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てん‐か【天下】🔗⭐🔉
てん‐か【天下】
(古くは「てんが」とも)
天の下の意。
1 天の下に広がるすべての空間。世界全部。また、この世。あめのした。
2 この国全部。一国全体。国家。国中。
3 世間。世の中。
4 一国の政治。万機。また、国を支配する権力。「天下をとる」
5 一国を支配する者の意で、特に江戸時代の将軍。また、将軍家。*伎・法懸松成田利剣‐大詰「身共は今より、天下だぞ」
6 思うままにふるまうこと。「嬶天下」
7 「てんかいち(天下一)」の略。
8 カルタで、強い札の一つである「あざ」の札。
(多く、助詞「に」「の」「と」などを伴って)
1 (「天下に」「天下の」の形で用いることが多い)世に比類のないこと。この上ないこと。*蜻蛉‐中「天下のそらごとならむと思へば」
2 (下に「とも」「ども」などを伴って副詞的に用いる)どんなに。いかに。*源氏‐玉鬘「天下に目つぶれ、足をれ給へりとも」
●天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみにおくれて楽しむ
(中国、宋の范仲淹の「岳陽楼記」による)志士仁人は天下国家の憂いを世の人々がいまだ憂えない前に憂え、人々が楽しんだ後に楽しむ。何よりも天下国家の事を先にして自己一身の事は問題にしないということ。
●天下の才(さい)
1 天下にまれな才能。また、それを有する人。
2 天下を治める才能。
●天下は天下の天下、一人(ひとり・いちにん)の天下にあらず
(「六韜‐文師」による)国家は国民全体の共有のもので、君主一人が思うままにしてよいものではない。
●天下晴(は)る
世間にはばかるところがない。誰にも遠慮することがない。多く「天下晴れて」の形で用いられる。公然と。
●天下回(まわ)り持(も)ち
運命はいつまでも固定したものではなく次々に各人に循環するということ。


●天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみにおくれて楽しむ🔗⭐🔉
●天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみにおくれて楽しむ
(中国、宋の范仲淹の「岳陽楼記」による)志士仁人は天下国家の憂いを世の人々がいまだ憂えない前に憂え、人々が楽しんだ後に楽しむ。何よりも天下国家の事を先にして自己一身の事は問題にしないということ。
●天下の才(さい)
1 天下にまれな才能。また、それを有する人。
2 天下を治める才能。
●天下は天下の天下、一人(ひとり・いちにん)の天下にあらず
(「六韜‐文師」による)国家は国民全体の共有のもので、君主一人が思うままにしてよいものではない。
●天下晴(は)る
世間にはばかるところがない。誰にも遠慮することがない。多く「天下晴れて」の形で用いられる。公然と。
●天下回(まわ)り持(も)ち
運命はいつまでも固定したものではなく次々に各人に循環するということ。
てん‐か【天火】(‥クヮ)
1 落雷によって起こる火災。雷火。また、自然に起こる原因不明の火災。人火などに対していう。てんぴ。
2 漢方医学または術数家の説で火を地火、人火とともに三つに分ける場合の一つ。太陽・流星・火星・雷火の四種があるとされる。
3 「てんかにち(天火日)」の略。
●天下の才(さい)🔗⭐🔉
●天下の才(さい)
1 天下にまれな才能。また、それを有する人。
2 天下を治める才能。
●天下は天下の天下、一人(ひとり・いちにん)の天下にあらず
(「六韜‐文師」による)国家は国民全体の共有のもので、君主一人が思うままにしてよいものではない。
●天下晴(は)る
世間にはばかるところがない。誰にも遠慮することがない。多く「天下晴れて」の形で用いられる。公然と。
●天下回(まわ)り持(も)ち
運命はいつまでも固定したものではなく次々に各人に循環するということ。
てん‐か【天火】(‥クヮ)
1 落雷によって起こる火災。雷火。また、自然に起こる原因不明の火災。人火などに対していう。てんぴ。
2 漢方医学または術数家の説で火を地火、人火とともに三つに分ける場合の一つ。太陽・流星・火星・雷火の四種があるとされる。
3 「てんかにち(天火日)」の略。
●天下は天下の天下、一人(ひとり・いちにん)の天下にあらず🔗⭐🔉
●天下は天下の天下、一人(ひとり・いちにん)の天下にあらず
(「六韜‐文師」による)国家は国民全体の共有のもので、君主一人が思うままにしてよいものではない。
●天下晴(は)る
世間にはばかるところがない。誰にも遠慮することがない。多く「天下晴れて」の形で用いられる。公然と。
●天下回(まわ)り持(も)ち
運命はいつまでも固定したものではなく次々に各人に循環するということ。
てん‐か【天火】(‥クヮ)
1 落雷によって起こる火災。雷火。また、自然に起こる原因不明の火災。人火などに対していう。てんぴ。
2 漢方医学または術数家の説で火を地火、人火とともに三つに分ける場合の一つ。太陽・流星・火星・雷火の四種があるとされる。
3 「てんかにち(天火日)」の略。
●天下晴(は)る🔗⭐🔉
●天下晴(は)る
世間にはばかるところがない。誰にも遠慮することがない。多く「天下晴れて」の形で用いられる。公然と。
●天下回(まわ)り持(も)ち
運命はいつまでも固定したものではなく次々に各人に循環するということ。
てん‐か【天火】(‥クヮ)
1 落雷によって起こる火災。雷火。また、自然に起こる原因不明の火災。人火などに対していう。てんぴ。
2 漢方医学または術数家の説で火を地火、人火とともに三つに分ける場合の一つ。太陽・流星・火星・雷火の四種があるとされる。
3 「てんかにち(天火日)」の略。
●天下回(まわ)り持(も)ち🔗⭐🔉
●天下回(まわ)り持(も)ち
運命はいつまでも固定したものではなく次々に各人に循環するということ。
てん‐か【天火】(‥クヮ)
1 落雷によって起こる火災。雷火。また、自然に起こる原因不明の火災。人火などに対していう。てんぴ。
2 漢方医学または術数家の説で火を地火、人火とともに三つに分ける場合の一つ。太陽・流星・火星・雷火の四種があるとされる。
3 「てんかにち(天火日)」の略。
てんか‐いち【天下一】🔗⭐🔉
てんか‐いち【天下一】
1 (形動)天下に比べるものがないほどすぐれていること。日本一。三国一。天下一品。
2 近世、天下唯一の名人の意味で「天下一」の号を名乗ることを許された鋳物工、陶工などの家。織田信長・豊臣秀吉などが鏡・釜・土器などのすぐれた作者に許したのにはじまる。
てんか‐いちまい【天下一枚】🔗⭐🔉
てんか‐いちまい【天下一枚】
天下がおしなべて一様であること。世間一般に共通すること。*俳・崑山集‐一三冬「一雪や天下一まひの花莚」
てんか‐いっとう【天下一統】🔗⭐🔉
てんか‐いっとう【天下一統】
天下を一つにまとめること。
てんか‐いっぴん【天下一品】🔗⭐🔉
てんか‐いっぴん【天下一品】
(形動)天下にただ一つしかない品。また、他に比べるものがないほどすぐれていること。「天下一品の銘酒」
てんか‐げい【天下芸】🔗⭐🔉
てんか‐げい【天下芸】
天下に他にならぶもののないほどすぐれた芸。天下一品の芸。
てんか‐こっか【天下国家】(‥コクカ)🔗⭐🔉
てんか‐こっか【天下国家】(‥コクカ)
天下と国家。全国家。全世界。特に、その政治面をさしていう。「天下国家を論ずる」
てんか‐ごめん【天下御免】🔗⭐🔉
てんか‐ごめん【天下御免】
することを公然と許されること。世間一般に公認されているさま。
てんか‐さま【天下様】🔗⭐🔉
てんか‐さま【天下様】
(「てんがさま」とも)天下を統べる人。特に、江戸時代の将軍を敬っていう語。
てんか‐しゅぎょう【天下執行】(‥シュギャウ)🔗⭐🔉
てんか‐しゅぎょう【天下執行】(‥シュギャウ)
(「てんがしゅぎょう」とも)関白にかわって大政を執り行うこと。内覧。
●天下執行の宣旨(せんじ)
関白に代わって百官を統べ、公事を総管することを命ずる宣旨。内覧を命じたみことのり。内覧の宣旨。
●天下執行の宣旨(せんじ)🔗⭐🔉
●天下執行の宣旨(せんじ)
関白に代わって百官を統べ、公事を総管することを命ずる宣旨。内覧を命じたみことのり。内覧の宣旨。
てん‐かす【天滓】
天ぷらを揚げたかす。あげだま。
てんか‐すじ【天下筋】(‥すぢ)🔗⭐🔉
てんか‐すじ【天下筋】(‥すぢ)
手相で、てのひらの縦筋が下から中指まで通っているもの。この筋は天下を取る相とする。
てんか‐たいへい【天下太平・天下泰平】🔗⭐🔉
てんか‐たいへい【天下太平・天下泰平】
(「てんがたいへい」とも)天下がよく治まって平和なこと。また、何事もないようにのんびりしていること。
てんが‐ちゃや【天下茶屋・殿下茶屋】🔗⭐🔉
てんが‐ちゃや【天下茶屋・殿下茶屋】
(「てんかちゃや」「てんがぢゃや」とも。豊臣秀吉が立ち寄った茶店があるところから)大阪市西成区の東部、住吉街道に沿う地名。阿倍野合戦・石山攻めなどの古戦場。
●天下茶屋の仇討(あだう)ち
大坂天下茶屋での仇討ち事件。浮田秀家の家老林玄蕃が、同家中の当麻三郎右衛門に闇討ちにされたので、その子重次郎と源三郎兄弟が敵を探すうち、兄重次郎は返り討ちになったが、弟源三郎は忠僕の助力を得て、慶長一四年に首尾よく仇を討つ。歌舞伎などに脚色される。
●天下茶屋の仇討(あだう)ち🔗⭐🔉
●天下茶屋の仇討(あだう)ち
大坂天下茶屋での仇討ち事件。浮田秀家の家老林玄蕃が、同家中の当麻三郎右衛門に闇討ちにされたので、その子重次郎と源三郎兄弟が敵を探すうち、兄重次郎は返り討ちになったが、弟源三郎は忠僕の助力を得て、慶長一四年に首尾よく仇を討つ。歌舞伎などに脚色される。
てんかつ‐きゅう【天蝎宮】
黄道十二宮の第八番目。黄経二一〇度から二四〇度まで。
てんか‐どうぐ【天下道具】(‥ダウグ)🔗⭐🔉
てんか‐どうぐ【天下道具】(‥ダウグ)
1 天下に二つとない貴重な物や人物。
2 天下にまれな美貌。天下人の妻にふさわしい美貌。また、その女性。
てんか‐とり【天下取】🔗⭐🔉
てんか‐とり【天下取】
1 政権を掌握すること。また、その人。
2 児童の遊戯の一つ。二組に分かれて、互いに敵の陣地を攻めて奪いあうもの。陣取り。
てんか‐にん【天下人】🔗⭐🔉
てんか‐にん【天下人】
天下を取った人。天下の政権を握った人。
てんか‐まつり【天下祭】🔗⭐🔉
てんか‐まつり【天下祭】
(江戸時代、将軍の命令によって祭礼を行い、将軍の上覧もあるところから)江戸麹町永田馬場(千代田区永田町)の日枝神社の山王祭をいう。《季・夏》
てんか‐むそう【天下無双】(‥ムサウ)🔗⭐🔉
てんか‐むそう【天下無双】(‥ムサウ)
(形動)天下第一で、並ぶもののないこと。「天下無双の豪傑」
てんか‐わけめ【天下分目】🔗⭐🔉
てんか‐わけめ【天下分目】
天下を取るか取られるかの分かれめ。天下の行方を左右する場合。また、今後どうなってゆくかがきまる最も重大な時機。
てん‐げ【天下】🔗⭐🔉
てん‐げ【天下】
(「げ」は「下」の呉音)=てんか(天下)
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