複数辞典一括検索+

さび【🔗🔉

さび【 すし屋で、わさび。 「━を利かす(=わさびを多く入れて辛くする。転じて、物事をぴりっとひきしまった感じにする)」

さん【山】🔗🔉

さん【山】 (造) やま。 「━河・━頂」 「火━かざん・氷━ひょうざん」 「富士━・比叡━ひえいざん 鉱物を産するやま。 「金━きんざん・銀━ぎんざん 寺院。 「━門」 「総本━そうほんざん

さん‐いん【山陰】🔗🔉

さん‐いん【山陰】 山のかげ。山の北側。 「山陰道」の略。→山陰道 「山陰地方」の略。中国山地の北、日本海側の地域。鳥取・島根両県と山口県の北部。兵庫県・京都府の北部を含むこともある。

さんいん‐どう【山陰道】━ダウ🔗🔉

さんいん‐どう【山陰道】━ダウ 五畿七道の一つ。現在の近畿・中国地方の日本海側。丹波・丹後・但馬たじま・因幡いなば・伯耆ほうき・出雲・石見いわみ・隠岐おきの八か国。また、その地方に通じる街道。

さん‐う【山雨】🔗🔉

さん‐う【山雨】 山に降る雨。また、山の方から降ってくる雨。 「━来たらんとして風かぜろうに満つ(=山雨が降り出すときは、まず一陣の風が高殿に吹きつける意から、変事が起こる前には周りの様子が穏やかでなくなることのたとえ)」 関連語 大分類‖雨‖あめ 中分類‖‖あめ

さん‐が【山河】🔗🔉

さん‐が【山河】 山と川。また、山や川が形づくっている自然。さんか。

さん‐かい【山海】🔗🔉

さん‐かい【山海】 山と海。 「━の珍味」

さん‐かい【山塊】━クヮイ🔗🔉

さん‐かい【山塊】━クヮイ 山脈から離れ、塊状に重なり合った山地。 「奥秩父━・六甲━」

さん‐がく【山岳】🔗🔉

さん‐がく【山岳】 高く険しい山々。 「━信仰(=山岳を霊的なものとして信仰する宗教形態)」

さん‐かん【山間】🔗🔉

さん‐かん【山間】 山と山とのあいだ。山の中。やまあい。 「━部」

さん‐き【山気】🔗🔉

さん‐き【山気】 山中に特有の冷え冷えとした空気。

さん‐きょう【山峡】━ケフ🔗🔉

さん‐きょう【山峡】━ケフ 山と山との間。谷間。やまかい。

さん‐けい【山系】🔗🔉

さん‐けい【山系】 二つ以上の山脈が近接し、全体で一系統をなしているもの。 「ヒマラヤ━」

さん‐こう【山行】━カウ🔗🔉

さん‐こう【山行】━カウ 山に遊びに行くこと。また、登山に行くこと。 山を越えて旅をすること。山中の旅行。

さん‐ごう【山号】━ガウ🔗🔉

さん‐ごう【山号】━ガウ 寺院の名の上につける称号。「高野山(金剛峰寺こんごうぶじ)」「成田山(新勝寺)」などの類。 ◇昔、多く山中に建てられた寺が、その所在地を表すためにつけたのが始まり。

さん‐さい【山菜】🔗🔉

さん‐さい【山菜】 山野に自生する植物のうち、食用になるもの。ワラビ・ゼンマイ・ヤマウドなどの類。 「━料理」

さん‐さい【山塞・山砦】🔗🔉

さん‐さい【山塞・山砦】 〔文〕山上に築いたとりで。

さん‐ざし【山査子・山子】🔗🔉

さん‐ざし【山査子・山子】 春、とげのある枝先に梅に似た五弁花をつける、バラ科の落葉低木。赤く熟す果実は漢方薬用。

さんのう‐まつり【山王祭】サンワウ━🔗🔉

さんのう‐まつり【山王祭】サンワウ━ 滋賀県大津市にある日吉ひよし大社の祭礼。古くは陰暦四月の申の日に行われたが、現在は四月一四日を中心に催される。日吉祭。 東京都千代田区にある日枝ひえ神社の例祭。神田神社の神田祭とともに天下祭りと言われる。毎年六月一五日を中心に行われる。

やま【山】🔗🔉

やま【山】 周りの土地よりも著しく盛り上がっている所。 「━に登る」 ◇古くは神のすむ清浄の地として信仰の対象とされた。特に、比叡山、または、そこにある延暦寺をさすこともある。 鉱山。 「━を閉鎖する」 土や砂をの形に盛ってつくったもの。築山。 物が高く盛り上がったもの。また、盛り上げたもの。 「ゴミの━」 「本の━」 数量がきわめて多いこと。 「宿題が━とある」 「人の━」 「借金の━」 万一の幸運にけること。また、偶然の的中を当てにした予想。 「━をかける」 「━が外れる」 ◇鉱脈を掘り当てることは確率の低いけであったことから。 最も重要なところ。また、その結果を左右するような重要な場面。 「病状はここ二、三日が━だ」 「試合の━を迎える」 犯罪事件。 「大きな━を抱える」 ◇警察関係者や新聞記者が使う。 山鉾やまぼこ 動植物の名の上に付けて、野生のもの、山地に自生するものの意を表す。 「━犬・━ネコ・━桃・━ブドウ」

山高きが故ゆえに貴たっとからず🔗🔉

山高きが故ゆえに貴たっとからず 本当の価値は外観によるのではなく、その実質によって決まるということ。 ◇『実語教』にあることば。後に「樹有るを以もって貴しと為す」と続く。

やま‐あい【山間(山合い)】━アヒ🔗🔉

やま‐あい【山間(山合い)】━アヒ 山と山との間。山峡やまかい。さんかん。 「━の村」

やま‐あらし【山荒らし・🔗🔉

やま‐あらし【山荒らし・ ネズミ目ヤマアラシ科とアメリカヤマアラシ科の哺乳ほにゅう類の総称。体と尾の上面に針状の剛毛があり、敵に近づくと毛を逆立てて身を守る。夜行性。

やま‐いぬ【山犬】🔗🔉

やま‐いぬ【山犬】 山野にすむ野生化した犬。 ニホンオオカミのこと。

やま‐いも【山芋】🔗🔉

やま‐いも【山芋】 やまのいも

やま‐うば【山姥】🔗🔉

やま‐うば【山姥】 人里離れた山奥に住むという女の怪物。鬼女。やまんば。 関連語 大分類‖魔物‖まもの 中分類‖化け物‖ばけもの

やま‐おく【山奥】🔗🔉

やま‐おく【山奥】 山の奥。山の奥深い所。 「━の集落」

やま‐おり【山折り】━ヲリ🔗🔉

やま‐おり【山折り】━ヲリ 折り目が外側に出るように折ること。 「紙を━にする」 ⇔谷折り

やま‐が【山家】🔗🔉

やま‐が【山家】 山里にある家。 「━育ち」

やま‐かい【山峡】━カヒ🔗🔉

やま‐かい【山峡】━カヒ 山と山との間。やまあい。

やま‐かけ【山かけ(山掛け)】🔗🔉

やま‐かけ【山かけ(山掛け)】 わさびじょうゆをきかせたマグロの刺身などに、すりおろしたヤマノイモをかけた料理。

やま‐かげ【山陰】🔗🔉

やま‐かげ【山陰】 山のかげになること。山にさえぎられて日が当たらないこと。また、その場所。

やま‐かご【山籠】🔗🔉

やま‐かご【山籠】 竹で編んだ底を丸棒や竹棒からつるしただけの粗末なかご。昔、山路の旅などに用いた。

やま‐かじ【山火事】━クヮジ🔗🔉

やま‐かじ【山火事】━クヮジ 山林が燃える火事。森林火災。

やま‐がり【山狩り】🔗🔉

やま‐がり【山狩り】 名・自サ変 山で狩猟をすること。 山中に逃げ込んだ犯罪者などを大勢で捜し回ること。 「早朝から━を行う」

やま‐かん【山勘】🔗🔉

やま‐かん【山勘】 〔俗〕勘を働かせて山をかけること。また、その勘。 「━が当たる」

やま‐き【山気】🔗🔉

やま‐き【山気】 やまけ

やま‐ぎわ【山際】━ギハ🔗🔉

やま‐ぎわ【山際】━ギハ 山のきわ。山に近い所。 山の稜線りょうせんと接するあたりの空。 「朝焼けに━が赤く染まる」

やま‐くじら【山鯨】━クヂラ🔗🔉

やま‐くじら【山鯨】━クヂラ イノシシの肉。また、獣肉。 ◇獣肉を食べることを忌んで言い換えた語。

やま‐くずれ【山崩れ】━クヅレ🔗🔉

やま‐くずれ【山崩れ】━クヅレ 名・自サ変長雨・豪雨・地震などによって、山腹の岩石や土砂が突発的に崩れ落ちること。また、その現象。 「━が起こる」

やま‐ぐに【山国】🔗🔉

やま‐ぐに【山国】 山の多い国や地方。また、山に囲まれている地方。 「━の生まれ」

やま‐ぐも【山雲】🔗🔉

やま‐ぐも【山雲】 山にかかる雲。山からわき起こる雲。さんうん。 「━に隠れた山頂」

やま‐け【山気】🔗🔉

やま‐け【山気】 偶然の成功にかけて、思い切ったことをしようとする気質。やまき。やまっけ。 「━を起こす」 ◇山師のような気質の意。

やま‐ごえ【山越え】🔗🔉

やま‐ごえ【山越え】 名・自サ変 山を越えていくこと。山越し。 江戸時代、関所札を持たない人が間道を通って関所のある山を越えたこと。 関連語 大分類‖越える‖こえる 中分類‖越える‖こえる

やま‐ことば【山言葉(山詞)】🔗🔉

やま‐ことば【山言葉(山詞)】 忌み詞ことばの一つ。きこり・猟師などが山中に入ったときだけ用いることば。米を「くさのみ」、熊くまを「くろげ」、水を「わっか」などという類。

やま‐ごもり【山籠もり】🔗🔉

やま‐ごもり【山籠もり】 名・自サ変山中に隠すること。また、山寺などにこもって修行すること。

やま‐さか【山坂】🔗🔉

やま‐さか【山坂】 山と坂。山や坂。 「多くの━を越える」 山の中の坂。やまざか。 「━を登る」

やま‐ざくら【山桜】🔗🔉

やま‐ざくら【山桜】 山に咲くサクラ。 春、新葉とともに淡紅色の五弁花を開くバラ科の落葉高木。本州中部以南の山地に自生する。材は家具・器具用。

やま‐ざる【山猿】🔗🔉

やま‐ざる【山猿】 山にすむ野生の猿。野猿やえん 山奥や田舎に住む人を、礼儀作法を知らない人としてあざけっていう語。

やま‐し【山師】🔗🔉

やま‐し【山師】 鉱脈を捜して鑑定し、鉱山の発掘を行う人。 山林の売買や伐採を請け負う人。 投機的な事業で金もうけをねらう人。 詐欺師。いかさま師。

やまたか‐ぼう【山高帽】🔗🔉

やまたか‐ぼう【山高帽】 つばのある男性の礼装用帽子。フェルト製で上部が丸く、高い。山高帽子。

やま‐だし【山出し】🔗🔉

やま‐だし【山出し】 木材・石材・薪炭などを山から運び出すこと。また、運び出された物。 田舎から出てきたばかりで、まだ都会の風習になじんでいないこと。また、その人。

やまっ‐け【山っ気】🔗🔉

やまっ‐け【山っ気】 やまけ

やま‐づみ【山積み】🔗🔉

やま‐づみ【山積み】 名・自他サ変 山のように高く積み上げること。 「倉庫に荷物を━する」 処理しなくてはならない仕事や問題がたくさんたまること。さんせき。 「━になっている懸案事項」

やま‐どめ【山止め】🔗🔉

やま‐どめ【山止め】 山に入ることや、山での狩猟・採取を禁止すること。

やま‐どめ【山留め】🔗🔉

やま‐どめ【山留め】 鉱山などで、支柱材などを用いて土砂の崩壊を防ぐこと。また、その設備。

やま‐なみ【山並み(山脈)】🔗🔉

やま‐なみ【山並み(山脈)】 山が連なっていること。また、連なった山々。連山。山脈さんみゃく

やま‐なり【山形】🔗🔉

やま‐なり【山形】 山のように中央が高くなった曲線を描くこと。また、その形。 「━のボールを投げる」

やま‐なり【山鳴り】🔗🔉

やま‐なり【山鳴り】 地震・噴火などで、山が鳴り響くこと。また、その音。 関連語 大分類‖音‖おと 中分類‖‖おと

やま‐の‐いも【山の芋()】🔗🔉

やま‐の‐いも【山の芋()】 本州以南の山野に自生するヤマノイモ科のつる性多年草。葉は長卵形で、基部が心臓形。夏、葉の付け根に白い穂状の花をつける。円柱状の長い塊根と葉腋につくむかごは食用。ジネンジョ。ヤマイモ。

やま‐の‐かみ【山の神】🔗🔉

やま‐の‐かみ【山の神】 山を守り、支配する神。 〔俗〕自分の妻。長年連れ添って口やかましくなった妻をからかい半分にいう。 関連語 大分類‖神仏‖しんぶつ 中分類‖かみ‖かみ

やま‐の‐さち【山の幸】🔗🔉

やま‐の‐さち【山の幸】 山でとれる鳥獣や木の実・山菜・キノコなど。山幸やまさち。 ⇔海の幸

やま‐の‐て【山の手】🔗🔉

やま‐の‐て【山の手】 やまて 市街地のうち、高台の区域。多くは住宅地。 ⇔下町 ◇東京では、武蔵野台地の東縁以西の区域、四谷・赤坂・青山・麻布・本郷・小石川あたりをいう。

やま‐の‐は【山の端】🔗🔉

やま‐の‐は【山の端】 山の稜線りょうせん

やま‐のぼり【山登り】🔗🔉

やま‐のぼり【山登り】 山に登ること。登山。

やま‐びこ【山彦】🔗🔉

やま‐びこ【山彦】 山・谷などで声や音が反響すること。こだま。 ◇もと、山の神の意。山の神が声音をまねると信じられていたことから。

やま‐びらき【山開き】🔗🔉

やま‐びらき【山開き】 霊山で、夏季の一定期間だけ禁を解いて一般の入山・登山を許すこと。また、その儀式。 山小屋が開かれるなどして、夏山登山のシーズンが始まること。また、その初日の行事。 山を切り開いて新しい道を作ること。

やま‐ふところ【山懐】🔗🔉

やま‐ふところ【山懐】 山に囲まれた奥深い所。 「━に抱かれた集落」

やま‐ほど【山ほど(山程)】🔗🔉

やま‐ほど【山ほど(山程)】 たくさんあるさま。 「仕事が━ある」

やま‐もと【山元】🔗🔉

やま‐もと【山元】 山のふもと。山すそ。 「山本」「山下」とも。 山の持ち主。鉱山の経営者。 鉱山・炭鉱などの所在地。

やま‐もり【山盛り】🔗🔉

やま‐もり【山盛り】 山のように高く盛り上げること。また、そのもの。 「━のごはん」

やま‐やき【山焼き】🔗🔉

やま‐やき【山焼き】 早春、山の枯れ木・枯れ草を焼くこと。灰が肥料となって新しい草木の生長を促すほか、害虫駆除にも役立つ。

やま‐やま【山山】🔗🔉

やま‐やま【山山】 多くの山。あちらこちらの山。 「伊豆の━を歩く」 たくさんあるさま。山ほど。 「言いたいことは━ある」 実際にはできないが、心から望み願う気持ちを表す。 「欲しいのは━だが持ち合わせがない」 普通かな書き。

やま‐わけ【山分け】🔗🔉

やま‐わけ【山分け】 名・他サ変もうけなどをほぼ等分に分け合うこと。 「懸賞金を━する」 関連語 大分類‖分かれる‖わかれる 中分類‖分配‖ぶんぱい

やま‐んば【山姥】🔗🔉

やま‐んば【山姥】 やまうば(山姥)

ゆすら‐うめ【梅桃山桜桃🔗🔉

ゆすら‐うめ【梅桃山桜桃 春、淡紅色の五弁花をつけるバラ科の落葉低木。庭木として植える。小球形の果実は六月ごろ赤く熟し、食用。

わさび【🔗🔉

わさび【 香辛料用に栽培するアブラナ科の多年草。まれに渓流の水辺に自生する。日本特産。 の根茎。また、それをすりおろして香辛料としたもの。高い香気と辛みがあり、鮨すし・刺身・そばなどに用いる。

山葵が利・く🔗🔉

山葵が利・く ワサビの香りと辛みが強く、舌や鼻をつんと刺激する。 ワサビのようにぴりっとした鋭いものをもっている。 「━・いた風刺漫画」

明鏡国語辞典で始まるの検索結果 1-78もっと読み込む