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初 うい🔗🔉

【初】 7画 刀部 [四年] 区点=2973 16進=3D69 シフトJIS=8F89 《常用音訓》ショ/うい/そ…める/はじ…め/はじ…めて/はつ 《音読み》 ショ/ソ〈ch〉 《訓読み》 はじめ/はじめて/はつ/うい(うひ)/そめる(そむ)/うぶ 《名付け》 うい・はじめ・はつ・もと 《意味》 {名}はじめ。ことのおこり。最初。もと。〈対語〉→終→後。「不忘其初=ソノ初メヲ忘レズ」〔→孟子{名}はじめ。物語のおこりを説きおこすことば。「初鄭武公娶于申=初メ鄭ノ武公申ヨリ娶ル」〔→左伝{副}はじめて。最初に。「年少初学=年少クシテ初メテ学ブ」〔→史記{副}はじめて。やっと…したばかり。「楊家有女初長成=楊家ニ女有リ初メテ長成ス」〔→白居易{助}陰暦で、月の一日から十日までの日付をあらわすことば。「初一、初二…初十」という。 〔国〕はつ。最初であること。最初の。「初午ハツウマ」うい(ウヒ)。最初であること。はじめての。「初陣」「初孫」そめる(ソム)。しはじめる。「渡り初め」うぶ。世なれていない。「初な娘」 《解字》 会意。「刀+衣」で、衣料に対して、最初にはさみを入れて切ることを示す。また、最初に素材に切れめを入れることが、人工の開始であることから、はじめの意に転じた。創ソウ(切る→創作・創造する)の場合と、その転義のしかたは同じである。 《単語家族》 乍サ(さっと切る)作(切る→つくる、おこる)などと同系。 《類義》 →始 《異字同訓》 はじまる/はじめ/はじめて/はじめる 初め/初めて「初めこう思った。初めての経験」始まる/始め/始める「会が始まる。始めと終わり。御用始め。仕事を始める」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物

憂 うい🔗🔉

【憂】 15画 心部 [常用漢字] 区点=4511 16進=4D2B シフトJIS=974A 《常用音訓》ユウ/う…い/うれ…い/うれ…える 《音読み》 ユウ(イウ)/ウ〈yu〉 《訓読み》 うい/うれえる(うれふ)/うれい(うれひ)/うさ 《意味》 {動}うれえる(ウレフ)。心配してふさぎこむ。物思いに沈む。〈類義語〉→愁シュウ。「憂愁」「父母唯其疾之憂=父母ハ、タダソノ疾ヲコレ憂フ」〔→論語{名}うれい(ウレヒ)。うさ。心配ごと。また、心配してめいった気持ち。「解憂=憂ヒヲ解ク」「杞憂キユウ(ゆえなき心配)」 {名}過労による病気。〈類義語〉→患。「有采薪之憂=采薪ノ憂ヒアリ」〔→孟子{名}死んだ父母のために服する喪。「丁憂=憂ヒニ丁ル」「居憂=憂ヒニ居ル」 《解字》 会意。「頁(あたま)+心+夊(足を引きずる)」で、頭と心とが悩ましく、足もとどこおるさま。かぼそく沈みがちな意を含む。 《単語家族》 優(しずしずと動く俳優)幽(細かくかすか)夭ヨウ(か細い)などと同系。 《類義》 愁は、心配で心が細く縮むこと。悁エンは、心が縮んで晴れないこと。患は、くよくよと気にすること。 《異字同訓》 うれい/うれえ。 憂い/憂え「後顧の憂い(え)。災害を招く憂い(え)がある」愁い「春の愁い。愁いに沈む」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

有為 ウイ🔗🔉

【有為】 ユウイ 事を行う才能があること。役にたつこと。有能。〔→孟子職務がある。ウイ〔仏〕いろいろな因縁が生ずる現象。この世のいっさいの現象・存在をいい、常にうつり変わり、はかないことをいう。「有為転変」〈対語〉無為。

烏衣 ウイ🔗🔉

【烏衣】 ウイ 黒い着物。転じてそまつな着物のこと。▽文士や書生が着た。燕の別名。

羽衣 ウイ🔗🔉

【羽衣】 ウイ 鳥の羽を集めてつくったという着物。天女や仙人センニンが、それを着て空を飛ぶと伝えられる。はごろも。「夢一道士、羽衣翩僊=一道士ヲ夢ミルニ、羽衣翩僊タリ」〔→蘇軾〕『羽服ウフク』

雨衣 ウイ🔗🔉

【雨衣】 ウイ 雨のふるときの外出時に、ぬれないようにするために着る衣。かっぱ、みのなど。

雨意 ウイ🔗🔉

【雨意】 ウイ 雨のふりそうな空のようす。あめもよう。『雨気ウキ』

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