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【胥】🔗🔉

【胥】 9画 肉部  区点=7081 16進=6671 シフトJIS=E3EF 《音読み》 ショ/ソ〈x〉 《訓読み》 あい(あひ)/みな/みる/まつ 《意味》 {名}同僚があい並んでたむろしている下級役人。▽読み書きができる土着の庶民が下級役人に採用され、直接人民に接して、雑務をさばいた。「胥吏ショリ」「里胥リショ」 {副}あい(アヒ)。みな。互いに。あい並んで。〈類義語〉→相→皆。「胥告=胥ヒ告グ」「胥役ショエキ」 {動}みる。くらべてみて品定めをする。〈類義語〉→相。「于胥斯原=ココニコノ原ヲ胥ル」〔→詩経〕「帝将胥天下而遷之焉=帝将ニ天下ヲ胥テコレヲ遷サントス」〔→孟子{動}まつ。まちのぞむ。〈類義語〉→須シュ。「胥命=命ヲ胥ツ」「少胥ショウショ(=少須。しばらくまつ、しばらくして)」 {助}語調を整えることば。「君子楽胥=君子ハ楽胥タリ」〔→詩経〕 《解字》 会意兼形声。足と疋ショとは、ともにひざ小僧と足先とを描いた象形文字。ただし疋は、左右の足が離れてあい対する意を含む。胥は「肉+音符疋」で、もと、肉をほぐした塩づけ。肉の繊維が何本にもわかれて並ぶ意から、あい並ぶ、あい対するの意となる。 《単語家族》 疋と相とは語尾の転じたことばで、同系。また、疎ソ(わかれる)楚ソ(何本にもわかれた柴シバ)なども同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3608 での単語。