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【腹】🔗🔉

【腹】 13画 肉部 [六年] 区点=4202 16進=4A22 シフトJIS=95A0 《常用音訓》フク/はら 《音読み》 フク〈f〉 《訓読み》 はら 《名付け》 はら 《意味》 {名}はら。中に腸や食物をつつみこんで、ふくれたはら。おなか。また、母親のおなか。〈類義語〉→肚ト(はら)。「鼓腹」「捧腹絶倒ホウフクゼットウ(おなかをかかえて、笑いこける)」「妾腹ショウフク」 {名}物の、前面や中ほど。▽はらは、からだの前面の中ほどにあることから。〈対語〉→背。「山腹」「腹背受敵=腹背ニ敵ヲ受ク」 {名}みうち。また、心の中の思い。「臣視君如腹心=臣ノ君ヲ視ルコト腹心ノゴトシ」〔→孟子「小腹」とは、したばら。 {動}かかえこむ。▽包・抱に当てた用法。「出入腹我=出入ニ我ヲ腹ク」〔→詩経〕 〔国〕はら。気力。度量。「腹が大きい」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音フク)は「ふくれた器+夂(足)」からなり、重複してふくれることを示す。往復の復の原字。腹はそれを音符とし、肉を加えた字で、腸がいくえにも重なってふくれたはら。 《単語家族》 蝮フク(ふくれたまむし)覆フク(中につつんでおおう)包(つつむ)などと同系。 《類義》 肚トは、外へ物を吐き出すほど充実したはら。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 3638 での単語。