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ご‐めん【御免】🔗🔉

ご‐めん【御免】 1 免許、許可することを、その動作主を敬っていう語。*平家‐二「此由法皇へ伺ひ申して御免ありけり」 2 免官、または、免職することを、その動作主を敬っていう語。*親元日記‐文明一五年六月一四日「官途大膳大夫事昨日御免之由」 3 容赦、赦免することを、その動作主を敬っていう語。*謡曲・吉野静「衆会(しゅゑ)のおん座敷とも存ぜず候ふご免あらうずるにて候」 4 拒否する気持を表す語。もうたくさんである。いやである。御免を蒙る。*洒・辰巳之園「そんな事は、御免だ御免だ」 5 =ごめんがわ(御免革) 6 「ごめんげた(御免下駄)」の略。 7 他家を訪問したとき、また、辞去するときにいう挨拶のことば。 8 謝罪、ことわりなどを言う時に発することば。「遅れてごめん」「ごめんごめんと人の間に入る」 ●御免成(な)る 1 お許しになる。 2 「御免なれ」「御免なりましょう」などの形で、人に許しを請う時のことばとして用いる。 ●御免を蒙(こうむ・こうぶ)る 1 相手の許しを得る。 2 官許を得て、相撲を興行する。木戸には「蒙御免」の三字を大書した札を立てるのが通例であった。 3 相手の許しを得て退出する。失礼する。 4 (「…は御免蒙る」の形で)…はいやである。…はことわる。「注射は御免蒙る」

●御免成(な)る🔗🔉

●御免成(な)る 1 お許しになる。 2 「御免なれ」「御免なりましょう」などの形で、人に許しを請う時のことばとして用いる。 ●御免を蒙(こうむ・こうぶ)る 1 相手の許しを得る。 2 官許を得て、相撲を興行する。木戸には「蒙御免」の三字を大書した札を立てるのが通例であった。 3 相手の許しを得て退出する。失礼する。 4 (「…は御免蒙る」の形で)…はいやである。…はことわる。「注射は御免蒙る」 ごめん‐あそばせ【御免遊ばせ】 〔連語〕近代の女性語。 1 許しを請うときに発することば。 2 辞去するときなどの挨拶のことば。

●御免を蒙(こうむ・こうぶ)る🔗🔉

●御免を蒙(こうむ・こうぶ)る 1 相手の許しを得る。 2 官許を得て、相撲を興行する。木戸には「蒙御免」の三字を大書した札を立てるのが通例であった。 3 相手の許しを得て退出する。失礼する。 4 (「…は御免蒙る」の形で)…はいやである。…はことわる。「注射は御免蒙る」 ごめん‐あそばせ【御免遊ばせ】 〔連語〕近代の女性語。 1 許しを請うときに発することば。 2 辞去するときなどの挨拶のことば。

ごめん‐あそばせ【御免遊ばせ】🔗🔉

ごめん‐あそばせ【御免遊ばせ】 〔連語〕近代の女性語。 1 許しを請うときに発することば。 2 辞去するときなどの挨拶のことば。

ごめん‐かご【御免駕籠】🔗🔉

ごめん‐かご【御免駕籠】 江戸時代、医者や金持の町人などが、使用を許された黒塗りの自家用駕籠。

ごめん‐かぶ【御免株】🔗🔉

ごめん‐かぶ【御免株】 江戸時代、町奉行の免許によって設けた商工業者の株。

ごめん‐がわ【御免革】(‥がは)🔗🔉

ごめん‐がわ【御免革】(‥がは) 1 柿色の地に獅子や唐草などの模様を白ぬきにした染め革。正平六年に征西将軍懐良親王が肥後国(熊本県)高田でその地での商売を許可したところからという。正平革。 2 (足利義満が紫地の染革を将軍および高位の人の色として一般の使用を禁止したというところから)広く一般に使用が許可された染革。錦革の類をさすという。

ごめん‐かんげ【御免勧化】(‥クヮンゲ)🔗🔉

ごめん‐かんげ【御免勧化】(‥クヮンゲ) 幕府の許可を得て、僧侶などが寺の堂塔や仏像の建立(こんりゅう)のための寄付を募ること。

ごめん‐ください【御免下さい】🔗🔉

ごめん‐ください【御免下さい】 〔連語〕(助動詞「ます」の命令形「ませ(まし)」を付けていっそう丁寧に表現することもある) 1 許しを請う時に言うことば。 2 他家を訪問した時の呼びかけのことば。

ごめん‐くだされ【御免下され】🔗🔉

ごめん‐くだされ【御免下され】 〔連語〕(助動詞「ます」の命令形「ませ(まし)」を付けていっそう丁寧に表現することもある)=ごめんください(御免下)

ごめん‐げた【御免下駄】🔗🔉

ごめん‐げた【御免下駄】 畳付きの楕円形の駒下駄の称。草履(ぞうり)常用の禁中で、雨天に限りはくことを許されたところからいう。

ごめん‐なさい【御免なさい】🔗🔉

ごめん‐なさい【御免なさい】 〔連語〕(助動詞「ます」の命令形「ませ(まし)」を付けていっそう丁寧に表現することもある)許しを請う時にいうことば。 1 他人に許可を求める気持でいう挨拶のことば。「ご免なさい。前を通して下さい」 2 他家を訪問した時の呼びかけのことば。 3 特に、人込みに分けいったり、それをかきわけて進む時のことば。 4 他人にあやまる時にいうことば。

ごめん‐ひつ【御免筆】🔗🔉

ごめん‐ひつ【御免筆】 =おいえりゅう(御家流)1

ごめん‐ふだ【御免札】🔗🔉

ごめん‐ふだ【御免札】 相撲で、本場所の日付を発表するために興行場の近くに立てる木札。江戸時代の勧進相撲で寺社奉行の許可を得た印が慣習化した。

ごめん‐やす【御免やす】🔗🔉

ごめん‐やす【御免やす】 〔連語〕 1 許しを請うことば。人込みを分けて進む時に使うことが多い。 2 他家を訪問した時にいう挨拶語。御免ください。

ごめん‐やま【御免山】🔗🔉

ごめん‐やま【御免山】 江戸時代、領主の直轄に属した山内(御林)で、家臣の者が立ち入って燃料の枯損木などの採取を許された山。

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