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しょ【処】🔗⭐🔉
しょ【処】
(造)
場所。ところ。
「各━・随━・要━」
ある場所に身をおく。
「━世」
世間に出ないで家にいる。
「━士・━女」
しかるべく取りさばく。
「━置・━分・━理」
「善━・対━」
處







しょ‐ぐう【処遇】🔗⭐🔉
しょ‐ぐう【処遇】

名・他サ変
ある人に対し、ふさわしい地位・職務などの扱いをすること。また、その扱い。
「管理職として━する」
「最高の━を受ける」




しょ‐けつ【処決】🔗⭐🔉
しょ‐けつ【処決】

名・他サ変
〔文〕きっぱりと処置をつけること。きまりをつけること。




しょ‐し【処士】🔗⭐🔉
しょ‐し【処士】

名
〔文〕官に仕えないで民間にいる人。
◇臣として扱わない意。




しょ‐しょ【処暑】🔗⭐🔉
しょ‐しょ【処暑】

名
二十四節気の一つ。立秋と白露の中間で、太陽暦の八月二十三日ごろ。
◇暑さがおさまる時期の意。




しょ‐しょ【所所(処処)】🔗⭐🔉
しょ‐しょ【所所(処処)】

名
ところどころ。あちこち。
「━方方ほうぼう」




しょ‐じょ【処女】━ヂョ🔗⭐🔉
しょ‐じょ【処女】━ヂョ

名
性交の経験のない女性。きむすめ。バージン。
⇔童貞
◇「家に処いる女」の意から。
初めての経験である意を表す。
「━作・━航海・━飛行」
人がまだだれも足を踏み入れていない意を表す。
「━地・━雪・━峰」
◆
は他の語と複合して使う。









しょ・する【処する】🔗⭐🔉
しょ・する【処する】

自サ変
ある状況に身を置く。また、その状況に応じた態度・行動をとる。対処する。
「難局に━・して苦悩する」
「世に━道を心得る」

他サ変
取りさばく。処置する。
「冷静沈着に事を━」
刑罰を与える。処刑する。
「凶悪犯を厳罰に━」
《「身を━」の形で》状況に応じた態度・行動をとる。
「政治家としていかに身を━べきか」
しょ・す(サ変)














しょ‐せい【処世】🔗⭐🔉
しょ‐せい【処世】

名
社会の中で人々と交わりながら生活していくこと。
「━術じゅつ(=世渡りの方法)」
「━訓くん(=生きていく上で役に立つ教え)」
関連語
大分類‖仕事‖しごと
中分類‖処世‖しょせい




しょ‐だん【処断】🔗⭐🔉
しょ‐だん【処断】

名・他サ変
とりさばいて決断を下すこと。きっぱりと処置を決めること。処決裁断。
「厳正な━を求める」




しょ‐ち【処置】🔗⭐🔉
しょ‐ち【処置】

名・他サ変
その場の状況に応じた判断を下して、物事の始末をつけること。特に、傷や病気の手当てをすること。
「けが人の━をする」
「適切な━を施す」
「延命のための━」
「応急━」
関連語
大分類‖扱い‖あつかい
中分類‖対処‖たいしょ




しょ‐ぶん【処分】🔗⭐🔉
しょ‐ほう【処方】━ハウ🔗⭐🔉
しょ‐ほう【処方】━ハウ

名・他サ変
医師が患者の病状に応じて薬の調合法・使用法を指示すること。また、その方法。
「鎮痛剤を━する」




しょほう‐せん【処方箋】ショハウ━🔗⭐🔉
しょほう‐せん【処方箋】ショハウ━

名
患者に投与する薬について医師が薬剤師に渡す指示書。




しょ‐む【処務】🔗⭐🔉
しょ‐む【処務】

名
〔文〕事務を処理すること。また、処理すべき事務。
「━規程」




しょ‐り【処理】🔗⭐🔉
しょ‐り【処理】

名・他サ変
物事(特に、問題のある物事)をとりさばいて、きちんと始末をつけること。
「てきぱきと事務を━する」
「パソコンで情報を━する」
「難題[廃棄物]を━する」
「防水━を施す」
関連語
大分類‖扱い‖あつかい
中分類‖対処‖たいしょ




ところ【所(▽処)】🔗⭐🔉
ところ【所(▽処)】

名
《連体修飾句を受けて》物が置かれたり事が行われたりする、具体的な場所。
「ピアノを置く━」
「岩清水のわき出る━」
「昔、合戦のあった━」
「弾丸のあたった━」
《「…の━」の形で》
《基準となる人を受けて》その人が住んだり所属したりしている場所。
「伯父の━に下宿する」
「君の━(=会社)は待遇がいいから…」
「姉の━は薬屋をやっている」
《基準となる物を受けて》その物のすぐ近く。…のそば。
「電柱の━に犬がいる」
「信号の━を右に曲がる」
物の部分を場所としていう。…の箇所かしょ。
「庭のすみの━に小山がある」
「肩のすぐ下の━が痛い」
《「━の…」の形で、体言を修飾して》〔文〕その土地の。その地方の。
「幅広き襟飾り斜に結びたるさま、誰が目にも、━の美術諸生と見ゆるなるべし
外
」
《多く、固定的な言い回しで》ある(抽象的な)場所。特に、それにふさわしい場所。また、物語の舞台となる場所。
「天候は━によって異なる」
「━狭しと暴れる」
「その━を得た(=事情にぴたりと適合した)決断」
「さて、━変わって、こちらは姫君…」
《連体修飾句を受け、抽象的な事柄に使って》問題となるその部分や側面。点。
「見るべき━は多々ある」
「そこが彼の偉い━だ」
《連体修飾句を受け、時間的位置を規定する》そのような場面・状況・事態・場合などの意。
「家を出る━を見た」
「ちょうどいい━に来た」
《「今[今日]の━」「この━」などの形で》今の時点を中心とした一定の時間。
「今日の━はこれで終わりだ」
「この━寒い日が続いている」
《「早い━」の形で、副詞的に》早いうちに。早いとこ。
「用事は早い━済ましてしまおう」
《「…(ようと)する━だ」「…ている━だ」「…(てしまっ)た━だ」などの形で、現在または現在に近い過去を表す語を伴って》動作が、直前・最中・直後にある意を表す。
「今手紙を書いている━だ」
「書き終わった━でベルが鳴った」
《数量・程度・範囲などを表す連体修飾句を受けて》おおよその程度や漠然ばくぜんとした範囲を表す。
「大体の━は分かった」
「三日が━(=三日ほど)音さたがない」
《連体修飾句を受けて》
その語句の表す事柄の内容の意。
「それこそ私の望む━だ」
「聞く━によるとこうだ」
「余す━なく打ち明ける」
◇漢文で用言を体言化する助辞「所」を訓読したところから。
《「AのBする━となる」の形で》〔文〕AにBされる意(=受身)を表す。
「法の禁ずる━となる」
「病魔の冒す━となる」
◇漢文で受身の助辞「所」を訓読したところから。
《「…━の」の形で、下の体言に続けて》上の語句が連体修飾句であることを明示する。
「彼らが信ずる━の神」
「美しく輝く━の星々」
◇欧米語の関係代名詞の直訳から出たもの。普通の言い方では使わない。
《「…━から」の形で、活用語の連体形を受けて》物事の原因や契機、出自や来歴などの事情を表す。…ことから。
「病気がちな━から欠席が多い」
「新薬は偶然に配合を誤った━から生まれた」
「名は芝生の上を滑走する━から出た」
《「…ところ」の形で、完了の助動詞「た」を受けて》次に続く事柄のきっかけを表す。…ところが。〔順接にも逆接にも使う〕
「お願いした━、すぐ引き受けてくれた」
「お願いした━、断られた」
(造)
《「どころ」の形で》
それにふさわしい場所やもの。
「身の置き━もない」
「見━がある」
「役━・思案━・きれい━」
それを行う場所やもの。
「打ち━が悪い」
「とらえ━がない」
それがとれる場所。
「米━・茶━」
それを供する場所。
「お食事━・そば━」
場所を数える語。
「ひと━」
〔古風な言い方で〕貴人を数える語。方かた。
「宮様お二ふた━」
◆「床とこ」+接尾語「ろ」からという。


以降は、かな書きが多い。

は「処」が好まれる。
関連語
大分類‖所‖ところ
中分類‖所‖ところ











































明鏡国語辞典に「処」で始まるの検索結果 1-19。