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【余】🔗🔉

【余】 7画 人部 [五年] 区点=4530 16進=4D3E シフトJIS=975D 【余】旧字(A)旧字(A) 7画 人部 区点=4530 16進=4D3E シフトJIS=975D 【餘】旧字(B)旧字(B) 16画 食部 区点=8117 16進=7131 シフトJIS=E950 《常用音訓》ヨ/あま…す/あま…る 《音読み》 ヨ〈y〉 《訓読み》 あます/われ/あまり/あまる/のこる 《名付け》 われ 《意味》 (A)【余】{代}われ。一人称の代名詞。〈同義語〉→予。「余聞而愈悲=余聞イテイヨイヨ悲シム」〔→柳宗元〕 (B)【餘】{名・形}あまり。必要以上の余計な分。余計なさま。「余分」「人民少而財有余=人民少ナクシテ財余リ有リ」〔→韓非〕「行有余力=行ヒテ余力有レバ」〔→論語{名}あまり。はみ出た端数。「年余(一年あまり)」「西出都門百余里=西ノカタ都門ヲ出デテ百余里」〔→白居易{名}あまり。そのほかの物事。「慎言其余=慎ミテ其ノ余リヲ言ヘバ」〔→論語{名}…のすえ。…のあと。「激怒之余ゲキドノヨ」 {動}あまる。のこる。また、のこす。「残余」「此地空余黄鶴楼=此ノ地空シク余ル黄鶴楼」 《解字》 (A)【余】会意。余は、「スコップで土を押し広げるさま+八印(分散させる)」で、舒ジョ(のばす。ゆったり)の原字。ゆったりとのばし広げるの意を含む。余・予をわれの意に用いるのは当て字であり、原意には関係がない。(B)【餘】会意兼形声。餘は、「食+音符余ヨ」で、食物がゆったりとゆとりのある意を示す。ゆとりがあることから、あまってはみ出るの意。 《単語家族》 余徐(ゆったり歩く)舍(=舎。ゆったり休む家)と同系。 《類義》 →我 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 244 での単語。