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ど‐いつ【何奴】🔗🔉

ど‐いつ【何奴】 〔代名〕不定称。乱暴ないい方で、男性語。 1 人をさしていう。「だれ(誰)」に相当する。どのやつ。どやつ。「どこのどいつだ」「どいつもこいつも」 2 物をさしていう。「どれ」に相当する。「どいつを買おうか」

ドイツ【独逸】🔗🔉

ドイツ【独逸】 (Deutschland)ヨーロッパ大陸の中央部、北はバルト海・北海の海岸から南はアルプスに至る間の地域。民族大移動後に定着したゲルマン諸族がフランクに征服され、八四三年、現在のドイツの起源となった東フランク王国が成立。九六二年神聖ローマ帝国に発展したが、半独立の諸侯が割拠し、一八七一年、プロシアによって統一が成りドイツ帝国が誕生。専制政治と近代的経済政策で海外に植民地をもつ大帝国に発展し諸列強と対立、第一次世界大戦が起こった。敗戦と革命によりワイマール共和国が成立したが、経済の破綻がナチスの台頭を許し、第二次世界大戦が発生。一九四五年再び敗れて占領され、四九年、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)、ドイツ民主共和国(東ドイツ)が生まれた。九〇年東西ドイツが統一されてドイツ連邦共和国。首都ベルリン。住民は主にゲルマン人で、多少ケルト人・ローマ人・スラブ人と混合し、中・近世を通じてドイツ民族が形成された。言語はドイツ語。内面的・意志的傾向をもつ独特の思想・文化を発展させた。一五一七年マルチン=ルターの宗教改革があり、大部分は新教徒。英語名ジャーマニー。

ドイツ‐あざみ【ドイツ薊】🔗🔉

ドイツ‐あざみ【ドイツ薊】 ノアザミの園芸品種。自生種は紅紫色、極めてまれに白色だが、古くから栽培され園芸種には青紫色、紅色、桃色などさまざまなものが作られている。日本特産だが、大正の頃からこの名で呼ぶようになり、特に花色の濃いものを呼ぶことが多い。はなあざみ。

ドイツ‐あやめ【ドイツ菖蒲】🔗🔉

ドイツ‐あやめ【ドイツ菖蒲】 アヤメ科の多年草。ヨーロッパ産の野生種の交配によって作られた園芸種で、多くの品種があり、観賞用として世界的に広く栽培される。根茎は太く、横にはう。葉は剣状で長さ約四〇センチメートル、幅約三センチメートル。外花被は広大で垂れ、基部に黄白色の毛を密生する。内花被は大形の倒卵形で直立し、上半部は内曲する。紫、淡紫、紅紫、黄白、黄、橙、桃、赤色などがある。根茎は薬用とする。

ドイツ‐かくめい【ドイツ革命】🔗🔉

ドイツ‐かくめい【ドイツ革命】 =じゅういちがつかくめい(十一月革命)

ドイツ‐ご【ドイツ語】🔗🔉

ドイツ‐ご【ドイツ語】 インド‐ヨーロッパ語族ゲルマン語派西ゲルマン語群に属する言語。ドイツ、オーストリアのほか、スイス、ルクセンブルク、ベルギーなどの一部で話される。南部の高地ドイツ語と北部の低地ドイツ語とに二分され、現在の標準ドイツ語は前者から出ている。かなり複雑な語形変化をもつこと、複合語が豊富なことなどが特徴。学術用語など、日本語にはいった語も多い。

ドイツ‐ごい【ドイツ鯉】(‥ごひ)🔗🔉

ドイツ‐ごい【ドイツ鯉】(‥ごひ) コイの飼育品種。ドイツ、オーストリアなどで改良された。日本には明治三七年に初めて輸入された。体の鱗(うろこ)が著しく変化しているのが特徴で、各ひれの基部にだけわずかに鱗の残っているものをカワゴイ、側線上に大形の鱗のあるものをカガミゴイという。成長がよく、耐寒性があるといわれるが、日本では鱗の異様な形がきらわれ、あまり普及していない。

ドイツ‐しゃかいみんしゅとう【ドイツ社会民主党】(‥シャクヮイミンシュタウ)🔗🔉

ドイツ‐しゃかいみんしゅとう【ドイツ社会民主党】(‥シャクヮイミンシュタウ) ドイツの政党。一八九〇年、ドイツ社会主義労働党が改称して成立。翌年エルフルト綱領を決定。第一次世界大戦後の十一月革命に成功してワイマール共和国を樹立、政治の主導権を握った。ナチス政権のもとでは弾圧されたが、第二次世界大戦後に復活、東ドイツでは共産党と合同して統一社会党となり、西ドイツでは、民主社会主義を指導原理とする国民政党に脱皮、一九六九年にはブラント政権を実現した。

ドイツ‐すずらん【ドイツ鈴蘭】🔗🔉

ドイツ‐すずらん【ドイツ鈴蘭】 スズランの一型。時に変種として扱われる。ヨーロッパ原産で、現在日本で栽培されているものの大部分を占めている。日本産のものより葉、花ともに大形で、香気も強く、丈夫。

ドイツ‐たいそう【ドイツ体操】(‥タイサウ)🔗🔉

ドイツ‐たいそう【ドイツ体操】(‥タイサウ) ドイツで発達した器械体操・手具体操・徒手体操の総称。自然性を尊重、全身的総合的修練を重視することを特徴とし、鉄棒・平行棒・鞍馬・つり輪などの器械器具を多角的に利用、また徒手体操ではリズムを重視する。

ドイツ‐とうひ【ドイツ唐檜】(‥タウヒ)🔗🔉

ドイツ‐とうひ【ドイツ唐檜】(‥タウヒ) マツ科の常緑高木。ヨーロッパの山地に生え、並木、防風樹、造園樹として広く植えられている。高さ三〇〜五〇メートル、七〇メートルに達することがある。樹冠は円錐形、葉は線形、長さ一〜二・五センチメートル、暗緑色で光沢がある。球果は円筒形ないし長楕円体で大きい。クリスマスツリーに多く用いられる。ヨーロッパとうひ。

ドイツ‐のうみんせんそう【ドイツ農民戦争】(‥ノウミンセンサウ)🔗🔉

ドイツ‐のうみんせんそう【ドイツ農民戦争】(‥ノウミンセンサウ) 西南ドイツを中心に起こった農民の大一揆。ルターの宗教改革運動に刺激され、一五二四年チューリンゲンその他で相ついで蜂起。貧農層が力を握ったが、翌年夏までに鎮圧された。

ドイツ‐みんしゅきょうわこく【ドイツ民主共和国】🔗🔉

ドイツ‐みんしゅきょうわこく【ドイツ民主共和国】 (Deutsche Demokratische Republik)中部ヨーロッパのドイツ東部を占めた共和国。一九四九年、ドイツの降伏後ソ連が占領した地域に成立。社会主義を国家体制とする。首都東ベルリン。九〇年西ドイツと統一、ドイツ連邦共和国。東ドイツ。東独。

とい‐つ・める【問い詰める】(とひ‥)🔗🔉

とい‐つ・める【問い詰める】(とひ‥) 〔他マ下一〕とひつ・む〔他マ下二〕真実を言うまで、どこまでも厳しく問いただす。詰問(きつもん)する。*徒然草‐二四三「問つめられて、え答へずなり侍りつ」

ドイツ‐もじ【ドイツ文字】🔗🔉

ドイツ‐もじ【ドイツ文字】 ローマ字が一二世紀頃から変形されてできた字体。西ヨーロッパで広く用いられたが、ルネサンス以後はドイツにだけ残り、ドイツでも第二次世界大戦後はふつうのローマ字にほぼきりかえられた。亀甲(かめのこ)文字。

ドイツ‐れんぽう【ドイツ連邦】(‥レンパウ)🔗🔉

ドイツ‐れんぽう【ドイツ連邦】(‥レンパウ) ウィーン会議の結果一八一五年に成立した全ドイツ的な連邦組織。三五君主国、四自由市からなる。連邦議会所在地はフランクフルト、議長はオーストリア。プロイセン‐オーストリア戦争の結果、一八六六年解体。

ドイツ‐れんぽうきょうわこく【ドイツ連邦共和国】(‥レンパウキョウワコク)🔗🔉

ドイツ‐れんぽうきょうわこく【ドイツ連邦共和国】(‥レンパウキョウワコク) (Bundesrepublik Deutschland)中部ヨーロッパのドイツ西部・南部を占めた共和国。一九四九年、ドイツの降伏後英・米・仏の占領した地域に成立。首都ボン。西ドイツ。西独。九〇年東西ドイツ統合後の正称。首都ベルリン。

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