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広辞苑の検索結果 (1)
ふ・れる【触れる】🔗⭐🔉
ふ・れる【触れる】
[一]〔自下一〕[文]ふ・る(下二)
①ちょっとさわる。軽くあたる。万葉集4「吾が衣人にな著せそ網引あびきする難波壮士なにわおとこの手には―・るとも」。「手と手が―・れる」「外気に―・れる」
②男女が親交をむすぶ。万葉集14「馬せごし麦はむ駒のはつはつににひ肌―・れし子ろしかなしも」
③関する。物事に出あう。時にのぞむ。源氏物語紅葉賀「かくをさなき御けはひの事に―・れてしるければ」。「折に―・れて」「すぐれた芸術に―・れる」
④目・耳などに知覚する。平家物語7「目に見え、耳に―・るる事」。「目に―・れる」
⑤行き当たって打撃を受ける。「怒りに―・れる」
⑥ひっかかる。犯す。「法に―・れる行為」
⑦言い及ぶ。「この点には―・れないことにする」
[二]〔他下一〕[文]ふ・る(下二)
①ちょっとさわるようにする。「指一本―・れない」
②ひろく知らせる。言いふらす。金葉和歌集雑「小弓を取りてさぶらひにこれはおろしつと―・れて出でにけり」。平家物語12「大番衆に―・れめぐらして」。「あちこちに―・れて回る」
大辞林の検索結果 (2)
ふ・れる【触れる】🔗⭐🔉
ふ・れる [0] 【触れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 ふ・る
□一□(自動詞)
(1)物と物とが軽く接する。接触する。液体や気体についてもいう。「電線が木の枝に―・れる」「空気に―・れると酸化する」「偶然手が―・れる」
(2)機会・物事に出合う。また,直接体験する。「西欧の文物にじかに―・れる」
(3)目・耳などで知覚される。「目に―・れる」「耳目に―・れる」
(4)法・掟などに反する行為をする。抵触する。「法に―・れる」「勘気に―・れる」
(5)言及する。問題として取り上げる。「その問題は次章で―・れる」
□二□(他動詞)
(1)物にさわるようにする。付くようにする。「手を―・れないでください」「指で―・れる」
(2)男女が親しくする。「人妻といへば―・れぬものかも/万葉 517」
(3)広く知らせる。「―・れて回る」「侍どもに,その用意せよと―・るべし/平家 2」
[慣用] 忌諱(キキ)に―・逆鱗(ゲキリン)に―/折にふれ
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