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くらべ【比・較・競】🔗🔉

くらべ【比・較・競】 1 くらべること。比較。照合。 2 互いに比較して優劣をきそい合うこと。競争。

ころ【頃・比】🔗🔉

ころ【頃・比】 1 ある時をおおよそに限定してさす語。その時のあたり。時分。ころおい。*万葉‐二二六二「秋萩を散らす長雨の降る比(ころ)は」 2 特に現在を強調していう。動詞に接して、「今は…する」の意で詠嘆的に用いる。*万葉‐五一八「通ひし君が見えぬ許呂(コロ)かも」 3 時節。季節。おり。*枕‐二「頃は、正月」 4 かなり長い一定の期間。多く、「年頃」「日頃」などと熟して用いられる。*古今‐六九七「ころもへずしてあふよしも哉」 5 適当な時。ころあい。しおどき。「もう煮えたころだ」 6 適切な大きさ。適当な程度。*源氏‐東屋「まだ、ころの御徳なきやうなれど」

たぐい【比・類・属】(たぐひ)🔗🔉

たぐい【比・類・属】(たぐひ) (四段動詞「たぐう(比)」の名詞化) 1 同じくすること。また、そのもの。仲間。同類。*源氏‐若紫「たぐひになさせ給へ」*徒然草‐四〇「更に米のたぐひを食はざりければ」 2 特に、妻子・兄弟姉妹などの身内。*源氏‐葵「又、たぐひおはせぬをだに、さうざうしく思しつるに」 3 漠然と複数の人をさす。人々。連中。*源氏‐薄雲「又この事を知りて、もらし伝ふるたぐひやあらむ」 4 同じ程度の物事。肩を並べるもの。匹敵するもの。*栄花‐御裳着「世に又たぐひあるべき物どもならず」

ひ【比】🔗🔉

ひ【比】 1 同列に並ぶこと。比肩。また、類を同じくすること。たぐい。ともがら。比類。「他に比を見ない」 2 くらべること。並べてつき合わせること。比較。対比。 3 詩経の六義(りくぎ)の一つ。中国古代詩の一形式で他の事物にたとえて、自分の気持を表現すること。また、その形式による詩。わが国で、和歌・連歌・俳諧・能楽などにも適用されている。 4 数量を比較するのに用いる数学的概念の一つ。二つの数または同種の量a、bがあるとき、aがbの何倍に当たるか、aがbの何分の一に当たるかという関係を示すものをaのbに対する比という。a:bと書き「a対b」と読む。比率。割合。 5 易の六十四卦の一つ。。上卦は坎(水)、下卦は坤(地)。水地比ともいう。親しむ意で、地上の水が地中に浸潤して親密となるさま。 6 奈良・平安時代初期、年数を数える単位。一比は六年。主に六年に一回作る戸籍の作成回数を表すのに用いる。

よそえ【寄・比】(よそへ)🔗🔉

よそえ【寄・比】(よそへ) よそえること。なぞらえること。*源氏‐夕霧「似げなの、亡きがよそへやとおぼす」

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