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【征】🔗🔉

【征】 8画 彳部 [常用漢字] 区点=3212 16進=402C シフトJIS=90AA 《常用音訓》セイ 《音読み》 セイ/ショウ(シヤウ)〈zhng〉 《訓読み》 いく/ゆく/うつ/もとめる(もとむ)/とる 《名付け》 さち・そ・ただし・ただす・まさ・もと・ゆき・ゆく 《意味》 {動}いく。ゆく。遠方を目ざして、まっすぐいく。〈類義語〉→適→之シ→往。「征旅セイリョ(旅人)」「孤蓬万里征=孤蓬万里ヲ征ク」〔→李白セイス{動}うつ。敵を目がけてまっしぐらに進む。上の者が下の者をうつ。▽「孟子」尽心篇上に「征者上伐下也=征トハ、上ノ下ヲ伐ツナリ」とある。「征伐セイバツ」 セイス{動}もとめる(モトム)。とる。下の者からとりたてる。めしあげる。〈類義語〉→徴チョウ。「征税=税ヲ征ス」「上下交征利=上下、コモゴモ利ヲ征ス」〔→孟子{名}人民からとりたてるもの。また、とりたてること。とりたて。 {動}はっとする。しまったと思う。▽懲に当てた用法。 《解字》 会意兼形声。正は「―印+止(あし)」の会意文字で、遠方の目標線を目ざして、まっすぐ足を進めること。征は「彳(いく)+音符正」。のち正がまっすぐ、正しいの意となったため、征の字で、原義をあらわした。→正 《単語家族》 挺テイ(まっすぐ)整(まっすぐにする)と同系。 《類義》 →往 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1532 での単語。