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もの‐いい【物言】(‥いひ)🔗🔉

もの‐いい【物言】(‥いひ) 1 ものを言うこと。ものを言いかけること。また、その言い方。ことばづかい。「ぞんざいな物言い」 2 うわさ。とりざた。風評。 3 言い合い。口論。 4 ものを言うことの上手な人。口巧者。*紫式部日記「はたかのものいひの内侍は」 5 異議をいうこと。反論すること。文句を言うこと。 6 (「腹に物言い」の形で)懐胎すること。 7 相撲で、行司の判定に、土俵下の審判委員あるいは控え力士が異議を申し入れること。「物言いがつく」

もの‐い・う【物言う】(‥いふ)🔗🔉

もの‐い・う【物言う】(‥いふ) 〔連語〕 1 ことばを口に出す。 何か物事を言う。*万葉‐三四八一「家の妹に毛乃伊波(モノイハ)ず来にて思ひ苦しも」ことばをかわして親しくする。男女が情をかよわせる。ねんごろにする。*伊勢‐三二「むかし物いひける女に」気のきいたことばを言う。秀句を言う。*土左「このことば何とにはなけれども、ものいふやうにぞきこえたる」うるさく文句を言う。不平を言う。小言を言う。*菟玖波集‐発句「散らすなと風に物いふ花もがな」挨拶(あいさつ)をする。声をかける。*平中‐三四「ものいはで奥に這ひ入りて」 2 よい結果が現れる。効果がある。役立つ。*俳・坂東太郎‐下「酒機嫌草そものいふけふの菊」

ものい‐うま【物射馬】🔗🔉

ものい‐うま【物射馬】 騎射に慣れている馬。

もの‐いまい【物忌】(‥いまひ)🔗🔉

もの‐いまい【物忌】(‥いまひ) =ものいみ(物忌)

もの‐いみ【物忌】🔗🔉

もの‐いみ【物忌】 1 神事や法会などに関係する者が、ある期間、酒肉、五辛などの飲食物や肉欲などを断ち、沐浴するなどして身心の穢(けが)れを除き去ること。潔斎。斎戒。 2 夢見のわるいときや物の怪(け)につかれたときなど、一定の期間家または特定の建物にこもって謹慎すること。また、その他広く占いや暦が凶であるときや、触穢(しょくえ)にある者などが籠居して身を慎むこと。 3 2のときのしるしとして、柳の木の札、または忍草などに「物忌」と書いて冠、簾などにかけたもの。物忌の札。 4 伊勢大神宮はじめ、鹿島、香取、加茂、平野、松尾、春日、平岡などの大社で、神事にあずかった童男・童女。 5 ある現象をとらえて吉凶を占ったり、不吉なことばを忌んで、吉祥のことばに転嫁したりすること。縁起にとらわれること。 ●物忌みの館(たち) =かんだち(神館)1 ●物忌みの札(ふだ) =ものいみ(物忌)3

もの‐いり【物入・物要】🔗🔉

もの‐いり【物入・物要】 費用のかかること。金銭を費やすこと。出費。散財。「今月は何かと物入りで」

もの‐いれ【物入】🔗🔉

もの‐いれ【物入】 物を入れておくところ。また、物を入れる袋や箱など。

もの‐いろい【物綺】(‥いろひ)🔗🔉

もの‐いろい【物綺】(‥いろひ) あれこれ世話をやくこと。口出しすること。

もの‐いわい【物祝】(‥いはひ)🔗🔉

もの‐いわい【物祝】(‥いはひ) 物の状態やことばに仮託してそれを吉兆と祝うこと。縁起をかつぐこと。

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