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【窮】🔗🔉

【窮】 15画 穴部 [常用漢字] 区点=2171 16進=3567 シフトJIS=8B87 《常用音訓》キュウ/きわ…まる/きわ…める 《音読み》 キュウ/グ/グウ〈qing〉 《訓読み》 きわまる(きはまる)/きわめる(きはむ) 《名付け》 きわみ・きわむ・み 《意味》 キュウス{動・形}きわまる(キハマル)。物事がぎりぎりのところまでいってつかえる。また、いきづまって動きがとれない。おしつまったさま。〈類義語〉→困。「困窮」「図窮而匕首見=図窮マリテ匕首見ハル」〔→史記〕「君子固窮=君子ハ固ヨリ窮ス」〔→論語{形}生活が行きづまっている。〈対語〉→通→達。「貧窮」「窮人」 {動}きわめる(キハム)。ぎりぎりのところまでやり尽くす。つきつめる。さいごまで見とどける。〈類義語〉→究→尽。「窮尽(きわめつくす)」「窮理=理ヲ窮ム」「上窮碧落下黄泉=上ハ碧落ヲ窮メ下ハ黄泉」〔→白居易{名}行きづまり。いちばん奥の所。はて。へんぴないなか。「窮極」「窮棲キュウセイ」 「無窮ムキュウ」「不窮フキュウ」とは、どこまでいってもつかえ止まらないこと。〈同義語〉→無尽。「不窮之功フキュウノコウ」「天壌無窮(天地のように永遠に続く)」「楽亦無窮也=楽シミモマタ窮マルコト無キナリ」〔→欧陽脩〕 《解字》 会意兼形声。「穴(あな)+音符躬キュウ(かがむ、曲げる)」で、曲がりくねって先がつかえた穴。 《単語家族》 穹キュウ(弓形に曲がる)と同系。究とも縁が近い。 《異字同訓》 きわまる/きわめる。 窮まる/窮める「進退窮まる。窮まりなき宇宙。真理を窮(究)める」極まる/極める「不都合極まる言動。山頂を極める。栄華を極める。見極める。極めて優秀な成績」究める「学を究(窮)める」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 3243 での単語。