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はた【旗・幡・旌】🔗🔉

はた【旗・幡・旌】 (「はためく」の「はた」と同じく擬音からか) 1 布や紙などでつくり、高くかかげ、目標、装飾とするもの。大小さまざまな形状があり、儀式、軍陣などには、一端を竿に付け、下端を長く垂らして風になびかせる手長、。長旗、流旗などが用いられ、上部を手、下部を足と称した。また、江戸時代には、布の側面に乳(ち)をつけて竿に通した幟(のぼり)をさしてもいう。 2 (幡)仏語。仏菩薩などを供養する荘厳具。その材料などによって平幡(ひらはた)、糸幡、玉幡など種々のものがあり、板で作られることもあった。 3 1を図案化した紋所。丸に一つ旗、三つ旗の丸などの種類がある。 ●旗を=揚(あ)げる[=立(た)てる・開(ひら)く] 兵をあげる。いくさをおこす。また、新しく事をおこす。 ●旗を=巻(ま)く[=入(い)る] 1 かかげていた旗をおろして巻き納める。旗を絞る。 2 戦いに敗れる。降参する。また、見込みがないために、中途で手を引く。

ばん【幡・旛】🔗🔉

ばん【幡・旛】 =はた(旗)

ばん‐がい【幡蓋】🔗🔉

ばん‐がい【幡蓋】 幢幡(どうばん)と天蓋。

ばんずい‐いん【幡随院】(‥ヰン)🔗🔉

ばんずい‐いん【幡随院】(‥ヰン) 東京都小金井市前原町にある浄土系単立宗教法人の寺。山号は神田山。慶長年間江戸神田駿河台に徳川家の祈願所として創建。開山は幡随意白道。明暦三年の大火で焼失し、浅草神吉町に移る。関東十八檀林の一つで、学寮を経営して栄えたが、明治維新後は衰微した。昭和一四年現在地に移転。

ばんずいいん‐ちょうべえ【幡随院長兵衛】(バンズイヰンチャウベヱ)🔗🔉

ばんずいいん‐ちょうべえ【幡随院長兵衛】(バンズイヰンチャウベヱ) 江戸初期の侠客。肥前国(佐賀県)唐津の人。町奴の頭目。旗本奴の首領水野十郎左衛門と争い、水野邸に招かれ、湯殿で突き殺された。歌舞伎狂言などに脚色された。生没年不詳。

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