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【朔方】🔗🔉

【朔方】 サクホウ 北の方。地名。今の内蒙古モンゴル自治区のオルドス地方。漢代に朔方郡が置かれた。

【朔北】🔗🔉

【朔北】 サクホク 方角の北。また、北の方。中国の北方の辺境の地。『朔地サクチ』

【朔気】🔗🔉

【朔気】 サッキ 北方のつめたい空気。「朔気伝金柝、寒光照鉄衣=朔気金柝ヲ伝ヘ、寒光鉄衣ヲ照ラス」〔古楽府〕

【朔風】🔗🔉

【朔風】 サクフウ 北風。『朔吹サクスイ』「仰彼朔風、用懐魏都=彼ノ朔風ヲ仰ギ、モッテ魏都ヲ懐フ」〔→曹植

【朔東】🔗🔉

【朔東】 サクトウ 朔北の東部。今の興安嶺の方面をいう。

【朔晦】🔗🔉

【朔晦】 サクカイ 陰暦で、月のついたちと、みそか。

【朔望】🔗🔉

【朔望】 サクボウ 陰暦で、月のついたちと十五日。

【朔漠】🔗🔉

【朔漠】 サクバク 北方の砂漠の地。「知朔漠多風雪=カニ知ル朔漠ノ風雪ノ多キヲ」〔→蘇軾

【朕】🔗🔉

【朕】 10画 月部 [常用漢字] 区点=3631 16進=443F シフトJIS=92BD 《常用音訓》チン 《音読み》 チン(チム)/ジン(ヂム)〈zhn〉 《訓読み》 われ/わが 《意味》 {代}われ。わが。自分を持ちあげた気持ちで、自分自身をさす場合に用いた古代の一人称代名詞。〈類義語〉→我→余(予)。「干戈朕=干戈ハ朕ガモノナリ」〔→孟子〕「悉聴朕言=悉ク朕ガ言ヲ聴ケ」〔→書経{代}天子だけが用いた一人称代名詞。▽秦シンの始皇帝からのち、皇帝が朕チンと自称することときめ、その習慣が後世に及んで天子に限って、用いるようになった。 {名}表面にあらわれたきざし。〈類義語〉→徴→兆。「朕兆」 《解字》 会意。もと「舟+両手で物を持ちあげる姿」で、舟を上に持ちあげる浮力のこと。上にあらわれ出る意を含む。転じて、尊大な気持ちで自分を持ちあげて称する自称詞となった。 《単語家族》 徴(持ち上げる)騰(あがる)称(持ちあげる、ほめる)などと同系。 《熟語》 →熟語

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