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【射利】🔗🔉

【射利】 シャリ・セキリ もうけをねらう。

【射幸】🔗🔉

【射幸】 シャコウ・セキコウ =射倖。まぐれあたりの利益や、成功を得ようとする。「射幸数跌=射幸シバシバ跌ス」〔→蜀志

【射幸{倖}心】🔗🔉

【射幸{倖}心】 シャコウシン まぐれを願う心。

【射侯】🔗🔉

【射侯】 シャコウ 獣の皮でつくった矢の的。▽「侯」は、的の中心の穴。

【射御】🔗🔉

【射御】 シャギョ 弓を射る術と、馬を乗りこなす術。▽六芸リクゲイのうちの二つで、昔、上流の男子のたいせつな教養であった。

【射策】🔗🔉

【射策】 シャサク・セキサク 漢代、官吏登用試験の科目の一つ。経書や政治課題などを何枚かの策(竹の札)に書いて伏せて隠しておき、受験者はその中の一つをとってその問題に答える試験。〔→漢書

【射覆】🔗🔉

【射覆】 シャフク・セキフ 物をおおい隠しておいて中身をあてること。「分曹射覆蝋灯紅=曹ヲ分ケテ射覆スレバ蝋灯紅ナリ」〔→李商隠宴会の余興で、上の一字だけ見せて下の字をあてさせること。

【将】🔗🔉

【将】 10画 寸部 [六年] 区点=3013 16進=3E2D シフトJIS=8FAB 【將】旧字人名に使える旧字 11画 寸部 区点=5382 16進=5572 シフトJIS=9B92 《常用音訓》ショウ 《音読み》 ショウ(シャウ)/ソウ(サウ)〈jing〉/ソウ(サウ)/ショウ(シャウ)〈jing〉 《訓読み》 ひきいる(ひきゐる)/もちいる(もちゐる・もちふ)/おこなう(おこなふ)/もって/もちいて(もちゐて)/もつ/ゆく/まさに…せんとす/まさに…ならんとす/はた/と 《名付け》 すけ・すすむ・たすく・ただし・たもつ・のぶ・はた・ひとし・まさ・もち・ゆき 《意味》 {名}軍をひきいる長。〈対語〉→兵→卒。「上将(最高の司令官)」「遣将守関=将ヲ遣ハシテ関ヲ守ラシム」〔→史記ショウタリ{動}将軍となる。また、将軍である。「出将入相=出デテハ将タリ、入リテハ相タリ」〔→枕中記{動}ひきいる(ヒキル)。引き連れていく。「将荊州之軍、以向宛洛=荊州ノ軍ヲ将テ、モッテ宛洛ニ向カフ」〔→蜀志{動}もちいる(モチル・モチフ)。おこなう(オコナフ)。自分で処置する。「童子将命=童子、命ヲ将フ」〔→論語{前}もって。もちいて(モチテ)。…を手にとって。…で。…の身でもって。〈類義語〉→以。「唯将旧物表深情=タダ旧物ヲモッテ深情ヲ表サン」〔→白居易〕「肯将衰朽惜残年=アヘテ衰朽ヲモッテ残年ヲ惜シマンヤ」〔→韓愈{動}もつ。手にもつ。「呼児将出換美酒=児ヲ呼ビ将チ出ダシテ美酒ニ換ヘン」〔→李白{動}ゆく。送っていく。もっていく。つれていく。「将迎」「之子于帰、遠于将之=コノ子ユキ帰グ、遠クユキテコレヲ将ク」〔→詩経{助}動詞のあとにつけて、動作・過程が一定の方向に進行することを示すことば。▽「ゆきて」「もちて」と訓じてもよいし、読まないでもよい。「宮使駆将惜不得=宮使駆リ将キテ惜シメドモ得ズ」〔→白居易{前}〔俗〕行為の対象や手段を示す前置詞。▽近世には把が、これにかわる。「将酒飲(酒を飲む)」 {助動}まさに…せんとす。これから…しようとする。また、…しそうだ。▽「さあ、これからそうなされよ」と、相手にすすめるときに用いることもある。〈類義語〉→且→欲。「天将以夫子為木鐸=天、マサニ夫子ヲモッテ木鐸ト為サントス」〔→論語〕「将其来食=マサニソレ来タリテ食セヨ」〔→詩経{助動}まさに…ならんとす。ほぼ…に近い。「将五十里也=マサニ五十里ナラントス」〔→孟子{接続}はた。AかそれともBかをあらわすことば。それとも。 {接続}…と…。AとBとをあらわすことば。「暫伴月将影=暫ク月ト影トヲ伴フ」〔→李白〕 《解字》 会意兼形声。爿ショウは、長い台をたてに描いた字で、長い意を含む。將は「肉+寸(て)+音符爿」。もといちばん長い指(中指)を将指といった。転じて、手で物をもつ、長となってひきいるなどの意味を派生する。また、もつ意から、何かでもって処置すること、これから何かの動作をしようとする意などをあらわす助動詞となった。将と同じく「まさに…せんとす」と訓読することばには、且ショがある。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

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