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しん‐がり【殿】🔗🔉

しん‐がり【殿】 退却する軍隊の最後尾にあって、敵の追撃に備えること。また、その部隊。あとぞなえ。 隊列・序列・順番などの最後。最後尾。最下位。 ◆「しりがり(後駆)」の転。

てん【殿】🔗🔉

てん【殿】 (造)大きくて立派な建物。 「━上」 「御━」

でん【殿】🔗🔉

でん【殿】 (造) 大きくて立派な建物。 「━堂」 「宮━・神━」 相手に対する敬意を表す。 「貴━」

でん‐か【殿下】🔗🔉

でん‐か【殿下】 天皇・三后以外の皇族の敬称。 「皇太子━」

てん‐じょう【殿上】━ジャウ🔗🔉

てん‐じょう【殿上】━ジャウ 宮殿の内部。 清涼殿せいりょうでんで、参内した殿上人びとが控える所。 ◇「殿上の間」の略。 に昇ることを許されること。昇殿。また、その人。殿上人。

でん‐ちゅう【殿中】🔗🔉

でん‐ちゅう【殿中】 御殿の中。 江戸時代、将軍の居所。 ◇古くは「てんちゅう」とも。

でん‐どう【殿堂】━ダウ🔗🔉

でん‐どう【殿堂】━ダウ 広壮な建物。 「白堊はくあの━」 ある分野の中心となる建物・施設・場所。 「学問の━」 神仏を祭ってある建物。

でんどう‐いり【殿堂入り】デンダウ━🔗🔉

でんどう‐いり【殿堂入り】デンダウ━ 名・自サ変ある分野で大きな業績のあった人々を集めて顕彰する機関によって、顕彰されること。 「━した名選手」

との【殿】🔗🔉

との【殿】 貴人や主君の敬称。 女性が男性に対していう敬称。 ◆高貴な人の住む大きな屋敷の意から。

どの【殿】🔗🔉

どの【殿】 接尾《相手の役職名・氏名などの後に付いて》敬意を表す。 もと「総務部長殿」「田中一郎殿」「内蔵助くらのすけ殿」「お通つう殿」など、事務的・公式的な宛名書きや格式ばった古風な呼びかけなどに使われた。現在では、敬意の度合いが下がり、役職名に直接つくことはまれ(「田中一郎人事部長殿」)で、「○○商事総務部部長鈴木花子様」「○○区区長山田太郎様」のように、役職名と氏名を切り離し、氏名の直下に「様」を付ける傾向が強い。呼びかけには「さん」(かしこまった言い方では「様」)。見下した感じを伴うので、「君」と同様、私信には避けたい(「×木下三郎殿」)。

との‐がた【殿方】🔗🔉

との‐がた【殿方】 男性を丁寧にいう語。 「━用」 関連語 大分類‖人‖ひと 中分類‖男性‖だんせい

との‐ご【殿御】🔗🔉

との‐ご【殿御】 〔古風な言い方で〕女性が男性に対していう敬称。 関連語 大分類‖人‖ひと 中分類‖男性‖だんせい

との‐さま【殿様】🔗🔉

との‐さま【殿様】 貴人・主君などの敬称。 江戸時代、大名・旗本の敬称。 おうように育って世事にうとい人。裕福で、のんびりしている人。 「━暮らし」

とのさま‐がえる【殿様蛙】━ガヘル🔗🔉

とのさま‐がえる【殿様蛙】━ガヘル 低地の水辺にすむアカガエル科のカエル。黄褐色または緑色の背面には不規則な黒斑があり、中央を黄色い線が走る。金線蛙。

とのさま‐げい【殿様芸】🔗🔉

とのさま‐げい【殿様芸】 金と暇のある人が慰みに習いおぼえた芸。だんな芸。

とのさま‐しょうばい【殿様商売】━シャウバイ🔗🔉

とのさま‐しょうばい【殿様商売】━シャウバイ のんびりと構えて、利益を上げるための努力も工夫もしない商法を皮肉っていう語。

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