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さる‐すべり【百日紅・猿滑】🔗🔉

さる‐すべり【百日紅・猿滑】 夏から秋にかけて白・紅などの小花をつけるミソハギ科の落葉高木。樹皮は薄くはがれ落ち、幹の表面は滑らか。花期が長いので「ひゃくじつこう」とも呼ばれる。

ひゃく【百】🔗🔉

ひゃく【百】 数の名。一〇の一〇倍。 ◇数の多い意も表す。「━に一つ(=ごくまれなことのたとえ)」「━科・━獣」「━花繚乱りょうらん・━戦錬磨」 百歳。 「雀すずめ━まで踊り忘れず」

百も承知🔗🔉

百も承知 十分わかっていること。 「リスクは━で投資する」 「━二百も合点」

ひゃく‐がい【百害】🔗🔉

ひゃく‐がい【百害】 多くの弊害。 「━あって一利なし」

ひゃくじつ‐こう【百日紅】🔗🔉

ひゃくじつ‐こう【百日紅】 サルスベリ。

ひゃくしゃく‐かんとう【百尺竿頭】🔗🔉

ひゃくしゃく‐かんとう【百尺竿頭】 百尺もある長い竿さおの先端。ひゃくせきかんとう。 ◇到達すべき極点のたとえに使う。

百尺竿頭一歩いっぽを進む🔗🔉

百尺竿頭一歩いっぽを進む 努力を重ねて高い目標に達した後も、さらに努力して工夫を重ねること。

ひゃく‐じゅう【百獣】━ジウ🔗🔉

ひゃく‐じゅう【百獣】━ジウ 多くのけもの。あらゆるけだもの。 「━の王(=ライオンのこと)」 関連語 大分類‖動物‖どうぶつ 中分類‖‖けもの

ひゃく‐しゅつ【百出】🔗🔉

ひゃく‐しゅつ【百出】 名・自サ変いろいろなものが次々と多数現れ出ること。 「議論━」

ひゃく‐しょう【百姓】━シャウ🔗🔉

ひゃく‐しょう【百姓】━シャウ 農業を営む人。農民。 田舎いなかに住む人をさげすんでいう語。

ひゃくしょう‐いっき【百姓一揆】ヒャクシャウ━🔗🔉

ひゃくしょう‐いっき【百姓一揆】ヒャクシャウ━ 江戸時代、領主・代官の悪政や過重な年貢に対して農民が集団で立ち向かった反抗運動。

ひゃくしょう‐よみ【百姓読み】ヒャクシャウ━🔗🔉

ひゃくしょう‐よみ【百姓読み】ヒャクシャウ━ 漢字を偏や旁つくりの音から類推するなどして我流に読むこと。垂すいぜんを「すいえん」、円滑えんかつを「えんこつ」と読む類。

ひゃく‐せん【百千】🔗🔉

ひゃく‐せん【百千】 数の多いこと。 「━の兵」

ひゃく‐せん【百戦】🔗🔉

ひゃく‐せん【百戦】 百回の戦い。また、数多くの戦い。

ひゃくせん‐れんま【百戦錬磨・百戦練磨】🔗🔉

ひゃくせん‐れんま【百戦錬磨・百戦練磨】 数多くの戦いで鍛えられていること。また、数多くの経験を積んでいること。 「━の勇士」 「━の弁護士」 関連語 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖練習‖れんしゅう

ひゃく‐たい【百態】🔗🔉

ひゃく‐たい【百態】 さまざまな姿。 「彫像━」

ひゃく‐だい【百代】🔗🔉

ひゃく‐だい【百代】 きわめて長い年月。永遠。 「名を━に残す」 ◇古くは「はくたい」とも。

ひゃくど‐まいり【百度参り】━マヰリ🔗🔉

ひゃくど‐まいり【百度参り】━マヰリ お百度

ひゃく‐にち【百日】🔗🔉

ひゃく‐にち【百日】 百の日数。また、多くの日数。 「━の説法屁一つ(=長い間の苦労がわずかな失敗のためにあっけなく無駄になることのたとえ)」

ひゃくにち‐かずら【百日鬘】━カヅラ🔗🔉

ひゃくにち‐かずら【百日鬘】━カヅラ 歌舞伎のかつらの一つ。長い間月代さかやきをそらずに伸びほうだいにした形のもので、盗賊・囚人などの役に用いる。

ひゃくにち‐ぜき【百日咳】🔗🔉

ひゃくにち‐ぜき【百日咳】 百日ぜき菌の飛沫ひまつ感染による急性の感染症。感冒のような症状があらわれ、次いで痙攣けいれん性のせきを繰り返す。予防接種が有効。

ひゃくにち‐そう【百日草】━サウ🔗🔉

ひゃくにち‐そう【百日草】━サウ 夏から秋、茎頂に赤・淡紅・紫・黄・白などの大形の花をつける、キク科ヒャクニチソウ属の植物の総称。園芸品種が多い。 ◇花の寿命が長いことからの名。

ひゃくにん‐いっしゅ【百人一首】🔗🔉

ひゃくにん‐いっしゅ【百人一首】 百人の歌人の歌を一首ずつ集めたもの。藤原定家が京都小倉山の山荘でしたと伝えられる「小倉百人一首」が最もよく知られ、江戸時代以降、歌ガルタにも用いられた。百人首。

ひゃくにん‐りき【百人力】🔗🔉

ひゃくにん‐りき【百人力】 一〇〇人に相当するほどの力があること。 強力な助力を受けて非常に心強く思うこと。 「彼が来てくれるなら━だ」

ひゃく‐ねん【百年】🔗🔉

ひゃく‐ねん【百年】 百の年数。また、長い年月。 「━の計(=遠い将来までを考えて立てた計画)」 「━の恋も一時いちじに冷める」

百年河清かせいを俟🔗🔉

百年河清かせいを俟 いくら待っても実現することのない望みのたとえ。 ◇常に濁っている黄河の水が澄むのを待つ意から。 「俟つ」は「待つ」とも。

ひゃくねん‐め【百年目】🔗🔉

ひゃくねん‐め【百年目】 運命のきわまる時。運のつき。 「ここで会ったが━」 ◇隠しごと、また隠れていた人が露見した時などに使う。

ひゃく‐パーセント【百パーセント】🔗🔉

ひゃく‐パーセント【百パーセント】 割合が一〇〇分の一〇〇であること。一〇割。 完全であること。 「━間違いない」

ひゃくはちじゅう‐ど【百八十度】ヒャクハチジフ━🔗🔉

ひゃくはちじゅう‐ど【百八十度】ヒャクハチジフ━ 一度の一八〇倍。一直線になる角度。 正反対の方向。 「方針を━転換する」

ひゃくはち‐ぼんのう【百八煩悩】━ボンナウ🔗🔉

ひゃくはち‐ぼんのう【百八煩悩】━ボンナウ 人間の心身を迷わせる一〇八種の煩悩。一切の煩悩。 ◇一説に眼げん・耳・鼻・舌・身・意の六根に各六つの煩悩があるとして三六、さらにそのそれぞれを過去・未来・現在に配して一〇八とする。

ひゃく‐ぶん【百聞】🔗🔉

ひゃく‐ぶん【百聞】 何度も聞くこと。

百聞は一見いっけんに如かず🔗🔉

百聞は一見いっけんに如かず 何回も人から聞くより、自分の目で実際に見るほうが確実だということ。

ひゃくぶん‐ひ【百分比】🔗🔉

ひゃくぶん‐ひ【百分比】 百分率。

ひゃくぶん‐りつ【百分率】🔗🔉

ひゃくぶん‐りつ【百分率】 全体を一〇〇としたとき、そのうちのいくらにあたるかという割合。単位はパーセント。百分比。パーセンテージ。

ひゃく‐まん【百万】🔗🔉

ひゃく‐まん【百万】 万の一〇〇倍の数。また、きわめて大きな数。 「━の味方を得た思い」

ひゃくまん‐げん【百万言】🔗🔉

ひゃくまん‐げん【百万言】 きわめて多くのことば。あらゆることば。 「━を費やしても言い尽くせない」

ひゃくまん‐べん【百万遍】🔗🔉

ひゃくまん‐べん【百万遍】 百万回。また、数限りなく繰り返すこと。 浄土宗で、七日間に念仏を百万回唱えること。また、僧や信者が輪になって念仏を唱えながら大数珠を百回順送りにする仏事。 ◇「百万遍念仏」の略。

ひゃく‐めんそう【百面相】━メンサウ🔗🔉

ひゃく‐めんそう【百面相】━メンサウ 顔の表情をさまざまに変えること。特に、簡単な小道具を使い、顔の表情をさまざまに変えてみせる寄席芸。

ひゃく‐ものがたり【百物語】🔗🔉

ひゃく‐ものがたり【百物語】 夜、百本のろうそくを立て、人々が集まって順番に百種の怪談を語る会。一話終わるごとに一灯ずつ消し、百番目の話が終わって暗闇になると化け物が現れるとされた。

ひゃく‐やく【百薬】🔗🔉

ひゃく‐やく【百薬】 数多くの薬。いろいろな薬。 「━の長(=酒をほめたたえていう語)」

ひゃくよう‐そう【百葉箱】ヒャクエフサウ🔗🔉

ひゃくよう‐そう【百葉箱】ヒャクエフサウ 気温・湿度・気圧などを測定するために気象観測用の計器を入れておく小屋形の木箱。四方を白く塗った鎧戸よろいどで囲ってある。ひゃくようばこ。

ひゃく‐らい【百雷】🔗🔉

ひゃく‐らい【百雷】 多くのかみなり。 ◇大音響・大音声などのたとえに使う。「━の一時に落ちたような轟音ごうおん

ひゃく‐れん【百錬】🔗🔉

ひゃく‐れん【百錬】 何度も繰り返してきたえること。

ひゃっ‐か【百花】ヒャククヮ🔗🔉

ひゃっ‐か【百花】ヒャククヮ いろいろの花。たくさんの花。 「━繚乱りょうらん(=さまざまの花が美しく咲き乱れること)」 「━斉放せいほう(=いろいろの花が一斉に開く意から、文学・芸術の分野で、さまざまな人が活発に創作活動を展開すること)」

ひゃっ‐か【百科】ヒャククヮ🔗🔉

ひゃっ‐か【百科】ヒャククヮ あらゆる科目・学科。 「百科事典」の略。→百科事典

ひゃっ‐か【百家】ヒャク━🔗🔉

ひゃっ‐か【百家】ヒャク━ 多くの学者。 「━争鳴そうめい(=多くの知識人・文化人がそれぞれの立場から自由に意見を述べ合い、論争すること)」

ひゃっ‐か【百貨】ヒャククヮ🔗🔉

ひゃっ‐か【百貨】ヒャククヮ いろいろの商品。

ひゃっか‐じてん【百科事典】ヒャククヮ━🔗🔉

ひゃっか‐じてん【百科事典】ヒャククヮ━ 社会・学問・芸術など、あらゆる分野にわたる事柄から項目を選定して解説を記述した辞書形式の書物。

ひゃっか‐ぜんしょ【百科全書】ヒャククヮ━🔗🔉

ひゃっか‐ぜんしょ【百科全書】ヒャククヮ━ 百科事典。 一定の体系に基づいて学術・技芸などの知識を部門別に解説した叢書。

ひゃっか‐てん【百貨店】ヒャククヮ━🔗🔉

ひゃっか‐てん【百貨店】ヒャククヮ━ デパート。

ひゃっか‐にち【百箇日】ヒャクカ━🔗🔉

ひゃっか‐にち【百箇日】ヒャクカ━ 人の死後一〇〇日目に当たる日。また、その日に行う法要。

ひゃっき‐やこう【百鬼夜行】ヒャクキヤカウ🔗🔉

ひゃっき‐やこう【百鬼夜行】ヒャクキヤカウ いろいろの妖怪が夜中に列をなして出歩くこと。 得体の知れない人々が我が物顔にふるまうこと。 ◆「ひゃっきやぎょう」とも。

ひゃっ‐けい【百計】ヒャク━🔗🔉

ひゃっ‐けい【百計】ヒャク━ いろいろのはかりごと。あらゆる手段。 「━を案じる」

ひゃっ‐こう【百行】ヒャクカウ🔗🔉

ひゃっ‐こう【百行】ヒャクカウ 〔文〕あらゆる行い。

ひゃっぱつ‐ひゃくちゅう【百発百中】ヒャクパツ━🔗🔉

ひゃっぱつ‐ひゃくちゅう【百発百中】ヒャクパツ━ 発射した弾丸や矢がすべて的にあたること。 予想や計画がいつも思いどおりに運ぶこと。 「今月の天気予報は━だ」 関連語 大分類‖当たる‖あたる 中分類‖当たる‖あたる

ひゃっ‐ぱん【百般】ヒャク━🔗🔉

ひゃっ‐ぱん【百般】ヒャク━ いろいろな方面。さまざまな事柄。 「━の事情を考慮する」 関連語 大分類‖事‖こと 中分類‖‖こと

ひゃっ‐ぽ【百歩】ヒャク━🔗🔉

ひゃっ‐ぽ【百歩】ヒャク━ 百の歩数。また、多くの歩数。

百歩譲ゆずって🔗🔉

百歩譲ゆずって 相手の言い分を最大限認めたとして。 「━も彼は準会員としてしか認められない」

ひゃっ‐ぽう【百方】ヒャクパウ🔗🔉

ひゃっ‐ぽう【百方】ヒャクパウ すべての方面。あらゆる方法。 「━手を尽くす」 ◇多く副詞的に使う。

むかで【百足🔗🔉

むかで【百足 節足動物門ムカデ綱のうちゲジ類を除いたものの総称。へんぺいで細長い体は多くの環節からなり、各環節に一対ずつの脚がある。頭部に毒液を出す大顎おおあごを持ち、大形のものにまれると痛い。

もず【鵙・百舌百舌鳥🔗🔉

もず【鵙・百舌百舌鳥 長い尾と鉤かぎ状の鋭いくちばしをもつモズ科の鳥。性質は攻撃的で、昆虫・トカゲ・カエルなどを捕食。獲物を木の枝などに突き刺して速贄はやにえを作る習性がある。

もも【百】🔗🔉

もも【百】 〔古〕ひゃく。また、名詞の上に付いて、きわめて数の多いことを表す。 「━の官つかさ」 「━度たび・━種くさ

ももち‐どり【百千鳥】🔗🔉

ももち‐どり【百千鳥】 数多くの鳥。また、いろいろな鳥。ももどり。 〔古〕チドリ。 〔古〕ウグイス。

もも‐とせ【歳】🔗🔉

もも‐とせ【歳】 〔雅〕百年ひゃくねん。百歳ひゃくさい。また、多くの年月。長い年月。

ゆり【百合🔗🔉

ゆり【百合 ユリ科ユリ属の多年草の総称。ヤマユリ・カノコユリ・ササユリ・ヒメユリ・オニユリ・テッポウユリなど。多くの園芸種が栽培される。

ゆり‐かもめ【百合🔗🔉

ゆり‐かもめ【百合 冬鳥として各地の川・海岸などに渡来するチドリ目カモメ科の水鳥。体は白く、くちばしと脚が赤い。 ◇古くから和歌に詠まれてきた隅田川の都鳥みやこどりはこの鳥をさす。

ゆり‐ね【百合根】🔗🔉

ゆり‐ね【百合根】 ユリの鱗茎りんけい。オニユリやヤマユリなどのものは食用にする。 「━の含め煮」

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