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【終】🔗🔉

【終】 11画 糸部 [三年] 区点=2910 16進=3D2A シフトJIS=8F49 《常用音訓》シュウ/お…える/お…わる 《音読み》 シュウ/シュ〈zhng〉 《訓読み》 おわる(をはる)/おえる(をふ)/おわり(をはり)/おわりに(をはりに)/ついに(つひに) 《名付け》 つき・つぎ・のち 《意味》 {動}おわる(ヲハル)。おえる(ヲフ)。物事が最後の段階まで進行してそれでおしまいになる。最後までいきつく。〈対語〉→始。〈類義語〉→畢ヒツ→了。「終了」「得終其天年=ソノ天年ヲ終フルヲ得」〔→荘子{名}おわり(ヲハリ)。物事のおしまい。また、人間のさいご。死。「臨終=終ハリニ臨ム」「終焉シュウエン」 {副}おわりに(ヲハリニ)。最後に。「終論平生交分=終ハリニ平生ノ交分ヲ論ズ」〔→白居易{副}ついに(ツヒニ)。おしまいまでとうとう。〈類義語〉→遂→竟キョウ。「終不得帰漢=終ニ漢ニ帰ルヲ得ズ」〔→漢書「一終」とは、一つの楽章のこと。また、十二年間のこと。▽歳星(木星)が十二年間で一公転することから。 《解字》 会意兼形声。冬トウは、冬の貯蔵用の食物をぶらさげたさまを描いた象形文字。のち日印や冫印(氷)を加えて、寒い季節を示した。収穫物をいっぱいたくわえた一年のおわり。中(なかにいっぱい)蓄(中いっぱいにたくわえる)と同系のことば。冬は「糸+音符冬」で、糸巻きに糸をはじめからおわりまで、いっぱい巻いて蓄えた糸の玉。最後までいきつくの意を含む。→冬 《類義》 畢ヒツは、ぴたりと押さえてすべてけりがつくこと。了は、余分をからげて、ひと区切りつけること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3398 での単語。