【東京農業大学】 ⇒とうきょう‐のうこう‐だいがく【東京農工大学】 ⇒とうきょう‐びじゅつ‐がっこう【東京美術学校】 ⇒とうきょう‐ぶんかざいけんきゅうじょ【東京文化財研究所】 ⇒とうきょう‐メトロ【東京メトロ】 ⇒とうきょう‐りか‐だいがく【東京理科大学】 ⇒とうきょう‐ろくだいがく‐やきゅう【東京六大学野球】 ⇒とうきょう‐わん【東京湾】 ⇒とうきょうわん‐アクアライン【東京湾アクアライン】 とう‐きょう唐鏡タウキヤウ 唐代の鏡。円形・方形のほかに八花鏡・八稜鏡などがあり、文様も極めて華麗。金銀平脱・螺鈿らでん・七宝などの技術も見られる。 とう‐ぎょう唐尭タウゲウぎょうの別称。 どう‐きょう同郷‥キヤウ 郷里が同じであること。「―のよしみ」 どう‐きょう道教ダウケウ 中国漢民族の伝統宗教。黄帝・老子を教祖と仰ぐ。古来の巫術や老荘道家の流れを汲み、これに陰陽五行説や神仙思想などを加味して、不老長生の術を求め、符呪・祈祷などを行う。後漢末の五斗米道(天師道)に始まり、北魏の寇謙之こうけんしによって改革され、仏教の教理をとり入れて次第に成長。唐代には宮廷の特別の保護をうけて全盛。金代には王重陽が全真教を始めて旧教を改革、旧来の道教は正一教として江南で行われた。民間宗教として現在まで広く行われる。→太上老君たいじょうろうくん→元始天尊 どうきょう道鏡ダウキヤウ 奈良時代の僧。河内の人。弓削ゆげ氏。宮中に入り看病に功があったとして称徳天皇に信頼され、太政大臣禅師、ついで法王。宇佐八幡の神託と称して皇位の継承を企てたが、藤原一族の意をうけた和気清麻呂わけのきよまろに阻止され、天皇死後、下野国薬師寺別当に左遷、同所で没。( 〜772) どう‐きょう銅鏡‥キヤウ 青銅製の鏡。古代中国・朝鮮、日本の弥生・古墳時代に主に製作された。 どう‐ぎょう同行‥ギヤウ ①共に行くこと。また、その人。どうこう。奥の細道「―曾良」 ②相伴って神仏に参詣する人々。巡礼者の道づれ。 ③心を同じくして仏道を修行する者。禅宗では「どうあん」と読む。真宗ではその信者をいう。平家物語10「那智ごもりの僧共のなかに、…―に語りけるは」 ④町内の者が法会・通夜・会葬などに寄りあつまって行う講の仲間。また、念仏講の仲間。講中。浄瑠璃、摂州合邦辻「百万遍の―中」 ⑤文章また五十音図などの同じ行。 ⇒どうぎょう‐しゅう【同行衆】 ⇒どうぎょう‐ににん【同行二人】 ⇒どうぎょう‐むすび【同行結び】 どう‐ぎょう同業‥ゲフ 職業・業種が同じであること。また、その人。「―団体」 ⇒どうぎょう‐くみあい【同業組合】 ⇒どうぎょう‐しゃ【同業者】 どう‐ぎょう童形‥ギヤウ (古くはトウギョウとも) ①結髪しない稚児姿ちごすがた。風姿花伝「先づ―なれば、何としたるも幽玄なり」 ②貴人の元服以前の称。平家物語7「幼少にては仁和寺の御室の御所に―にて候はれしかば」 とうきょう‐いかしか‐だいがく東京医科歯科大学‥キヤウ‥クワ‥クワ‥ 国立大学法人の一つ。1928年東京高等歯科医学校として創立。44年東京医学歯学専門学校となり医学科併設。51年新制大学。2004年法人化。文京区。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐えき東京駅‥キヤウ‥ 東京都の中央駅。東海道本線・東北本線・中央本線・総武本線・京葉線の起点。1914年(大正3)開業。煉瓦造りの駅舎は大正初期の代表的建築物であったが、太平洋戦争で罹災し、旧観を保持しつつ修復。 東京駅 丸の内側 提供:東京都 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐おんがく‐がっこう東京音楽学校‥キヤウ‥ガクカウ 東京芸術大学音楽学部の前身。音楽取調掛(1879年設立)を拡充して87年(明治20)設立。日本の音楽教育の中心をなした官立専門学校。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐おんど東京音頭‥キヤウ‥ 昭和初期の東京をうたう、民謡調の流行歌。西条八十作詞、中山晋平作曲。初名、丸の内音頭。1933年改作され、広まる。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐がいこくご‐だいがく東京外国語大学‥キヤウグワイ‥ 国立大学法人の一つ。1873年(明治6)官立の東京外国語学校として開設。85年東京商業学校に併合、97年高等商業学校付属外国語学校となり、99年東京外国語学校と改称し官立専門学校として独立。1944年東京外事専門学校と改称。49年新制大学。2004年法人化。府中市。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐かいよう‐だいがく東京海洋大学‥キヤウ‥ヤウ‥ 国立大学法人の一つ。2003年東京商船大学・東京水産大学が統合し発足。04年法人化。港区・江東区。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐かがくはくぶつかん東京科学博物館‥キヤウクワ‥クワン 国立科学博物館の前身。東京博物館を改組。1931年上野公園に開設。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐がくげい‐だいがく東京学芸大学‥キヤウ‥ 国立大学法人の一つ。東京にあった四つの師範学校を統合し1949年に発足。教員養成を主目的とする。2004年法人化。小金井市。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐かぶしき‐とりひきじょ東京株式取引所‥キヤウ‥ 東京証券取引所の前身。創立は1878年(明治11)。1943年日本証券取引所に改組され、45年閉鎖。略称、東株。 ⇒とうきょう【東京】 とうぎょう‐き東京錦‥ギヤウ‥ 安南の東京(ベトナムのトンキン)で産出した錦。もと中国から渡来し、後に日本で模造した。赤白の色を碁盤目に並べ、白地に蝶・鳥・藤の丸などの文様を赤く織り出したもの。 ⇒とうぎょうき‐の‐しとね【東京錦の茵】 とうきょう‐キッドブラザース東京キッドブラザース‥キヤウ‥ 創作ミュージカル劇団。東由多加(1945〜2000)を中心に1968年結成。代表作「黄金バット」。2000年の東の死去で解散。 ⇒とうきょう【東京】 とうぎょうき‐の‐しとね東京錦の茵‥ギヤウ‥ 茵の一種。方3尺5寸で中に綿を入れ、縁へりを東京錦、縁の中は唐綾、裏は濃打絹で作ったもの。禁中また貴族の料。→茵2 ⇒とうぎょう‐き【東京錦】 とうきょう‐きょういく‐だいがく東京教育大学‥キヤウケウ‥ もと国立大学の一つ。1872年(明治5)創立の文部省直轄の師範学校(73年東京師範学校、86年高等師範学校、1902年東京高等師範学校と改称)および29年創設の東京文理科大学その他を統合して49年新制の大学。73年の筑波つくば大学創設に伴い、78年廃校。 ⇒とうきょう【東京】 どうぎょう‐くみあい同業組合‥ゲフ‥アヒ 同業者の団結によって営業上の弊害を防止し、共同利益の維持・発展を図る目的で組織した団体。中世の座またはギルド、現在の協同組合の類。 ⇒どう‐ぎょう【同業】 とうきょう‐けいざい‐だいがく東京経済大学‥キヤウ‥ 私立大学の一つ。1900年(明治33)大倉喜八郎創設の大倉商業学校が起源。19年大倉高等商業学校に昇格、44年大倉経済専門学校と改称。49年新制大学。本部は国分寺市。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐げいじゅつ‐げきじょう東京芸術劇場‥キヤウ‥ヂヤウ 東京池袋にある都立劇場。1990年開場。コンサート用の大ホール、演劇・舞踏用の中ホールなどを併設。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐げいじゅつ‐だいがく東京芸術大学‥キヤウ‥ 国立大学法人の一つ。東京美術学校・東京音楽学校を母体として1949年設置。2004年法人化。本部は台東区。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐ご東京語‥キヤウ‥ 東京の、主として山の手で使われた言葉の流れを引く言語の体系。現在の日本の共通語の基調をなす。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐こうぎょう‐だいがく東京工業大学‥キヤウ‥ゲフ‥ 国立大学法人の一つ。前身は1881年(明治14)創立の東京職工学校。その後東京工業学校、東京高等工業学校を経て、1929年東京工業大学となり、49年新制大学。2004年法人化。本部は目黒区。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐こくさいくうこう東京国際空港‥キヤウ‥カウ 東京都大田区、多摩川河口にある国際空港。発着便数の増大により、国内線発着を主とし、国際線発着の大部分を成田国際空港に移管。通称、羽田空港。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐こくりつ‐きんだいびじゅつかん東京国立近代美術館‥キヤウ‥クワン 国立美術館の一つ。1952年(昭和27)開館。近代日本美術に関する日本最大のコレクションを有する。本館は千代田区。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐こくりつ‐はくぶつかん東京国立博物館‥キヤウ‥クワン 国立博物館の一つ。宮内省管理の帝室博物館の後身で、1947年国立に移管。台東区。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐さいばん東京裁判‥キヤウ‥ 極東国際軍事裁判の通称。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐じけいかい‐いかだいがく東京慈恵会医科大学‥キヤウ‥クワイ‥クワ‥ 私立大学の一つ。1881年(明治14)創設の成医会講習所に始まり、慈恵医院医学専門学校を経て、1921年大学令により現名の大学となる。52年新制大学。本部は港区。 ⇒とうきょう【東京】 どうぎょう‐しゃ同業者‥ゲフ‥ 同じ業種の営業者。 ⇒どう‐ぎょう【同業】 どうぎょう‐しゅう同行衆‥ギヤウ‥ ①同じ仲間の人々。 ②同じ宗派の信者。 ③同じ講中の人々。 ⇒どう‐ぎょう【同行】 とうきょう‐しょうけん‐とりひきじょ東京証券取引所‥キヤウ‥ 証券取引法に基づき、1949年(昭和24)に設立された証券取引所(法律上は金融商品取引所)。日本の取引所中、売買規模は最大。2001年会員制法人から株式会社へと改組。東証株価指数・東証マザーズ指数・東証リート(REIT)指数などを発表。中央区日本橋兜町に所在。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐しょうせん‐だいがく東京商船大学‥キヤウシヤウ‥ もと国立大学の一つ。前身は1875年(明治8)創立の三菱商船学校、後に官立の東京商船学校、高等商船学校となり、1949年新制の商船大学、57年東京商船大学と改称。2003年東京水産大学と統合し、東京海洋大学となる。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐じょし‐いかだいがく東京女子医科大学‥キヤウヂヨ‥クワ‥ 私立大学の一つ。前身は1900年(明治33)吉岡弥生が夫とともに創立した東京女医学校。12年東京女子医学専門学校、52年現名の新制大学となる。本部は新宿区。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐じょし‐だいがく東京女子大学‥キヤウヂヨ‥ 私立大学の一つ。前身は1918年創立のキリスト教系の女子専門学校。新渡戸稲造・安井てつ(1870〜1945)らが礎を築く。48年新制大学。杉並区。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐しんぶん東京新聞‥キヤウ‥ 東京を中心とする日刊新聞。1942年国民新聞と都新聞とが統合して発足。67年より中部日本新聞社(現、中日新聞社)東京本社から発行。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐すいさん‐だいがく東京水産大学‥キヤウ‥ もと国立大学の一つ。前身は1888年(明治21)創設の水産伝習所。97年農商務省所管の水産講習所。1949年農林省所管の東京水産大学。50年文部省に移管。2003年東京商船大学と統合し、東京海洋大学となる。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐せんもんがっこう東京専門学校‥キヤウ‥ガクカウ 早稲田大学の前身。1882年(明治15)、大隈重信の創設。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐だいがく東京大学‥キヤウ‥ 国立大学法人の一つ。起源は江戸時代に幕府が設立した開成所(蕃書調所)および医学所(種痘所)。1877年(明治10)東京開成学校と東京医学校とを合併して東京大学創設。86年に帝国大学となり、97年東京帝国大学と改称。1949年旧制の第一高等学校・東京高等学校を合わせて新制の東京大学となる。2004年法人化。文京区(教養学部は目黒区駒場)。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐だいくうしゅう東京大空襲‥キヤウ‥シフ 太平洋戦争下、1945年3月10日アメリカ軍B29爆撃機344機による東京への夜間焼夷弾爆撃。死者約10万人、焼失戸数約27万、下町地域を中心に全都の約40パーセント、40平方キロメートルが焦土と化した。 空襲(銀座 1945年1月27日) 撮影:菊池俊吉 空襲(銀座 1945年1月27日) 撮影:菊池俊吉 焼け野原となった東京(1945年8月31日) 提供:アメリカ国立公文書館 東京大空襲 提供:NHK ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐タワー東京タワー‥キヤウ‥ 東京都港区芝公園にある総合電波塔の通称。放送・通信用アンテナとして使用。展望台がある。1958年完成。高さ333メートル。 東京タワー 提供:東京都 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐てんもんだい東京天文台‥キヤウ‥ 「国立天文台」参照。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょうと‐げんだいびじゅつかん東京都現代美術館‥キヤウ‥クワン 東京都江東区にある、現代美術専門の公立美術館。1995年開館。日本の戦後美術を概観できる作品を中心に収蔵。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょうと‐びじゅつかん東京都美術館‥キヤウ‥クワン 東京都上野公園内にある公立美術館。1926年(大正15)府立美術館として設立。43年(昭和18)現名に改称。美術団体の展覧会場に多く用いられる。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐とりつ‐だいがく東京都立大学‥キヤウ‥ もと公立大学の一つ。旧制の都立高等学校・都立工専・都立理工専・都立機械工専・都立化学工専・都立女子専を合わせて1949年設立。2005年都立科学技術大学・都立保健科学大学・都立短期大学と共に廃止・統合され、首都大学東京となる。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐にちにち‐しんぶん東京日日新聞‥キヤウ‥ 日刊新聞の一つ。1872年(明治5)創刊。74年、福地桜痴が主筆となり政府支持の論調を張る。1911年大阪毎日新聞の経営下に入り、43年(昭和18)毎日新聞に統合。東日と略称。 ⇒とうきょう【東京】 どうぎょう‐ににん同行二人‥ギヤウ‥ 四国巡礼者などが、いつも弘法大師とともにあるという意味で、笠などに書きつける言葉。どうぎょうふたり。 ⇒どう‐ぎょう【同行】 とうきょう‐のうぎょう‐だいがく東京農業大学‥キヤウ‥ゲフ‥ 私立大学の一つ。前身は1891年(明治24)創立の育英黌こう農業科。93年東京農学校、1907年東京高等農学校を経て、25年大学令により現名の大学、49年新制大学。本部は世田谷区。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐のうこう‐だいがく東京農工大学‥キヤウ‥ 国立大学法人の一つ。1874年(明治7)設置の農事修学場試業科と蚕業試験掛が起源。1949年東京農林・東京繊維両専門学校が合併し、新制大学に改編。2004年法人化。本部は府中市。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐びじゅつ‐がっこう東京美術学校‥キヤウ‥ガクカウ 東京芸術大学美術学部の前身。1887年(明治20)設立。日本の美術教育の中心をなした官立専門学校。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐ぶ頭胸部】 甲殻類・鋏角類の、頭部と胸部とが癒合して一つになっている部分。多くは頭胸甲に覆われる。→海老(図) とうきょう‐ぶんかざいけんきゅうじょ東京文化財研究所‥キヤウ‥クワ‥キウ‥ 1935年黒田清輝の遺志と遺産によって創立された美術研究所の後身。第二次大戦後、文部省の管轄。52年美術部・芸能部・保存科学部を設ける。現在は独立行政法人国立文化財機構の下部組織。台東区。 ⇒とうきょう【東京】 どうぎょう‐むすび同行結び‥ギヤウ‥ 同行者同士が講を結ぶこと。浄瑠璃、心中二つ腹帯「是人間の一大事―の掛銭も」 ⇒どう‐ぎょう【同行】 とうきょう‐メトロ東京メトロ‥キヤウ‥ 営団地下鉄を改組し2004年に発足した首都圏の鉄道会社。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょうものがたり東京物語‥キヤウ‥ 小津安二郎監督の映画。1953年作。東京に住む成長した子供たちを地方から訪ねた老夫婦の心情を描く。 とうきょう‐りか‐だいがく東京理科大学‥キヤウ‥クワ‥ 私立大学の一つ。前身は1881年(明治14)創立の東京物理学講習所。1949年現名の新制大学。本部は新宿区。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐ろくだいがく‐やきゅう東京六大学野球‥キヤウ‥キウ 早稲田・慶応・明治・法政・立教・東大の東京都下六大学の野球部が結成する野球連盟が行う毎年春秋2回のリーグ戦。1925年(大正14)発足。 ⇒とうきょう【東京】 とうきょう‐わん東京湾‥キヤウ‥ 関東平野の南に湾入している海湾。狭義には観音崎と富津岬を結んだ線より北の部分を、広義には三浦半島の剣崎と房総半島の洲崎を結んだ線より北の部分を指す。浦賀水道によって太平洋に通ずる。沿岸の埋立が進んでいる。 レインボーブリッジ 撮影:山梨勝弘 ⇒とうきょう【東京】 とうきょうわん‐アクアライン東京湾アクアライン‥キヤウ‥ 神奈川県川崎市と千葉県木更津市とを結ぶ東京湾横断道路の愛称。全長15.1キロメートル。 ⇒とうきょう【東京】 とう‐きょく当局タウ‥ ①ある事を処理する任務に当たること。その事を担当すること。また、その人・機関。「警察―」「大学―」「―の発表」 ②その時の政治の枢要な地位にあること。また、その人。当路。 ③(局と名のつく機関で)この局。「―で扱います」 とう‐きょく登極】 天皇が即位すること。太平記21「それ継体君―の御時、様々の大礼有るべし」 ⇒とうきょく‐れい【登極令】 どう‐きょく童曲】 児童の演奏または鑑賞に適するように作った楽曲。箏曲家鈴木鼓村が自作に命名、宮城道雄がそれを継承して多作。 とうきょく‐れい登極令】 天皇の践祚および即位礼と大嘗祭・元号などに関して規定した旧皇室令。1909年(明治42)公布。 ⇒とう‐きょく【登極】 どうきょ‐にん同居人】 同居2の人。「2階に―を置く」 ⇒どう‐きょ【同居】 とう‐きょり等距離】 ①距離が等しいこと。 ②比喩的に、特定のグループや国に近づくことなく、いずれにも一定の距離をおくこと。「―外交」 とう‐ぎり当限タウ‥ (取引用語)先物さきもの取引で、受渡期日が当月末であること。当月切。→中限なかぎり→先限さきぎり とう‐ぎり唐桐タウ‥ 緋桐ひぎりの別称。 どう‐ぎり胴切り】 胴を横に切ること。つつぎり。わぎり。太平記10「車切り―立破りに仕り棄てたく存じ候ひつれども」 とうぎ‐りんりがく討議倫理学タウ‥ (Diskursethik ドイツ)ハーバーマスやアーペル(K.-O. Apel1922〜)によって提唱された倫理思想。道徳的規範の妥当性をすべての当事者が参加する討議によって基礎づけることを目指す。 ⇒とう‐ぎ【討議】 どうぎれ‐まゆ胴切れ繭】 繭の胴部の層が異常に薄く、繰糸に適さないもの。 とう‐きん当金タウ‥ その場で料金をやりとりすること。当銀。即金。 とう‐ぎん当今タウ‥ 当代の天皇。今上きんじょう天皇。いまのうえ。とううえ。平家物語5「―の外祖にておはします」 とう‐ぎん当銀タウ‥ (→)当金とうきんに同じ。西鶴織留2「―に売り捨てて渡世をすべし」 どう‐きん同衾】 一つの夜具の中に共に寝ること。特に、男女の関係にいう。ひとつね。ともね。 どう‐きん同勤】 同じ勤務。また、その人。同僚。 どう‐ぎん同吟】 能などで、斉唱すること。 とう‐く投句】 俳句を投稿すること。また、その俳句。 とう‐く倒句タウ‥ 意味を強めるために、普通の語法の位置を逆にして置いた句。「帰りなん、いざ」の類。 ⇒とうく‐ほう【倒句法】 とう‐く頭句】 短歌の第1句。発句。 とう‐ぐ唐虞タウ‥ 陶唐氏と有虞氏、すなわち、尭と舜の時代を併せ呼ぶ称。中国史上の理想的太平の世とされる。 ⇒とうぐ‐さんだい【唐虞三代】 どう‐ぐ道具ダウ‥ ①仏道修行の用具。仏具。正法眼蔵随聞記6「貧にして―調ととのへがたしと」 ②物を作り、また事を行うのに用いる器具の総称。調度。什具じゅうぐ。「家財―」「大工―」 ③武器。太刀・刀・弓矢・槍・鉄砲の類。世間胸算用1「人の大事の―を何とて投げて損ひけるぞ」 ④舞台用の装置類。大道具・小道具。 ⑤その物に備わっている諸種のものの称。「顔の―がいい」 ⑥他の目的に利用されるもの。材料。方便。手段。「取引の―にする」 ⇒どうぐ‐いち【道具市】 ⇒どうぐ‐えらみ【道具選み】 ⇒どうぐ‐おとし【道具落し】 ⇒どうぐ‐かた【道具方】 ⇒どうぐ‐くらべ【道具競べ】 ⇒どうぐ‐しゅう【道具衆】 ⇒どうぐ‐しゅぎ【道具主義】 ⇒どうぐ‐じょうるり【道具浄瑠璃】 ⇒どうぐ‐だたみ【道具畳】 ⇒どうぐ‐だて【道具立て】 ⇒どうぐ‐ちょう【道具帳】 ⇒どうぐてき‐じょうけんづけ【道具的条件付け】 ⇒どうぐてき‐りせい【道具的理性】 ⇒どうぐ‐どめ【道具止】 ⇒どうぐ‐の‐としとり【道具の年取】 ⇒どうぐ‐ばこ【道具箱】 ⇒どうぐ‐もち【道具持】 ⇒どうぐ‐や【道具屋】 ⇒どうぐや‐ぶし【道具屋節】 どうぐ‐いち道具市ダウ‥ 古道具を売る市。根無草「錦の戸帳は―にひるがへり」 ⇒どう‐ぐ【道具】 とう‐ぐう東宮・春宮】 (東方は春に配し、万物生成の意を含み、また、易で東を震とし、震は長男であり、かつ昔はその宮殿が皇居の東にあったからいう) ①皇太子の宮殿。 ②皇太子の称。はるのみや。 ⇒とうぐう‐がくし【東宮学士】 ⇒とうぐう‐ごしょ【東宮御所】 ⇒とうぐう‐しょく【東宮職】 ⇒とうぐう‐だいぶ【東宮大夫】 ⇒とうぐう‐たてわき【東宮帯刀】 ⇒とうぐう‐の‐だいぶ【春宮大夫】 ⇒とうぐう‐の‐にょうご【東宮女御】 ⇒とうぐう‐ふ【東宮傅】 ⇒とうぐう‐ぼう【春宮坊】 とうぐう‐がくし東宮学士】 律令制で、東宮に経書を講説する官。 ⇒とう‐ぐう【東宮・春宮】 とうぐう‐ごしょ東宮御所】 皇太子の御殿。現在は東京都港区元赤坂。明治時代は青山御所など、大正時代は高輪御殿、のち赤坂離宮におかれた。 ⇒とう‐ぐう【東宮・春宮】 とうぐう‐しょく東宮職】 宮内庁の一部局。皇太子家の生活に関する事務をつかさどる。1889年(明治22)設置。 ⇒とう‐ぐう【東宮・春宮】 とうぐうせついん東宮切韻‥ヰン 音韻書。20巻。菅原是善著。880年(元慶4)以前に成る。伝存しない。 とうぐう‐だいぶ東宮大夫】 東宮職の長。 ⇒とう‐ぐう【東宮・春宮】 とうぐう‐たてわき東宮帯刀‥ハキ (→)帯刀たちはき2の別称。 ⇒とう‐ぐう【東宮・春宮】 とうぐう‐の‐だいぶ春宮大夫】 春宮坊の長官。 ⇒とう‐ぐう【東宮・春宮】 とうぐう‐の‐にょうご東宮女御】 ①東宮妃。 ②東宮の母である女御。 ⇒とう‐ぐう【東宮・春宮】 とうぐう‐ふ東宮傅】 律令制で、東宮の輔導をつかさどった官。 ⇒とう‐ぐう【東宮・春宮】 とうぐう‐ぼう春宮坊‥バウ ①律令制以後明治維新前まで、皇太子に奉仕し、その内政をつかさどった官司。職員に大夫だいぶ・亮すけ・大少進じょう・大少属さかんなどがあった。 ②皇太子の事務をつかさどった役所。1869年(明治2)に設け、72年廃止。のち、東宮職となる。 ⇒とう‐ぐう【東宮・春宮】 どうぐ‐えらみ道具選みダウ‥ 道具のえりごのみをすること。 ⇒どう‐ぐ【道具】 どうぐ‐おとし道具落しダウ‥ ①相手の槍を巻き落とすこと。また、そのための武器。 ②仕掛わな。おとしあな。傾城禁短気「女郎の―は是れなり」 ⇒どう‐ぐ【道具】 どうぐ‐かた道具方ダウ‥ 演劇などで、舞台用の道具に関する事に当たる人。特に、大道具を扱う者をいう。 ⇒どう‐ぐ【道具】 どうぐ‐くらべ道具競べダウ‥ 物合ものあわせの一種。愛玩の道具を互いに出し合ってその優劣を判じ、勝負を競う遊び。狂言、粟田口「此間のあなたこなたの御―は、おびただしい事で御座る」 ⇒どう‐ぐ【道具】 とうぐ‐さんだい唐虞三代タウ‥ 尭・舜に夏・殷・周の三代を加えていう称。 ⇒とう‐ぐ【唐虞】 とう‐ぐし唐櫛タウ‥ 梳櫛すきぐしの一種。歯が非常にこまかく密なもの。 どうぐ‐しゅう道具衆ダウ‥ 戦国時代から江戸初期にかけて、諸家に置いた武家の職名。槍奉行に属し、戦時には長柄の槍を執って出陣した騎馬の武士。長柄組ながえぐみ⇒どう‐ぐ【道具】 どうぐ‐しゅぎ道具主義ダウ‥ (→)インストルメンタリズムに同じ。 ⇒どう‐ぐ【道具】 どうぐ‐じょうるり道具浄瑠璃ダウ‥ジヤウ‥ (太夫が道具に使われる意)三味線弾ひきを座頭ざがしらとする素語すがたり一座の浄瑠璃。 ⇒どう‐ぐ【道具】 どう‐ぐすり胴薬】 火縄銃などで、鉄砲の胴にこめる火薬。弾薬。たまぐすり。 どうぐ‐だたみ道具畳ダウ‥ 茶室で、道具を置き主人が点茶をする場所の畳。手前畳。亭主畳。→茶室(図)⇒どう‐ぐ【道具】 どうぐ‐だて道具立てダウ‥ ①必要な道具を整え並べること。また、それらのもの。 ②諸種の準備。 ⇒どう‐ぐ【道具】 どうぐ‐ちょう道具帳ダウ‥チヤウ 歌舞伎芝居などの舞台装置の原図。客席の中央から舞台を見た図を舞台美術家が彩色などして描く。もと狂言作者が半紙に線描きしてとじていた。 ⇒どう‐ぐ【道具】 とう‐くつ盗掘タウ‥ 公有地や他人所有の土地の鉱物・埋蔵物などを、その権利もなく、また許可も得ずに採掘すること。 どう‐くつ洞窟】 岩石中に生じた空洞。ほらあな。 ⇒どうくつ‐いせき【洞窟遺跡】 ⇒どうくつ‐うお【洞窟魚】 ⇒どうくつ‐じゅうきょ【洞窟住居】 ⇒どうくつ‐どうぶつ【洞窟動物】 [reference]⇒どうくつ‐びじゅつ【洞窟美術】

どうき‐き【同期機】🔗🔉

どうき‐き同期機】 供給または発生する交流の周波数と回転子の速度および磁極数との間に一定の関係のある電気機械。同期発電機・同期電動機・同期変流機の類。 ⇒どう‐き【同期】

どうぎ‐ご【同義語】🔗🔉

どうぎ‐ご同義語】 語形は異なるが意義はほぼ同じ言葉。「即刻」と「即時」の類。同意語。シノニム。 ⇒どう‐ぎ【同義】

どうき‐せい【同期生】🔗🔉

どうき‐せい同期生】 同期2の人。 ⇒どう‐き【同期】

どう‐きゅう【同級】‥キフ🔗🔉

どう‐きゅう同級‥キフ ①同じ等級。 ②同じ学級。「―生」

どう‐きょ【同居】🔗🔉

どう‐きょ同居】 ①同じ家に共に住むこと。「両親と―する」↔別居。 ②家族でない人が或る家族と共に同じ家で生活すること。 ③比喩的に、性質の違うものが1カ所に同時に存在すること。「悟りと迷いが―する」 ⇒どうきょ‐にん【同居人】

どう‐きょう【同郷】‥キヤウ🔗🔉

どう‐きょう同郷‥キヤウ 郷里が同じであること。「―のよしみ」

どう‐ぎょう【同業】‥ゲフ🔗🔉

どう‐ぎょう同業‥ゲフ 職業・業種が同じであること。また、その人。「―団体」 ⇒どうぎょう‐くみあい【同業組合】 ⇒どうぎょう‐しゃ【同業者】

どうぎょう‐くみあい【同業組合】‥ゲフ‥アヒ🔗🔉

どうぎょう‐くみあい同業組合‥ゲフ‥アヒ 同業者の団結によって営業上の弊害を防止し、共同利益の維持・発展を図る目的で組織した団体。中世の座またはギルド、現在の協同組合の類。 ⇒どう‐ぎょう【同業】

どうぎょう‐しゃ【同業者】‥ゲフ‥🔗🔉

どうぎょう‐しゃ同業者‥ゲフ‥ 同じ業種の営業者。 ⇒どう‐ぎょう【同業】

どうきょ‐にん【同居人】🔗🔉

どうきょ‐にん同居人】 同居2の人。「2階に―を置く」 ⇒どう‐きょ【同居】

どう‐きん【同勤】🔗🔉

どう‐きん同勤】 同じ勤務。また、その人。同僚。

どう‐ぎん【同吟】🔗🔉

どう‐ぎん同吟】 能などで、斉唱すること。

どう‐くん【同訓】🔗🔉

どう‐くん同訓】 異なる漢字の訓が同じであること。「歌」「唄」「謡」「謳」の訓が「うたう」である類。

どうくん‐れんごう【同君連合】‥ガフ🔗🔉

どうくん‐れんごう同君連合‥ガフ 相互に独立を保ちながら君主を共通にする二つ以上の国家の結合関係。血縁による身上連合と制度的結合としての物上連合とがある。1603年から1707年までのイングランド王国とスコットランド王国の類。君合国。

どう‐け【同家】🔗🔉

どう‐け同家】 ①同じ家筋。同じ本家から出た分家相互間の称。 ②同じ一家。 ③(前に挙げた家を指して)その家。その家庭。

どう‐けい【同形】🔗🔉

どう‐けい同形】 形が同じであること。「―異義語」

どう‐けい【同系】🔗🔉

どう‐けい同系】 系統・系列が同一であること。「―会社」

どう‐けい【同型】🔗🔉

どう‐けい同型】 型かたが同じであること。 ⇒どうけい‐はいぐうし【同型配偶子】

どう‐けい【同慶】🔗🔉

どう‐けい同慶】 自分にとっても同じようにめでたく喜ばしいこと。「御―の至り」

どうけい‐はいぐうし【同型配偶子】🔗🔉

どうけい‐はいぐうし同型配偶子】 有性生殖で、合体する二つの配偶子のかたちが同一のもの。↔異型配偶子 ⇒どう‐けい【同型】

どう‐けつ【同穴】🔗🔉

どう‐けつ同穴】 [詩経王風、大車](「穴」は墓穴の意)夫婦が死後同じ墓穴に葬られること。夫婦仲のよいたとえ。日葡辞書「カイラウ(偕老)トウケッ」 ⇒どうけつ‐えび【同穴蝦】 ⇒どうけつ‐の‐ちぎり【同穴の契り】

どうけつ‐の‐ちぎり【同穴の契り】🔗🔉

どうけつ‐の‐ちぎり同穴の契り】 夫婦仲のむつまじい契り。偕老同穴の契り。 ⇒どう‐けつ【同穴】

どう‐ご【同居】🔗🔉

どう‐ご同居】 〔仏〕(凡聖同居土の略)凡夫と聖者とが同居する国土。浄・穢の二種があって、西方極楽は同居の浄土、娑婆世界は同居の穢土。

どう・じる【同じる】🔗🔉

どう・じる同じる】 〔自上一〕 (→)「同ずる」に同じ。

どう・ずる【同ずる】🔗🔉

どう・ずる同ずる】 〔自サ変〕[文]同ず(サ変) 同意する。賛成する。落窪物語2「君は更に―・じ給ふべきにもあらず」

どうのじ‐てん【同の字点】🔗🔉

どうのじ‐てん同の字点】 (点は「しるし」の意。一説に「々」は「仝(同)」の草体)踊り字の一つ。同じ字を繰り返すことをあらわす符号。「々」。「家々」「正々堂々」など。現在では漢字の反復に用いる。のまてん。→踊り字

[漢]同🔗🔉

 字形  筆順 〔冂部4画/6画/教育/3817・4631〕 〔音〕ドウ(慣) トウ(漢) 〔訓〕おなじ (名)とも・ひとし [意味] ①おなじ。別でない。(対)異。「同一・同時・同級・大同小異」。それとおなじ。その。「同人どうにん・同夜・同校」 ②おなじくする。一様にそろえる。ともにする。「同情・同志・同席・順不同」 ③あつまる。そろう。ぐるになる。なかま。「合同・会同・協同・賛同・大同団結・一同・同士」▶心から調和するのを「和」というのに対し、利害を優先させて見さかいもなく仲間になるのを「同」という。「付和雷同」「君子は和して同ぜず」 [解字] 解字会意。四角い板と「口」(=穴)とから成る。突き抜ける意から、通ずる、共通の意となる。一説に、「口」は祝禱しゅくとうの器で、祭事にあつまる意とする。もと、口部3画。[仝]は異体字。 [下ツキ 一同・異同・会同・共同・協同・合同・混同・賛同・帯同・大同・党同伐異・不同・雷同・類同

[漢]同🔗🔉

 〔口部3画〕 ⇒冂部

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おない-どし【同い年】🔗🔉

おない-どし [2] 【同い年】 〔「おなじ年」の転〕 年齢が同じであること。また,その人たち。「彼女とは―だ」

おな・じ【同じ】🔗🔉

おな・じ [0] 【同じ】 (形シク) 〔「おなし」とも〕 (1)形容動詞「おなじ{(1)}」に同じ。「あしひきの山は無くもが月見れば―・じき里を心隔てつ/万葉 4076」 (2)形容動詞「おなじ{(2)}」に同じ。「貫之らがこの世に―・じく生まれて/古今(仮名序)」 〔体言に続く場合は,「おなじ」「おなじき」の両形が使われ,和文系では前者が,漢文訓読系では後者が一般に用いられた〕

同じ穴の=狢(ムジナ)(=狐(キツネ)・=狸(タヌキ))🔗🔉

同じ穴の=狢(ムジナ)(=狐(キツネ)・=狸(タヌキ)) 一見無関係のようにみえて,実は同類・仲間であることのたとえ。普通,悪者についていう。一つ穴の狢。

同じ釜(カマ)の飯(メシ)を食・う🔗🔉

同じ釜(カマ)の飯(メシ)を食・う いっしょに生活する。起居を共にし,親しく暮らす。「君とぼくとは―・った仲だ」

同じ流れを掬(ムス)・ぶ🔗🔉

同じ流れを掬(ムス)・ぶ 〔「説法明眼論」による。同じ川の水を汲(ク)む意〕 浅からぬ因縁があることのたとえ。

同じ枕(マクラ)🔗🔉

同じ枕(マクラ) 同じ場所。何人かが同じ場所に倒れ伏す場合にいう。「各(オノオノ)腹かき切て―に伏て死にけり/太平記 3」

おなじ【同じ】🔗🔉

おなじ [0] 【同じ】 〔「おなし」「おんなじ」とも〕 ■一■ (形動)[文]ナリ 〔形容詞「おなじ」の語幹に「だ」(文語「なり」)が付いて形容動詞化したもの〕 (1)同一である。別のものでない。「二人は学校も―だし,学年も―だ」 (2)性質・状態・程度などが共通している。差異がない。「父親と―好みだ」「兄と―に振る舞う」「右に―」 〔連体形に「おなじ」「おなじな」の二形がある。そのうち,「おなじな」は準体助詞「の」,接続助詞「ので」「のに」に接続するときに用いられ,連体修飾語としては「おなじ」が用いられる〕 ■二■ (副) (「同じ…なら」の形で)同一のことをする以上は,の意を表す。どうせ。「―行くなら,まだ行ったことのない所がいい」

おなじ・い【同じい】🔗🔉

おなじ・い [3][0] 【同じい】 (形) 〔シク活用の形容詞「おなじ」の口語化〕 同じである。同様である。「大きさの―・い二つの三角形」「今日も昨日と―・く雨だ」 〔一般には形容動詞「同じ」が用いられる〕

おなじく【同じく】🔗🔉

おなじく [2] 【同じく】 (接続) 〔形容詞「同じ」の連用形から〕 (1)同類のものを列挙するとき,修飾的な語を繰り返すかわりに用いる。並びに。および。「学生 A ― B 」 (2)そして同じように。「マヅゲレシアノ国ニユイテ諸人ニ道ヲ教ヘ,―ソノ国ノウチナデルフォストユウ島ヘ渡リ/天草本伊曾保」

おなじく-は【同じくは】🔗🔉

おなじく-は [2] 【同じくは】 (副) おなじことなら。どうせなら。いっそ。

おなじゅうする【同じゅうする】🔗🔉

おなじゅうする オナジウ― 【同じゅうする】 (連語) 〔「同じくする」の転〕 (「…を同じゅうする」の形で)…を同じにする。…が同じである。「志を―する者が集う」「時を―して兵を挙げる」

おや・じ【同じ】🔗🔉

おや・じ 【同じ】 (形シク) 〔上代語〕 形容詞「おなじ」に同じ。「人言の繁きによりてまを薦(ゴモ)の―・じ枕は我(ワ)はまかじやも/万葉 3464」 〔(1)連体修飾語としては「おやじき」ではなく,「おやじ」の形が用いられた。(2)上代では「おやじ」と同義の語に「おなじ」があり,いずれが当時普通に用いられたか明らかでない〕

おんなじ【同じ】🔗🔉

おんなじ [0] 【同じ】 〔形容動詞「おなじ」の撥音添加。「おんなし」とも〕 ■一■ (形動) 形容動詞「おなじ」に同じ。「あれと―物が欲しい」「どっちの道を行っても時間は―だ」 〔連体形に「おんなじ」「おんなじな」の二形がある。そのうち,「おんなじな」は準体助詞「の」,接続助詞「ので」「のに」に接続する時に用いられ,連体修飾語としては「おんなじ」が用いられる〕 ■二■ (副) 副詞「おなじ」に同じ。「―飲むなら気持ちよく飲もう」

どう【同】🔗🔉

どう [1] 【同】 (1)前に出た語句を繰り返し書く代わりに用いる語。「昭和六〇年入学,―六三年卒業」 (2)前に述べた語句を受けて,連体詞的に「その…」の意を表すのに用いる。「―提案」「―論文」

どう-あん【同案】🔗🔉

どう-あん 【同案】 (1) [0] 同じ考え。同じ案。 (2) [1] その案。

どう-い【同位】🔗🔉

どう-い [0][1] 【同位】 同じ位(クライ)。同じ位置。

どうい-がいねん【同位概念】🔗🔉

どうい-がいねん― [4] 【同位概念】 〔論〕 同一の類概念に含まれる種概念相互のこと。例えば,脊椎動物と無脊椎動物,男性と女性など。等級概念。等位概念。

どうい-かく【同位角】🔗🔉

どうい-かく― [3] 【同位角】 二直線が他の一直線と交わってできる角のうち,一直線から見て同じ位置にある二つの角。図におけるαとα′など。 同位角 [図]

どうい-かく【同位核】🔗🔉

どうい-かく― [3] 【同位核】 〔isotopic nucleus〕 互いに陽子数が等しく,中性子数が異なる原子核。同一の元素に属し(すなわち,原子番号が等しく),質量数が異なる原子の原子核。

どうい-げんそ【同位元素】🔗🔉

どうい-げんそ― [4] 【同位元素】 ⇒同位体

どうい-ご-せん【同位語線】🔗🔉

どうい-ご-せん― [0] 【同位語線】 ⇒等語線(トウゴセン)

どうい-たい【同位体】🔗🔉

どうい-たい― [0] 【同位体】 同一の元素に属し(すなわち,原子番号が等しく),質量数が異なる原子。また,そのような原子の原子核。アイソトープ。

どう-い【同異】🔗🔉

どう-い [1] 【同異】 同じことと異なること。異同。

どう-い【同意】🔗🔉

どう-い [0] 【同意】 (名)スル (1)同じ意味。同義。「―の語」 (2)相手と同じ意見・考え。また,同じ考えであることを意思表示すること。「相手の考えに―する」 (3)他の者の行為について賛成ないし是認の意思表示をすること。

どうい-ご【同意語】🔗🔉

どうい-ご [0][3] 【同意語】 ⇒同義語(ドウギゴ)

どうい-しょめん【同意書面】🔗🔉

どうい-しょめん [4] 【同意書面】 刑事訴訟法上,検察官および被告人が証拠とすることに同意した書面。書面作成時の状況を考慮し,相当と認める時に限り証拠とすることができる。

どうい-やっかん【同意約款】🔗🔉

どうい-やっかん ―ヤククワン [4] 【同意約款】 労働協約で,人事などについて労使があらかじめ同意する必要があることを定めた条項。 →協議約款

どう-いつ【同一】🔗🔉

どう-いつ [0] 【同一】 (名・形動)[文]ナリ (1)同じであること。別のものでないこと。また,そのさま。「―人物」「―の目的」 (2)等しいこと。差のないこと。また,そのさま。「両者を―に扱う」

どういつ-か【同一化】🔗🔉

どういつ-か ―クワ [0] 【同一化】 〔心〕 対象のもつ考えや感情・行動・属性を取り入れ,同様の傾向を示すようになる心理的過程。 →同一視

どういつ-がいねん【同一概念】🔗🔉

どういつ-がいねん [5] 【同一概念】 〔論〕 外延と内包が全く同一の二つの概念。「男性である親」と「父」など。

どういつ-し【同一視】🔗🔉

どういつ-し [4][3] 【同一視】 (名)スル (1)同じ物とみなすこと。差のないものとみなすこと。「連中と―して欲しくない」 (2)〔心〕 精神分析で,対象と自分を無意識のうちに混同し,対象が考え,感じ,行為しているように自分が考え,感じ,行為することによって,満足や安定を得ようとする防衛機制の一。

どういつ-せい【同一性】🔗🔉

どういつ-せい [0] 【同一性】 〔identity〕 〔哲〕 あるものが時間・空間を異にしても同じであり続け,変化がみられないこと。 (1)物がそれ自身に対し同じであって,一個の物として存在すること。自己同一性。 (2)人間学・心理学で,人が時や場面を越えて一個の人格として存在し,自己を自己として確信する自我の統一をもっていること。自我同一性。主体性。

どういつ-たい【同一体】🔗🔉

どういつ-たい [0] 【同一体】 (1)同じからだ。同体。 (2)形・質などが同じ物体。

どういつ-てつ【同一轍】🔗🔉

どういつ-てつ [4][3] 【同一轍】 〔同じわだちの意〕 筋道ややり方が同じであること。「満校の感情―であるから/思出の記(蘆花)」

どういつ-てつがく【同一哲学】🔗🔉

どういつ-てつがく [6][5] 【同一哲学】 〔(ドイツ) Identittsphilosophie〕 精神と物質,主観と客観などを二つの独立した実体とみずに,絶対的同一者の現れと考える学説。スピノザ・シェリングらに代表される。同一説。

どういつ-てん【同一点】🔗🔉

どういつ-てん [4] 【同一点】 二つ以上の物事に共通する点や一致する点。「―を見いだす」

どういつ-ほう【同一法】🔗🔉

どういつ-ほう ―ハフ [0] 【同一法】 〔数〕 定理の証明法の一。A ならば B という定理が真で,性質 B をもつものがただ一つしかないならば,B ならば A という逆定理も成り立つというもの。

どういつ-よう【同一様】🔗🔉

どういつ-よう ―ヤウ [4] 【同一様】 同一の様子であること。同様。

どういつ-りつ【同一律】🔗🔉

どういつ-りつ [4] 【同一律】 〔論〕 〔law of identity〕 思考の原理の一。一般に「 A は A である」という形式で表す。いかなる事物も自己自身と同一であり,我々の思考過程においてもこれを否定するような思考をしてはならないという要求をいう。同一原理。同一法。自同律。 →思考の原理

どういつ-ろうどう-どういつちんぎん【同一労働同一賃金】🔗🔉

どういつ-ろうどう-どういつちんぎん ―ラウドウ― [5]-[5] 【同一労働同一賃金】 量と質において同じ価値をもつ労働に対しては,性別・年齢・勤続年数・人種などにかかわりなく同額の賃金を支払うという原則。もともとは,女性労働者の差別的低賃金に対する反対運動としてはじまった。

どう-いん【同韻】🔗🔉

どう-いんン [0] 【同韻】 韻が同じであること。また,その韻。

どういん-そうつう【同韻相通】🔗🔉

どういん-そうつうンサウ― [0] 【同韻相通】 ⇒通韻(ツウイン)(1)

どう-おん【同音】🔗🔉

どう-おん [0] 【同音】 (1)同じ高さの音・音声。 (2)音声・発音が同じであること。 (3)一斉に言うこと。口をそろえて言うこと。「異口―」「思はず一所に―に云つた/婦系図(鏡花)」

どうおん-いぎご【同音異義語】🔗🔉

どうおん-いぎご [6] 【同音異義語】 ⇒同音語

どうおん-ご【同音語】🔗🔉

どうおん-ご [0] 【同音語】 音は同じで,意味の異なる語。「川」と「皮」,「正確」と「性格」など。同音異義語。

どうおん-そうつう【同音相通】🔗🔉

どうおん-そうつう ―サウ― [0] 【同音相通】 ⇒五音相通(ゴインソウツウ)

どう-か【同化】🔗🔉

どう-か ―クワ [0] 【同化】 〔assimilation〕 (名)スル (1)本来異なる性質や考え方が同じものになること。 ⇔異化 「その社会に―する」 (2)外から得た知識などを理解して自分のものとすること。 (3)生物体が外界から摂取した物質に特定の化学変化を加え,その生物に固有あるいは必要な物質を作り出すこと。同化作用。アナボリズム。 ⇔異化 (4)マグマが周囲の岩石や外来物質を取り込み,一つのものに混合すること。同化作用。 (5)〔言〕 ある音素が隣接する音素に影響されてそれと同じ,または似た性質のものに変化すること。エビス(ebisu)の i が先行する e と等しくなってエベス(ebesu)となる類。 ⇔異化

どうか-さよう【同化作用】🔗🔉

どうか-さよう ―クワ― [4] 【同化作用】 (1)「同化{(3)}」に同じ。 (2)「同化{(4)}」に同じ。

どうか-せいさく【同化政策】🔗🔉

どうか-せいさく ―クワ― [4] 【同化政策】 本国ないし支配民族が,植民地原住民ないし国内少数民族を,自分たちの生活様式・考え方になじませ,一体化しようとする政策。

どうか-そしき【同化組織】🔗🔉

どうか-そしき ―クワ― [4] 【同化組織】 細胞内に多数の葉緑体をもち,光合成を行う組織。葉の柵状組織・海綿状組織がその例。

どうか-でんぷん【同化澱粉】🔗🔉

どうか-でんぷん ―クワ― [4] 【同化澱粉】 光合成によって葉緑体中に形成されるデンプン。貯蔵デンプンに比べて粒子が著しく小さい。

どう-か【同価】🔗🔉

どう-か [0] 【同価】 価値・価格が等しいこと。等価。

どうがいふくしゅう-ほう【同害復讐法】🔗🔉

どうがいふくしゅう-ほう ドウガイフクシウハフ [0] 【同害復讐法】 ⇒タリオ

どう-かく【同格】🔗🔉

どう-かく [0] 【同格】 (1)資格・格式などが同じであること。「―の役職」 (2)文法で,同一の文中に並び置かれた二つ以上の語や文節が,同一の文法上の機能を果たす関係にあること。「〈ビールの〉〈冷えたの〉を飲む」における関係など。 (3)取引所の格付け表で,品位の同じ株式銘柄。

どう-がく【同学】🔗🔉

どう-がく [0] 【同学】 学んだ学問,あるいは学校・師などが同じであること。また,その人。同窓。同門。「―のよしみ」

どう-がく【同額】🔗🔉

どう-がく [0] 【同額】 同じ金額。同じ値段。

どう-かひ【同花被】🔗🔉

どう-かひ ―クワヒ [3] 【同花被】 形の上で,花冠と萼(ガク)の区別が不明瞭な花被。イラクサ・クワなどの花。

どう-かん【同感】🔗🔉

どう-かん [0] 【同感】 (名)スル 同じように考えること。同じように感ずること。「―の意を表す」「君の意見には全く―だ」「彼の主張には―するところが多い」

どう-き【同気】🔗🔉

どう-き [1] 【同気】 (1)同じ気質。また,気のあった仲間。同類。「―もとむる肉食群集/安愚楽鍋(魯文)」 (2)兄弟。同胞(ドウホウ)。「親にも超てむつましきは―兄弟の愛也/太平記 29」

どうき=相求(アイモト)める🔗🔉

――相求(アイモト)める 〔易経(乾卦)〕 同じ気質のものは自然に寄り集まる。

どう-き【同軌】🔗🔉

どう-き [1] 【同軌】 〔わだちの幅を同じくする意〕 同一であること。同轍(ドウテツ)。

どう-き【同期】🔗🔉

どう-き 【同期】 (名)スル (1) [1] 同じ時期。同じ年度。「昨年―」 (2) [1] 入学や卒業,あるいは入社の年度が同じであること。また,その人。同期生。「―の友」 (3) [0] 機械の作動を時間的に連関させること。シンクロナイズさせること。「ストロボをシャッターに―させる」 (4) [0] 二つ以上の周期的運動の周期が一致すること。また,一定の整数比になること。

どうき-き【同期機】🔗🔉

どうき-き [3] 【同期機】 定常の運動状態で,電源の周波数と同期した速度で回転する交流回転機。電動機と発電機がある。

どうき-しんごう【同期信号】🔗🔉

どうき-しんごう ―ガウ [4] 【同期信号】 二つ以上の周期的に変動する振動の位相を等しくしたり一定の位相差にするために外部から与える信号。特にテレビジョンなどで送信部と受信部との映像走査が一致するように送信の際加えられる信号をいう。

どうき-せい【同期生】🔗🔉

どうき-せい [3] 【同期生】 同じ年度に入学あるいは卒業した学生。同期。

どうき-の-さくら【同期の桜】🔗🔉

どうき-の-さくら [1] 【同期の桜】 〔予科練の同期生を桜にたとえて歌った同名の軍歌から〕 同期生のこと。

どう-ぎ【同義】🔗🔉

どう-ぎ [0] 【同義】 同じ意味。同意。

どうぎ-いでんし【同義遺伝子】🔗🔉

どうぎ-いでんしデン― [5] 【同義遺伝子】 ある同一の形質を発現させる作用をもち,座位の異なる二つ以上の遺伝子。 →ポリジーン

どうぎ-ご【同義語】🔗🔉

どうぎ-ご [0][3] 【同義語】 発音や表記は異なるが,意味の同じである語。「あす・あした・明日(みょうにち)」「登山・山登り」「ピンポン・卓球」などの類。同意語。シノニム。 ⇔対義語

どう-きゅう【同級】🔗🔉

どう-きゅう ―キフ [0] 【同級】 (1)同じ学級。「―会」 (2)同じ等級。同じ階級。「―の品」

どうきゅう-せい【同級生】🔗🔉

どうきゅう-せい ―キフ― [3] 【同級生】 同じ学級の生徒。クラスメート。

どう-きょ【同居】🔗🔉

どう-きょ [0] 【同居】 (名)スル (1)一つの家に二人以上の人が一緒に住むこと。 ⇔別居 「三世代が―する」 (2)ある家族の家にその家族以外の者が住むこと。「兄夫婦の家に―させてもらう」

どうきょ-ぎむ【同居義務】🔗🔉

どうきょ-ぎむ [4] 【同居義務】 夫婦が同一の場所に居住して生活を共にする義務。これに違反すると,悪意の遺棄として離婚原因になる。

どうきょ-にん【同居人】🔗🔉

どうきょ-にん [0] 【同居人】 一緒に住んでいる家族以外の人。同居者。

どう-きょう【同郷】🔗🔉

どう-きょう ―キヤウ [0] 【同郷】 故郷が同じであること。「―のよしみ」

どう-け【同家】🔗🔉

どう-け [1] 【同家】 (1)本家を同じくする分家から他の分家をさす語。同じ家筋。 (2)(前に述べた)その家。

どう-ご【同居】🔗🔉

どう-ご [0] 【同居】 〔「ご」は呉音〕 〔仏〕 聖者も凡夫もともに住むこと。

どうご-ど【同居土】🔗🔉

どうご-ど [3] 【同居土】 〔仏〕 天台宗の教義で,三界の中にあり,凡夫と聖者がともに住む世界。同居穢土と同居浄土とがある。凡聖同居土。

どう・じる【同じる】🔗🔉

どう・じる [0][3] 【同じる】 (動ザ上一) 〔サ変動詞「同ずる」の上一段化〕 「同ずる」に同じ。「彼の考えに―・じるつもりはない」

どう・ずる【同ずる】🔗🔉

どう・ずる [0][3] 【同ずる】 (動サ変)[文]サ変 どう・ず 同意する。賛成する。くみする。「大衆皆尤々と―・じて/平家 1」

どうのじ-てん【同の字点】🔗🔉

どうのじ-てん [4] 【同の字点】 繰り返し符号の一。すぐ前の漢字と同じであることを示す。「人々」「堂々」などの「々」。

どう-みぎ【同右】🔗🔉

どう-みぎ [1] 【同右】 右に書いたことと同じであること。たて書きの図表・書式などで記号的に用いる。

どう-わり【同割(り)】🔗🔉

どう-わり [0] 【同割(り)】 だしや調味料を同量ずつ混ぜること。

おないどし【同い年である】(和英)🔗🔉

おないどし【同い年である】 be (of) the same age.

おなじ【同じ】(和英)🔗🔉

おなじ【同じ】 (1)[同一](one and) the same;→英和 identical.→英和 (2)[等しい]equal;→英和 equivalent.→英和 (3)[同様の]similar;→英和 like.→英和 (4)[共通の]common.→英和 〜ように,同じく in the same way[manner];likewise;→英和 alike;→英和 equally;→英和 similarly.→英和 死んだ(新しい)も〜 be as good as dead (new).

どう−【同−】(和英)🔗🔉

どう−【同−】 the same;→英和 the said (上記の).→英和

どうい【同位角】(和英)🔗🔉

どうい【同位角】 the corresponding angles.同位元素《理》an[a radioactive]isotope.→英和

どうい【同意】(和英)🔗🔉

どうい【同意】 agreement.〜する agree;→英和 consent.→英和 〜を得る obtain a person's consent.

どういぎ【同意義】(和英)🔗🔉

どういぎ【同意義】 the same meaning.〜の synonymous.→英和 〜にsynonymously.→英和

どういご【同意語】(和英)🔗🔉

どういご【同意語】 a synonym.→英和

どういつ【同一(であること)】(和英)🔗🔉

どういつ【同一(であること)】 identity.→英和 〜の the same;→英和 identical;→英和 one and the same 〜視する putand(together) in a class;→英和 identifywith.

どうおん【同音(異義)語】(和英)🔗🔉

どうおん【同音(異義)語】 a homonym;→英和 a homophone.→英和

どうか【同化(作用)】(和英)🔗🔉

どうか【同化(作用)】 assimilation.〜する assimilate.→英和

どうかく【同格である】(和英)🔗🔉

どうかく【同格である】 rank[be on a level];→英和 《文》be in apposition.

どうかん【同感である】(和英)🔗🔉

どうかん【同感である】 agree;→英和 be of the same opinion.

どうき【同期生である】(和英)🔗🔉

どうき【同期生である】 be classmates;graduatein the same year.

どうぎ【同義】(和英)🔗🔉

どうぎ【同義】 ⇒同意義.〜の synonymous.→英和 ‖同義語 a synonym.

どうきゅう【同級】(和英)🔗🔉

どうきゅう【同級】 the same class.‖同級会 a class reunion (卒業生の).同級生 a classmate.

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