複数辞典一括検索+![]()
![]()
【是】🔗⭐🔉
【是】
9画 日部 [常用漢字]
区点=3207 16進=4027 シフトJIS=90A5
《常用音訓》ゼ
《音読み》 ゼ
/シ
〈sh
〉
《訓読み》 これ/この
《名付け》 これ・すなお・ただし・つな・ゆき・よし
《意味》
{指}これ。この。近いものをさす指示詞。〈対語〉→其ソレ・→彼カレ。〈類義語〉→此・→之・→斯。「由是観之=是ニヨリテコレヲ観ル」〔→孟子〕「夫子至於是邦也=夫子、是ノ邦ニ至ルヤ」〔→論語〕
{指}これ。客語を前に出して強調することば。「戎狄是膺=戎狄ヲコレ膺ツ」〔→詩経〕
{指}これ。もと主語をさし示したものだが、六朝からのち、認定をあらわす繋詞ケイシとなって、現代語に及んでいる。「汝是吾児=汝ハ是レ吾ガ児ナリ」「正是=正ニ是レ」
ゼナリ{形・名}正しい。ずぼしにあたっている。正しいこと。〈対語〉→非。「是非(正しいか誤りか。転じて、日本では、いずれにせよ、きっとの意の副詞に用いる)」「偃ノ言、是ナリ」〔→論語〕
ゼトス{動}正しいと考える。「非而是之=非ニシテ之ヲ是トス」〔→晏子〕
{名}正しい方針。「国是(国の政治の方針)」
「是以ココヲモッテ」とは、「これゆえに」「だから」と受ける接続詞。
「於是ココニオイテ」とは、「そこで」という意味をあらわす接続詞。「於是秦王大怒=是ニ於イテ秦王大イニ怒ル」〔→史記〕
「如是カクノゴトシ」とは、このようだの意。
《解字》
会意。「まっすぐなさじ+止(あし)」で、匙(さじ)の原字。止(=趾)を添えたのは、まっすぐ進むことを示す。また、その音を借りて、之シとともに、「これ」という近称の指示詞をあらわす。
《単語家族》
適(まっすぐ進む)
提(まっすぐひっさげる)
題ダイ・テイ(まっすぐなひたい)
正・征(まっすぐ)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
9画 日部 [常用漢字]
区点=3207 16進=4027 シフトJIS=90A5
《常用音訓》ゼ
《音読み》 ゼ
/シ
〈sh
〉
《訓読み》 これ/この
《名付け》 これ・すなお・ただし・つな・ゆき・よし
《意味》
{指}これ。この。近いものをさす指示詞。〈対語〉→其ソレ・→彼カレ。〈類義語〉→此・→之・→斯。「由是観之=是ニヨリテコレヲ観ル」〔→孟子〕「夫子至於是邦也=夫子、是ノ邦ニ至ルヤ」〔→論語〕
{指}これ。客語を前に出して強調することば。「戎狄是膺=戎狄ヲコレ膺ツ」〔→詩経〕
{指}これ。もと主語をさし示したものだが、六朝からのち、認定をあらわす繋詞ケイシとなって、現代語に及んでいる。「汝是吾児=汝ハ是レ吾ガ児ナリ」「正是=正ニ是レ」
ゼナリ{形・名}正しい。ずぼしにあたっている。正しいこと。〈対語〉→非。「是非(正しいか誤りか。転じて、日本では、いずれにせよ、きっとの意の副詞に用いる)」「偃ノ言、是ナリ」〔→論語〕
ゼトス{動}正しいと考える。「非而是之=非ニシテ之ヲ是トス」〔→晏子〕
{名}正しい方針。「国是(国の政治の方針)」
「是以ココヲモッテ」とは、「これゆえに」「だから」と受ける接続詞。
「於是ココニオイテ」とは、「そこで」という意味をあらわす接続詞。「於是秦王大怒=是ニ於イテ秦王大イニ怒ル」〔→史記〕
「如是カクノゴトシ」とは、このようだの意。
《解字》
会意。「まっすぐなさじ+止(あし)」で、匙(さじ)の原字。止(=趾)を添えたのは、まっすぐ進むことを示す。また、その音を借りて、之シとともに、「これ」という近称の指示詞をあらわす。
《単語家族》
適(まっすぐ進む)
提(まっすぐひっさげる)
題ダイ・テイ(まっすぐなひたい)
正・征(まっすぐ)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
漢字源 ページ 2062。