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ね‐だ【根太】🔗🔉

ね‐だ【根太】 1 床板(ゆかいた)を支える横木。 2 1の上に張る板。根太板。床板。 3 根底。基本。

ね‐だい【寝台】🔗🔉

ね‐だい【寝台】 寝床に用いる長方形の台。しんだい。

ねだ‐いた【根太板】🔗🔉

ねだ‐いた【根太板】 根太の上に張る板。床板。

ね‐だおし【根倒】(‥だふし)🔗🔉

ね‐だおし【根倒】(‥だふし) 根もとから倒すこと。根のついたまま抜いて倒すこと。

ねだ‐がけ【根太掛】🔗🔉

ねだ‐がけ【根太掛】 根太の端を支える横木。

ねた‐きり【寝た切】🔗🔉

ねた‐きり【寝た切】 病気などで横になったまま、起きられないさま。「寝たきり老人」

ねだ‐きり【根太切】🔗🔉

ねだ‐きり【根太切】 (形動)あり金を全部出すこと。ばくちなどで、あり金をすべて張ること。また、そのさま。*浄・源頼家源実朝鎌倉三代記‐五「もふねだ切でごんすか」

ねたけ‐く【妬けく】🔗🔉

ねたけ‐く【妬けく】 (形容詞「ねたし」のク語法)ねたましいこと。*万葉‐四〇九二「ほととぎすいと禰多家口(ネタケク)は橘の花散るときに来鳴きとよむる」

ねた・し【妬し・嫉し】🔗🔉

ねた・し【妬し・嫉し】 〔形ク〕(「ねたむ(妬)」と同源で、反発を感じ、ねたましく思う気持を表す。「な(名)いた(痛)し」の変化で、相手の評判の高いのを痛いと感じるところからかという) 1 他人の充足した状態をうらやんで、反感の気持を抱く。うらやましくねたましい。また、ねたましく思われるほど、すばらしい。*宇津保‐吹上上「はなぞのに朝夕わかずゐるてふを松の林はねたくみゆらん」 2 特に、男性に対して嫉妬の気持を抱く。ねたましい。*神楽歌‐小前張・蟋蟀・或説「<末>な取入そ小雨にそぼ濡らせ夜離れするいといとねたし」 3 自分の行為や選択が、思わしい結果を得られなくて、残念である。失敗がいまいましく後悔される。くやしい。*土左「淡路の御の歌におとれり。ねたき。いはざらましものをとくやしがるうちに」 4 他人にうまうまとしてやられて残念だ。また、他人から見下げられてくやしい。*竹取「取かたき物を、かく浅ましく持て来る事を、ねたく思ひ」 ねた‐が・る(自ラ四)/ねた‐げ(形動)/ねた‐さ(名)

ね‐だし【根出】🔗🔉

ね‐だし【根出】 事の起こり。物事の根源。*浮・新色五巻書‐三「此恋の根(ネ)だしはお吉なり」

ね‐だな【根・根棚】🔗🔉

ね‐だな【根・根棚】 和船の棚板のうち、(かわら)の両側に結合してとともに船底を構成する主要外板。中世末期から近世の和船での基本的構成材。

ね‐だに【根🔗🔉

ね‐だに【根 コナダニ科に属するダニ。体長〇・五〜一ミリメートルで、他のコナダニより大きく、全体に乳白色で脚や口器は赤褐色。チューリップ・ヒヤシンス・玉葱などの球根に加害。

ねた‐まき【根太巻】🔗🔉

ねた‐まき【根太巻】 矢の鏃(やじり)をさしこむ口巻(くつまき)の上、すなわち、矢の根の方を細い糸で巻くこと。また、そのもの。

ねたまし【妬まし・嫉まし】🔗🔉

ねたまし【妬まし・嫉まし】 〔形シク〕⇒ねたましい(妬)

ねたまし・い【妬ましい・嫉ましい】🔗🔉

ねたまし・い【妬ましい・嫉ましい】 〔形口〕ねたまし〔形シク〕(動詞「ねたむ(妬)」の形容詞化)うらやましく憎らしい。くやしい。残念だ。*元禄版古今著聞集‐一〇「大将聞給て、此事ねたましう思給ひたる折ふし」 ねたまし‐が・る(自ラ四)/ねたまし‐げ(形動)/ねたまし‐さ(名)

ねたま・す【妬ます・嫉ます】🔗🔉

ねたま・す【妬ます・嫉ます】 〔他サ四〕ねたむようにしむける。うらやましく憎らしいと思わせる。くやしがらせる。*源氏‐帚木「庭の紅葉こそ、ふみわけたる跡もなけれなど、ねたます」

ねたみ【妬・嫉】🔗🔉

ねたみ【妬・嫉】 ねたむこと。そねみ。嫉妬。

ねたみ‐そねみ【妬嫉】🔗🔉

ねたみ‐そねみ【妬嫉】 (同義語を重ねて強調した語)うらやみ憎むこと。また、その心。

ねた・む【妬む・嫉む】🔗🔉

ねた・む【妬む・嫉む】 〔他マ五(四)〕(「ねたし(妬)」と同源) 1 うらやましく憎らしいと思う。そねむ。*書紀‐神代・上(兼方本訓)「故れ、素戔嗚尊、妬(ネタム)で姉(なねのみこと)の田(みた)を害(やふ)る」 2 男女間のことで嫉妬する。やきもちをやく。*能因本枕‐五二「若き男もちたる、いと見苦しきに、こと人のもとに行とてねたみたる」 3 憎む。腹を立てる。遺恨に思う。憤り恨む。くやしく思う。*竹取「翁、胸痛き事なしたまひそ。うるはしき姿したる使にも障らじと、ねたみをり」

ね‐だめ【寝溜】🔗🔉

ね‐だめ【寝溜】 睡眠不足または体力消耗を予測して、前もって睡眠を余分にとること。

ね‐だやし【根絶】🔗🔉

ね‐だやし【根絶】 1 根まで全部取って、絶やすこと。 2 根本まで取り去ること。根絶すること。全くなくしてしまうこと。「悪を根だやしにする」

ねだり【強請】🔗🔉

ねだり【強請】 ねだること。強いて求めること。ゆすること。また、その人。ねだれ。

ねだり‐がまし・い【強請りがましい】🔗🔉

ねだり‐がまし・い【強請りがましい】 〔形口〕(「がましい」は接尾語)いかにもねだるようである。仕組んでゆするようである。

ねだり‐くさ・し【強請りくさし】🔗🔉

ねだり‐くさ・し【強請りくさし】 〔形ク〕(「くさし」は接尾語)ねだるようである。ゆすりめいている。*虎明本狂言・乞聟「そなたは言語道断ねだりくさひ事をおしやる」

ねだり‐ごえ【強請声】(‥ごゑ)🔗🔉

ねだり‐ごえ【強請声】(‥ごゑ) 物などねだる時に出す甘えた声。

ねだり‐ごと【強請言・強請事】🔗🔉

ねだり‐ごと【強請言・強請事】 ねだっていうことば。言いがかりをつけて金品を要求することば。ねだり口上。ねだれごと。

ねだり‐と・る【強請り取る】🔗🔉

ねだり‐と・る【強請り取る】 〔他ラ五(四)〕ねだって取る。ゆすって取る。ねだれとる。

ねだり‐もの【強請者】🔗🔉

ねだり‐もの【強請者】 物をねだる人。言いがかりをつけて金品をまきあげる人。ゆすり。ねだれもの。

ね‐だ・る【根足る】🔗🔉

ね‐だ・る【根足る】 〔自ラ四〕根が十分に張る。根がしっかり大地に伸びる。*古事記‐下・歌謡「竹の根の泥陀流(ネダル)宮木の根のねばふ宮」

ねだ・る【強請る】🔗🔉

ねだ・る【強請る】 〔他ラ五(四)〕 1 強いて物を乞う。甘えて要求する。ねだれる。「小遣いをねだる」*虎寛本狂言・河原太郎「某が女どもは、毎年酒を作て商売致しまする<略>是より河原へ参りねだって給うと存る」 2 言いがかりをつけて金品を要求する。難くせをつけてゆする。ねだれる。*浄・曾根崎心中「さてはそちが拾ふて手形を書て判を据へ、をれをねだって銀取らふとは」 3 ぐずぐず文句をいう。理屈をいう。ねだれる。*咄・軽口大黒柱‐四「客様さへ紛らかしてくれなさるに、華車様聞えぬと、ねだりけるを」 〔他ラ下二〕⇒ねだれる(強請)

ねだれ【強請】🔗🔉

ねだれ【強請】 (動詞「ねだれる(強請)」の名詞化)=ねだり(強請)*浄・御所桜堀川夜討‐二「やい、待て、待てと、強請(ネダレ)の胴声」

ねだれ‐ごと【強請言・強請事】🔗🔉

ねだれ‐ごと【強請言・強請事】 =ねだりごと(強請言)

ねだれ‐もの【強請者】🔗🔉

ねだれ‐もの【強請者】 =ねだりもの(強請者)

ねだ・れる【強請れる】🔗🔉

ねだ・れる【強請れる】 〔他ラ下一〕ねだ・る〔他ラ下二〕 1 =ねだる(強請)1*浄・出世景清‐四「子共は母にすがり付なふ父を返しや父上返しやと、ねだれ歎きし有様は」 2 =ねだる(強請)2*咄・醒睡笑‐二「誰にても目下なる人といへば、ねだれて物を取る者なり」 3 =ねだる(強請)3*咄・軽口露がはなし‐五「弓矢八幡堪忍ならぬと大きにねだれければ」 4 あざむきだます。*日葡辞書「Nedareta(ネダレタ) ヒト」

ね‐だん【値段・直段】🔗🔉

ね‐だん【値段・直段】 売買の相場。あたい。代価。価格。ね。また、価格をきめること。

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