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ふ・れる【触れる】🔗🔉

ふ・れる【触れる】 〔自ラ下一〕ふ・る〔自ラ下二〕 1 ほんのちょっとさわる。瞬間的に接する。軽く当たる。「触れなば落ちん風情」*万葉‐三九六八「君が手敷礼(フレ)ず花散らめやも」 2 (多く、「肌ふる」の形で)男女が馴れ親しむ。睦(むつ)み合う。*神楽歌・大前張・我妹子「<本>わぎもこに、や、一夜肌不礼(フレ)、あいそ」 3 手や箸をつける。ちょっと食べようとする。*源氏‐桐壺「朝餉(あさがれひ)のけしきばかりふれさせ給て」 4 (「耳、目にふれる」の形で)自然に目や耳にはいる。*大般涅槃経治安四年点‐八「一たびも耳に逕(フルレ)ば」 5 抽象的なものにかかわり合う。ある物事、ある時などに遭遇する。「折に触れる」「話題に触れる」*後撰‐一一二八「かの家に事にふれてひぐらしといふ事なん侍りける」 6 かかわりあいをもって差し障る。抵触する。「法に触れる」「勘気に触れる」 〔他ラ下一〕ふ・る〔他ラ下二〕広く告げる。告げ知らせる。吹聴する。*高野本平家‐二「侍共に其用意せよと触(フル)べし」

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