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【寒煙】🔗🔉

【寒煙】 カンエン 寒空にたなびく煙。また、もの寂しいもや。『寒烟カンエン』

【寒暄】🔗🔉

【寒暄】 カンケン 寒さと暖かさ。寒温。時候のあいさつ。歳月。『寒温カンオン』

【寒戦】🔗🔉

【寒戦】 カンセン 寒くて身ぶるいする。

【寒塘】🔗🔉

【寒塘】 カントウ 寒々とした堤。冬の堤。「高林残水下寒塘=高林ノ残水寒塘ニ下ツ」〔→黄庭堅

【寒酸】🔗🔉

【寒酸】 カンサン 貧しくて生活が苦しいこと。貧乏。▽「酸」は、やせて力がぬけるさま。

【寒鴉】🔗🔉

【寒鴉】 カンア『寒烏カンウ』えさがなく飢えた冬のからす。「寒鴉棲復驚=寒鴉棲ミテマタ驚ク」〔→李白鳥の名。からすの一種。かんがらす。慈烏ジウ。

【寒樹】🔗🔉

【寒樹】 カンジュ 葉の落ちた冬の木立。

【寒餒】🔗🔉

【寒餒】 カンタイ 凍えて飢える。また、凍えと飢え。『寒饑カンキ』「寒餒常糟糠=寒エ餒テ常ニ糟糠」〔→陶潜

【寒燠】🔗🔉

【寒燠】 カンイク =寒奥。「寒暑」と同じ。苦しみと楽しみ。苦楽。

【寒蝉】🔗🔉

【寒蝉】 カンセン ひぐらし。『寒蜩カンチョウ』

【寒露】🔗🔉

【寒露】 カンロ 二十四気の一つ。秋分と霜降の間。陽暦の十月八日ごろ。

【寒山拾得】🔗🔉

【寒山拾得】 カンザンジットク〈人名〉唐代の僧、寒山と拾得。ともに天台山(浙江セッコウ省)国清寺の豊干ブカン禅師の弟子。文殊モンジュ・普賢フゲンのうまれかわりといわれる。寒山には『寒山子詩集』がある。▽寒山が経巻を開き、拾得がほうきを持っている姿が古来禅画の好題材とされている。

【寒風】🔗🔉

【寒風】 カンプウ〈人名〉古代の人。馬を見わける名人であったと伝えられる。

【寓】🔗🔉

【寓】 12画 宀部  区点=2287 16進=3677 シフトJIS=8BF5 《音読み》 グウ/グ〈y〉 《訓読み》 やどる/やどす/よる/よせる(よす)/かりずまい(かりずまひ) 《意味》 グウス{動}やどる。やどす。仮に身を寄せる。仮に足場を置く。一時、人を泊める。〈類義語〉→寄。「無寓人於我室、毀傷其薪木=人ヲ我ガ室ニ寓シ、ソノ薪木ヲ毀傷スルコトナカレ」〔→孟子〕「寓形宇内=形ヲ宇内ニ寓ス」〔→陶潜グウス{動}よる。よせる(ヨス)。ふと目をつける。また、当座のものを利用してことよせる。かこつけてほのめかす。〈類義語〉→託。「寓目グウモク」「寓話グウワ」 {名}かりずまい(カリズマヒ)。「寓居グウキョ」「人生忽若寓=人生ハ忽トシテ寓ノゴトシ」〔→曹植〕 《解字》 会意兼形声。禺グウは、頭の大きい物まねざるを描いた象形文字で、本物の人間ではないが、人間によく似ているものを示す。寓は「宀(いえ)+音符禺」で、本宅ではないが、それに似たかりずまい。 《単語家族》 偶(似たものどうしペアをなす)遇(二つが出あう)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1256