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ぞく【俗】🔗🔉

ぞく【俗】 世間一般。 「━に言うことば」 出家していないこと(人)。 「━の生活」 「在━・僧━」 形動ごくありふれているさま。通俗的でつまらないさま。 「━な(=俗っぽい)考え」 「━語・━物」 「低━」 (造)習わし。習慣。 「風━・民━」

ぞく‐あく【俗悪】🔗🔉

ぞく‐あく【俗悪】 名・形動程度が低くて下品なこと。 「━な趣味」 ‐さ

ぞく‐うけ【俗受け】🔗🔉

ぞく‐うけ【俗受け】 名・自サ変世間一般の人々の気に入ること。 「━をねらった小説」 関連語 大分類‖見聞‖けんぶん 中分類‖人気‖にんき

ぞく‐えん【俗縁】🔗🔉

ぞく‐えん【俗縁】 世俗での縁故。特に、僧尼が出家する以前の親類・縁者。 「━を絶つ」

ぞく‐が【俗画】━グヮ🔗🔉

ぞく‐が【俗画】━グヮ 卑俗な絵。通俗画。

ぞく‐がく【俗学】🔗🔉

ぞく‐がく【俗学】 論理的な裏づけのない通俗な学問。浅薄で、程度の低い学問。 「━の徒」

ぞく‐がく【俗楽】🔗🔉

ぞく‐がく【俗楽】 雅楽・能楽などに対し、民間の間に普及している世俗音楽。近世、箏曲そうきょく・三味線音楽・民謡などの類をいう。 低俗な音楽。

ぞく‐がん【俗眼】🔗🔉

ぞく‐がん【俗眼】 世間一般の人々が見る目。ふつうの人の見方。

ぞく‐ぎょう【俗形】━ギャウ🔗🔉

ぞく‐ぎょう【俗形】━ギャウ 俗人の姿。出家していない人の姿。 ⇔僧形

ぞく‐け【俗気】🔗🔉

ぞく‐け【俗気】 世間的な名声や金銭に引かれる俗っぽい気持ち。ぞっけ。ぞっき。 「━が出る」

ぞく‐げん【俗言】🔗🔉

ぞく‐げん【俗言】 世間で日常的に使うくだけたことば。俗語。 ⇔雅言 世間のうわさ。

ぞく‐げん【俗🔗🔉

ぞく‐げん【俗 〔文〕世間一般に使われていることわざ。俚りげん

ぞく‐ご【俗語】🔗🔉

ぞく‐ご【俗語】 世間で日常的に使われる話しことば。俗言。 ◇文章語や雅語に対していう。 改まった場では使いにくい卑俗なことば。「やばい」「とんずら」などの類。スラング。

ぞく‐さい【俗才】🔗🔉

ぞく‐さい【俗才】 俗事をうまく処理する能力。世渡りの才。世才せさい

ぞく‐じ【俗字】🔗🔉

ぞく‐じ【俗字】 正字ではないが世間一般に通用している漢字。「耻(恥)」「卆(卒)」「舘(館)」の類。

ぞく‐じ【俗耳】🔗🔉

ぞく‐じ【俗耳】 〔文〕世間一般の人々の耳。 「━に入り易い(=普通の人々にわかりやすい)」

ぞく‐じ【俗事】🔗🔉

ぞく‐じ【俗事】 日常生活でのわずらわしい用事。日常の雑事。また、世俗的な事柄。 「━を避ける」 「━にうとい人」

ぞく‐じゅ【俗儒】🔗🔉

ぞく‐じゅ【俗儒】 〔文〕見識のない、つまらない学者。

ぞく‐しゅう【俗臭】━シウ🔗🔉

ぞく‐しゅう【俗臭】━シウ 世俗的で気品のない感じ。世間的な金や名誉にこだわる卑しい気風。俗気。 「━芬々ふんぷん

ぞく‐しゅう【俗習】━シフ🔗🔉

ぞく‐しゅう【俗習】━シフ 世間一般のならわし。世俗の習慣。

ぞく‐しょ【俗書】🔗🔉

ぞく‐しょ【俗書】 低俗な書物。くだらない本。 気品のない書風。俗筆。

ぞく‐しょう【俗称】🔗🔉

ぞく‐しょう【俗称】 世間で言いならわされている正式でない呼び名。通り名。通称。 僧の出家する以前の名。俗名ぞくみょう

ぞく‐しん【俗信】🔗🔉

ぞく‐しん【俗信】 呪術・禁忌・ことわざ・憑き物・妖怪など、広く民間で信じられ、日常生活になじんできた言い伝えや慣行。 ◇多くは自然現象の観察や体験から蓄積された知識に基づく。

ぞく‐じん【俗人】🔗🔉

ぞく‐じん【俗人】 世俗の名利にばかりとらわれて精神活動に関心の薄い人。また、実利にばかり心を奪われて学問や芸術に関心の低い人。 俗物ぞくぶつ 僧に対して世間一般の人。

ぞく‐じん【俗塵】━ヂン🔗🔉

ぞく‐じん【俗塵】━ヂン 俗世間のわずらわしい事柄。 「━を避ける」 ◇浮き世のちりの意から。

ぞく‐せ【俗世】🔗🔉

ぞく‐せ【俗世】 世の中。俗世間。ぞくせい。

ぞく‐せい【俗姓】🔗🔉

ぞく‐せい【俗姓】 僧が出家する前の姓。ぞくしょう。

ぞく‐せけん【俗世間】🔗🔉

ぞく‐せけん【俗世間】 一般の人々が住むこの世界。現世。俗世。 関連語 大分類‖世の中‖よのなか 中分類‖世の中‖よのなか

ぞく‐せつ【俗説】🔗🔉

ぞく‐せつ【俗説】 確かな根拠もなく世間一般に言い伝えられている説。

ぞく‐たい【俗体】🔗🔉

ぞく‐たい【俗体】 〔文〕 僧ではない一般の人の姿。 ⇔僧体法体ほったい 詩歌・文章などの通俗的な様式。

ぞく‐だん【俗談】🔗🔉

ぞく‐だん【俗談】 俗事に関する話。世間話。

ぞくっ‐ぽ・い【俗っぽい】🔗🔉

ぞくっ‐ぽ・い【俗っぽい】 ありふれていて程度が低いさま。通俗的で、品位に欠ける。 「━歌」 俗気があるさま。 「━僧侶」 ‐さ

ぞく‐でん【俗伝】🔗🔉

ぞく‐でん【俗伝】 〔文〕世間一般に言い伝えられていること。また、俗間の言い伝え。

ぞく‐に【俗に】🔗🔉

ぞく‐に【俗に】 世間一般に。世間で、ふつうに。 「━お多福風邪と呼ばれる疾病」

ぞく‐ねん【俗念】🔗🔉

ぞく‐ねん【俗念】 世俗的な欲望にとらわれる心。世俗の名利や快楽を得ようとする気持ち。

ぞく‐ばなれ【俗離れ】🔗🔉

ぞく‐ばなれ【俗離れ】 名・自サ変行動や考え方が世間一般の人とかけ離れていること。世俗の名利に関心がないこと。浮き世離れ。 「━した人」

ぞく‐ぶつ【俗物】🔗🔉

ぞく‐ぶつ【俗物】 世間的な名誉や利益にばかりこだわるつまらない人物。 「━根性」 「俗人ぞくじん」より軽蔑の意が強い。

ぞく‐みょう【俗名】━ミャウ🔗🔉

ぞく‐みょう【俗名】━ミャウ 僧が出家する以前の名。 ⇔法名 僧から贈られる戒名かいみょうに対し、死者の生前の名。 ⇔戒名

ぞく‐む【俗務】🔗🔉

ぞく‐む【俗務】 生活の上で必要な日常のわずらわしい仕事。俗事。

ぞく‐よう【俗用】🔗🔉

ぞく‐よう【俗用】 生活の上で必要な日常のわずらわしい用事。俗事。 他サ変正式ではないが、世間一般で用いること。 「━されている言葉」

ぞく‐よう【俗謡】━エウ🔗🔉

ぞく‐よう【俗謡】━エウ 広く民間でうたわれる歌。小唄・端唄はうた・民謡・流行歌など。

ぞく‐り【俗吏】🔗🔉

ぞく‐り【俗吏】 つまらない雑務に従事する役人。 凡俗な役人。無能な役人。 ◇役人をあざけっていう語。

ぞく‐りゅう【俗流】━リウ🔗🔉

ぞく‐りゅう【俗流】━リウ 〔文〕俗人の仲間。俗物連中。

ぞく‐ろん【俗論】🔗🔉

ぞく‐ろん【俗論】 世間一般のありふれた意見。程度の低い議論。

ぞっ‐か【俗化】ゾククヮ🔗🔉

ぞっ‐か【俗化】ゾククヮ 名・自サ変世俗の風潮に感化されて、ありふれたつまらないものになること。俗っぽくなること。ぞくか。 「━した温泉地[生活]」

ぞっ‐か【俗歌】ゾク━🔗🔉

ぞっ‐か【俗歌】ゾク━ 世間で流行している歌。はやり歌。

ぞっ‐かい【俗界】ゾク━🔗🔉

ぞっ‐かい【俗界】ゾク━ 天上界・仙界などに対して、俗人の住んでいる世の中。俗世間。

ぞっ‐かい【俗解】ゾク━🔗🔉

ぞっ‐かい【俗解】ゾク━ 名・他サ変学問的な裏づけもなく、通俗的に解釈すること。また、その内容。

ぞっ‐かん【俗間】ゾク━🔗🔉

ぞっ‐かん【俗間】ゾク━ 一般の人々の住む世の中。世俗の間。民間。

ぞっ‐き【俗気】ゾク━🔗🔉

ぞっ‐き【俗気】ゾク━ ぞくけ

ぞっ‐きょく【俗曲】ゾク━🔗🔉

ぞっ‐きょく【俗曲】ゾク━ 三味線の伴奏で酒宴の席などで歌われる通俗的な歌曲。都々逸どどいつ・二上がり新内・大津絵節・さのさ・かっぽれなど。

ぞっ‐け【俗気】ゾク━🔗🔉

ぞっ‐け【俗気】ゾク━ ぞくけ

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