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かざ‐ながれ【風流】🔗🔉

かざ‐ながれ【風流】 鷹狩りの時、放した鷹が風に吹き流されて、目標物からよそへそれてしまうこと。

ふう‐りゅう【風流】(‥リウ)🔗🔉

ふう‐りゅう【風流】(‥リウ) 1 先人の遺風。伝統。余沢。流風。*正法眼蔵随聞記‐二・一三「又是西天の風流也」 2 (形動)上品で優美な趣きのあること。優雅な趣き。詩歌を作り、その趣きを解し、あるいは趣味の道に遊んで世俗から離れることにもいう。風雅。文雅。「風流を解さない人」*万葉‐一〇一一「風流意気之士儻有此集之中」 3 美しく飾ること。数奇(すき)をこらすこと。意匠をこらすこと。華奢(きゃしゃ)。また、そのもの。*太平記‐二四「御前に風流の嶋形を居られたり」 4 =ふりゅう(風流)3 5 「ふうりゅういんじ(風流韻事)」の略。*俳・奥の細道「風流の初やおくの田植うた」 6 「ふうりゅうだな(風流棚)」の略。

ふうりゅうあいおいじし【風流相生獅子】(フウリウあひおひジシ)🔗🔉

ふうりゅうあいおいじし【風流相生獅子】(フウリウあひおひジシ) 歌舞伎所作事・長唄。七世杵屋喜三郎作曲。作詞者不明。享保一九年江戸中村座初演。現存する石橋物(しゃっきょうもの)のうち最古の曲。通称「相生獅子」。

ふうりゅう‐いんじ【風流韻事】(フウリウヰンジ)🔗🔉

ふうりゅう‐いんじ【風流韻事】(フウリウヰンジ) 1 風流な遊び。自然を友として、詩歌をつくるなどして遊ぶこと。 2 色めいた遊び。好色の道。

ふうりゅう‐がさ【風流傘】(フウリウ‥)🔗🔉

ふうりゅう‐がさ【風流傘】(フウリウ‥) 賀茂の祭礼の行列などに用いる、さまざまに飾りたてた長柄の傘。傘の上に作り物を加え、周縁に帽額(もこう)をめぐらした傘鉾(かさぼこ)の類。ふりゅうがさ。

ふうりゅう‐ぐるま【風流車】(フウリウ‥)🔗🔉

ふうりゅう‐ぐるま【風流車】(フウリウ‥) 賀茂の祭礼などで、さまざまに飾りたててねりあるく車。

ふうりゅうしどうけんでん【風流志道軒伝】(フウリウシダウケンデン)🔗🔉

ふうりゅうしどうけんでん【風流志道軒伝】(フウリウシダウケンデン) 江戸中期の滑稽本。五巻五冊。風来山人(平賀源内)作。宝暦一三年刊。当時著名な辻講釈師深井志道軒を主人公にかり、その異国遍歴を通して、当時の世相を風刺した談義本風の作品。

ふうりゅう‐じん【風流人】(フウリウ‥)🔗🔉

ふうりゅう‐じん【風流人】(フウリウ‥) 風流気のある人。風流な趣味を解する人。

ふうりゅう‐だな【風流棚】(フウリウ‥)🔗🔉

ふうりゅう‐だな【風流棚】(フウリウ‥) 意匠をこらした装飾のしてある棚。風流。

ふうりゅう‐ぼん【風流本】(フウリウ‥)🔗🔉

ふうりゅう‐ぼん【風流本】(フウリウ‥) 好色な内容の草子類。江戸時代の浮世草子など。

ふうりゅう‐もの【風流物】(フウリウ‥)🔗🔉

ふうりゅう‐もの【風流物】(フウリウ‥) 祭礼のとき、花籠など種々の装飾を施して持ち歩く見せ物。

ふ‐りゅう【風流】(‥リウ)🔗🔉

ふ‐りゅう【風流】(‥リウ) 1 (形動)=ふうりゅう(風流)2 2 祭礼の行列などで、服装や笠に施す華美な装飾。 3 芸能の一種。 華麗な仮装をし、囃し物を伴って群舞した、中世の民間芸能。また、その囃し物。後には、趣向をこらした山車(だし)などや、それを取り巻いて踊ることをもいった。延年舞の演目の一群。大風流と小風流とがある。数人の人物の問答の後、神仏などが出て、歌舞となる。風流延年。能楽の「翁(式三番)」の特殊演出で狂言方の受け持つ演目。華麗に着飾った役者が大勢登場し、寿福を祝うもの。狂言風流。(「浮立(リフ)」とも書く)郷土芸能の一種。仮面を使う神舞、また俄(にわか)ふうの芸能。ふりゅうまつり。

ふりゅう‐えんねん【風流延年】(フリウ‥)🔗🔉

ふりゅう‐えんねん【風流延年】(フリウ‥) =ふりゅう(風流)3

ふりゅう‐がさ【風流傘】(フリウ‥)🔗🔉

ふりゅう‐がさ【風流傘】(フリウ‥) =ふうりゅうがさ(風流傘)

ふりゅう‐ざ【風流者】(フリウ‥)🔗🔉

ふりゅう‐ざ【風流者】(フリウ‥) 新奇な考案をする人。かわった趣向をこらす人。

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