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お‐ば【伯母・叔母・小母】(を‥)🔗🔉

お‐ば【伯母・叔母・小母】(を‥) 1 (伯母・叔母)父または母の姉妹。父母の姉には「伯母」妹には「叔母」の字を当てる。また、伯(叔)父の妻。 2 (小母)他家の年配の婦人をいう。「おばさん」「おばさま」の形で用いる。

お‐ば【祖母・御婆】🔗🔉

お‐ば【祖母・御婆】 (「おおば(祖母)」の変化) 1 両親の母。そぼ。 2 (御婆)年老いた女。老婆。ばば。

お‐ばあ【御婆】🔗🔉

お‐ばあ【御婆】 (「おばば(御婆)」の変化) 1 老婆。老女。また、祖母。 2 江戸時代、江戸深川の岡場所などで、遊女の監督、世話などをする女。

お‐ばあ‐さん【御祖母さん・御婆さん】🔗🔉

お‐ばあ‐さん【御祖母さん・御婆さん】 (「おばばさま(御祖母様)」の変化) 1 祖母を敬い親しんでいう語。 2 (御婆さん)年寄りの女。また、老女を敬い親しんで呼んだり、盛りを過ぎた女性が自嘲的に言ったりする語。

おばあさん‐こ【御祖母さん子】🔗🔉

おばあさん‐こ【御祖母さん子】 祖母に養育された子供。祖母に特に慕いなついている子。

おば‐い🔗🔉

おば‐い 〔形口〕けしからん。不都合である。*伎・宝莱曾我島物語‐三幕「おばいことをぬかす奴だ」

オハイオ🔗🔉

オハイオ (Ohio)アメリカ合衆国北東部、エリー湖南岸の州。一八〇三年、第一七番目の州として編入。州都コロンバス。重化学工業が盛ん。

お‐はいはい🔗🔉

お‐はいはい (「お」は接頭語。「はいはい」は応答の声)こびへつらい、追従(ついしょう)すること。また、その者をあざけっていう。おへいへい。*黄・浮世操九面十面「おはいはいをいっては、間には金なぞを借りる」

おば‐うえ【伯母上・叔母上・小母上】(をばうへ)🔗🔉

おば‐うえ【伯母上・叔母上・小母上】(をばうへ) 「おば(伯母)」を敬って呼ぶ語。

おば‐うえ【祖母上】(‥うへ)🔗🔉

おば‐うえ【祖母上】(‥うへ) 「おば(祖母)」を敬って呼ぶ語。

おば‐おとど【御婆大殿】🔗🔉

おば‐おとど【御婆大殿】 (「おとど」は敬称)おばあさま。おばぎみ。

おばがさけ【伯母酒】(をばがさけ)🔗🔉

おばがさけ【伯母酒】(をばがさけ) 狂言。各流。酒好きの甥(おい)が酒屋の伯母に酒をねだるが断わられ、一計を案じ、鬼の面をつけて伯母をおどす。そして思う存分酒を飲んで、面を取って眠ってしまったので伯母に見破られて逃げる。

おば‐き【伯母貴・叔母貴・小母貴】(をば‥)🔗🔉

おば‐き【伯母貴・叔母貴・小母貴】(をば‥) (「貴」は当て字)=おばぎみ(伯母君)〔日葡辞書〕

おば‐ぎみ【伯母君・叔母君・小母君】(をば‥)🔗🔉

おば‐ぎみ【伯母君・叔母君・小母君】(をば‥) 「おば(伯母)」を敬って呼ぶ語。おばき。おばご。

おば‐ぎみ【祖母君】🔗🔉

おば‐ぎみ【祖母君】 「おば(祖母)」を敬って呼ぶ語。

おば‐くさ【小婆草】(をば‥)🔗🔉

おば‐くさ【小婆草】(をば‥) 紅藻類テングサ科の海藻。各地の干潮線付近の岩上などに生える。高さ一〇〜二〇センチメートルで、テングサによく似ており、寒天の原料にするが、品質は劣る。

おば‐ぐらし【小母暮】(をば‥)🔗🔉

おば‐ぐらし【小母暮】(をば‥) 一生独身で過ごす女性。

お‐はけ🔗🔉

お‐はけ 祭日の折、当屋(とうや)の家の前に立てる標識。当屋が神宿であることの標示物で、青竹の先に御幣や神符をつける。

お‐ばけ【御化】🔗🔉

お‐ばけ【御化】 1 ばけもの。妖怪(ようかい)。へんげ。また、奇形であるもの、異常に大きいものなどもいう。「おばけ西瓜」 2 つぎはぎの多い衣服。生地(きじ)のいたんだ古着。ばけもの。 3 「おばけがい(御化貝)」の略。 4 「おばけごよみ(御化暦)」の略。また、それを売りあるく者。 5 京阪地方の風習で、節分または年越しの日に老女が結った娘風の髪形、あるいは娘が結った人妻風の髪形。また、近頃は若い娘の結う日本髪や頭上に着ける髷(まげ)。

おばけ‐がい【御化貝】(‥がひ)🔗🔉

おばけ‐がい【御化貝】(‥がひ) 「やどかり(宿借)」の異名。

おばけ‐きんたろう【御化金太郎】(‥キンタラウ)🔗🔉

おばけ‐きんたろう【御化金太郎】(‥キンタラウ) 肥後国(熊本県)でつくる金太郎の首人形。練物製で、厚物の烏帽子をかぶり、紐(ひも)をひくと、目が動き舌が出る。

おばけ‐ごよみ【御化暦】🔗🔉

おばけ‐ごよみ【御化暦】 伊勢神宮司庁から発行する正式の暦以外に、明治・大正期に民間で秘密に刊行した暦。おばけ。

おばけ‐ろうそく【御化蝋】(‥ラフソク)🔗🔉

おばけ‐ろうそく【御化蝋】(‥ラフソク) 紙製のおばけに、ろうそくの火が燃え移ると、大きな幽霊の影が障子に映る仕掛けになっているおもちゃ。

お‐はこ【御箱・十八番】🔗🔉

お‐はこ【御箱・十八番】 1 (箱に入れて大切に保存する意から。また、市川家の得意な芸「歌舞伎十八番」の台本を箱入りで保存したことに由来するともいう)とっておきの、得意とする芸。*人情・清談松の調‐四「大津絵節の踊が、大の得意(オハコ)で」 2 転じて、その人がよくやる動作やよく口にすることば。また、その人のくせ。「また、おはこの泣言が出た」

おば‐こ【祖母子・姨子】🔗🔉

おば‐こ【祖母子・姨子】 「おばこむすび(祖母子結)」の略。

おばこ🔗🔉

おばこ 「おおばこ(大葉子)」の異名。

おばこ🔗🔉

おばこ 1 少女。娘。 2 おばこ節。

おば‐ご【伯母御・叔母御・小母御】(をば‥)🔗🔉

おば‐ご【伯母御・叔母御・小母御】(をば‥) (「ご」は接尾語)=おばぎみ(伯母君)

おばこ‐ぶし【おばこ節】🔗🔉

おばこ‐ぶし【おばこ節】 秋田・山形県地方に伝わる民謡の一つ。「秋田おばこ」「庄内おばこ」など。

おばこ‐むすび【祖母子結・姨子結】🔗🔉

おばこ‐むすび【祖母子結・姨子結】 女の髪の結い方。髪を束ね、左右に小さい輪をつくり、笄(こうがい)を横にさし、余った髪でその中央を巻き留めるもの。江戸末期。喪中の髪型とされ、のち、多く老女や後家が結った。おばこ。

おば‐さま【伯母様・叔母様・小母様】(をば‥)🔗🔉

おば‐さま【伯母様・叔母様・小母様】(をば‥) 1 「おば」を敬って呼ぶ語。 2 (小母様)よその中年以上の女を敬って呼ぶ語。 3 女の髪で、髱(つと)の内から別にはみ出した毛。 4 (犬が雪に、おば様に会うように、喜んで戯れるところから)雪。いぬおば。

おば‐さん【伯母さん・叔母さん・小母さん】(をば‥)🔗🔉

おば‐さん【伯母さん・叔母さん・小母さん】(をば‥) (「おばさま」の変化。多く親しみをこめて用いる)=おばさま(伯母様)

お‐ばし【小橋】(を‥)🔗🔉

お‐ばし【小橋】(を‥) 小さい橋。こばし。また、橋。

おば‐しぎ【姥鴫】🔗🔉

おば‐しぎ【姥鴫】 シギ科の旅鳥。全長約二八センチメートルの中形のシギ。夏羽は背が茶で、肩羽は黒く、先に幅広の茶赤色の帯があり、胸部には黒い横斑がある。冬羽は赤みがなくなる。シベリア東北部で繁殖し、南アジアで越冬。日本には春と秋に内湾の浅瀬や河口に大群で飛来する。《季・秋》

お‐はした【御端】🔗🔉

お‐はした【御端】 端女(はしため)をいう女房詞。

おばしま【欄】🔗🔉

おばしま【欄】 欄干(らんかん)。てすり。また、それの付いているもの。

おばじゃ‐ひと【伯母じゃ人・伯母者人】(をばぢゃ‥)🔗🔉

おばじゃ‐ひと【伯母じゃ人・伯母者人】(をばぢゃ‥) (「じゃ」は「である」の意。「者」は当て字)おばにあたる人。おば。

お‐ばしら【男柱】(を‥)🔗🔉

お‐ばしら【男柱】(を‥) 1 =おとこばしら(男柱) 2 櫛(くし)の左右両端の大きな歯。 3 男陰。

おば‐・す【帯ばす】🔗🔉

おば‐・す【帯ばす】 〔連語〕(動詞「おぶ(帯)」に尊敬の助動詞「す」の付いたもの)身におつけになる。*書紀‐継体七年九月・歌謡「我が大君の於魔細(オバセ)る細紋(ささら)の御帯の」

おばすて【姨捨・伯母捨】(をばすて)🔗🔉

おばすて【姨捨・伯母捨】(をばすて) 謡曲。三番目物。観世、宝生、金剛、喜多流。作者未詳。古名「姨捨山」。中秋の名月の夜、信濃国(長野県)の姨捨山に、昔この山に捨てられた老女が現われ、昔をしのんで舞を舞う。「三老女」の一つ。

おばすて‐やま【姨捨山】(をばすて‥)🔗🔉

おばすて‐やま【姨捨山】(をばすて‥) 長野県中部、戸倉町と上山田町の境にある冠着(かむりき)山の別名。古来観月の名所で、田毎の月で知られる。「大和物語」によれば、更級に住む男が、妻のすすめで山の頂に捨てた伯母を「わが心なぐさめかねつさらしなや姨捨山に照る月をみて(古今‐八七八)」と歌い、迎えに行ったというところから名づけられた。更級山。親捨山。うばすてやま。

お‐はせ【男茎】(を‥)🔗🔉

お‐はせ【男茎】(を‥) 男子の性器。男根。

おばせ【小橋】(をばせ)🔗🔉

おばせ【小橋】(をばせ) 大阪市天王寺区の地名。

おば‐ぜり【婆芹】🔗🔉

おば‐ぜり【婆芹】 「せり(芹)」の異名。

おばた【小幡】(をばた)🔗🔉

おばた【小幡】(をばた) (「おはた」とも)姓氏。

おばた‐かげのり【小幡景憲】(をばた‥)🔗🔉

おばた‐かげのり【小幡景憲】(をばた‥) 江戸前期の兵学者。通称孫七郎、または勘兵衛。徳川氏に仕え、大坂の陣では諜者として大坂城にはいった。甲州流軍学の祖として門弟を多く集めた。「甲陽軍鑑」を加筆、集大成したといわれる。(一五七二〜一六六三)

おば‐たまむし【姥玉虫】🔗🔉

おば‐たまむし【姥玉虫】 =うばたまむし(姥玉虫)

おばた‐やき【小畑焼】(をばた‥)🔗🔉

おばた‐やき【小畑焼】(をばた‥) 萩焼の一種。山口県萩市小畑産の磁器。

お‐はち【御鉢・御櫃】🔗🔉

お‐はち【御鉢・御櫃】 1 寺院の供米(くまい)。転じて、飯を入れておく木製の器具。めしびつ。おひつ。 2 火山の火口。とくに富士山頂の噴火口跡。 3 順番。→お鉢が回る ●御鉢が回(まわ)る 順番がまわってくる。人が多いと飯櫃(めしびつ)がなかなか回ってこないからという。

お‐ばち【雄蜂】(を‥)🔗🔉

お‐ばち【雄蜂】(を‥) 1 ミツバチの雄。体長約一・二センチメートル。大きな複眼をもつ。未受精卵から発生し、働き蜂から蜂乳をもらって生活し、女王蜂との交尾を終えると死ぬ。寿命約一か月。日本では四〜八月頃みられる。 2 ハチの雄。

おはち‐いれ【御鉢入】🔗🔉

おはち‐いれ【御鉢入】 飯が冷えるのを防ぐため、おはちを入れておく蓋(ふた)付きの藁(わら)製容器。おひつ入れ。

おはち‐まい【御鉢米】🔗🔉

おはち‐まい【御鉢米】 葬式の時、会葬者が香典にそえて持ってくる一升ほどの米。一般に自分の食い料として持参するもので、お返しはしない。おはちごめ。

お‐はつ【御初】🔗🔉

お‐はつ【御初】 1 初めてのことをいう丁寧語。「お初にお目にかかる」 2 その年に最初に食べるもの。 3 おろしたての衣服。 4 武家の婦女が結った島田髷(しまだまげ)の名。歌舞伎の「加賀見山旧錦絵」のお初の髪形から流行。

お‐はつお【御初穂】(‥はつほ)🔗🔉

お‐はつお【御初穂】(‥はつほ) (「おはつう」とも)=はつお(初穂)

お‐はつほ【御初穂】🔗🔉

お‐はつほ【御初穂】 ⇒おはつお(御初穂)

オバデヤしょ【オバデヤ書】🔗🔉

オバデヤしょ【オバデヤ書】 (英The Book of Obadiah)旧約聖書の中で、オバデヤの名のもとに集められた預言集。

お‐はな【御花】🔗🔉

お‐はな【御花】 1 広く植物の花をいうが、観賞用として鉢植えにしたものや、花瓶にさしたもの、特に神仏に供える花をいう場合が多い。 2 神仏に供える榊(さかき)、樒(しきみ)などの枝葉。 3 いけばなの作法。華道。「お花のお稽古」 4 花鰹をいう女房詞。 5 芸者などを呼ぶ代金。また、祝儀として与える金。花。花代。 6 「おはなごま(御花独楽)」の略。

お‐ばな【尾花】(を‥)🔗🔉

お‐ばな【尾花】(を‥) 1 (花の形が、けものの尾に似ているところから)薄(すすき)の花穂。はなすすき。《季・秋》 2 (1が風にそよぐさまが手招きに似ているところから)手招きの様子をすること。 3 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は薄縹(うすはなだ)。狩衣(かりぎぬ)などの染色で、秋に用いる。 ●尾花が袖(そで) 尾花が風になびくさまを、人を招く時ゆれる袖、と見立てた表現。《季・秋》 ●尾花の粥(かゆ) 宮中で、薄(すすき)の花穂を黒焼きにしてまぜた灰白色の粥。八朔(はっさく)の祝いに食べ、疫病を除くまじないとされた。江戸時代には民間にも行なわれ、早稲(わせ)の黒焼きや黒胡麻(くろごま)が代用されることもあったという。《季・秋》

お‐ばな【雄花】(を‥)🔗🔉

お‐ばな【雄花】(を‥) おしべだけあってめしべがまったくないか、または退化して雌性生殖機能を持たない花。マツ、イチョウ、キュウリなど。単性花。

おばな‐あしげ【尾花葦毛】(をばな‥)🔗🔉

おばな‐あしげ【尾花葦毛】(をばな‥) 馬の毛色の名。全身が葦毛で、たてがみと四肢とが白に薄い黒の混ざった尾花のような色をしているもの。

おばな‐いろ【尾花色】(をばな‥)🔗🔉

おばな‐いろ【尾花色】(をばな‥) 枯れた尾花のような色。灰色を帯びた白色。

おばな‐くりげ【尾花栗毛】(をばな‥)🔗🔉

おばな‐くりげ【尾花栗毛】(をばな‥) 馬の毛色の名。たてがみと四肢が尾花色の混ざった栗毛。

おばなざわ【尾花沢】(をばなざは)🔗🔉

おばなざわ【尾花沢】(をばなざは) 山形県東部の地名。羽州街道の宿駅、江戸幕府の代官所が置かれて発展。銀山温泉があり、豪雪地帯として知られる。昭和三四年市制。

お‐はなし【御話・御咄】🔗🔉

お‐はなし【御話・御咄】 1 「話」の尊敬・丁寧語。 2 江戸時代、富籤(とみくじ)の当たり番号を瓦版(かわらばん)に摺(す)ったもの。また、それを売り歩く者。

おはなし‐うり【御話売】🔗🔉

おはなし‐うり【御話売】 「おはなし(御話)2」を売り歩く人。

おばな‐ずり【尾花摺】(をばな‥)🔗🔉

おばな‐ずり【尾花摺】(をばな‥) 1 野を歩く時など、尾花に衣服などが摺(す)れること。 2 布や紙などに、尾花の模様を摺りつけること。また、そのもの。

おばな‐たこ【尾花蛸】(をばな‥)🔗🔉

おばな‐たこ【尾花蛸】(をばな‥) 晩秋、尾花が散る頃の蛸。産卵後なので味が落ちる。《季・秋》

おはなはんしち【お花半七】🔗🔉

おはなはんしち【お花半七】 刀屋の手代半七が、遊女お花と情死した事件を題材とした作品の通称。「長町女腹切」「京羽二重娘気質」など。

おばな‐や【尾花屋】(をばな‥)🔗🔉

おばな‐や【尾花屋】(をばな‥) 江戸、深川仲町(東京都江東区富岡町)にあった料理茶屋。

お‐ばなり【小放】(を‥)🔗🔉

お‐ばなり【小放】(を‥) (「はなり」は放ち髪の意)上代の少女の髪の形。振り分け髪。はなり。

お‐はね【御跳】🔗🔉

お‐はね【御跳】 (「はね」は「はねかえり」の略)女らしいしとやかさのない娘を人名のように言った語。おてんば。

お‐ばね【尾羽】(を‥)🔗🔉

お‐ばね【尾羽】(を‥) 鳥類の尾骨から生えている羽毛。

お‐はひろ【御葉広】🔗🔉

お‐はひろ【御葉広】 植物、萵苣(ちしゃ)をいう女房詞。

おば‐ぼたる【姥蛍】🔗🔉

おば‐ぼたる【姥蛍】 ホタル科の昆虫。体長一〇ミリメートル内外。黒色で毛があり、前胸背と、腹端に淡紅色の紋がある。五〜六月ごろから現われ林間や山道の草上に見られる。幼虫は地上にすみ、弱く発光するが、成虫は発光しない。各地に分布。

お‐はま【御蛤】🔗🔉

お‐はま【御蛤】 蛤(はまぐり)をいう女房詞。

お‐ばま【小浜】(を‥)🔗🔉

お‐ばま【小浜】(を‥) 浜。 福井県西部、小浜湾に面する地名。古くから敦賀に次ぐ畿内の外港として栄えた。旧城下町。若狭塗の産地。昭和二六年市制。 長崎県島原半島西部の地名。雲仙岳の西麓に位置し、小浜温泉がある。

おばま‐おんせん【小浜温泉】(をばまヲンセン)🔗🔉

おばま‐おんせん【小浜温泉】(をばまヲンセン) 長崎県小浜町にある温泉。塩類泉。神経痛、婦人病などにきく。

おばま‐じょう【小浜城】(をばまジャウ)🔗🔉

おばま‐じょう【小浜城】(をばまジャウ) 福井県小浜市にあった城。慶長五年京極高次が築城。寛永一三年酒井忠勝の居城となる。雲浜城。

お‐はまり【御填】🔗🔉

お‐はまり【御填】 1 物事に執着しておぼれること。あやまりにおちいること。 2 だまされること。

おば‐みや【祖母宮】🔗🔉

おば‐みや【祖母宮】 祖母に当たる宮。

お‐はむき【御歯向】🔗🔉

お‐はむき【御歯向】 ⇒はむき(歯向)

おは‐めし【御葉飯】🔗🔉

おは‐めし【御葉飯】 菜飯をいう女房詞。

お‐はやし【御林】🔗🔉

お‐はやし【御林】 江戸幕府直轄の保護林。幕府御用木と公共土木用材の補給を目的として幕府領内に設定されたものが大部分。明治初年に官林に編入、のち、国有林となる。

おはやし‐かた【御林方】🔗🔉

おはやし‐かた【御林方】 江戸幕府の職名。勘定所伺方(うかがいかた)に属し、御用木の伐採、運搬とその処分をはじめ、もっぱら幕府の用材と営林に関する事務を管掌した。

お‐はよう【御早う】(‥はやう)🔗🔉

お‐はよう【御早う】(‥はやう) (「おはやく」の変化) 1 相手が早く出てきたことに対する挨拶のことば。*浄・最明寺殿百人上‐女勢揃へ「いづれもこれはお早ふと、物静かにぞ伺候有」 2 朝はじめて会った時の、挨拶のことば。*人情・春色恵の花‐二「おいらんお早う。おねむそふだねへ」

おばら【小原】(をばら)🔗🔉

おばら【小原】(をばら) 神奈川県相模湖町の地名。甲州街道の小仏と吉野の間、甲州へ向かう上りの旧宿駅。

おはらい‐おさめ【御祓納】(おはらひをさめ)🔗🔉

おはらい‐おさめ【御祓納】(おはらひをさめ) 神社や寺院などの古札を、年末に各家から集めて報酬を受ける乞食。ふるふだおさめ。

おはらい‐とり【御払取】(おはらひ‥)🔗🔉

おはらい‐とり【御払取】(おはらひ‥) 集金人。掛取り。借金取り。

おはらい‐まつり【御祓祭】(おはらひ‥)🔗🔉

おはらい‐まつり【御祓祭】(おはらひ‥) 大阪の諸社で毎年六月に行なう大祓の神事。中でも二二日の座摩(いかすり)神社、二五日の天満宮、晦日(みそか)の住吉神社のものが有名。

お‐はらえ【御祓】(‥はらへ)🔗🔉

お‐はらえ【御祓】(‥はらへ) =おはらい(御祓)

おばら‐おんせん【小原温泉】(をばらヲンセン)🔗🔉

おばら‐おんせん【小原温泉】(をばらヲンセン) 宮城県白石市にある温泉。眼病、外傷、胃腸病にきく。泉質は単純泉、硫黄泉。

おばら‐ご【大原子】🔗🔉

おばら‐ご【大原子】 丹波国桑田郡(京都府天田郡)の大原神社に奉仕するみこ。

おはらのうめ【小原梅】(をはらのうめ)🔗🔉

おはらのうめ【小原梅】(をはらのうめ) 狂言。大蔵流番外曲。大原野に住む僧の庵に黒木売りの女たちが花見に来て、酒宴で僧と、桜と梅の優劣を和歌で争う。

おはらの‐まつり【大原野祭】🔗🔉

おはらの‐まつり【大原野祭】 ⇒おおはらのまつり(大原野祭)

おばら‐みこ【大原巫子・大原神子】🔗🔉

おばら‐みこ【大原巫子・大原神子】 丹波国桑田郡(京都府天田郡)大原の大原神社に仕え、諸方を勧進したみこ。後にはそれと同じような姿をしてお祓(はらい)や祈祷などをして回った女乞食をいう。おおはらみこ。

おはら‐め【大原女・小原女】🔗🔉

おはら‐め【大原女・小原女】 京都北郊の大原や八瀬から、黒木炭などを頭にのせ、京都の町へ売りに来る女。もめんがすりに手甲脚絆(てっこうきゃはん)の独特な風俗が有名。おおはらめ。 歌舞伎所作事。変化物。長唄。二世瀬川如皐(じょこう)作詞。九世杵屋六左衛門作曲。文化七年江戸中村座初演「奉掛色浮世図画(かけたてまつるいろのうきよえ)」の中の一つ。おかめの面をかぶり、小原女の姿でおかしみの踊り。

お‐はり【御針】🔗🔉

お‐はり【御針】 1 針を丁寧にいう語。 2 裁縫をする人。遊里や商家に雇われて針仕事をする女。おはりこ。 3 (―する)裁縫をすること。針仕事。*俳・元禄風韵韵「お針して秋も命の緒を繋ぎ」

お‐ばり【男梁】(を‥)🔗🔉

お‐ばり【男梁】(を‥) 門の冠木(かぶき)上にあって桁(けた)を受ける梁。

オバリウム🔗🔉

オバリウム (ラテンovarium)解剖学、医学で、卵巣。

お‐はれ【御晴】🔗🔉

お‐はれ【御晴】 1 晴れの着物。晴れ着。また、それを着た姿、様子。晴れ姿。 2 貴人が外出、出席すること。御成(おなり)。*明応本節用集「御晴ヲハレ公方御出」

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