い →井・亥・藺・衣・医・易・威・胃・異・意・い（終助）・已・以・伊・夷・位・囲・依・委・為・畏・尉・惟・痍・移・萎・偉・椅・彙・違・維・慰・遺・緯・縊

い【井】_ヰ 名井戸。 「━を掘る」 ◇古くは泉や流水から生活用水をくむ場所をいった。

い【^▼亥】_ヰ 名十二支の第十二。 ◇動物では猪_いのししに当てる。時刻では午後十時、または午後九時から十一時の間。方角では北北西。

い【^▼藺】_ヰ 名湿地に自生し、また水田で栽培するイグサ科の多年草。細長い茎を畳表・花むしろなどの材料にする。昔は白い髄を灯心に用いた。イグサ。トウシンソウ。

い【衣】 名着るもの。きもの。 「━を整える」 「━食住・━服」 関連語 大分類‖衣料‖いりょう 中分類‖衣服‖いふく

い【医】 名病気やけがをなおすこと。その技術。 「━を業とする」 「━療」 （造）医者。 「獣━・名━・内科━」 醫（「医」と「醫」は本来別字）

い【易】 名たやすいこと。 「━に就く」 「安━・平━・簡━」

い【威】_ヰ 名人を恐れ従わせる勢い。 「虎_とらの━を借る狐_きつね」 「━圧・━厳」 「権━・脅━」 関連語 大分類‖人の性質‖ひとのせいしつ 中分類‖威厳‖いげん

い【胃】_ヰ 名胃液を分泌して食物を消化する、袋状の消化器官。上は食道に、下は十二指腸に続く。胃袋。胃の腑_ふ。 「━痛・━潰瘍_かいよう」

い【異】 名ことなること。また、ことなる意見。 「━を唱える」 「━とするに足りない（＝ことさらに異様なことではない。よくあることだ）」 「特━・奇━」 「━性・━常・━郷」 「天変地━」 ⇔同 形動ふしぎで、あやしいさま。 「縁は━なもの味なもの」 「━形_いぎょう」 「怪━」 関連語 大分類‖違う‖ちがう 中分類‖相違‖そうい

い【意】 名 心に思っていること。気持ち。思い。考え。 「遺憾の━を表明する」 「━に適_かなう（＝気持ちに合う。気に入る）」 「━を迎える（＝人の気に入るようにする。迎合する）」 「━外・━志・━欲」 「敬━・故━・謝━」 ことばの表す内容。わけ。 「読書百遍、━おのずから通ず」 「━味・━訳」 「語━・大━」 関連語 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖意味‖いみ

い 終助 《質問の文の後に付いて》くだけた調子で、親しみの意をこめる。 「これは何じゃい」 「もう少し待ってみるかい？」 《肯定や命令の文の後に付いて》意味を強める。 「早くしろい」 「いやだい、ぼくがやるんだい」 ◆助動詞「だ」「じゃ」などに付いた「だい」「じゃい」、終助詞「か」「わ」「な」に付いた「かい」「わい」「ない」、動詞の命令形に付いた「ろい」などの形で使う。

い【^▼已】 （造） すでに。やむ。 「━然形」 はなはだ。 「━甚」

い【以】 （造） 範囲の基準を示す。…から。…より。 「━後・━内・━上」 …を用いて。…によって。 「━心伝心」

い【^▼伊】 （造）「伊太利亜_イタリア」の略。 「━国」 「日独━」

い【^▼夷】 （造）東方の未開人。また、異民族。えびす。 「東━」 「征━大将軍」 「尊皇攘━_じょうい」

い【位】_ヰ （造） くらい。 「━階」 「皇━・名人━」 場所。 「━置」 「部━・方━」 等級・順番。 「首━・上━・第一━」

い【囲】_ヰ （造） かこむ。かこい。 「包━・範━」 「━碁」 まわり。めぐり。 「周━・胸━」 圍

い【依】 （造） よりかかる。たよる。 「━存・━頼」 もとのまま。 「━然」

い【委】_ヰ （造） まかせる。ゆだねる。 「━託・━員」 くわしい。 「━細・━曲」 「委員会」の略。 「中労━・公取━」

い【為】_ヰ （造） おこなう。 「━政」 「人━・所━」 ためになる。 「有━・無━」 爲

い【畏】_ヰ （造） 恐れかしこまる。 「━怖・━縮・━敬」 敬いかしこまる。 「━友」

い【尉】_ヰ （造）軍隊などで、「佐」に次ぐ階級。 「大━・中━・少━」

い【^▼惟】_ヰ （造）おもう。おもんみる。 「思━_しい」

い【^▼痍】 （造）きず。 「満身創━_そうい」 「傷━_しょうい軍人」

い【移】 （造）うつる。変わる。 「━動・━植・━籍」 「転━・推━」

い【萎】_ヰ （造）しおれる。 「━縮」

い【偉】_ヰ （造）すぐれて立派である。えらい。 「━大・━人・━材」

い【椅】 （造）よりかかり。腰かけ。 「━子_いす」

い【彙】_ヰ （造）同類のものを集める。また、その集まり。 「━集」 「語━」

い【違】_ヰ （造） ちがう。 「━和」 「相━」 そむく。 「━法・━反」

い【維】_ヰ （造） つな。糸すじ。 「繊━」 つなぐ。 「━持」 「これ」と指示して、次の語を強調する。 「━新」

い【慰】_ヰ （造）なぐさめ、いたわる。 「━安・━霊・━労」 「弔━・自━」

い【遺】_ヰ （造） 忘れる。 「━失・━棄」 あとに残す。 「━書・━産・━族」

い【緯】_ヰ （造） 織物の横糸。また、横の線。 「経━」 地球上に赤道と平行して引いた仮の線。 「━度」 「緯度」の略。→緯度 「北━」

い【^▼縊】 （造）くくる。くびる。 「━死_いし」