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【閣】🔗🔉

【閣】 14画 門部 [六年] 区点=1953 16進=3355 シフトJIS=8A74 《常用音訓》カク 《音読み》 カク〈g〉 《訓読み》 たかどの 《名付け》 はる 《意味》 {名}とびらがいきすぎないように止める、くいや石。とびらどめ。 {名}たかどの。台脚でささえた建物。宝物や書物をしまっておく高いくら。「高閣」「天禄閣テンロクカク(漢代の宮中の書庫)」「依山築閣見平川=山ニ依リ閣ヲ築キ平川ヲ見ル」〔→黄庭堅{名}台脚でささえた御殿や役所、見はらし台など。「殿閣」「秘閣(秘書省)」 {名}「内閣」の略。行政の最高機関。「閣臣」 {名}下から木組みで台をささえ、その上を歩くようにつくった架道。脚の高い廊下。かけはし。「閣道」 {名}物を置くたな。「閣板(たな)」「大夫七十而有閣=大夫七十ニシテ閣有リ」〔→礼記カクス{動}物をとめおく。やめる。〈同義語〉→擱カク。「閣筆(=擱筆)」 「閣閣」とは、上下に重ねて置いてあるさま。「約之閣閣=コレヲ約スルコト閣閣タリ」〔→詩経〕 《解字》 会意兼形声。各は「夂(あし)+□印(かたい石)」の会意文字でかたいものにつかえて足が止まること。閣は「門+音符各」で、門のとびらがつかえて止まるようにしたくいや石。転じて、上部構造を下からささえて止める、脚つきのたかどのや架道のこと。→各 《単語家族》 扞格カンカクの格(ひっかかる)擱カク(つかえて止めおく)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4700 での単語。