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【文】🔗⭐🔉
【文】
4画 文部 [一年]
区点=4224 16進=4A38 シフトJIS=95B6
《常用音訓》ブン/モン/ふみ
《音読み》 ブン
/モン
〈w
n〉
《訓読み》 あや/かざる/もじ/ふみ/たくみ/もん
《名付け》 あき・あや・いと・すじめ・とも・のぶ・のり・ひさ・ひとし・ふみ・ふみし・ふむ・ふん・み・や・やす・ゆき・よし
《意味》
{名}あや。きれいな模様。また、外面のかざり。〈対語〉→質(実質)。〈類義語〉→紋モン。「繁文(煩わしいかざり)」「天文(天上をかざる星や月などの模様→天体におこる現象)」
ブンナリ・ブンタリ{形・名}きれいにかざったさま。外面の美しさ。「郁郁乎文哉=郁郁トシテ文ナルカナ」〔→論語〕「文質、彬彬=文質、彬彬タリ」〔→論語〕
{動}かざる。表面をかざる。また、うわべを繕う。〈類義語〉→飾。「文身(からだに入れ墨する)」「小人之過也、必文=小人ノ過ツヤ、必ズ文ル」〔→論語〕
{名}もじ。もと、象形文字や指事文字のように、事物を模様のように描いた文字のこと。のち広く文字のこと。▽「説文解字」の序に「依類象形、故謂之文=類ニ依リ形ニ象ル、故ニコレヲ文トイフ」とある。〈対語〉→字(形声文字や会意文字など、のちに派生した字)。
{名}ふみ。文字で書いた文章や手紙。▽詩文という場合の文は、散文のこと。文―筆とあい対するときは、文は韻文、筆は散文のこと。「名文」「文献」「不以文害辞=文ヲモッテ辞ヲ害セズ」〔→孟子〕
{名・形}武に対して文といい、文化や教養・学芸など。転じて、荒々しくなく、おだやかなさま。〈対語〉→武。「文弱」「斯文シブン(孔子の伝えた文化と思想)」「則以学文=スナハチモッテ文ヲ学ベ」〔→論語〕
{形}たくみ。じょうずにうまくかざってあるさま。〈類義語〉→巧。「文飾」
{名}周の文王のこと。
〔国〕
もん。(イ)昔の貨幣の単位。一文は一貫の千分の一。(ロ)足袋タビ・靴クツの大きさの単位。
ふみ。手紙。
《解字》
象形。もと、土器につけた縄文ジョウモンの模様のひとこまを描いたもので、こまごまとかざりたてた模様のこと。のち、模様式に描いた文字や、生活のかざりである文化などの意となる。紋の原字。
《単語家族》
紊ビン(色糸が交差して模様をなす)
美(細かくうつくしい)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要書物
→主要人名
















漢字源 ページ 1974 での【文】単語。