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【仮】🔗🔉

【仮】 6画 人部 [五年] 区点=1830 16進=323E シフトJIS=89BC 【假】旧字旧字 11画 人部 区点=4881 16進=5071 シフトJIS=98EF 《常用音訓》カ/ケ/かり 《音読み》 カ/ケ〈ji・ji〉 《訓読み》 かり/かりる(かる)/かす/かりに/もし/たとい(たとひ)/いとま 《意味》 {名・形}かり。内容を見せないようにカバーをかけてあること。みせかけ。また、一時だけのまにあわせであるさま。「仮面」「仮定」 {動}かりる(カル)。うわべをつくろう。「以力仮仁者覇=力ヲ以テ仁ヲ仮ル者ハ覇ナリ」〔→孟子{動}かりる(カル)。一時借用する。また、利用する。▽みせかけの意から。〈類義語〉→借。「仮道于衛=道ヲ衛ニ仮ル」〔→左伝{動}かす。一時だけかし与える。「仮我以文章=我ニ仮スニ文章ヲ以テス」〔→李白{副}かりに。永久的にではなく一時だけ。とりあえず。 {接続}もし。たとい(タトヒ)。かりに…だとすると。▽「仮令」「仮使」「仮如」「仮若」などの形で用いる。 {名}いとま。仕事のないあいた時間のこと。▽内容がないの意から。去声に読む。〈同義語〉→暇。「因求仮暫帰=因リテ仮ヲ求メテ暫ク帰ル」〔古楽府〕 {形}ひまなさま。〈同義語〉→暇。「仮楽カラク/ケラク(ひまで楽しい)」 《解字》 会意兼形声。假カの右側は「たれたおおい+=印(そろえる意を示す)+手」の会意文字で、手でおおいをあしらい、かぶることをあらわす。假はそれを音符とし人を加えた字で、仮面をかぶる人間の動作をあらわす。▽真(中身がつまっている)・填テンの反対で、中身がからで表面だけ、一時だけ、みせかけなどの意を含む。 《単語家族》 家(屋根で豚をおおう小屋)廈カ(屋根でおおった家)などと同系。庫(屋根で車をおおう車庫)とも縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 198 での単語。