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げん‐の‐しょうこ【現の証拠】🔗🔉

げん‐の‐しょうこ【現の証拠】 1 現実にある証拠。*虎明本狂言・墨塗「げんのしょうこを只今見せう」 2 フウロソウ科の多年草。日本全土および朝鮮、台湾の路傍や山野に生える。茎は地をはい、長さ三〇〜七〇センチメートルになる。葉は長柄をもち対生。ふつう掌状に三〜五裂し、裂片の上部には鈍い鋸歯があり、葉面には暗紫色の斑点がある。夏、葉腋から花茎を出し、白ないし紅紫色の小さな五弁花を一〜二個ずつ付ける。果実は長さ一〜二センチメートルのくちばし状で、熟すと下から五裂して種子をはじき飛ばす。茎、葉の煎汁は、大腸カタル、赤痢、胃潰瘍などに効用があるとされる。漢名は牛扁で、牛児苗は誤用。みこしぐさ。たちまちぐさ。つるうめそう。《季・夏》

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