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堡 とりで🔗🔉

【堡】 12画 土部  区点=5240 16進=5448 シフトJIS=9AC6 《音読み》 ホウ/ホ〈bo・b〉 《訓読み》 とりで 《意味》 {名}とりで。守りを固めるため、土や石で築いたトーチカ。「橋頭堡キョウトウホ(トーチカ)」「堡障ホウショウ(農村自衛のためのトーチカ)」 《解字》 会意兼形声。「土+音符保」。 《熟語》 →下付・中付語

塁 とりで🔗🔉

【塁】 12画 土部 [常用漢字] 区点=4661 16進=4E5D シフトJIS=97DB 【壘】旧字人名に使える旧字 18画 土部 区点=5262 16進=545E シフトJIS=9ADC 《常用音訓》ルイ 《音読み》 ルイ〈li〉 《訓読み》 とりで/るい 《名付け》 かさ・たか 《意味》 {名}とりで。石や土を積み重ねてつくった臨時の小城。「塁門」 {動}重ねる。▽累ルイに当てた用法。 「鬱塁ウツルイ」とは、「神荼シント」とともに悪鬼を払う神の名。のちに門にこの二人の絵をかいて門神とする。 〔国〕るい。野球のベース。「二塁」 《解字》 会意兼形声。壘の上部(音ルイ・ライ)は、田印(または、まるい輪)を三つ描き、同じ物が重なった意をあらわす。壘はそれを音符とし、土を加えた字で、石や土を重ねることを示す。 《単語家族》 磊ライ(重ねた石)累(いくつも重ねてつらねる)類(同じ物の集まり)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

塞 とりで🔗🔉

【塞】 13画 土部  区点=2641 16進=3A49 シフトJIS=8DC7 《音読み》 ソク〈s〉/サイ〈si・si〉 《訓読み》 ふさぐ/ふさがる/とりで 《意味》 {動}ふさぐ。すきまを詰めて通れなくする。「厄塞ヤクソク(運勢がふさがって悪い)」「茅塞之矣=茅モテコレヲ塞ガン」〔→孟子{動}ふさがる。すきまなく満ちる。「充塞ジュウソク」「塞于天地之間=天地ノ間ニ塞ガル」〔→孟子{名}中央アジアにいた民族の名。サカ族。 {名}とりで。通路をふさいで、守りを固めるための小規模の出城。〈同義語〉→砦。「要塞ヨウサイ」 {名}地形の険しい要害の地。 {名}中国北方をふさぐ万里の長城のこと。▽長城付近を塞上サイジョウ・塞下サイカといい、長城の外を塞外サイガイという。「近塞之人、死者十九=塞ニ近キ人、死スル者十ニ九ナリ」〔→淮南子〕 《解字》 会意兼形声。「宀(やね)+工印四つ+両手」の形が原形。両手でかわらや土を持ち、屋根の下の穴をふさぐことを示す会意文字。塞はそれを音符とし、土を加えた字で、すきまのないように、かわらや土をぴったりあわせつけること。 《単語家族》 即(そばにひっつく)則(ぴったりとひっつく)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

壁 とりで🔗🔉

【壁】 16画 土部 [常用漢字] 区点=4241 16進=4A49 シフトJIS=95C7 《常用音訓》ヘキ/かべ 《音読み》 ヘキ/ヒャク〈b〉 《訓読み》 かべ/とりで 《名付け》 かべ 《意味》 {名}かべ。もと、牆ショウ(家の外をとり巻く長いへい)に対して、薄く平らなついたて式の中庭のかべをいい、のち、家の内外の平らなかべをいう。「題壁=壁ニ題ス」 {名}とりで。敵を防ぐために築いた防壁。 ヘキス{動}土や石のかべをつくる。とりで(防壁)をつくる。「項王軍壁垓下=項王ノ軍、垓下ニ壁ス」〔→史記{名}かべのように平らにたったがけ。「絶壁」 {名}二十八宿の一つ。規準星は今のペガスス座にふくまれる。なまめ。 《解字》 会意兼形声。辟ヘキは、璧ヘキの原字で、薄く平らにみがいた玉。表面が平らで、薄い意を含む。壁は「土+音符辟」で、薄く平らなかべ。 《単語家族》 碑(平らな石)屏ヘイ(平らなついたて)と同系。 《類義》 →垣 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

寨 とりで🔗🔉

【寨】 14画 宀部  区点=6045 16進=5C4D シフトJIS=9ECB 《音読み》 サイ/ザイ〈zhi〉 《訓読み》 とりで 《意味》 {名}とりで。木のさくを巡らしたり、石を積んだりして、要害の地を押さえた構築物。〈同義語〉→砦サイ→塞サイ。「要寨ヨウサイ」「寨上之地サイジョウノチ(とりでを設けた国境の地帯)」 {名}さくを巡らして、羊や家畜を飼う所。 《解字》 会意兼形声。上部は寒や塞の上部と同じで、宀(やね)の下に石を積み、穴をふさぐさま。寨は「木+音符塞の略体」で、木のさくで、通路をふさいだとりで。 《熟語》 →下付・中付語

廓 とりで🔗🔉

【廓】 14画 广部  区点=1939 16進=3347 シフトJIS=8A66 《音読み》 カク(クク)〈ku〉 《訓読み》 くるわ/とりで 《意味》 {名}くるわ。城門の外に発達した商業地をさらにへいで囲んだ所。また、一画を囲んだ町。▽遊里(色町)も、その外を壁で囲むので廓という。〈同義語〉→郭。「遊廓ユウカク」 {名}とりで。城壁で囲まれた区域。〈同義語〉→郭。「城廓」 {形}がらんと中空になったさま。広い。▽外がわを囲んで中に物や家がはいるよう空間をあけることから。「廓然カクゼン」「世路廓悠悠=世路廓クシテ悠悠タリ」〔→陶潜{動}中を広げてスペースをあける。ひろまる。ひろげる。▽拡に当てた用法。「何時版図廓=イヅレノ時カ版図廓マラン」〔→黄遵憲〕 《解字》 会意兼形声。郭カクの字の左がわは、南北に城門があり、城壁で囲まれた城を描いた象形文字。郭はそれに邑印を添えたもの。廓は「广(いえ)+音符郭」で、外を囲み中に空間をあけた家、または居住区のこと。広コウ(ひろい)はその語尾がのびたことば。→郭 《単語家族》 槨カク(棺おけの外わく)拡(外わくをはって中を広げる)画カク(区切って囲む)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

柵 とりで🔗🔉

【柵】 9画 木部  区点=2684 16進=3A74 シフトJIS=8DF2 《音読み》 サク/シャク/セン/サン〈zh〉〈shn〉 《訓読み》 しがらみ/とりで 《意味》 {名}竹や木を長短ふぞろいに結び、それを立て並べて人が通れないようにしたもの。矢来ヤライ。「柵門サクモン」 {名}しがらみ。流れをせきとめるために、水中につくったさく。 {名}とりで。規模の小さなしろ。さくをめぐらした根拠地。〈類義語〉→寨サイ。「柵塁サクルイ(木の矢来を立てたとりで)」 《解字》 会意兼形声。「木+音符册サク(長短ふぞろいな木簡を並べた短冊)」。じぐざぐした木のさく。

砦 とりで🔗🔉

【砦】 10画 石部  区点=2654 16進=3A56 シフトJIS=8DD4 《音読み》 サイ/ゼ〈zhi〉 《訓読み》 とりで 《意味》 {名}とりで。石や材木をぎざぎざに組みあわせて、敵をはばむ所。敵をふせぐための小さな城。〈同義語〉→寨{名}木や竹でつくったかこい。まがき。 《解字》 会意兼形声。「石+音符此シ(ぎざぎざに並べる)」。 《単語家族》 柴サイ(長短ふぞろいの枝の束)と同系。 《熟語》 →下付・中付語

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