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かつ🔗🔉

かつ勝つ(克つ)且つ

かつ【活】クヮツ🔗🔉

かつ【活】クヮツ 生きること。 「死中に━を求める」 「死━・自━・復━」 気絶した人をよみがえらせる術。 (造) 生き生きしている。 「━気・━発・━躍」 「快━」 食用の魚介などが、生きている。 「━魚ぎょ・━蟹かに・━貝かい」 ◇魚介の名に付いた「活」は伝統的には「いけ」「いき」(活け魚うお)。しかし、近年は主に東北・北海道で「かつ」と読むことも多い。→ 固着していない。動く。 「━字・━版」

活を入・れる🔗🔉

活を入・れる 気絶した人の息を吹き返させる。 刺激を与えて元気づける。 「大声を上げて、たるんだ選手に━」 ◆「喝を入れる」は誤り。

かつ【渇】🔗🔉

かつ【渇】 のどのかわき。 「━をおぼえる」 「飢━」 (造) 水分がなくなる。かわく。 「━水」 「枯━」 しきりに欲しがる。 「━愛・━望」

か・つ【勝つ(克つ)】🔗🔉

か・つ【勝つ(克つ)】 自五 争いごとや試合などで相手を負かす。勝ちを収める。 「挑戦者[ライバル]に━」 「寄り切り[判定]で━」 「正義が━」 「戦争[裁判]に━」 その点で相手にまさる。〜をしのぐ。 「総合力では我が校が━・っている」 「値段の安さについてはA社がB社に━・っている」 多く「━・っている」の形で使う。 けで利益を得る。もうける。 「ばくちで一万円━・った」 ある要素・傾向・性質などが他に比べて多くある。 「この紫色は青より赤が━・っている」 「塩気の━・った味つけ」 「気の━・った(=勝ち気な)人だ」 「私には荷が━・った(=負担が実力をしのぐ)仕事だ」 「━・って」「━・った」の形で使う。 困難な状態や状況を努力して乗り越える。克服する。うちかつ。 「困難[プレッシャー・己おのれ・欲望]に━」 多く「克つ」と書く。 ◆負ける 勝てる 勝ち 関連語 大分類‖争い‖あらそい 中分類‖勝つ‖かつ

かつ【且つ】🔗🔉

かつ【且つ】 二つの物事が同時に行われるさま。一方では。 「飲み━歌う」 「━歌い、━踊る」 ある事柄に別の事柄が加わることを表す。さらに。その上。 「よく学び、━よく遊ぶ」

かつ【喝】🔗🔉

かつ【喝】 禅宗で、誤った考えや迷いをしかり、また励ますときに発する大きな語。 「喝を入れる」は誤り。→活を入れる (造)大声を出す。しかる。また、おどす。 「━采かっさい・━破」 「一━」

かつ【括】クヮツ🔗🔉

かつ【括】クヮツ (造)くくる。束ねる。 「━弧・━約筋」 「一━・概━・総━」

かつ【割】🔗🔉

かつ【割】 (造)わる。二つに切りさく。分ける。 「━愛・━拠・━譲・━腹・━礼」

かつ【🔗🔉

かつ【 (造) マメ科のつる草。くず。 「━藤かっとう・━根湯かっこんとう クズの繊維から作った布。 「━衣」

かつ【滑】クヮツ🔗🔉

かつ【滑】クヮツ (造) なめらか。よどみなく物事が進む。 「円━・潤━・平━」 すべる。 「━空・━降」

かつ【褐】🔗🔉

かつ【褐】 (造) あらい繊維で織った粗末な衣服。 「━衣」 「━寛博かつかんぱく(=身分の低い者が着る衣服)」 黒ずんだ茶色。こげ茶。 「━色」

かつ【轄】🔗🔉

かつ【轄】 (造)要所をおさえる。とりまとめる。 「管━・所━・総━・直━・分━」 ◇車軸の端にさし込んで車輪をとめるくさびの意から。

かつ【闊】クヮツ🔗🔉

かつ【闊】クヮツ (造) ひろい。大きい。また、心にゆとりがある。 「━達・━歩」 「快━・寛━」 うとい。間がへだたっている。 「うかつ・久━」 「濶」は俗字。

カツ🔗🔉

カツ 「カツレツ」の略。→カツレツ

がつ【月】グヮツ🔗🔉

がつ【月】グヮツ (造)一年を十二に分けた一期間。 「━日がっぴ・━忌がっき」 「正━・一━・二━・十二━」

かつ‐あい【割愛】🔗🔉

かつ‐あい【割愛】 名・他サ変惜しいと思いながら、思いきって捨てること。 「文章の一部を━する」 ◇もと仏教語で、愛着の気持ちを断ち切ること。

かつ‐あげ【喝上げ】🔗🔉

かつ‐あげ【喝上げ】 名・他サ変〔俗〕恐喝して金銭などを巻き上げること。 かな書きも多い。

かつ・える【餓える・飢える】カツヱル🔗🔉

かつ・える【餓える・飢える】カツヱル 自下一不足を感じて、ひどく欲しがる。 「愛情[知識]に━」 かつ・う(下二) 関連語 大分類‖体の状態‖からだのじょうたい 中分類‖飢え‖うえ

かつお【鰹・魚・松魚カツヲ🔗🔉

かつお【鰹・魚・松魚カツヲ 春、日本の近海に来遊して北上、秋に南下するサバ科の海魚。背部は暗青色、腹部は銀白色だが、死ぬと青黒色の縦縞が現れる。食用。 ◇「初鰹はつがつお」は二年魚が主体で脂肪が少ない。脂肪の乗った「戻り鰹(下り鰹)」は秋に三陸沖で捕獲されるもの。

かつお‐ぎ【鰹木】カツヲ━🔗🔉

かつお‐ぎ【鰹木】カツヲ━ 神社や宮殿の棟木むなぎの上に、それと直角に並べた装飾の木。 ◇形がカツオ節に似ていることから。

かつお‐ぶし【鰹節】カツヲ━🔗🔉

かつお‐ぶし【鰹節】カツヲ━ 蒸したカツオの肉を燻いぶし、よく乾燥させてかび付けをしたもの。薄くけずって料理に使う。かつぶし。 「猫に━」 ◇うまみの成分はイノシン酸。

かつ‐かつ🔗🔉

かつ‐かつ 限度にぎりぎりで、余裕のないさま。やっとのことで。かつがつ。 「この収入では食べていくのが━だ」

がつ‐がつ🔗🔉

がつ‐がつ 非常に空腹で、むやみに食べ物を欲しがるさま。また、食べ物をむさぼり食うさま。 「そんなに━するな」 むやみに欲ばるさま。貪欲どんよくであるさま。 「━(と)金をためる」

かつ‐がん【活眼】クヮツ━🔗🔉

かつ‐がん【活眼】クヮツ━ 物事の道理や本質を見抜く眼識。

かつぎ‐こ・む【担ぎ込む】🔗🔉

かつぎ‐こ・む【担ぎ込む】 他五 かついで運び入れる。 「部屋の中に荷物を━」 けが人や病人を病院などへ運ぶ。 「救急車で病院に━・まれる」 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖運ぶ‖はこぶ

かつぎ‐だ・す【担ぎ出す】🔗🔉

かつぎ‐だ・す【担ぎ出す】 他五 人や物をかついで運び出す。 「貨車から荷物を━」 頼み込んで、また、おだてて人を表面に押し立てる。担ぎ上げる。 「委員長に━・される」

かつぎ‐や【担ぎ屋】🔗🔉

かつぎ‐や【担ぎ屋】 ひどく縁起を気にする人。 人をだまして、おもしろがる人。 産地から野菜や魚をかついできて行商する人。 ◇第二次世界大戦後の昭和二〇年代には、米などの統制物資をひそかに運んできて売る人を言った。

かつ‐ぎょ【活魚】クヮツ━🔗🔉

かつ‐ぎょ【活魚】クヮツ━ いけうお(生け魚)

かつ・ぐ【担ぐ】🔗🔉

かつ・ぐ【担ぐ】 他五 肩に載せて支える。 「肩に荷物を━」 「神輿みこし[駕籠かご]を━」 「犯罪の片棒を━(=半ばを受け持つ)」 自分たちの上に立つ者として押し立てる。 「山田氏を会長に━」 迷信にとらわれたり縁起を気にしたりする。 「縁起[験げん]を━」 からかって人をだます。一杯食わせる。 「真面目な顔をして人を━」 担げる

かつ‐げき【活劇】クヮツ━🔗🔉

かつ‐げき【活劇】クヮツ━ 格闘場面や乱闘場面の多い映画や芝居。 映画や芝居で演じられるような派手な立ち回り。

かつ‐ごう【渇仰】━ガウ🔗🔉

かつ‐ごう【渇仰】━ガウ 名・他サ変 仏を深く信仰すること。かつぎょう。 ◇渇かつしては水を求め、高い山を見ては慕い仰ぐ意から。 心からあこがれ慕うこと。 「故人の徳を━する」 関連語 大分類‖愛‖あい 中分類‖あこがれ‖あこがれ

かつ‐ざい【滑剤】クヮツ━🔗🔉

かつ‐ざい【滑剤】クヮツ━ 機械などで、回転部の摩擦を少なくし、すべりをよくするために使うもの。油・滑石かっせきなど。

かつ‐じ【活字】クヮツ━🔗🔉

かつ‐じ【活字】クヮツ━ 活版印刷に用いる金属製の文字の型。 「━を組む」 「━体(=活字の書体。また、筆記体に対し、活字をまねた書体)」 「━本ぼん(=活字で印刷した本)」 本・雑誌などの、印刷物。 「━に飢える」

かつ‐じょう【割譲】━ジャウ🔗🔉

かつ‐じょう【割譲】━ジャウ 名・他サ変国が領土の一部をさいて、他国にゆずり渡すこと。 「国土の一部を━する」 関連語 大分類‖与える‖あたえる 中分類‖譲る‖ゆずる

かつ‐ぜつ【滑舌】クヮツ━🔗🔉

かつ‐ぜつ【滑舌】クヮツ━ 俳優やアナウンサーなどが舌をなめらかに動かして発声すること。また、その舌の動き。 「━が悪くて聞き取りにくい」 関連語 大分類‖声‖こえ 中分類‖‖こえ

かつ‐ぜん【豁然】クヮツ━🔗🔉

かつ‐ぜん【豁然】クヮツ━ 形動トタル 視界が大きく開けるさま。 「眼下に━と氷原が広がる」 心の迷いや疑いが、たちまちにして消え去るさま。 「━として悟る」

かつ‐だつ【滑脱】クヮツ━🔗🔉

かつ‐だつ【滑脱】クヮツ━ 形動滞りなく自由自在に変化するさま。 「円転━」 「━に論を操る」 ‐さ

かつ‐だんそう【活断層】クヮツ━🔗🔉

かつ‐だんそう【活断層】クヮツ━ 最新の地質時代(新生代第四紀)に活動し、現在も活動が続いているとみられる断層。地震予知上、重要な調査対象となる。

かつて【曽て・嘗て】🔗🔉

かつて【曽て・嘗て】 過去のある時。昔。以前。 「━住んでいた場所」 《否定的表現を伴って》今まで一度も。ついぞ。 「━見たこともない奇景」 「このような事件は未だ━なかった」 ◆近世以降「かって」とも。

かつ‐どう【活動】クヮツ━🔗🔉

かつ‐どう【活動】クヮツ━ 自サ変活発に動くこと。活発に働くこと。 「火山が━を始める」 「政治[クラブ・ボランティア]━」 「活動写真」の略。→活動写真 関連語 大分類‖動く‖うごく 中分類‖動く‖うごく

かつどう‐しゃしん【活動写真】クヮツドウ━🔗🔉

かつどう‐しゃしん【活動写真】クヮツドウ━ 〔古い言い方で〕映画。活動。 ◇主に無声映画の時代に使われた語。

かつどう‐てき【活動的】クヮツドウ━🔗🔉

かつどう‐てき【活動的】クヮツドウ━ 形動 元気よく活発に動き、働くさま。 「━なリーダー」 活発に動くのに適するさま。活動しやすいさま。 「━な衣服」

カツ‐どん【カツ丼】🔗🔉

カツ‐どん【カツ丼】 豚カツを玉ネギなどと煮て鶏卵でとじ、どんぶり飯の上にのせた料理。

かつ‐は【且つは】🔗🔉

かつ‐は【且つは】 《多く「かつは…かつは…」の形で》一方では。一つには。 「━舞い、━歌う」

かつ‐はつはつ【活発発(活)】クヮツ━🔗🔉

かつ‐はつはつ【活発発(活)】クヮツ━ 形動トタル活気にあふれ、勢いが盛んなさま。活発発地かっぱつはっち。 「━たる政界の運動」 関連語 大分類‖盛ん‖さかん 中分類‖勇壮‖ゆうそう

かつ‐ぶし【鰹節】🔗🔉

かつ‐ぶし【鰹節】 かつおぶし

かつ‐ぶつ【活仏】クヮツ━🔗🔉

かつ‐ぶつ【活仏】クヮツ━ 生き仏ぼとけ チベット仏教で、仏・菩ぼさつなどの化身とされる高僧。ダライラマなど。

かつ‐べん【活弁(活辯)】クヮツ━🔗🔉

かつ‐べん【活弁(活辯)】クヮツ━ 無声映画時代に、上映中に画面の説明をし、画面の人物に合わせてせりふをしゃべった人。弁士。 ◇「活動写真弁士」の略。

かつ‐ぼう【渇望】━バウ🔗🔉

かつ‐ぼう【渇望】━バウ 名・他サ変のどがかわいて水を求めるように、手に入れたいと切実にのぞむこと。切望。 「平和を━する」 関連語 大分類‖願望‖がんぼう 中分類‖望み‖のぞみ

かつ‐もく【刮目】クヮツ━🔗🔉

かつ‐もく【刮目】クヮツ━ 名・自サ変目をこすって、注意深く見ること。深い関心をもつこと。 「━に値する成果」 「━して成就を待つ」 ◇「刮」は、こする意。 関連語 大分類‖見る‖みる 中分類‖注目‖ちゅうもく

かつ‐やく【活躍】クヮツ━🔗🔉

かつ‐やく【活躍】クヮツ━ 名・自サ変すばらしい活動をして成果をあげること。 「世界の舞台で━する」 「ますますのご━をお祈りします」

かつやく‐きん【括約筋】クヮツヤク━🔗🔉

かつやく‐きん【括約筋】クヮツヤク━ 収縮して器官の開閉を調節する輪状の筋肉。肛門こうもん・尿道・幽門・瞳孔どうこうなどにある。

かつ‐よう【活用】クヮツ━🔗🔉

かつ‐よう【活用】クヮツ━ 他サ変その物や人が持っている機能・能力を十分に生かして使うこと。 「人材[資料・空間・余暇]を━する」 自サ変文法で、用言・助動詞が、その用法によって体系的に語形を変えること。また、その語形変化の体系。 「変格━」 関連語 大分類‖使う‖つかう 中分類‖使用‖しよう

かつよう‐けい【活用形】クヮツヨウ━🔗🔉

かつよう‐けい【活用形】クヮツヨウ━ 用言・助動詞が活用するときにとる種々の語形。口語文法では未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形・命令形の六つ。文語文法では仮定形の代わりに已然いぜん形を立てる。

かつよう‐ご【活用語】クヮツヨウ━🔗🔉

かつよう‐ご【活用語】クヮツヨウ━ 活用する語。用言(動詞・形容詞・形容動詞)と助動詞の総称。

かつよう‐ごび【活用語尾】クヮツヨウ━🔗🔉

かつよう‐ごび【活用語尾】クヮツヨウ━ 用言が活用する際に語形を変える部分。例えば「動か・動き・動く・動く・動け・動け」と活用する動詞「動く」では、語形を変える「か・き・く・く・け・け」の部分をいう。

かつよう‐じゅ【闊葉樹】クヮツエフ━🔗🔉

かつよう‐じゅ【闊葉樹】クヮツエフ━ 広葉樹の旧称。

かつら【桂】🔗🔉

かつら【桂】 山地に自生するカツラ科の落葉高木。早春、若葉が出る前に紅色の小花を開く。材は船材・建材・家具・碁盤などに利用。 中国の伝説で、月の世界にあるという想像上の木。月の桂。

かつら【鬘】🔗🔉

かつら【鬘】 扮装または美容上の目的で頭にかぶる、種々の髪型に作った毛髪状のもの。かずら。 ◇付け毛・添え毛・かもじなども含めていう。

かつ‐らく【滑落】クヮツ━🔗🔉

かつ‐らく【滑落】クヮツ━ 名・自サ変登山で、足を踏み外したりして高所から滑り落ちること。 「━事故」

かつ‐りょく【活力】クヮツ━🔗🔉

かつ‐りょく【活力】クヮツ━ 活動のもととなる力。生命力。 「全身に━がみなぎる」 関連語 大分類‖力ちから‖ちから 中分類‖‖ちから

かつ‐れい【割礼】🔗🔉

かつ‐れい【割礼】 陰茎の包皮を環状に切除する風習。また、陰核の一部を切開する風習。 ◇古来、世界各地の諸種族間で見られた風習で、現在でもユダヤ教徒・イスラム教徒などの間で宗教儀礼・通過儀礼として行われる。

カツレツ[cutlet]🔗🔉

カツレツ[cutlet] 豚肉・牛肉・鶏肉などの切り身に、小麦粉・溶き卵・パン粉をまぶして油で揚げた料理。カツ。 「子牛の━」 「ポーク━」 ◇たっぷりの油で揚げるのは日本的な調理法で、本来はフライパンに油をひいて焼き上げたものをいう。

かつ‐ろ【活路】クヮツ━🔗🔉

かつ‐ろ【活路】クヮツ━ 窮地からのがれて生きのびる方法。 「包囲網を突破して━を開く」 生きてゆく手段。生活の方法。 「工場閉鎖となれば従業員の━が断たれる」

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