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所🔗⭐🔉
【所】
8画 戸部 [三年]
区点=2974 16進=3D6A シフトJIS=8F8A
《常用音訓》ショ/ところ
《音読み》 ショ
/ソ
〈su
〉
《訓読み》 ところ/ところの/ばかり
《名付け》 ところ・ど・のぶ
《意味》
{名}ところ。場所。また、地位。〈類義語〉→処。「住所」「居其所=ソノ所ニ居ル」〔→論語〕
{助}ところ。ある動作を受けるそのもの、そのこと、その場所などをさし示す。「所在=在ル所」「叟之所知也=叟ノ知ルトコロナリ」〔→孟子〕
{助}ところの。…するその、という修飾成分をつくる。「取舞陽所持地図=舞陽ノ持ツトコロノ地図ヲ取ル」〔→史記〕
「所以…ショイ・ユエン・モッテ…スルトコロ」とは、…するわけ・理由、…する手段、の意をあらわす。▽「ゆえん」という訓読法は、「ゆえに」のなまったもの。「此心之所以合於王者、何也=コノ心ノ王ニ合フユ
ンハ、ナンゾヤ」〔→孟子〕
「所以ユエニ」とは、故に、の意をあらわす接続詞。「偸本非礼、所以不拝=偸ハモト礼ニアラズ、ユ
ニ拝セズ」〔→世説〕
「為A所B」とは、「AのBする所と為る」と読んで、だれかに何かをされる、との受身の意味をあらわす。「為盗所殺=盗ノ殺ス所ト為ル」〔→謝小娥〕
「所謂イワユル・イウトコロノ」とは、人々にそういわれるところの、との意をあらわす。「所謂大臣者以道事君不可則止=イハユル大臣ナル者ハ、道ヲモッテ君ニ事ヘ、不可ナレバスナハチ止ム」〔→論語〕
「所有アラユル」とは、おのずとそこに存在するかぎりのとの意をあらわす。▽訓読で「ゆ(ゆる)」をつけるのは「見ゆ」「泣かゆ」の「ゆ」と同じで、自発・受身の意味を含ませたもの。
{助}ばかり。数量をあらわすことばのあとにつけ、それくらい、の意をあらわす。〈同義語〉→許バカリ。「父去里所、復還曰=父去ルコト里バカリニシテ、マタ還リテ曰ハク」〔→史記〕
「幾所イクバク」とは、どれくらい、の意をあらわす。〈同義語〉幾許イクバク。
〔国〕ところ。…したところ、その場合に。「門を出た所が」
《解字》
形声。「斤(おの)+音符戸」で、もと「伐木所所=木ヲ伐ルコト所所タリ」〔→詩経〕のように、木をさくさくと切り分けること。その音を借りて指示代名詞に用い、「所+動詞」の形で、…するその対称をさし示すようになった。「所欲」とは、欲するその物、「所至」とは、至るその目標地をさし示したいい方。後者の用法から、さらに場所の意を派生した。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
8画 戸部 [三年]
区点=2974 16進=3D6A シフトJIS=8F8A
《常用音訓》ショ/ところ
《音読み》 ショ
/ソ
〈su
〉
《訓読み》 ところ/ところの/ばかり
《名付け》 ところ・ど・のぶ
《意味》
{名}ところ。場所。また、地位。〈類義語〉→処。「住所」「居其所=ソノ所ニ居ル」〔→論語〕
{助}ところ。ある動作を受けるそのもの、そのこと、その場所などをさし示す。「所在=在ル所」「叟之所知也=叟ノ知ルトコロナリ」〔→孟子〕
{助}ところの。…するその、という修飾成分をつくる。「取舞陽所持地図=舞陽ノ持ツトコロノ地図ヲ取ル」〔→史記〕
「所以…ショイ・ユエン・モッテ…スルトコロ」とは、…するわけ・理由、…する手段、の意をあらわす。▽「ゆえん」という訓読法は、「ゆえに」のなまったもの。「此心之所以合於王者、何也=コノ心ノ王ニ合フユ
ンハ、ナンゾヤ」〔→孟子〕
「所以ユエニ」とは、故に、の意をあらわす接続詞。「偸本非礼、所以不拝=偸ハモト礼ニアラズ、ユ
ニ拝セズ」〔→世説〕
「為A所B」とは、「AのBする所と為る」と読んで、だれかに何かをされる、との受身の意味をあらわす。「為盗所殺=盗ノ殺ス所ト為ル」〔→謝小娥〕
「所謂イワユル・イウトコロノ」とは、人々にそういわれるところの、との意をあらわす。「所謂大臣者以道事君不可則止=イハユル大臣ナル者ハ、道ヲモッテ君ニ事ヘ、不可ナレバスナハチ止ム」〔→論語〕
「所有アラユル」とは、おのずとそこに存在するかぎりのとの意をあらわす。▽訓読で「ゆ(ゆる)」をつけるのは「見ゆ」「泣かゆ」の「ゆ」と同じで、自発・受身の意味を含ませたもの。
{助}ばかり。数量をあらわすことばのあとにつけ、それくらい、の意をあらわす。〈同義語〉→許バカリ。「父去里所、復還曰=父去ルコト里バカリニシテ、マタ還リテ曰ハク」〔→史記〕
「幾所イクバク」とは、どれくらい、の意をあらわす。〈同義語〉幾許イクバク。
〔国〕ところ。…したところ、その場合に。「門を出た所が」
《解字》
形声。「斤(おの)+音符戸」で、もと「伐木所所=木ヲ伐ルコト所所タリ」〔→詩経〕のように、木をさくさくと切り分けること。その音を借りて指示代名詞に用い、「所+動詞」の形で、…するその対称をさし示すようになった。「所欲」とは、欲するその物、「所至」とは、至るその目標地をさし示したいい方。後者の用法から、さらに場所の意を派生した。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
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