複数辞典一括検索+
●人と成(な)る🔗⭐🔉
●人と成(な)る
1 人間に生まれてくる。また神などが人の姿をかりてこの世に現れる。
2 おとなになる。成人する。
3 常態の人となる。常態にかえる。蘇生する。
●人と屏風は直(すぐ)には立たず
屏風は折らなければ立たないように、人間も意志を曲げて適当に妥協しないと、世の中に立って行けない。正しい道理ばかりでは世間を渡って行けない。
●人には添うてみよ馬には乗ってみよ
親しく交わってみなければ、その人の本質はよくわからない。何事も実際に働きかけて試してみなければ本当のことがわからない。
●人の=秋(あき)[=秋風]
(「秋」に「飽き」をかけていう)人の交情の疎遠になること。男女が相手に飽きること。
●人の一生は重荷(おもに)を負うて遠き道を行くが如(ごと)し
(徳川家康の遺訓の一つ)人生の路は遠く長いから、絶えず努力と忍耐をしながら進まなければ歩み通すことはできない。
●人の上(うえ)
1 人間の身の上。
2 他人の身の上。
●人の噂(うわさ)も七十五日
世間がいろいろと噂をするのも一時のことで、やがて世間は忘れてしまう。
●人の親(おや)
1 人たるものの親。人倫にのっとった存在としての親。⇔人の子。
2 祖先。祖。
3 他人の親。
●人の香(か)
人の移り香。
●人の鏡(かがみ)
人々の手本、模範。
●人の口(くち)
衆人の言うところ。世間の評判。「人の口にのぼる」
●人の口にあり
広く人々に言いふらされている。世間で有名である。
●人の口に戸はたてられず
世間が噂をするのはとめることができない。
●人の国(くに)
1 日本以外の国。他国。外国。ひとくに。
2 都以外の地方。いなか。
●人の子(こ)
1 人たるものの子。人倫にのっとった存在としての子。また、人間を小ささや弱さの面から見ていう語。人。⇔人の親。「彼も人の子、恐るるに足りぬ」
2 子孫。
3 他人の子。
4 まだ親がかりの娘。また、他人の妻となった女性。
●人の善悪は=針を袋に入れたるが如(ごと)し[=錐(きり)嚢(ふくろ)を通す]
善人悪人の区別は、隠しても必ず表に現れるものである。
●人の疝気(せんき)を頭痛に病む
自分に関係のないことについて、余計な心配をする。
●人の宝を数える
自分には何の利益にもならないことのたとえ。
●人の日(ひ)
⇒親見出し
●人の=ふり見て我がふり直せ[=上(うえ)見て我が身を思え]
他人の行為の善悪を見て、自分の行為を反省し改めよ。
●人の=褌(ふんどし)で相撲(すもう)を取る[=提灯(ちょうちん)で明りを取る・太刀(たち)で功名する]
他人の物を利用して、自分の事に役立てる。
●人の将(まさ)に死なんとするその言(げん)や善(よ)し
(「論語‐泰伯」による)人が死にのぞんで言う言葉は、純粋で真実がこもっている。
●人の朝(みかど)
外国の朝廷。
●人の山(やま)
1 人が大勢集まって、山のようであること。人山(ひとやま)。
2 人の死骸が積み重なって山のようであること。
●人のよ
1 (人代・人世)神代に対して、神武天皇以降の人皇の時代をいう。人代(じんだい)。
2 (人世)人間の世の中。
3 (人世)男女の仲。*夜の寝覚‐一「人の世のさまざまなるを見聞きつもるに」
●人の業(わざ)
人の死後、追善の弔いをすること。中陰の仏事。
●人は一代(いちだい)名は末代(まつだい)
肉体は一代で滅びるが、よいにつけ悪いにつけ名は死後も長く残るということ。
●人は落目(おちめ)が大事(だいじ)
1 人は零落して落目になったときこそ、特に援助してやらなければいけない。
2 人は落目の時こそ自分でも慎重に行動しなくてはならない。
●人は死して名を留む
人は死後に名誉や功績を残し伝えるべきである。
●人は善悪の友による
人は交友のよしあしによって、良くも悪くもなる。
●人は互(たが)い
人は互いに助けたり助けられたりして生きてゆくべきである。
●人は情(なさけ)の下=に[=で]立つ
人は互いの人情に守られて生きている。人の世は情に従って動いている。
●人はパンのみにて生くるものに非ず
(「新約聖書‐マタイ伝第四章」から出たことば)人は物質的満足だけを唯一の目的として生きるものではない。
●人は人、我(われ)は我
1 他人がどうあろうと、影響を受けず、気にもせず、自分の立場を貫くこと。
2 他人のことには一切かかわらず、自分だけのことを考え、行動すること。
●人は見かけに=よらぬ[=似ぬ]もの
人間の性質・能力はうわべだけでは判断できない。
●人はみめよりただ心
人は外見よりも心の方が大事である。
●人木石(ぼくせき)に非ず
人間は、木や石とは異なって、喜怒哀楽の感情がある。
●人増せば水増す
家族の人数がふえればそれだけ費用がかさむ。
●人我に辛(つら)ければ我また人に辛し
相手が自分に対してつれなくすれば、自分も相手につれない態度で接する。
●人を射んとせばまず馬(うま)を射よ
=しょう(将)を射んと欲すればまず馬を射よ
●人を=怨(うら)む[=怨むる]より身を=怨め[=怨みよ]
相手のしうちをうらむ前に、自分の至らないことを反省せよ。
●人を思うは身を思う
他人に情をかければ、やがては自分のためになる。情は人のためならず。
●人を食(く)う
人を人とも思わないような言動をする。人をばかにする。
●人を使うは使わるる
人を使うということはとかく気苦労が多く、かえって人に使われているようなものである。
●人を使えば苦(く)を使う
人を使うのは、使う人にとってはまるで苦労を使うようなもので気苦労の絶えることがない。人を使うことのむずかしいことのたとえ。
●人をつけにする
(人をうつけにするの意か)人をばかにする。
●人を=呪(のろ)わば[=祈らば]穴二つ
(「人を呪えば身を呪う」とも)他人を呪って殺そうと墓穴を掘る者は、その報いで自分のための墓穴も掘らなければならなくなる。人に害を与えれば結局自分も同じように害をうけることのたとえ。
●人を人とも思わぬ
他人を一人前の人間として扱わない。傍若無人のふるまいなどに対していう。
●人を見たら泥棒と思え
他人を軽々しく信用してはいけないということ。
●人を見て法を説け
(「法華経‐方便品」の「以
万億方便
随
宜而説
法」などによる)相手によって臨機応変の処置をとることが必要である。
●人を以(もっ)て言(げん)を=廃せず[=捨てず]
(「論語‐衛霊公」の「子日、君子不
以
言挙
人。不
以
人廃
言」による)つまらない人のことばでも、その内容が立派なものであればそれを退けずとり上げるべきである。
ひ‐と【不図】
大きなはかりごと。鴻図(こうと)。










●人と屏風は直(すぐ)には立たず🔗⭐🔉
●人と屏風は直(すぐ)には立たず
屏風は折らなければ立たないように、人間も意志を曲げて適当に妥協しないと、世の中に立って行けない。正しい道理ばかりでは世間を渡って行けない。
●人には添うてみよ馬には乗ってみよ
親しく交わってみなければ、その人の本質はよくわからない。何事も実際に働きかけて試してみなければ本当のことがわからない。
●人の=秋(あき)[=秋風]
(「秋」に「飽き」をかけていう)人の交情の疎遠になること。男女が相手に飽きること。
●人の一生は重荷(おもに)を負うて遠き道を行くが如(ごと)し
(徳川家康の遺訓の一つ)人生の路は遠く長いから、絶えず努力と忍耐をしながら進まなければ歩み通すことはできない。
●人の上(うえ)
1 人間の身の上。
2 他人の身の上。
●人の噂(うわさ)も七十五日
世間がいろいろと噂をするのも一時のことで、やがて世間は忘れてしまう。
●人の親(おや)
1 人たるものの親。人倫にのっとった存在としての親。⇔人の子。
2 祖先。祖。
3 他人の親。
●人の香(か)
人の移り香。
●人の鏡(かがみ)
人々の手本、模範。
●人の口(くち)
衆人の言うところ。世間の評判。「人の口にのぼる」
●人の口にあり
広く人々に言いふらされている。世間で有名である。
●人の口に戸はたてられず
世間が噂をするのはとめることができない。
●人の国(くに)
1 日本以外の国。他国。外国。ひとくに。
2 都以外の地方。いなか。
●人の子(こ)
1 人たるものの子。人倫にのっとった存在としての子。また、人間を小ささや弱さの面から見ていう語。人。⇔人の親。「彼も人の子、恐るるに足りぬ」
2 子孫。
3 他人の子。
4 まだ親がかりの娘。また、他人の妻となった女性。
●人の善悪は=針を袋に入れたるが如(ごと)し[=錐(きり)嚢(ふくろ)を通す]
善人悪人の区別は、隠しても必ず表に現れるものである。
●人の疝気(せんき)を頭痛に病む
自分に関係のないことについて、余計な心配をする。
●人の宝を数える
自分には何の利益にもならないことのたとえ。
●人の日(ひ)
⇒親見出し
●人の=ふり見て我がふり直せ[=上(うえ)見て我が身を思え]
他人の行為の善悪を見て、自分の行為を反省し改めよ。
●人の=褌(ふんどし)で相撲(すもう)を取る[=提灯(ちょうちん)で明りを取る・太刀(たち)で功名する]
他人の物を利用して、自分の事に役立てる。
●人の将(まさ)に死なんとするその言(げん)や善(よ)し
(「論語‐泰伯」による)人が死にのぞんで言う言葉は、純粋で真実がこもっている。
●人の朝(みかど)
外国の朝廷。
●人の山(やま)
1 人が大勢集まって、山のようであること。人山(ひとやま)。
2 人の死骸が積み重なって山のようであること。
●人のよ
1 (人代・人世)神代に対して、神武天皇以降の人皇の時代をいう。人代(じんだい)。
2 (人世)人間の世の中。
3 (人世)男女の仲。*夜の寝覚‐一「人の世のさまざまなるを見聞きつもるに」
●人の業(わざ)
人の死後、追善の弔いをすること。中陰の仏事。
●人は一代(いちだい)名は末代(まつだい)
肉体は一代で滅びるが、よいにつけ悪いにつけ名は死後も長く残るということ。
●人は落目(おちめ)が大事(だいじ)
1 人は零落して落目になったときこそ、特に援助してやらなければいけない。
2 人は落目の時こそ自分でも慎重に行動しなくてはならない。
●人は死して名を留む
人は死後に名誉や功績を残し伝えるべきである。
●人は善悪の友による
人は交友のよしあしによって、良くも悪くもなる。
●人は互(たが)い
人は互いに助けたり助けられたりして生きてゆくべきである。
●人は情(なさけ)の下=に[=で]立つ
人は互いの人情に守られて生きている。人の世は情に従って動いている。
●人はパンのみにて生くるものに非ず
(「新約聖書‐マタイ伝第四章」から出たことば)人は物質的満足だけを唯一の目的として生きるものではない。
●人は人、我(われ)は我
1 他人がどうあろうと、影響を受けず、気にもせず、自分の立場を貫くこと。
2 他人のことには一切かかわらず、自分だけのことを考え、行動すること。
●人は見かけに=よらぬ[=似ぬ]もの
人間の性質・能力はうわべだけでは判断できない。
●人はみめよりただ心
人は外見よりも心の方が大事である。
●人木石(ぼくせき)に非ず
人間は、木や石とは異なって、喜怒哀楽の感情がある。
●人増せば水増す
家族の人数がふえればそれだけ費用がかさむ。
●人我に辛(つら)ければ我また人に辛し
相手が自分に対してつれなくすれば、自分も相手につれない態度で接する。
●人を射んとせばまず馬(うま)を射よ
=しょう(将)を射んと欲すればまず馬を射よ
●人を=怨(うら)む[=怨むる]より身を=怨め[=怨みよ]
相手のしうちをうらむ前に、自分の至らないことを反省せよ。
●人を思うは身を思う
他人に情をかければ、やがては自分のためになる。情は人のためならず。
●人を食(く)う
人を人とも思わないような言動をする。人をばかにする。
●人を使うは使わるる
人を使うということはとかく気苦労が多く、かえって人に使われているようなものである。
●人を使えば苦(く)を使う
人を使うのは、使う人にとってはまるで苦労を使うようなもので気苦労の絶えることがない。人を使うことのむずかしいことのたとえ。
●人をつけにする
(人をうつけにするの意か)人をばかにする。
●人を=呪(のろ)わば[=祈らば]穴二つ
(「人を呪えば身を呪う」とも)他人を呪って殺そうと墓穴を掘る者は、その報いで自分のための墓穴も掘らなければならなくなる。人に害を与えれば結局自分も同じように害をうけることのたとえ。
●人を人とも思わぬ
他人を一人前の人間として扱わない。傍若無人のふるまいなどに対していう。
●人を見たら泥棒と思え
他人を軽々しく信用してはいけないということ。
●人を見て法を説け
(「法華経‐方便品」の「以
万億方便
随
宜而説
法」などによる)相手によって臨機応変の処置をとることが必要である。
●人を以(もっ)て言(げん)を=廃せず[=捨てず]
(「論語‐衛霊公」の「子日、君子不
以
言挙
人。不
以
人廃
言」による)つまらない人のことばでも、その内容が立派なものであればそれを退けずとり上げるべきである。
ひ‐と【不図】
大きなはかりごと。鴻図(こうと)。










ひととちょうじん【人と超人】(ひととテウジン)🔗⭐🔉
ひととちょうじん【人と超人】(ひととテウジン)
(原題英Man and Superman)戯曲。四幕。バーナード=ショー作。一九〇三年発表。一九〇五年初演。生命力に満ちた若い女主人公アンの、青年ジョンに対する恋愛を描き、女性こそ男性を追うものという主張を、作者の「生命力」の哲学に基づいて表した喜劇。
ひと‐と‐なり【人となり】🔗⭐🔉
ひと‐と‐なり【人となり】
1 生まれつき。生来のたち。性質。さが。もちまえ。「穏やかな人となり」
2 からだつき。背恰好。せたけ。*宇治拾遺‐一一・一「ひととなり、すこし細高にて」
ひととなるみち【人となる道】🔗⭐🔉
ひととなるみち【人となる道】
江戸後期の仏教書。一巻。飲光(慈雲尊者)著。天明元年成立。「十善法語」の再校本。十善の実践が真実の生き方であると論じ、十善の一つ一つを解説する。
日国に「人と」で始まるの検索結果 1-5。