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ため🔗🔉

ため 〔俗〕対等、同等であること。 「━年どし(=同い年)」

ため【為】🔗🔉

ため【為】 その人、そのものの役に立つこと。利益(になること)。 「耳に痛いが━になる話だ」 「家族の━を思って我慢する」 《「…のために」の形で、用言に続けて》…に役立つように。…の利益になるように。 「チームの━に頑張る」 「後々の━に言っておくが、…」 《「…のための」の形で、体言に続けて》…に役立つ。…を利する。…用の。 「新聞小説の━の挿絵」 「死者の━のミサ曲」 《「AのためのA」の形で》Aだけを目的とする意。 「芸術の━の芸術」 「反対の━の反対」 《「…ため(に)」の形で動詞や助動詞の連体形を、「…のため(に)」の形で体言を受けて、下の用言に続けて》次に述べることの目的を表す。 「生きる━に働く」 「事件を忘れない━にも記録をとる」 「目標達成の━努力する」 形容詞・形容動詞の場合は、「…あるため」の形にしたり、名詞に変えて「ため」を続けたりする。「美しくある━に努力する」「健康の━に山登りをする」 体言に続く言い方は「…のための」の形をとる。「活動の━の資金を集める」 文語的な言い方に、動詞未然形を受ける「…んがために」がある。「子の命を救わんが━に危険を冒す」 《「…ため(に)」の形で活用語の連体形を、「…のため(に)」の形で体言を受けて、下の用言に続けて》次に述べることの原因・理由を表す。…によって。…のせいで。…のゆえをもって。 「無理をした━に病気になった」 「道が狭い━に車が入れない」 「家が手狭な━、改築する」 「美しさの━に人から妬ねたまれる」 「交通至便の━に地価も高い」 文語的な言い方に、体言や動詞連体形を受ける「…がために」がある。「これが━に苦労した」「不祥事を起こしたが━に失脚した」

為に・する🔗🔉

為に・する ある目的に役立てようとする下心をもって事を行う。 「━中傷」

ため【溜め】🔗🔉

ため【溜め】 ためておくところ。特に、肥料にする糞尿ふんにょうをためておくところ。こえだめ。

だ‐め【駄目】🔗🔉

だ‐め【駄目】 囲碁で、最終的にどちらの地にも属さない目。 「━を押す(=念のために確かめる)」 演劇などで、監督・演出家などが台本や演技者に与える注意・注文。 「━を出す」 形動 しても効果がないさま。むだ。 「いくら頼んでも━だった」 「━でもともとと思って頼んでみる」 役に立たないさま。悪い状態にあるさま。 「台風で稲が━になる」 「━な親だと反省する」 してはいけないさま。 「ここで酒を飲んでは━だ」 ◇相手に禁止を言い渡す語としても使う。 できないこと。不可能なこと。 「私はスポーツは━です」 ‐さ

ため‐いき【溜め息】🔗🔉

ため‐いき【溜め息】 心配・失望・感心などをしたとき、また緊張がとけたときなどに思わず吐く長い息。 「━をつく」 関連語 大分類‖心の動き‖こころのうごき 中分類‖嘆く‖なげく

ため‐いけ【溜め池】🔗🔉

ため‐いけ【溜め池】 灌漑かんがいや消火に用いる水をためておく人工の池。用水池。

ダメージ[damage]🔗🔉

ダメージ[damage] 損害。痛手。 「━を受ける」

ため‐おけ【溜め桶】━ヲケ🔗🔉

ため‐おけ【溜め桶】━ヲケ 肥料にする糞尿ふんにょうをためておく桶。また、その糞尿を入れて運ぶ桶。 防火用に雨水をためておく桶。天水桶。

だめ‐おし【駄目押し】🔗🔉

だめ‐おし【駄目押し】 名・自サ変 確実とわかっていても、念を入れてもう一度確かめること。 スポーツの試合で、勝利が確実になったあとでさらに得点を加え、勝利を決定的にすること。 「━の満塁ホームラン」 ◆囲碁で駄目を詰めて確かめることから。

ため‐ぐち【ため口】🔗🔉

ため‐ぐち【ため口】 〔俗〕相手と対等な口をきくこと。 「━をきく」 「タメ口」とも。

ため‐こ・む【溜め込む】🔗🔉

ため‐こ・む【溜め込む】 他五熱心にたくわえる。ためてしまいこむ。 「小金を━」

ためし【例し】🔗🔉

ためし【例し】 それより以前にあった事柄。先例。前例。 「ギャンブルでかった━がない」

ためし【試し(験し)】🔗🔉

ためし【試し(験し)】 ためすこと。こころみ。 「ものは━だ」 関連語 大分類‖行う‖おこなう 中分類‖試みる‖こころみる

ためし‐ぎり【試し切り・試し斬り】🔗🔉

ためし‐ぎり【試し切り・試し斬り】 刀剣の切れ味をためすために人や物を斬ってみること。

ためし‐に【試しに】🔗🔉

ためし‐に【試しに】 試すために。こころみに。 「━着てみよう」

ため・す【試す】🔗🔉

ため・す【試す】 他五ある手段を用いて実際はどうであるかを調べる。 「試験をして実力を━」 「真価[可能性・新車の乗り心地]を━」 「本気かどうかを━・してみる」 「試す」は何らかの手段によって対象を調べてみる意であるが、「試みる」は動作の遂行そのものによって結果のなりゆきを確かめてみる意(「検定試験で能力を試す/脱走を試みる」)。 試せる 試し 関連語 大分類‖行う‖おこなう 中分類‖試みる‖こころみる

だめ‐だし【駄目出し】🔗🔉

だめ‐だし【駄目出し】 演劇などで、監督・演出家などが台本や演技の悪い点を指摘して改めさせること。 他人の行為や仕事などの悪い点を直接批判すること。 「企画書に━をする」 関連語 大分類‖見聞‖けんぶん 中分類‖批評‖ひひょう

ためつ‐すがめつ【矯めつ眇めつ】🔗🔉

ためつ‐すがめつ【矯めつ眇めつ】 連語いろいろな方面からよく見るさま。 「骨董こっとうを━眺める」

ため‐に【為に】🔗🔉

ため‐に【為に】 先に述べた事柄が原因・理由であることを表す。それゆえに。 「警報の発令が遅れ、━被害が大きくなった」

だめ‐もと【駄目元】🔗🔉

だめ‐もと【駄目元】 「駄目でもともと」の略。 「━で、もう一度頼んでみよう」

ためら・う【う】タメラフ🔗🔉

ためら・う【う】タメラフ 他五あれこれ迷ってぐずぐずする。躊躇ちゅうちょする。 「即答[入会]を━」 「声をかけるのも━・われて、そのまま通り過ぎた」 「━・わずにまっすぐ進む」 自動詞としても使う。「返事に━・っている私を見た時漱石ためらい 関連語 大分類‖心の動き‖こころのうごき 中分類‖ためらう‖ためらう

た・める【溜める】🔗🔉

た・める【溜める】 他下一 ある物を一か所に少しずつ集めて量を多くする。 「貯水池に雨水を━」 「搾った油をたるに━」 「糞尿ふんにょうを━・めて肥料にする」 「クーポン券を━」 「貯金箱にお年玉を━」 「住宅資金[防火用水]を━」など、結果を〜ヲにとる言い方もある。そのようなものとして集めふやす意。 金銭の場合は「貯める」とも。 あとで役立てるために、使わないでとっておく。蓄える。 「後半に備えてスタミナを━・めておく」 「災害に備えて数か月分の食糧を━・めておく」 「足先に━・めた力を一気に解き放って跳躍する」 「腰を━・めて(=腰にぎりぎりまで力を蓄えておいて)打つ」 身体に集まりたまったものをそのままの状態にしておく。 「目に涙を━・めて訴える」 「ストレス[疲労]は━・めないようにしたい」 するべきことを怠って、処分・処理すべきものを少しずつ増やす。 「借金を━・めて動きがとれなくなる」 「支払い[宿題・仕事]を━」 《「走者[ランナー]を━」の形で》野球で、守備側(特に、投手)が複数の走者を出す。 「塁に走者を━」 ◆は、ふつう、ためる行為が非意図的で、ためない行為が意図的となる。多くはマイナスに評価していう。 た・む(下二) 溜め

た・める【矯める】🔗🔉

た・める【矯める】 他下一 形を整えるために、まっすぐなものを曲げたり曲がっているものを伸ばしたりする。 「松の枝を━」 「角を━・めて牛を殺す」 悪い性質や癖などを直す。矯正する。 「悪弊[欠点]を━」 〔古い言い方で〕片目を閉じて狙いをつける。また、目をすえてじっと見る。 「(主税ちからハ)古帽子の庇ひさしから透かして、━・めつつ鏡花」 「━・めつ眇すがめつ見る」 ◆揉める」「撓める」とも。 た・む(下二) 関連語 大分類‖教育‖きょういく 中分類‖教え‖おしえ

た‐めん【他面】🔗🔉

た‐めん【他面】 物事のある方面以外の面。別の側面。一方。 「━から考察すれば…」

た‐めん【多面】🔗🔉

た‐めん【多面】 多くの平面。 多くの方面や分野。 「━的に考察を加える」 「━性」

ためん‐たい【多面体】🔗🔉

ためん‐たい【多面体】 四つ以上の平面多角形で囲まれている立体。四面体・五面体など。

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